忘れられないウェスティンステイ

2018/12/18 - 2018/12/19

　暮れにもういっちょお泊まり行っちゃうか？って親友と話して決めた恵比寿ウェスティンホテル滞在。　いつもは私がホテル予約をするのですが、親友もスターウッドのプラチナメンバーということで彼女の仕切りでウェスティンに泊まること。（私はチタンエリートというなんとも変なステータス）

　その翌日はずっと楽しみにしていたつよぽんの舞台

　実際、舞台を観るのは初めてで、なおかつスマップ大好きだった私たちはつよぽんの舞台をとても楽しみにしていました。　どうせ行くなら泊まりがけで行こう・・と湘南新宿ラインに乗って恵比寿までLet's go!

ところが観るはずの観劇に会場について突然の訃報に私だけ帰ることに。　それはそれは悲しいもう一人の親友の訃報でした。

前の日に親友と楽しく過ごし、翌日にそんな悲しいことが起きるなんて・・・と人生で一番楽しくて悲しい日が一度にやってきて。。。
そのせいで私はしばらく普通の生活が出来なかったくらい毎日泣いて暮らしました。

あれから4ヶ月経ってようやく旅行記にも向かえるようになり、11月19日の私の誕生日　1月19日の親友の誕生日、　そして12月19日の
私たちの友達、そして私の親友と言うにはおこがましいけれど、大好きな大好きな彼女の命日

全てのことに意味がるとは良く言ったけれど本当にそうなんだろうか？と疑いたくなるくらい辛い年末でした。

エリア 恵比寿・代官山(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル

久しぶりの恵比寿
この時期に訪れるのが大好きだったことを思い出すくらい疎遠になっていました。

少し早めのチェックインをしてまずはラウンジでお部屋が整うのを待ちました。

ウェルカムドリンクとデザートが出ていたのでプリンをいただきました。

ラウンジからの景色は高台からで、遠くまで見渡せてよかったです。

アサインされたフロアのエレベーター前

お部屋はツインルーム

まぁ普通ですね・・・

タオルがたくさん置いてあって快適
ターンダウンをちゃんとしてくれていました。

シャワールームとバスタブが別なのは助かります

アメニティは使わないけど・・・ちゃんと２セットずつ揃っていました。

日本のホテルらしく浴衣・・・・笑
外国の方には嬉しいのかもしれませんね。　

もちろんパジャマ持参
私は、アメニティもパジャマもホテルのものは使わないし毎回泊まりのたびに大荷物だけど快適な一晩にしたいから・・・

お水はいろはすでした。。

部屋からの眺め・・・すでに夜。。。笑

ずっとラウンジにいたからねぇ・・・　というのも年明けの旅行の打ち合わせ！
最近お互いに忙しすぎてなかなか集まれなかったし仕事が忙しくて疲れて旅の話をする暇もなかったから・・・

たまにはのんびりするにはやっぱりお泊まりでしょ。

カクテルタイムになりました。
アルコールも出ていますが・・・

飲んでもいいんだけどとにかく日本のホテルラウンジはダメだ・・・
がっつきおばさん、おじさん、どうかすると家族連れて夕飯がわりにガツガツしている人たちで溢れかえる・・・

座る場所すら確保できないほどでS.P.Gから上がったなんちゃってエリートメンバーで溢れているという話。　マリオットもバカなことをしたなと思ったけれど、おかげでS.P.Gのホテルを利用できるからありがたい部分はあるんだけどステイタスの違いを認知していなかったとしか言えないくらい最悪な結末に。。。

