2018/08/30 - 2018/08/30
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SUR SHANGHAIさん
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この日の午前中は、前編でご紹介したように、北ケープ州のスプリングボック郊外にあるワイルドフラワーの名所の一つのグーギャップ自然保護区へ。
同じ日の後編となるこの編では、その後、N7号線をさらに南下して西ケープ州のウェスト・コースト地方にあるイゼルフォンテンへと移動して行く道筋をご紹介しようと思います。
グーギャップ自然保護区を出てN7号線を下って行くに従って、乾いた風景から緑が次第に増えてワイン用のブドウ畑や豊かな農耕地に変わって行く沿道の風景が印象的でした。
この日の後半はイゼルフォンテンまで急ぎの移動になりましたが、途中ではオリファンツ川の流れに潤された風景も垣間見られてラッキー!
今日の目的地イゼルフォンテンは、ウェスト・コースト地方のウェスト・コースト国立公園南端にある大西洋に面した小さなリゾート・タウン。
ここに泊まって、上記国立公園内のワイルドフラワーのお花畑へも行ってみる予定。
イゼルフォンテンでのお宿や食事場所の紹介もこの編にまとめようと思います。
表紙の画像は、イゼルフォンテンに取ったお宿の様子。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前編で、北ケープ州のスプリングボック近郊のグーギャップ自然保護区を出たのが午後の1時半。
後は西ケープ州のウェスト・コースト地方を目指してN7号線を南下。
今日の宿泊予定地になっているイゼルフォンテンの町へと移動して行きます。
これはそのジャンクション。
青地に白い字のケートマンスフープと出ているのは、N7号線を北上して行った先のナミビアにある町の名。
SUR SHANGHAIたちがまだナミビアを走っていた時には、その町にも一泊。
このジャンクションでは南下して行くために、まずは標識に出ているギャリーズ方面へと左折。
結論を先に言うと、途中の休憩も含めると、イゼルフォンテンまでは6時間半の道のりになりました。(^^;
途中の町に一泊すべきだったとこの後反省。 -
スプリングボック郊外のN7号線に入ったばかりの頃。
N7号線のNは、国が建設した道(ナショナル・ロード)の頭文字。
N7号線は片側一車線だけの道ですが、ケープタウンから南アフリカ共和国の内陸部を縦断して、ナミビアとの別の国境になるビオールスドリフまで続くという幹線道路。
ナミビアに入った後はB1号線と名を変えて、首都ヴィントフック、更にアンゴラとの国境へと続いています。 -
スプリングボックから南下し始めたN7号線沿いをついて来たワイルドフラワーの群落。
車を停められるスペースを見つけて外に出てみると…、 -
…さっき行ったばかりのグーギャップ自然保護区より花が多い!(笑)
7月末~9月はナマクアランドのワイルドフラワーの花の季節とは言え、その日の気温や天候によって花が咲く場所は移り変わって行くって言うから仕方ないね。 -
イチオシ
これもN7号線沿いに盛大に咲いていたワイルドフラワー。
場所によって、一種類の花だけで群落を作っていたり、あれこれと入り混じって花を咲かせていたり。 -
この日はスプリンボックから南下を始めて1時間くらいの間、こんな風に道の脇がずっとワイルドフラワーで縁取られていましたが…、
-
…スプリングボックを出て2時間後の3時半頃にはワイルドフラワーはまばらに。
そう言えば、ケープ州と西ケープ州の境目は、最初向かっていたギャリーズの南でもう越えたはずだよね。
半砂漠の土地とは違って土壌が湿り気を帯びてきた感じだし、植生も変化してきてる。 -
片側一車線でもN7号線は南アフリカ共和国を南北に貫いている幹線道路、というのを示す眺め。
このN7号線で気を付けたいのは…、 -
…道の駅的施設もサービス・エリア的施設も皆無なこと。
ところどころ、こんな屋根付きの休憩場所があるくらい。
これはナミビアの重要な幹線道路でも同じだったよね。
ナミビアと違うのは、幹線道路から外れた町が結構あって便利な点。
ドライブ途中で給油や食事、飲物などのお買い物、トイレのご用が出来たら、一旦N7号線から離れ、脇道に入った先の町でどうぞ。
