2019/03/30 - 2019/03/31
2位(同エリア73件中)
mishmishさん
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- 200,132アクセス
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アフィヨン(Afyon)は、首都アンカラの南西250kmに位置する、エーゲ海地域の内陸の街。地元民的には、温泉リゾートがある街。
私達も、リゾートホテルに籠って、プールで遊んで、ごろごろしたーい!と意気込んでいたのですが、誤算だったのが、思っていた以上に街中に見どころがたくさんあったこと。
今回のラインナップは以下のとおり。
*今週末は、トルコ地方選挙
*ランチは無形文化遺産ケシケキ
*お土産は水牛カイマックのロクム
*必見!セルジューク朝時代の美しいモスク
*オスマン朝時代の街並みを散策
*実は登れる、黒い岩山の要塞
*温泉リゾートで贅沢な時間
*(おまけ)春を探して
以上です。
街名「アフィヨン」は、トルコ語でopium(アヘン)のことです。オスマン朝時代にアヘンの産地だったことに由来するそう。街名が「アヘン」って・・・。
知れば知るほど奥が深いアフィヨンの街。オススメです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【3月30日(土)、1日目】
アンカラのAŞTİ(バスターミナル)を9時出発、温泉リゾートのある街アフィヨンに向かいます。今回も、バス会社はKamil Koç(カーミル・コチ)を利用しました。片道約3時間15分、32リラ(約640円)です。
ツアーですと、コンヤやパムッカレを観光した後にアフィヨンを訪れるルートもあるようですね。
すっかり春の陽気と思いきや、この週末は寒の戻りで寒かったです。 -
アフィヨンに近付くにつれて、、、
ん、カッパドキア?って感じの奇岩群。
住居跡にも見えます。 -
きっと大理石の産地なんですね。
アフィヨンに入る幹線道路沿いには、mermer(大理石)の工場がたくさんありました。 -
12時15分、アフィヨンのオトガル(バスターミナル)に到着です。
ん?何だか愛国心高めの内装?
アフィヨンの街は、第一次世界大戦後のギリシャ・トルコ戦争(祖国解放戦争 (1919~22))で、ギリシア軍の攻撃を受けたそうです。 -
オトガルから、ドルムシュ(決まった運行ルート内ならどこで乗り降りしてもOKな乗り物)に乗って、市内中心部に行きます。
とりあえず、小さめの街に来て、漠然と市内中心部に行きたい時は、「シェヒル・メルケジ(街の中心)」とか聞けば、誰かが適切なドルムシュやミニバスまで導いてくれます。正しいトルコ語かは分かりませんが、、、毎回通じちゃってます。
料金は、1回2.25リラ(約45円)。 -
カラヒサル(黒い要塞)が見えてきましたので、この辺りで降りましょうか。
アフィヨンの正式名称は、「アフィヨン・カラヒサル」です。オスマン朝時代の名産品アヘンと、街のシンボルである黒い要塞がくっついた形です^^;
200mもの高さがある火山岩の頂に、古代の要塞が残っています。元は紀元前1350年頃に建てられたものとか。
あれ?警察?通行禁止になってる? -
公園の前の道が封鎖されてますね。でも歩行者はOK。
あ、街宣車。
しかも演説の準備中?
月が三つ、MHP(民族主義者行動党)です。
実は、トルコ、翌日3月31日(日)は、全国各自治体の代表者(市長さん的な?)が選ばれる統一地方選挙でした。特筆すべきは、イスタンブール、アンカラ、イズミルの3大都市において、野党のCHP(共和人民党)が勝利したこと。
トルコ人は政治への関心が強いです。今回の投票率も84%もあったとか。
私はトルコ歴がまだ短いのでよく分かりませんが、トルコの人は自分の支持政党を隠さずに言う人が多くて驚きました。(今まで独裁色の強い国での滞在が多かったので、余計に・・・。) -
公園にあった銅像、ちょっと怖い・・・。
Google mapで調べてみたら、"Zafer (Utku) Anıtı"、「勝利の像」とのこと。こちらも祖国解放戦争におけるギリシャとの戦いに関するもののようです。
https://goo.gl/maps/nSkXnaxs3jv -
わー、民族音楽が聞こえてきました。
すごい演出。MHPですね、トルコ民族万歳的な感じでしょうか。 -
MHP(民族主義者行動党)から出馬した候補者の方を先頭に、支持者の方々が演説会場までパレードするんですね、きっと。
大使館から在留邦人に向けて、選挙集会等に近付かないようにと注意喚起があったばかり。
いやはや、私達、本当にたまたま居合わせてしまっただけ、、、 -
後ろ髪を引かれつつも、すぐその場を去ることにしました。
パレードの後ろの方は若者(男性)が多かったのですが、一斉に何かを叫んでいて、興奮気味でしたので。 -
お腹がすいたので、お昼にしましょう。
歩いていたら、良い感じに賑わっているお店を発見。
なんと、「土・日曜日はKeşkek(ケシケキ)を提供しています」との張り紙が。
ケシケキって、あの無形文化遺産に登録されたお料理?