結果１年だけの措置ができたみたいだけれどマリオットを使っていた人にはS.P.Gからのステイタスマッチでもプラチナになれたとか。。。

ま、私はマリオットフリークだったからあんまり関係ないんだけどね。

まぁこれだけ豊富に色々と出てればご飯がわりになりますな。。。

私が嬉しかったのはここのショートケーキが好きだったので、ラウンジに置いてあって最高！！

なんかご飯・・・だよね・・・　鯛めし？鯛茶漬けを提供していました。
もちろん要らんがな。

なんでここで？？？　レストラン使ってもらえ～

ということでラウンジに・・・
タダで入れる場所は人が溢れてて全然ラグジュアリーじゃないし、のんびり酒を飲みたいんだもん。

ウェスティンホテル東京 宿・ホテル

The compass Rose ２２階にあるBarです。ゆったりとピアノの生演奏を聴きながら東京の街を見下ろしながらのんびり過ごせます。

色々と面白い趣向を凝らしています

お塩だったかな？いろんな種類あり・・・

私はウィスキーをオンザロックで

スコッチウィスキーが好きです

チーズのおつまみも・・・

フォアグラを食べてお酒を楽しみました

ほろ酔い気分で恵比寿ガーデンプレイスに行こう！とバカラのシャンデリアツリーを観に

ロビー階にはクリスマスのシュトーレンなどお菓子やケーキが売っている小さな特設売店があり。。

外はひんやりとした空気で寒いけど気持ちがいい！

ここでご飯を食べるチャンスがあるのかな？ってくらい周りのお店がいい店が多くて。。。値段が安くて美味しい！　これに限る！

フレンチもイタリアンも本場でその値段の安価なことを知ってしまってからは日本でバカらしくて食べたくないくらい。特にイタリアンはね。だって値段を出せばいい食材手に入るし美味しいに決まってるもの。
安くて美味しいが最高でしょ。

ガストロノミー ジョエル・ロブション グルメ・レストラン

バカラのシャンデリアツリーは健在！

綺麗

遠めに観ても・・・

クリスマスツリーも可愛いです

人を入れずに撮るのが大変

しばらく寒いのにここで花男ごっこしたりしながら色々と懐かしい話をしたり、笑った笑った・・・いい夜でした。
親友とこんなにいつまでも話すことが尽きずに遊べるなんてありがたいことです。

写真撮ってあげる！とか言ってとっても・・・そりゃ顔写りませんが・・・爆

平日だったんだけど結構な人出でした。

クリスマスの時期の恵比寿は大好きです。
あとは私は横浜みなとみらいも好き！

ウェスティン東京のクリスマスツリーも素敵ですよね
周りの兵隊さんたちが可愛いです

本当に可愛いんですよね
周りを記者が走ってるんですよね・・・

兵隊さん！ご苦労様

プレゼントは何かなぁ？　って夢があるセッティング

汽車が通りまーす

レスプション前のツリーも小さいけれど可愛い。

ゆっくりクリスマス前の楽しいひと時を過ごしました。

朝はレストランでバフェとかラウンジでバフェより２２階のフレンチビクターズでゆっくり静かな朝食を取ろうと言う事に。

ビクターズ グルメ・レストラン

レモンパンケーキをオーダー
美味しかったなぁ

そしてサラダも。温玉乗せで美味しかった～　ドレッシングも酸っぱすぎず美味しかったです。

クリスマスツリーを眺めながらチェックアウトして目的の観劇に・・・日生劇場に向かいます。

ところが・・・駅に着く途中、何気なく胸元に手を持っていくと手のひらにコロン・・・とペンダントヘッドが落ちてきました。。え？？？

何にも引っかかっていないのに変なの・・・劣化かな？？？と話しながら電車に乗りました。
このペンダントは一番大事にしていたシンガポールのライシスと言う蘭の花をコーティングした生花が入っている魂がこもったペンダント
結婚前に主人から貰ったものです。

日生劇場に着いたのが少し早かったので会場が開くまで近くの日比谷公園でクリスマス市がやっているのでのぞいてみようかと言うことに。

日生劇場 美術館・博物館

こんなイベントがやっているなんて知らなくてちょっとワクワク

美味しそうなものが売っていたり、クリスマスに関連したものが売っていて見ているだけでも楽しい

クリスマスツリー？？

ホットワインでも飲んで少し時間を潰そうか・・・と座った時です。
娘からLINEが・・・
ママ、●●●さんが亡くなったって聞いた？

え？　何を言っているの？？と言っている意味が理解できず電話を・・・すると
明け方風呂の中で亡くなっているところを見つけられたと。
意味がわからない・・・先週ランチして、来週辺りまた会おうと別れたばかり。数日前にラインで話したばかり・・・

去年体調が悪く予定していた旅をキャンセルして来年こそはまた一緒に行こうと話したばかりなのになんとそのこととは関係ないことで命が途切れたと。。。

もう、とても観劇なんて無理・・・察したように親友が「行っていいよ、会いにいくんでしょ？」と。　私の学生時代からの親友が、この５年で急激に仲が良くなった一回りも年上の友達に会いに行っていいと言う。。。