出発点となる場所での準備も整えておくと憂い無し。 -
南下して行くにつれて、牧草地のような眺めが増えて行ったN7号線沿い。
遠くに見えて来た岩山は、ケープタウンのテーブル・マウンテン風。 -
時には農家なのか民家なのか、ポツンと緑の中に立つ家が見えたN7号線沿い。
どういう暮らしをしているんだろう。 -
スプリングボックを出てから3時間。
N7号線からちょっと脇道に入って、クラヴェールと言う町のガソリンスタンドへ。
燃料はスプリングボックで満タンにしてありましたが、朝昼とも車内用のスナック菓子しか食べていなかったので、付属のコンビニでホットドッグを買って小休憩。
ガソリンスタンドのトイレはどこも清潔。
ここでは無料でした。
ドライブ旅では、給油以外にもガソリンスタンドを活用しましょう。 -
イチオシ
クラヴェールのガソリンスタンドで30分の休憩後、5時前にはN7号線の南下再開。
5分も行くと、行く手に大きな水の流れが見えて来て、「あ、あれはオリファンツ川!」
それに架かる大きな橋を越えた後は…、 -
…N7号線に並走するようにオリファンツ川が付いて来た。
この画像だと、画像奥が上流方向。
オリファンツ川は、この画像でも見えているセダーバーグ山脈に流れを発し、北西に向かって流れた後はパペンドルプという村で大西洋に注ぐ川。
川の長さは約285㎞。
流域では町や農場を豊かに潤しているのだそう。
ほんの数時間前まで半砂漠のような乾いた風景のスプリングボックにいたのが嘘のよう。 -
今走っている西ケープ州はワインの名産地が多い場所。
セダーバーグ山脈西側のオリファンツ川流域もその一つのようで、広大なブドウ畑がN7号線に現れた。
南アフリカ共和国のワインについては、次の『南アフリカワインの魅力』というサイトで見てみるといいと思います。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/vin2/minamia_charm.html -
N7号線沿いで見かけたこの標識は、ヒッチハイク禁止の標識。
あ、以前の南アフリカ共和国旅の時にも見かけたし、今回はナミビアのB1号線沿いでも見たっけな。 -
セダーバーグ山脈とオリファンツ川が遠く近く付いて来る西ケープ州のN7号線沿い。
この水の流れで緑がすっかり濃くなっているのが一目瞭然。 -
オリファンツ川と出会った後のN7号線からは、セダーバーグ山脈を背に、一面に黄色い花が咲いていた場所もあった。
あれはワイルドフラワーじゃなくて菜の花畑だろうね。
-
スプリングボックを出て4時間後の5時半頃。
ふと行く手に見えたのは、クランウィリアムの町にあるクランウィリアム・ダム。
このダムが最初に建設されたのは1935年のことだそうですが、1964年に壁を43mにまで高くして、今見る姿に造り上げたのだそう。
風光明媚なクランウィリアムの町はダムの上流側にあって、宿泊施設もあれこれ。
アチャ~、イゼルフォンテンまではまだ遠いし、ここに一泊することにすればよかったね。
そうすればダムももっと近くから見られたし、町にもいくつか見所があるようだし。
どうしてここを宿泊候補地にしなかったのかな?( ̄▽ ̄;) 我ながら不思議。
今日はこのまま素通りして、予定通りにイゼルフォンテンへ。クランウィリアム ダム 建造物
-
上掲の画像のクランウィリアム・ダムがあるクランウィリアムの町や、この後通過するシトラスダールの町のあたりはオリファンツ・リバー・バレーと呼ばれる地方で、ルイボス・ティーやワイン、柑橘類が特産品。
ちょっと先を急ぎ始めた車の中から撮ったので、何の花か今一つ分かりませんが、これも菜の花畑?
西日を浴びて黄色く輝く野原がどこまでも。
ワイルドフラワーのお花畑と違って、空気に湿り気が感じられるし、緑の色がみずみずしく柔らかく目に優しい色。 -
そろそろN7号線沿いにも町と呼ばれる規模の家々が集まる場所も見えてきた夕暮れ間近の午後6時頃。
これはシトラスダールの町だね。
この辺りまでずっと車窓から見えていたセダーバーグ山脈もここでおしまい。
オリファンツ川もここから先は別の山並みの向こうになって見えなくなります。 -
シトラスダールと町を過ぎた後は、まっ平らな低地になったN7号線沿い。
菜の花畑や牧草地、農耕地が果てしなく広がって、地平線まで続いているその広大さがすごい!