Nur Lokantası
https://goo.gl/maps/QeW6B8r1ZQx
普段はキョフテ屋さんですが、土日のメニューは、ケシケキ、メルジメックチョルバス(レンズ豆のスープ)、イシュケンベ・チョルバス(臓物のスープ)のみのようです。 -
皆さんケシケキを食べているので、私達も迷わず同じメニューを注文。
見た目には華やかさがないのですが、、、食べてみると、びっくり。美味しかったです。このお店のケシケキは、クリーミーな麦粥というか、リゾットのような感じ。トルコ料理にはない感じの料理です。
大麦、ひよこ豆、コーン、玉ねぎ、お肉、チーズが入っているのが肉眼でも確認できましたが、他にも色々入っていそうな、体に優しそうなお味。お肉は羊肉だと思いますが、柔らかくて、ほろほろとほぐれて、臭みも一切なくて、すごく美味しかったです。粗挽き唐辛子や、ぶどう酢などをかけて味を調整します。
ちょっと地味ですが、お料理だけではなく、結婚式等の集まりで振る舞われる際の儀式的な部分も含めて無形文化遺産だそうです。地域によって様々な種類があるようですが、アフィヨンでも名物のよう。偶然出会えて、ラッキーでした。 -
デザートは、アフィヨン名物。Ekmek kadayıfı(エキメッキ・カダーイフ)に水牛のカイマック(クロテッド・クリーム的なもの)をのせたもの。
シロップべっちょりなスポンジと、濃厚クリームのコラボ。すごーく甘かったです・・・。
お会計は全部で39リラ(約780円)。 -
昼食後は、ぶらぶら街を散策することに。
色々なところから見える、黒い岩山の要塞。
どうやって登るんでしょう?
私達もこの時はまだ知りませんでした。 -
「春を探しに」が副題となるはずでしたが、この週末は結構寒かったです~。
-
アフィヨンの第一ネコさん、すり寄ってきたので、お腹をすかせていたのかもしれません。
-
現職の大統領も、選挙に向けて張り切っています。
選挙の数日前、イスタンブールのアヤソフィア(現在博物館)を本来の姿、つまりモスクに戻すと発言。
うーん、そろそろまずいんじゃないかしら・・・。そもそも、アヤソフィアって元々は教会ですよね。 -
あれ、先ほどの。
MHP(民族主義者行動党)のパレードの先頭にいた、パフォーマーの皆さん。お仕事終わったんですね、お疲れ様です。 -
ここで、アフィヨンの名物紹介です。
まず、一つ目がスジュク。スパイシーな牛肉のサラミソーセージ。あちこちにお店がありました。生ではなく、焼いて食べるものです。
スジュクの塩味が苦手なので、自分で買って家で食べることはないのですが、カフヴァルトゥ(朝食)の時などに、一口食べると美味しく感じます。 -
もう一つはロクム(ターキッシュディライト)です。
アフィヨンのロクムは、マシュマロのようにふわふわで、カイマック(クロテッドクリーム)入りのものが有名。
このお店はチェーン店で、他の街にもあります。実演販売で、出来立てが味見できるので、オススメです。
Lokum Atölyesi
https://www.lokumatolyesi.com.tr/ -
幾つかのお店で味見した結果、私達は、このお店で購入。
İkbal(イクバール)
https://maps.app.goo.gl/vU5MG -
なぜなら、とても美味しいロクムを試食させてくれたので。
アフィヨンのロクムは、マシュマロのようなふわふわの生地で、カイマック(クロテッドクリーム)を巻いたものが有名なのですが、それにガジアンテップ産のピスタチオを入れたもの。
普段お土産でもらうロクムとは見た目も全然違いますよね。このような生のタイプは、本来気温が低い時期しか販売されないそうです。
買った後も、冷蔵庫で保存。食べる前に数時間常温にすれば、またふわふわになりますが、基本的にはすぐ食べきった方が良さそうです。 -
この方、アフメトさん。
観光客の相手をするのが大好きで、テレビ出演も多数。ベシクタシュ(イスタンブールのサッカーチームで香川選手がレンタル移籍したところ)の熱狂的なファンだそうです。