親友と呼べるくらい濃厚なこの数年間・・・旅を通して友人の紹介で知り合った友達、姉の様な存在だった彼女。

とにかくいてもたってもいられず、私は直ぐに彼女の家に向かいました。　旦那さんが玄関まで出てきてくれて抱き合って泣きました。　なんで？？なんで？？

それしか言葉が出なくて・・・娘たちが待っていました。解剖から帰るのを皆で待ちました。

変わり果てた姿に涙が止まらず・・・その日の夜はずっとお線香を絶やさず、彼女の娘たちと彼女の妹さんとずっと長い夜を過ごしながら涸れない涙に目が腫れてあと数日でもう一生会えないんだと思うとなんであの時無理してでも一緒にマイアミに行かなかったんだろうとか、ディズニークルーズ行くって言ってたのに一緒に行ってないよ！　NYで笑ったあの時を思い出してまた行こうって言ったのに。。。

つい先月のハワイも直前まで部屋空いているし来れば？来れば？って言ってて、最近忙しくて色々あって疲れているから行こうかなぁ。。って悩んでいたのに、大きな契約があるからとやはり断念してこなかったんだよね、　娘たちがあの時一緒に行かせていたら変わったのかなぁ？と呟いて・・・

でももう取り返せない忘れられない19日が来てしまった。。。

翌朝重い身体を引きずる様に家に帰りました。暦の事もあり社葬という事もあり23日が通夜に。24日が告別式でした。
とにかく少し眠ろうと思いソファーに横たわっていると父が上がってきて「●●●さんから荷物が届いているぞ」と知ってかしらずか普通に置いていく父。

なんと彼女からのお歳暮でした。。。そして気付きました。私も彼女にクリスマスに孫たちが集まるだろうからとクリスマスのお菓子を24日に到着する様に手配していました。

彼女の告別式の日に届くお菓子・・・そして亡くなった後で彼女から送られてきた荷物。　自分が死ぬなんて思いもよらず、当たり前の様に日々を過ごし・・・。

とにかく涙が止まりませんでした。　通夜の朝、夢枕に彼女が立ちました。

あり得ないような本当にリアルで生々しい夢・・・忘れない夢でした。
それは・・・

どこかに一緒に旅に行こうとしている所でなぜか私が胃が痛くてスーツケースを開けて薬を探しているところに彼女がチェックインを済ませ「ママブーちゃん、先に行ってるね」と手をあげて私が待ってと叫んでいるのにスタスタ歩いて行ってしまう夢・・・

胃が痛くて目が覚めました。泣きながら眠っていたようで涙が頬を伝ってその夢が本当に先に行ってしまったんだなと挨拶に来たのかも？と思いました。

通夜の晩も葬儀場に一緒に泊まり、葬儀が終わり焼き場から戻った時、初七日法要でお坊さんがお経をあげている時にふと気付くと私の前に本来なら消えて無くなるお線香の煙が、何故か雲のようにふわふわとしばらく白い塊になって私の前に止まっていました。

不思議に思っていたのですが、忌中払いの時に後ろの席でそれを見ていた友人からもあれはなんだったんだろうね？居たのかね？って話になりました。

49日もすぎ、通夜の時のあのリアルな夢以来、彼女の夢は１、２度見たのですが、目がさめると憶えていないんですよね。

それからしばらくはどこに行っても思い出しては涙が止まらず、私の2019年は涙からスタートした新年でした。

親友がもう一人の親友の旅立ちを私に心置き無くお別れしておいでと送り出してくれた19日、彼女も大好きだったSMAPのつよぽんの観劇。私も彼女も観ることができなかったけれど最後の別れをずっと一緒に過ごせた事がいちばんの思い出で、彼女との出会いは付き合った長さではないんだという事を教えてくれた私の人生でいちばん大事な人だったと言えるくらい私に影響を与えてくれたポジティブな人生を生きてきた人でした。

だから時間はかかったけれどここでまた彼女を見習って前向きに生きていこうと、最後に教えてくれた事は人生は後で・・・はないという事。
今を大事に生きて行こうと私に教えてくれました。