2019/03/30 - 2019/03/30
34位(同エリア105件中)
あっこさん
ヨーロッパ大好き!
だんだんと暖かくなり、春の訪れを感じ始めたドイツ。
週末2019/3/30は、弾丸、アイゼナハ、ヴァルトブルク城(Die Wartburg)へ日帰り旅行してきました!!
アイゼナハまでは、ベルリンからICEで2時間半ほど。
行きは途中、エアフルトで乗り換えると、電車の中は家族連れ・年配の観光客で賑わっていました。
今回の旅の目的地は、世界遺産 ヴァルトブルク城(Die Wartburg)。
ここは、かの有名なマルティン・ルターが聖書をドイツ語翻訳した場所として有名。
2017年10月31日、宗教改革から500周年を記念し、この年1度きりの祝日がありました(Reformationstag)。
ベルリン周辺にもヴィッテンベルクという町は、
「ルターの街ヴィッテンベルク」という名前になっているくらいで、
ベルリンに住んでからというもの、ルターという名前はちょこちょこ耳にします。
そういった所以もあり、ヴァルトブルク城は前々から少し気になっていました。
今回は、ルターの世界に触れられただけでなく、
様々な歴史上の人物が関わっていたことがわかり、とっても充実した旅でした♪
欧州旅行記・ドイツでの日常生活はこちら(個人ブログ)から↓
https://ameblo.jp/akiko-1213/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今まで、北ドイツや西ドイツ、ときどき南ドイツを観光していて、まったく来たことがなかった中央ドイツ。
初、チューリンゲン州。
アイゼナハ中央駅から、旧市街までは歩いて10分程度。
まずは街歩きから!
旧市街に入るとすぐ見える、ルターの銅像。
他のヨーロッパの観光客は写真も撮らずに、しれっと通り過ぎていましたが。 -
天気も良くて、旧市街は賑わっていました。
中央の教会は、St George's Church(Georgenkirche)。マルクト広場 (アイゼナハ) 広場・公園
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お目当てのルターの家(STIFTUNG LUTHERHAUS)は、いかにもドイツ!な木組みの家でとっても素敵!
ルターの家の中には入りませんでしたが、博物館になっています。ルターの家 建造物
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お隣の家も、なんと立派な木組みのおうち!
中央ドイツは、大戦中の爆撃の被害もなく、昔ながらの街並みが今でも残っているのがわかります。 -
昔ながらの街並みに夢中になっていると現れる、小さい家たち。
写真だと小ささがわかりにくいですが、玄関ドアの高さが低い!!!
ルターの時代、1500年頃のドイツ人って、実は小さくて、男性の平均身長は、約166㎝くらいだったとか。
ちなみに、現在のドイツ人男性の平均身長180cmと比較すると、歴然の差!
(世界大戦後に、グングン背が伸びていったそうです。) -
こちらは、アイゼナハのちょっとした名所、「狭い家」。人は住んでなさそうです・・・。
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アイゼナハは、「音楽の父」と呼ばれた、ヨハン・セバスティアン・バッハが生まれた場所でもあります。
バッハの銅像もありました。
バッハの博物館も見てみたかったものの、まずはやっぱり今回の旅の目的地、ヴァルトブルク城へ歩きます。バッハの家 建造物
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天気が良かったので、ハイキングも兼ねて、日頃の運動不足解消も兼ねて、バスではなく歩きでお城へ向かいます。
右側にちらりと写るヴァルトブルク城。 -
少しずつ春が近づいて来る予感を楽しみつつ、歩きます。
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歩く道のりには、緑の標識があり、分かりやすかったです。
特に迷うこともなく、ひたすら上り坂を駆け上がりました。 -
少しずつ緑の芽が付き始めた森。
・・・しかし周りには見事に誰もいない!! -
ぜーぜー言いながら登りきると広がる清々しい景色!