この方が接客してくださり、楽しくお買い物ができました。
要塞への登り方や(階段があるらしい)、観光情報も教えてくださり、とても親切。 -
普通のロクムも種類が豊富。こちらのピスタチオのロクムは、ピスタチオがたっぷりまぶしてあって、贅沢!夫が気に入って買っていました。
他にも味見させてもらったもので、バラの花びらをまぶしたロクムもすごく贅沢なお味&香りでした。
İkbalは、ロクムだけでなく、ロカンタ(レストラン)もやっているんですよね。アンカラにも支店があるそうで(なんと!)、近々行ってみたいと思います。 -
要塞の方向を目指してぶらぶら歩いていたら、庶民的な道具屋さん通りにやってきました。
そして、どのタイミングかもはや思い出せないのですが、地元のおじさんに話しかけられて、「ウル・ジャーミィには行ったか?連れて行ってあげよう」ということになり。成り行きでお願いすることに。 -
どんどん奥に進んでいくと、風情のある古い街並みが出てきました。
ただ、美観地区というよりは、古い民家をそのまま残している庶民的な地区って感じで、わたし的にはすごく好みです。 -
オスマン風民家の、この崩れそうな感じとか。でも、ここまで朽ちると危ないかしら・・・。
おじさんが言うには、この辺りはオスマン朝時代の街並みが残る地区だそうです。
イスラム教徒の他に、ユダヤ人、アルメニア人、ギリシア人など様々な民族が平和に共存する街だったようです。そのため、この街では様々な建築様式が見られるようです。 -
2階以上が出っ張っているのがオスマン風民家の特徴です。
おじさんは、アフィヨン出身、アフィヨン育ち。
お仕事は、アフィヨンにある大学の職員とのこと。 -
おじさん、ウル・ジャーミィに連れて行ってくれるという割には、道に迷ってました笑。
でも、この道をまっすぐ行った先にありました。ミナレット(尖塔)が見えますよね。 -
着きました!
まず、入り口のタイルにきゅん。
Ulu Camii(ウル・ジャーミィ)
https://goo.gl/maps/wJ1v9ZewY8x
なんと、セルジューク時代のモスク。1272~1277年に建てられたものです。
アフィヨンは、1071年にセルジューク朝に支配されます。その後十字軍の時代を経て、1392年にオスマン朝に征服されました。
セルジューク朝と言えば、メヴラーナで有名な街コンヤが首都でしたね。 -
正直、このモスクの中に入って、私はいたく感動してしまいました。
柱や天井が木造で、木のぬくもりが感じられる素敵モスク。モスクの形としては、横長の長方形で、柱がいっぱい(40本もあるそうです)。これだけ、木の主張が強いモスクは珍しい気がします。
大きなドーム、美しい装飾を特徴とするモスクも素晴らしいですが、本来の祈りの場としてのシンプルな空間ほど美しいものはないとつくづく思います。 -
ミンベル(説教壇)も当時のものとか。
木製で美しいです。 -
このミンベル(説教壇)、芸術的ですね。
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ミンベル(説教壇)の隣の古時計も、すごく味わい深くて。花が描かれていて、乙女チック。トルコの旗も描かれているので、オスマン朝時代のものでしょうか。
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ミフラーブ(メッカの方向を示す壁のくぼみ)も、素敵。金色でアラビア文字が彫られています。
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天井はこんな感じ。素朴で美しいです。
私も、夫も、色々なモスクを見て来た方だと思いますが、このモスクの美しさには溜息が漏れてしまいました。
たぶん、オスマン朝よりも前の時代のモスク建築の方が好きなのかも。もしかして、トルコにおいては、セルジューク朝時代のものが狙い目? -
おじさんが言うには、昔は木の表面に美しい装飾が施されていたようなのですが、時の流れとともに剥がれてしまったのでしょうか。写真右上に幾何学模様の幾何学模様が少し残っています。