画像左手に、南北に連なっている山々はセダーバーグ山脈の続きのグルート・ウィンターフック山脈だね。 -
シトラスダールの町を過ぎたら、いきなり暗くなり始めた6時過ぎ。
遠くのグルート・ウィンターフック山脈が夕日を浴びた姿が美しいけど、焦り始めたSUR SHANGHAIたちは、ひたすらイゼルフォンテンへと急ぎます。
この後しばらくして、SUR SHANGHAIはちょっと居眠りしてしまったようで…、 -
…ハッと気づいたら、すでにN7号線を外れた地方道を走行中。
ムールリースバークあたりでN7号線を出たのかな。
ぼおっとしていて確認は取らずすみません。
旦那が入力したイゼルフォンテンへの道は最短距離ルートを選択してしまったようで…、 -
…いつの間にか農地を通る未舗装道に。
明るい時間帯ならのどかな田舎の風景を楽しむ余裕があるんでしょうが、この夕暮れの時間、街灯も民家の灯も無い、ただただのっぺりと果てしなく続く農地がやたら怖く見えてきた。((((;゚Д゚)))) -
…昨日今日と長丁場の道を走破して来て疲れていたせいもあるんだろうけど、なんだかこの道怖かったなあ。
この後7時半近くになってからイゼルフォンテンへの標識を見つけてホッとしたっけ。 -
イゼルフォンテンの町の入口にあるミーローズ・レストランに着いたのはもう8時。
今日予約してあるお宿はこの近くで、そのオーナーには到着が遅くなる旨はもう連絡済み。
承諾を取ってあるので、先にここで食事。
R315号線でイゼルフォンテンの町にやって来ると、町の入口の≪ようこそ、イゼルフォンテンへ≫の標識後ろに立つ建物2階に入っているレストランですぐに分かります。
下の階にはスーパーがあったりATMもあり、スーパーにやって来る人用の無料駐車場も使えて便利。
お店の内部は気さくな雰囲気。
シーフード料理が主体ですが、肉を使った料理もあり。
料理が出て来るまでがちょっとスローだったのは、この日のキッチンのスタッフがお休みで足りなかったから?
店長さんのフォローのお陰で快く待てたのはよかったです。
肝心のお料理は、ギリシャ風サラダはフレッシュでシャキシャキでも、魚のグリルは油をたっぷり塗って焼いた感じ。
土地の人たちの好みなんだろうけど、もう少しあっさりした仕上げだったらよかったなあ。ミーローズレストラン シーフード
-
さて、これが予約して行ったイゼルフォンテンの町にあるスウェプト・アウェイ・ゲストハウス。
この日到着した時には既に午後の9時になっていたので、これは翌日になってから撮った画像。
外から見るとごくシンプルな造りですが敷地も建物も広く、オーナーが居住しているお部屋のほか、客室用に空けているお部屋がいくつか入っています。Swept Away - No-Loadshedding ホテル
-
大西洋に面した高台にあるスウェプト・アウェイ・ゲストハウスのお部屋。
この日はすっかり暗くなってからの到着で、窓からの景色は全然見えなかったですが、朝になって見るとすばらしい景色なんですよ。
予約して行ったのは、一番広くて眺めのいいハネムーン・スイート。
SUR SHANGHAIたちは新婚ではないんですけどね。(^^;
旅の終わり近くの荷物を全部広げて整理し始めても、まだまだ余裕がある大きさのお部屋で助かりました。
ベッドのマットレスがちょっと柔らかすぎたかな。
インテリアはマリン・スタイルが多く、海辺の町なのが実感できます。Swept Away - No-Loadshedding ホテル
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イチオシ
これは、スウェプト・アウェイ・ゲストハウスに二泊した後のお部屋から見た景色。
これは、海岸線の南方向を見た様子。
朝焼けでほんのり色付いた空の下のイゼルフォンテンの町とその海辺がきれい。
この海岸線には、こぢんまりとした別荘も多数あって、マイナーながらこざっぱりとしたリゾート・タウンになっています。
でも、朝霧のように見えるのは、大西洋の荒波が砕けた後の波しぶきよね。
塩害が大変そう、と思ってしまうSUR SHANGHAIは無粋者? -
これもスウェプト・アウェイ・ゲストハウスに取ったお部屋から見た景色。
ほの赤く染まる大西洋が広々と目の前に。
砂浜だけではなく、岩場になった海岸線もあるのがいい感じ。
フウッと深呼吸。 -
スウェプト・アウェイ・ゲストハウスには、オーナーの居室や客室のほか、談話室風のスペースがあったり…、
Swept Away - No-Loadshedding ホテル
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イチオシ
…広いお庭もありますが、どこからどこまでが使ってもいいスペースなのかは確かめてからどうぞ。
スウェプト・アウェイ・ゲストハウスのとりあえずの紹介も済んだので、今日はこれでリタイアして、翌日のウェスト・コースト国立公園へと旅を続けます。Swept Away - No-Loadshedding ホテル
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