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早速ヴァルトブルク城に入ります。
このヴァルトブルク城、館内はグループガイド付きでないと見て回れません。大人一人10EURで、1時間のツアー。
城の入り口を通過し、まずはチケットショップへ!
ドイツ語のツアーを申し込みました。ヴァルトブルク城 城・宮殿
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ツアー開始まで少し時間があったので、周辺をうろうろ。
一歩敷地内に入ると、そこは中世ドイツにタイムスリップしたかのような雰囲気♪
後で入った、城の内部も昔の状態がそのまま残されていて、派手でゴテゴテせず、真っ白の壁にアーチ状のロマネスク様式の天井がいかにもドイツのお城。
あのゲーテも、ヴァルトブルク城に訪れたことがあり、博物館にしよう!と提唱したそうです。 -
よーく見ると白い鳩がいます・・・どこにいるかわかるかな?
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のどかな雰囲気がまた良い◎
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門をくぐった後のお城の景色。
外観からもなんだか中世のロマンを感じる・・・。 -
館内ツアーの入り口付近には、なんと、騎士のための浴室も完備!
天井からは日光が差し込む、半露天風呂スタイル。 -
館内ツアーは、20~30人くらいでガイドさんの話を聞き、進んでいきます。
個人的におぉ~と感動したお部屋は3カ所。
①歌合戦の間
この広間に吟遊詩人たちが集まり、歌合戦が開かれました。
驚いたのは、負けた人は処刑されたんだとか!命がけの戦い・・・・。 -
そして、この歌合戦からインスピレーションを得た、リヒャルト・ワーグナーは、かの有名な歌劇「タンホイザー」を生み出しました。
ワーグナーのタンホイザーといえば。中高時代吹奏楽部だった私は、散々聞き倒した曲の一つ。
トロンボーンが最高にカッコいい曲で、当時まだあったカセットテープ(!)で何回も聞いてた。
ちなみに、ワーグナーの「ワルキューレ」は、日本でもよくテレビのBGMなんかでも使われています。
そんなわけで、ここがあの曲の舞台となった場所なんだ~って思うと、一人テンションハイになっていました(笑) -
②祝宴の大広間
この大広間は、あの「ノイシュバンシュタイン城」を建てた、ルートヴィヒ2世もこの広間を訪れ、深く感動し、ノイシュバンシュタイン城にも同じ部屋を作らせたそうです。
まさに完コピ!
現在は、ここで歌劇「タンホイザー」が上演されたり、コンサートも行われているようで、いつか観に行ってみたいな -
③ルターの部屋
ツアー終了後、一番最後に見れるのがここ、ルターの部屋。
印象としては、ただの部屋(笑)
逆に言うと、聖書翻訳に没頭するための部屋・・・といったところでしょうか。
机と椅子がやけに目立つ。 -
ちなみに、聖書翻訳の「聖書」というのは、実は7冊もあるようで、なんと膨大な翻訳量!!
しかもそのうち数冊は、辞書並の分厚さでした。 -
1時間ツアー+ルターの部屋で、本当に盛り沢山のヴァルトブルク城!!
お腹が空いたので、15時半頃、遅すぎるランチは、チューリンゲン名物のソーセージ。
チューリンガー ブラートヴルスト。普通の・・・いやスタンダードなソーセージです(笑)
量も適切で美味しかったーロマンティック ホテル アウフ デア ヴァルトブルク ホテル
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レストランは、5つ星古城ホテル(Romantik Hotel auf der Wartburg)の中にあって、ランチならお値段もお手頃、景色も抜群でした!
ロマンティック ホテル アウフ デア ヴァルトブルク ホテル
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最終バスの時間が意外と早く(この日は、16時20分お城の麓出発!)、バスに飛び乗りアイゼナハ中央駅へ。
のんびり旅行好きな私たちにとって、日帰りはきつかったー。
それでも中世歴史を感じられ、充実した旅でした♪ロマンティック ホテル アウフ デア ヴァルトブルク ホテル
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