アフィヨンはガイドブックでは紹介されていないので、私達も勉強不足のまま来たのですが、まさかこんなに素晴らしいモスクに出会えるとは。連れてきてくださったおじさんに感謝です。 -
モスクには、ムフティー(宗教指導者)のお墓もありました。ちょうどこの下に眠っているようです。本当はちゃんとしたお墓があったのですが、モスクの修復の過程で、なんとかかんとか・・・
おじさんがトルコ語で色々説明してくださるのですが、全然理解できなくて。海外生活の中で身に着けた特技は、聞き取れてないのに聞き流せる力ですかね・・・とほほ。学生の頃は理解できないと落ち込みましたが、今は落ち込まなくなりました。それどころか、分かってないのに、それっぽい質問をして、会話をつなげてしまうという・・・。
このおじさんとの会話は基本よく分からなくて、さすがにまずいと思いました。しかも、このおじさんが典型的な「良い」イスラム教徒で、私が「トルコ語が難しくてよく分かりません」と言えば言うほど、燃えてしまうタイプで。途中から私も分かったふりをすることにしました笑。 -
古い街並み。良いですね。
本当は気持ちの赴くままに、この辺りをぶらぶらしたかったのですが、おじさんが開放してくれなさそうな予感・・・?もう一つ見せたいモスクがあるとのこと。 -
普通に子供達の遊ぶ声が聞こえてきます。現役の民家ですね。
-
おじさんに連れられてやって来たのが、こちら。
イスラーム神秘主義の一派メヴレヴィー教団の博物館です。メヴレヴィー教団の中心地はコンヤですが、アフィヨンがコンヤに次ぐ2番目の重要拠点だったようです。
ここは13世紀に建てられた修道場でしたが、現在は博物館となっています。ロクム屋のメフメトさんも、ここがオススメと言ってました。
Sultan Divani Mevlevihane Müzesi
https://goo.gl/maps/r6FRGqyuwe32
http://www.sultandivanimuzesi.com/ -
かわいいにゃんこがお出迎えです。
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博物館内のモスク。手前の広いスペースは、ぐるぐる回るセマー(旋舞)という修行を行う場だったようです。
-
モスクは霊廟にもなっており、幾つか棺があったのですが、おじさんはこの子供の棺を熱心に説明していました。
でも、全然理解できなくて、、、後で写真を見返したら、どうやら、イランのサファヴィー朝を創設したシャー・イスマイールの息子Elkas Mirzaの棺のようです。でも、どうしてここに?
トルコ語が分からなくて、不完全燃焼・・・。 -
トルコの民族主義思想家で詩人のナムク・ケマルのお母さまの墓もありました。
調べてみると、ナムク・ケマルは、トルコに近代ヨーロッパの思想を導入し,「自由主義の父」と呼ばれる方だそうです。
その人のお母さまの墓。
マニアックすぎて、どうしましょう笑。 -
博物館の展示スペースは、蝋人形の皆さんが案内してくださいます。トルコの蝋人形、大活躍ですね。
女性の修行僧なんていたのでしょうか?学生?家族?
こうした女性の展示は珍しい気がします。
被っている帽子が面白いですね。お部屋の絨毯や刺繍も興味深いです。 -
書道をしたり、コーランを読む修行僧。
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メヴレヴィー教団といえば、セマー(旋舞)ですよね。
神と一体となりその愛を感じるために、ぐるぐる回ります。
メヴレヴィー教団の中心地であり、セルジューク朝の首都コンヤを訪れた際の旅行記はこちらです↓
https://4travel.jp/travelogue/11312965
この時、初めて、セマー(旋舞)を見ました。 -
こちらはキッチン。
奥の大きな銅鍋は、「アシュレ」というデザートを作るためのものだそうです。アシュレ好きの私としては、興味津々!
