帰省ついでに福井で一泊の旅

2019/03/26 - 2019/03/27

富山の実家に帰省ついでに
いつもは北陸道で素通りだった「福井」に寄り道をすることに。

何故なら、相方は「恐竜博物館」に興味があり「今度寄ろうや。」と伸ばし伸ばしになっていたのです。

せっかく高速を降りるのだから一泊はしなくちゃね！
やっぱり「東尋坊」と「永平寺」も外せないので～
「芦原温泉」に泊まりましょう♪
越前カニは残念ながら21日で終了のため選べませんでしたが、
少ししょっぱい温泉でまったりゆったり。

おまけで
富山では解禁になった「ホタルイカ漁」の観光船と
先日亡くなった「オリンピックおじさん」の博物館がある井波にも行ってきました。

春休みの北陸　桜はまだでしたが今回も楽しいドライブでした。

エリア 東尋坊・越前松島・三国(福井)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

高速を降りたら、
まずは最近「がけっぷちリゾート」として売り出し中の
名勝「東尋坊」到着。

火曜サスペンスの犯人を追い詰めるシーンでおなじみ。

約１㎞にわたる雄壮な柱状節理の岸壁が続きます。

ま、自己責任でどこに行こうが自由なのですが…
その辺にしておいてね。

いやいや、風も結構吹いてるし、さ。

観光遊覧船に乗りたかったのですが
波が高く、残念ながら欠航でした。

早く戻っておくれよぉ…

舞台のようにも見える
見事な柱状節理！

怖いけどのぞき込んでみる。
地球がすごいエネルギーで動いた痕跡。

文句なしの景勝地ですよ。

海が見えるカフェでコーヒーブレイク。

昔はこんなのなかったのに
どんどんオシャレになっています。

「がけっぷちリゾート」エリア
お次は「越前松島水族館」

イルカショーや

可愛い♪

ペンギン館

お散歩タイムも

よちよち歩き♪

ひぃぇー
死んでるやん…

だ、そうです。（笑）

ヒトデやナマコ
エイやサメ、タコなどにも触れます。

アザラシのもぐもぐタイム。

チューの披露も。

サンゴ礁の水槽の上で寝ころべたり。

ウミガメに餌やりもできます。

リクガメにもね♪

久し振りに童心に戻って楽しめました！
こじんまりとした良い水族館です。

今夜のお泊りは
芦原温泉。

「つるや」さん

一階のお部屋は仕様がそれぞれで
お庭が付いている広々とした和室。

お風呂の前に
サービスでついている「温泉卵」をセット。
係りの人にお願いしておけば、２０分で引き揚げてくれます。

この左には足湯もあって、
本を読みながら入っている人もいました。

朝晩ともにお食事処で。
夜は懐石
朝も美味しゅうございました。

朝ごはんには温泉かゆも付いています。

2日目は
現存する天守の中で最も古い建築と言われている
「丸岡城」からスタート。

屋根が全部石瓦で葺かれているいるのが
全国でも稀な特徴だとか。

柴田勝家の甥　柴田勝豊が築いた国宝「丸岡城」

この朝、お宿で読んだ福井新聞の朝刊に
もっとも古い天守ではなかった。という記事が…

果たして、真実やいかに？

曹洞宗大本山「永平寺」へ

道元禅師によって開かれた坐禅修行の場です。

四方を山で囲まれた雪深い
「七堂伽藍」で厳しい坐禅修行が行われています。

通用門から中に入り説明を受けて
後は一方通行。

多くの修行僧がいますが写真を撮ってはいけません。

傘松閣の「絵天井の間」
昭和５年当時の著名な画家の絵が230枚！

伊東深水の絵もありました。

七堂伽藍の中心に位置する「仏殿」では朝のお勤め中。
曹洞宗のご本尊のお釈迦様が祀られています。

中雀門の奥が最も古い「山門」

承陽殿への階段。

曹洞宗の聖地、
道元禅師を奉祀する御真廟とのこと。

思わず手を合わせる。

七堂伽藍の一番奥にある「法堂」

綺麗に掃き清められた階段でつながっています。

さすが修行僧の履物。
綺麗に並んでいます！

真冬は寒いやろうなぁ…

渡り廊下から見た
「法堂」（はっとう）と読みます。
こちらには菩薩様が祀られています。

修行僧の食事を用意する「大庫院」
ちょうどお昼前だったので
この前でお勤めをして僧堂に運んでいきました。

