2018/06/16 - 2018/06/21
3位(同エリア14件中)
shinkさん
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2018年のロシアワールドカップのついでにサンクトペテルブルグから足をのばしてペトロザヴォーツクとキジー島へ行ってきた。
今回の旅でもっとも「旅をしているなあ」と感じた時間だったと思う。なんだかずっと「travel(旅)の語源はtravail(苦労)」という言葉が頭のなかを巡っていた気がする。つまりは大変で疲れたということだ。
ペトロザヴォーツクはフィンランドと国境を接しているカレリア共和国の首都で、サンクトペテルブルグから鉄道で6時間。ここまで来ると、ワールドカップの物価高や喧噪は全然感じられない。のんびりした田舎町と湖の風景が気持ちよかった。
そして、この街は世界遺産にもなっているキジー島へアクセスする拠点となっていて、キジー島にも日帰りで訪れてきた。ずっと前にテレビでみていつか行ってみたいと思っていたのだが、実際に本当に来ることができるなんて不思議な感じがした。そして、とても気持ちのよい場所だったな。
6月のカレリア地方は24時をまわって深夜なのに太陽が沈まなくてずっと夕方みたいな光なのはすごく不思議だったなあ。こういうのを体験したくて旅をしている気がする。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船
-
サンクトペテルブルグからペトロザヴォーツクまでは夜行列車と夕方に出発する特急の2種類あるのだが、夜行列車がなかったので、往復ともに特急で移動する。それにしても、サンクトペテルブルグ。6月なのにめちゃ寒い。
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特急の料金はかなり安かったので、一等車両に乗ってみることにした。ヨーロッパでよく見かける固定座席のタイプで清潔、乗り心地もいい。これで6時間の列車旅となる。
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ということで、サンクトペテルブルグを出発。すぐに森に囲まれる風景となってきた。
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時間は19時を過ぎているのだが、まだまだ昼のように明るい。大きな川を渡って列車はすすんでいく。
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ところで、ロシア国鉄の駅名について。地名のような駅名がついているところもあるのだが、この駅みたいに135kmとか数字の駅名がある。これってどうやらサンクトペテルブルグからの距離を示す駅名のようだ。
名もなき土地に駅をつくる理由があるのかわからないけれど、とりあえず道があるということは誰かが使っているのだろうな。すごく気になるロシアの各駅停車の旅。 -
人家はほとんど見かけなくなり、森がつづく車窓。これで21時過ぎなんだものなあ。
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途中の駅で降りていく人たち。すごく遠くにきた感じがする。あの犬は誰かの帰りを待っているのだろうか。
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イチオシ
23時近くなって日が傾いてきた。車窓から見える色が変わってくる。
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車内にて。この夕暮れの風景は美しく、ゲームをしていた乗客たちも窓の外を眺めていた。
ある人はいつもの空かもしれないし、とある別の人や僕みたいにもう二度とみない空かもしれないのか。そして、僕が日本にいるときもこの風景があるのかと考えると旅をしてきてよかったなあと思える瞬間。 -
イチオシ
23時半、ペトロザヴォーツク駅に到着。この列車はここで終着だけど、線路はさらに北極圏まで伸びている。それにしても、なんて美しい夕暮れなんだろう。
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駅からタクシー手配してとまったのはオネガ湖のほとりにあるカレリアホテル。このあたりでもっとも有名なホテルなのとキジー島行きの船を運航しているので便利な宿だ。
スパ ホテル カレリア ホテル
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そして、窓からみえるオネガ湖。24時過ぎているのに陽が沈まない。寝るのがもったいないくらい美しい風景。
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翌朝。ホテルのまわりを散歩して、チェックアウトして荷物だけ預けてキジー島へと向かうことにする。一泊しかしなかったのがちょっともったいないくらいいいホテルだった。
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キジー島に行くスピードボート。いま思えばカンボジアのトンレサップ湖で乗ったボートにそっくりだ。カンボジアでは船室ではなく屋根に6時間乗っていたのだが。
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海のようにひろいオネガ湖をすすんでいく。湖なので波はほとんどなくて快適。水面すれすれまで森がある風景。
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ということでキジー島に到着。
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メインの教会はなんと工事中で櫓が組まれていた。なんと味気ない。でも、いつかはまた雨に打たれたりして雰囲気が出てくるのだろうな。
教会から流れる鐘の音は変わらずにきれいなものだった。 -
小さな教会は写真を撮っていいというので撮らせてもらった。
そういえば、この旅行で最初に覚えたロシア語は「モージナ ファタグラフィー(写真撮っていいですか)」でした。 -
ほとんど建物には電気が通ってなくて窓の明かりを取り入れている。
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イチオシ
昔はこうして窓の明かりを頼りに機織りをしたり、刺繍をしていたのか。それでいうと冬は本当に暗くて寂しいものだったのだろうな。ちなみに、この刺繍というのもカレリア地方の特産でお土産に買って帰った。
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山小屋みたいな大きな一軒家。キジー島は周囲にある古い木造建築を移築してきていて、そのコレクションが集まる島でもある。
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なかでは昔の生活を再現していて、こんなところに泊まって夜を過ごしたら旅をした感じがするだろうなあ・・とか思ってしまった。
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メインの教会エリアから島を散歩して歩く。丘の上に教会があって行ってみることにした。
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丘の上にある教会は絵本のように美しい。風が気持ちよくていつまでもここで昼寝したいなあって思ってしまった。でも、帰りの時間があるんだよな。
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港までもどってきてお土産物屋を眺めたり、ちょっと食事をしたりして船の出航を待つ。
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カレリアパイとカレリアジュース。普通に美味しかった。そして、安い。ロシアって物価安いんだな。
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ペトロザヴォーツクまで戻ってきたら、朝はしまっていて廃墟みたいだった遊園地がオープンしていた。
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なんか長閑な遊園地だ。入園料はなかったので、誰でも入れるみたい。おもしろそうだな。
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ホテルで荷物を受け取りペトロザヴォーツク駅へ。駅前にはボロボロのバスがやってきてはどこかに向かっていた。カレリア地方はロシアでも貧しいエリアらしい。こんなに素朴できれいな街なのに。
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帰りの列車に乗り込もうとしたら、さらに北の北極圏のムルマンスクまで向かう寝台列車が到着していた。まだまだすごい長旅なんだろうな、いつか行ってみたいと思ってしまった。
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そして、サンクトペテルブグルへの帰り道。さっと通り雨が降ってまた晴れたりを繰り返しながら列車がすすんで行っている。
太陽が沈まない街ではずいぶん遅くまで起きてしまい、そして早朝から活動していたのですっかり疲れ切ってしまったのだが、こんな美しい風景があるとすればそれも仕方がないなって思える旅だった。
やっぱ、僕には美しいビーチだけじゃなくて、新しい場所で新しい体験をする旅が好きなのだなって再確認する経験だったと思う。
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この旅行で行ったホテル
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スパ ホテル カレリア
3.32
ペトロザヴォーツク(ロシア) の旅行記
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