アシュレは、ノアの箱舟プディングとも呼ばれ、大麦などの穀物、白いんげんやひよこ豆などの豆類、ドライフルーツ類など様々な材料をたっぷり入れて砂糖で煮たデザート。イスラーム暦の1月10日は、イスラーム教の歴史上重要な出来事が幾つも起きた日なのですが、トルコではこの日アシュレを作って、近所にお裾分けするのです。
メヴレヴィー教団でも“40 Hatimli Şifalı Aşûre”という伝統があるそうで(手元にトルコ語の資料しかなくて、何のことか良く分からないのですが・・・)、アフィヨンのこの修道場から始まったそうです。きっと、アシュレをたくさん作って、配っていたのでしょうね。 -
お食事風景
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トルココーヒーを淹れています。
蝋人形、、、トルコ観光の定番ですが、じわじわと来るものがありますよね。もはや、蝋人形が置いていないと、物足りなさを感じてしまいますもん笑。 -
Sultan Divani Mevlevihane博物館の隣には、もう一つ、伝統的な家をメヴレヴィー教団の博物館にした建物があります。こちらは入場料が1か2TLかかります。
Mevlevihane Müzesi
https://goo.gl/maps/6SA3uPyLyG81x68V7 -
ひょうたんのランプがかわいい・・・!
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キッチンも、昔ながらでかわいいです。
おじさん曰く、立て掛けてある、木の容器(ゆりかごみたいなやつ)でパンの生地を作っていたそうです。
この博物館に併設のカフェで、おじさんがチャイをおごってくださいました。おじさんのお気に入り、もしくはご自身が信仰してらっしゃる宗派のイマーム(宗教的指導者)の動画を色々見せてくれたのですが、何のことかさっぱり分からなくて、すごーく眠くなりました笑。
雰囲気的に普通の宗派と違ったので、気になって、家に帰った後色々なキーワードで調べたのですが、ヒットしなくて残念・・・。
このおじさんとお話しして、トルコ語ちゃんと勉強しなきゃ・・・とさすがに危機感が・・・。 -
それでは、ついに、黒い岩山の要塞Afyon Kalesiに登りましょう。
おじさんが、階段まで案内してくれました。
ここでお別れだと思って、感謝の気持ちを伝えると、おじさんが「自分も登る」と。
ええー!ですよね笑。
そろそろそっとしておいて欲しいというのが本音ですが。。。 -
まぁ、旅は道連れ、ですもんね~。おじさんも楽しそうですし。
おじさん、まずは水分補給。 -
放牧中の鶏さんたち発見。
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こんな感じの階段をひたすら登っていきます。休憩しながら登ると片道30分くらいでしょうか。
おじさん「15年ぶりに登るよ~。ははは」
おじさん、意外と足腰がしっかりしてます。(この時、まだ私はおじさんが70歳くらいだと思ってたんです笑。大学職員も定年退職済みだと・・・笑) -
春ももうすぐ。
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どんどん視界が広がっていきます。
アフィヨンの街並み。オレンジ色の屋根が映えますね。 -
要塞っぽくなってきました。
あともう少し。
途中すれ違った人「ロープウェイが欲しいわ」
おじさん「選挙後に頼んでみないとね」
もはやジョークにしか聞こえず、その場にいる人たち、皆さん遠い目・・・。 -
頂上を目指します!
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頂上からの眺め。
あっちが軍の基地で、そっちが駅で、大学で、、、
みたいな感じでおじさんが説明してくれました。 -
なかなかの絶景です!
頑張って登った甲斐がありました。 -
城塞には、部屋みたいなものも残っています。
-
わぁ綺麗なお花!
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岩山の周りや斜面にも、桜のような綺麗な花がたくさん咲いています。
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ここで、チャイ休憩。
ずっと気になっていた、おじさんの年齢を聞いてみたら、「54歳」とのこと。
えぇー!私、70歳くらいだと思っていた!
というのはご本人には内緒ですが。
おじさん「次にアフィヨンに来たら、近郊の見どころにも連れて行ってあげるよ。マンガル(BBQ)もしよう」
嬉しい限りです。後から思い出しても、本当に良い人でした。
気づいたら、もう夕方!