ここを通って
この先が坐禅や食事、就寝を行う「僧堂」

納骨や供養が行われる「祠堂殿」

厳かな気分で出口に向かうと
こんなお誘いが…

中に入ると薄明かりと坐禅座布団。

少し座ると落ち着きます。
帰りに売店で座布団が売られていました。
ちょっと惹かれたけれど、今回はパス。
外国の方が買っていました。

お昼は道中見つけていた
福井名物「ソースかつ丼」のお店に

私は越前名物2つが楽しめる
「越前おろしそばセット」

どちらも美味～♪

最終目的地「恐竜博物館」へと向かいます。
この先の恐竜橋を渡って、左に見えるドームがそう。

案内看板もワクワクさせてくれます。

この辺りから恐竜のオブジェがそこかしこ。

到着！

JRの福井駅前も行きたかったのですが
車なので博物館に直行。

3階の入り口から地下1階へ

広々とした各階展示室に
４４体の恐竜全身骨格や標本、化石がぎっしり！

大きすぎて全部入りきらない…

わぉ、ジュラシックパークやね。

中央でティラノザウルスが動いています。

小型、中型、大型。
草食、肉食、空を飛ぶ恐竜！

ジオラマもあって恐竜の時代にタイムスリップ♪

発掘された本物の骨格も多く。
その数にびっくり。

発掘された化石を石から取り出すクリーニング作業が見学出来たり、
化石の発掘体験ができるツアーもあります。
バス移動で時間がかかるのでお気を付けください。

屋上や入り口に
ダイノベンチ恐竜博士がいて
写真も一緒に撮れます。

お子様には恐竜の遊具が満載の遊び場も。

一日ここだけで楽しめる。
観覧料が大人720円　小、中学生260円

ここからは　
お・ま・け（富山編）です。


2020を前に残念ながらお亡くなりになった
オリンピックおじさんは富山のご出身。

欄間で有名な井波道の駅に展示場があります。

メダルやバッジ、オリンピック関連のコレクションがいっぱい！

記帳台も設けられていました。

この日の丸を持って現地で応援していたんですね。

著名人の名前がたくさんある中で
明石家さんまさんを発見！

ソウルオリンピックやね。

井波は木彫りで有名です。
街並みも風情があります。

ここでは木彫りの様々な猫に会えます。
ここは酒屋さん

お酒を飲んでる…

ここにも

今にも飛び降りそう。

田舎饅頭のお店の取っ手も　饅頭を持った猫

良い顔でしょう？

これも木彫り。

色んな仕掛けがあって、
探すと楽しいですよ。

柱の裏に回ると…

通りの奥には
真宗大谷派井波別院「瑞泉寺」があります。

彫刻の町　井波らしく見事な木彫りが随所に。

雨風にさらされるこんな場所にも
相当手の込んだ、見事な彫り物が！
全部寄進だというから、職人さんの心意気が伝わります。
素晴らしい！

3月21日からホタルイカ漁の観光船が始まったので行ってきました。
初日から海が荒れて欠航が相次ぎ
この日は2回目の出港です。

午前2時30分集合でライフジャケットを着こみ
3時乗船。
まだ３月なので海上は寒いです。

たくさんのカモメが高価なホタルイカを横取りします。
カモメの鳴き声がすごい！

大型の漁船で定置網を巻き上げて、
反対から小型の漁船で追い込みます。
途中観光用にライトを消してくれると
こんな感じで網ですくったホタルイカが光ります。
サービスで観光船に光っているイカを投げてくれたりもします。

ただ見える場所がどんどん狭くなるので場所は大事ですね。
でも、お互い様なので譲り合いましょう（笑）

漁師さんが投げ入れてくれたホタルイカ。
富山産はメスなので立派です。

本日の水揚げ。
このカゴ一杯　何十万！
高級です！
一緒に網にかかったマイカやイワシはホタルイカが痛まないように
すぐさま船で取り除かれます。
単価が全く違うんですと。

目が新鮮！

市場も見学して

空も少し明るくなってきました。
GWの頃には立山連峰から昇る朝日が見えるそうですよ。

記念写真を受け取ってから
取れたてのホタルイカ２匹を酢味噌で頂いて解散です。
やっぱり美味しいわぁ！！！！

乗船料5000円。

北陸はお魚が美味しいし海も山もあって見どころ満載です。
皆様も是非お越しください。