あれれ、私達、旅の目的は、温泉リゾートだったよね。急がなきゃ~。 -
でも、おじさんがなかなか開放してくれません。
ホテルまで車で送ってくれるというのですが、丁重にお断りしました。
(だって、翌日の朝、ホテルまで迎えに来かねないというか・・・笑) -
さてさて、今回の旅のメインイベントは、温泉リゾートでのんびりすること。17時過ぎにやっとたどり着けました~。ここまでが長かった・・・。
今回の宿泊先は、とりあえずは王道、アフィヨンで人気のNG Afyonというホテル。街中からタクシーで35リラ(約700円)でした。”ネー・ゲー・オテル”と言えば通じました。
NG Afyon
https://goo.gl/maps/QvGcKCqF6qm
このホテル、アフィヨンの温泉ホテルの中でも高級な部類。週末は満室だったり、料金がすごく高かったり。私達は約1か月前に、安く泊まれる週末を見つけて、予約しました。2人で一泊433.70リラ(約8,675円)。夕食・朝食込み、温泉やプールも利用できるとなれば、お得ですよね^^
でも、おじさんは「もっと安くて、良い温泉に入れるホテルがあるのに!キャンセルできないのか?」と不服そうでした^^;NG Afyon Wellness & Convention ホテル
-
お部屋はこんな感じ。バスルームも綺麗でした。
ペットボトルのお水(500m)が2本サービス。ポットやコーヒー・紅茶もありました。ホテルの周りは、お店がないので、要注意です。
比較的近くにÖzdilek AVMという大きなモールがあって、そこにお買い物に行く方も多いようですが。NG Afyon Wellness & Convention ホテル
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とても広い館内。すぐ慣れますが、全体的にプールの塩素臭が充満しています。
スパエリアに、男性・女性の更衣室・ロッカーがあるので、そこで着替えたり、シャワーを浴びることが可能です。
男性・女性それぞれの更衣室に直結のプール、温泉、ハマム、サウナ、休憩スペースがあります(つまり男女別)。男女共用のプール、温泉、サウナを利用する場合は、水着の上にバスローブを羽織って、更衣室を出ましょう。
タオルは、スパの受付でその都度もらうことができます。
客室からスパまでは、バスローブを羽織ってはいけないことになっているのですが、皆さん全然気にしていない様子でしたので、私達も部屋で水着に着替えて、ビーチサンダルを履いて、バスローブを羽織って、エレベーターでスパエリアに移動しました。 -
それと、もう一つ。水泳帽を被る必要があります。
私達はそうとは知らずに温泉に入ってしまい、ライフセーバーのお兄さんが写真のものをくれました。本当は5リラかかるようなのですが、「気にしないで~」とウィンク。きゅーん。
たぶん、言えば、スパの受付でももらえる気がしますが。 -
(写真はホテルのHPから借用)
私達は、男女共用の温泉やプールを利用しました。
お湯は確か38度くらい。長くは入っていられませんので、休んだり、サウナやプールを利用したり。
アフィヨンはトルコでも有数の温泉地なのですが、その中でもGazlıgöl(ガズルギョル)の温泉が有名なよう。リウマチ、心血管疾患、消化器疾患、腎臓病、泌尿器疾患、代謝障害、皮膚病に効果があるそうで。
NG Afyonはガズルギョルから25km程離れているのですが、おじさんオススメのÖzgül Termalホテルがガズルギョルにあるので、次はそっちに行ってみたいな~と考えています。 -
(写真はホテルのHPから借用)
男女共用のプールはこんな感じ。屋外プールにも繋がっています。
温泉が熱いので、プールでのんびりしてる時間が長かったです。
スライダーは夕方に訪れた時はやっていませんでしたが、翌朝10時からはやっていました。このプールの隣に、子供用のプールもありました。
それと、この施設はサウナが結構良かったです。ミストサウナとフィンランド式サウナの2種類。このフィンランド式サウナが本格的で、サウナストーブの石に水を投げかけるとどんどん温度が上がるタイプ。
あと、トルコ人って基本綺麗好きだからか、施設全体が綺麗に衛生的に保たれていたのもポイント高し。 -
(写真はホテルのHPから借用)
更衣室にも、男女共用のものと変わらない大きさのプール、温泉、ハマム、サウナがあります。
特に更衣室には良い感じの休憩スペースがあって、オススメです。 -
(写真はホテルのHPから借用)
更衣室直結のハマムで、日本の銭湯みたいに、髪の毛や体を洗っている人もいました。アフィヨンは、泥パックも有名だそうですので、スパで泥パックや、マッサージ、垢すり等を頼むのも良いですね。
ちなみに、プールや温泉があるスパエリアは、朝7時から夜10時までの営業です。(サウナは朝8時~夜9時まで) -
プール・温泉で1時間半程遊んだ後は、夕食。
夕食は夜7時半から9時半までの営業、ビュッフェ形式です。
夕食会場はすごく広く、料理の種類も豊富。
あれもこれも食べたい!と一瞬思うのですが、全部トルコ料理だと思うと冷静になれます。全体的に美味しかったです。
写真は、私のメゼ(前菜)プレート。
プールで運動したのが水の泡・・・。 -
NGホテルは、Kütahya(キュタフヤ)という陶器ブランドとコラボしていて、ホテルの内装にこのブランドの陶器やタイル等が使われています。ホテルの中には店舗もあります。
他にも、おもちゃ屋さん、レストラン、カフェ、バー、ゲームセンター等色々。 -
【3月31日(日)、2日目】
翌朝はゆっくり起きて、朝食会場へ。トルコ式朝食のビュッフェです。
アフィヨン名物のカイマック(クロテッドクリーム)があります。蜂蜜と一緒にパンにつけて食べると美味しいです。 -
オリーブやチーズも種類が豊富です。
-
豪華なビュッフェですが、食べたいものだけ少しずつ。
朝食の後は、温泉やプールで遊んで、12時にチェックアウト。
ホテルの入り口でタクシーを呼んでもらい、オトガル(バスターミナルへ)。タクシー料金は、22リラ(約440円)でした。 -
オトガル(バスターミナル)で軽く食事。
お土産も充実しています。 -
アフィヨン名物のロクムや、ピシュマニエなどもその場で作っていました。
-
帰りもKamil Koç(カーミル・コチ)で、13時アフィヨン発。約3時間の旅でした。私は、カーミル・コチのバスで出る、このお菓子が好きで(他のお菓子に比べると)。固めのアーモンドクッキーが入っていて、これが食べたくて、カーミル・コチを選んでます笑。ささやかな楽しみです。
飲み物やお菓子も出て、各座席にスクリーンもあって。トルコのバス旅って結構快適だな~と思います。
アフィヨンは、トルコ人にとっても温泉ホテル+モールでのお買い物がメインのようですが、街中もとても魅力的でした。特にウルジャーミィにはまた行きたいですし、温泉ホテルもどんどん開拓していかねばと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。 -
(おまけ)
私の住んでいる街の春。
この春は寒の戻りで、なかなか外でお花見気分になれなかったのですが、ようやく温かくなってきたので、春を探しに・・・。
と思ったら、もうだいぶ散ってしまってますね。
ここからは本日4月27日に撮った写真。 -
春を探しに①
-
春を探しに②
ピクニックやウェディングフォトの撮影に来ている方も多かったです。今が一番過ごしやすい季節ですもんね。 -
春を探しに③
八重桜みたいで可愛いです。 -
春を探しに④
蕾が可愛い。今日のベストショット。 -
春を探しに⑤
カフェのティーカップも春仕様。
おしまい。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- gamzeさん 2019/05/01 23:23:00
- アフィヨン名物、全部惹かれる!
- mishmishさん、こんにちは!
アフィヨン旅行記、楽しく拝見しました。
トルコ人から聞いたことがあるくらいで、実際に行ってみようとか調べてみようと思いつきもしませんでしたが、セルジューク朝時代のジャーミィや古い町並みなど、とても素敵です。木造のジャーミィ、いいですねー!
アフィヨン名物として出てくる名前、全てに惹かれます。ケシケキと水牛のカイマック、ふわふわのロクム、、、いつか食べたい!スジュックにアシュレも大好物。これだけで行きたい理由になります。笑
- gamzeさん からの返信 2019/05/01 23:31:52
- Re: アフィヨン名物、全部惹かれる!
- 途中で送信されてしまいました汗
mishmishさんのこの記事をガイドにぶらぶら散策したくなりました。
しかしありがた迷惑⁈なおじさん、いかにもトルコっぽいですね。良い方だったようでよかったです笑。トルコ人は見た目で判断できませんね。私も昔、間借りしていた家の女性を「おばあちゃん」と思っていたら、20年近く経ってから実母とほとんど変わらない年齢とわかり衝撃でした。当時50代……。実母自身、その女性をおばあちゃんと呼んでましたからね笑
アンカラの春、背景のアタクレが懐かしいです!
- mishmishさん からの返信 2019/05/03 04:49:33
- RE: Re: アフィヨン名物、全部惹かれる!
- gamzeさん、こんにちは。
アフィヨンの旅行記、読んでくださりありがとうございます!今回は、ガイドブックで詳しく紹介されていないような場所だったので、旅行記で紹介するにはマニアックすぎるかな・・・と心配でしたが、アフィヨンの魅力がgamzeさんの心に届いて嬉しいです^^
私達が泊まったNG Afyonもそうですが、家族で楽しめる温泉ホテルが色々ありますので、お子さん連れでまたトルコにいらっしゃる際には、オススメですよ〜
名物グルメが盛りだくさんなのも、たまりませんよね!キョフテやケバブじゃない(もちろん好きですが笑)、名物が楽しめるのもポイント高いです。
おじさん、ほんとありがた迷惑でした笑。最近街で人に話しかけると身構えちゃいますもん(後遺症・・・)。一人旅だと難しいですが、夫がいるから、警戒心を持ちすぎずに、現地の人と交流できるというのは良いな〜と思います。
gamzeさんの仰るとおり、ほんと、トルコ人って見た目と実年齢違ったりしますよね!実年齢を知った時の衝撃ってなかなかです。gamzeさんも似たような経験がおありとは^^
背景のアタクレが分かるとは、さすがgamzeさんアンカラっ子ですね!嬉しいです〜!アタクレはここ数年閉鎖していたのですが、最近モール部分がリニューアルオープンして、オシャレスポットになりました。でも、アタクレの展望スペースはまだ利用できないんです。いつか登れる日が来るといいです。
日本はGWですね。gamzeさんはどこか旅行に行かれますでしょうか。旅行記楽しみにしております♪
mishmishより
-
- スイカさん 2019/04/28 10:29:26
- こんにちは
- こんにちは、mishmish さん
親切なおじいさんと思っていたら。。。
これ、ありますよね、アジアでもよくあります。
こちらは、「いやー、足腰もしっかりしてらっしゃるし、お元気ですねえ。。」ってな気持ちで(そういう労わりと感心したふり)の表情でお年を聞いたら、予想違いで全然若い!
こういう時のリアクションに窮することを経験していて、トラウマで、年は聞かないようにしてるんです。
でも日本人の習性なのか、「お若いですねえ」のおべんちゃらを言いたいがためか、流れで聞いちゃうんですよねえ。
それだけならまだしも、私はこのおじさんより年寄りですから「あなたは?」と聞き返されたら、もう完敗。
そういう経験も何度もありますが、こちらは申し訳なくて申し訳なくて。。
手なんかもシワシワゴツゴツの職人の手をされた人も多い。。
相手は気にもしてない表情なんですが、こちらは顔から火が出そうなくらいです。
そういう時に、娘さんなんかがいたりすると「え!? うちのおじいちゃんと同じ歳だ。。」って、今度はこっちがジロジロ皮膚まで見るように顔から手から眺められるんです。
日本なら「イエス!タカスクリニック行ってますから~」(^o^)/
でいいんですけどね(^_^)
スイカ
- mishmishさん からの返信 2019/04/28 23:37:36
- RE: こんにちは
- スイカさん、こんにちは。
アフィヨン旅行記、読んでくださりありがとうございます!
スイカさんも、こんな経験おありでしたか^^;
トルコでは、年齢を聞いても失礼ではないみたいな考えがあるので、幸い気まずくはならなかったものの、軽く年齢を聞いてみた結果どう反応したら分からない・・・という状態には陥って、結構焦りました。「お若いですね!」とも言えず、、、しどろもどろでした。
おじいちゃんに要塞に登らせるなんて、、、転んで骨折ったらどうしよう、、、転んできたら後ろから支えてあげなきゃ、、、なんて本気で思ってましたが、心配無用でしたね笑。私達の中で一番足腰丈夫そうでしたもん。
逆に日本の人は実際の年齢よりも若くみられますよね〜。「高須クリニック!」ネタ良いですね、でも確かに使いづらいです笑。
アジアでも、こういう親切すぎるおじさん、いらっしゃるんですね!
私の住んでいる辺りは、イスラム的価値観も相まって、「旅行者はもてなさなきゃ」みたいな考えがあるので、田舎に行くほど親切にしていただくことが多い気がします。ありがたい一方で、気持ちが重すぎる・・・なんてことも。うまく断る術も身に付けなければなりませんね。
mishmishより
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