キプロス・・・Ⅱ　古代キプロスの都・パオフォス

2019/03/01 - 2019/03/04

ＢＣ２世紀～ＡＤ４世紀の５～６００年間（古代ギリシャ・ロ-マ時代）はキプロスの都であり、１世紀に聖パウロが訪れたことでも知られている
ギリシャ神話ではアフロディ－テ（ビーナス）がこのパフォスで生まれたとされいる

キプロス南岸全体に言えることだがパフォスもビ－チ－リゾ－トとして多く観光客を迎えているが、この時期ビ-チを散策している人達は殆どがイギリスからの年金受給者と思しき年配の方々だった、かく言う私等も同類ではあります

パフォスの街全体が世界遺産に登録されていて、古代遺跡が豊富である

エリア パフォス(キプロス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

天気は上々、間もなくパフォスです

町に入ってきた、どこにでもありそうな平凡な街並み

バスタ-ミナルに着いたらタクシ－でホテルだな

ホテルからの散策で最初に目に付いたのが海岸べりの教会
これもやはりキプロス正教（正教はorthodoxと言うんだって）
エレベ－タ－がある

海岸に出たが誰も・・・

楽器持って演奏、それとも練習？

さっきの子らが先を歩いてるだけだ

魚を後ろに持った少年、ブロンズ製

この日（翌日）は日曜日、朝食後ホテルから数分の公園で

東洋からの老夫婦をジ－ッと眺めている
この後は少し離れて
陽気な中年男性群からも見つめられる・・・人遍で後掲します

女性の団体井戸端会議は見ないんだよネ

まるでシャッタ－通り
そりゃそうだ、シ-ズン外れ上に朝から飲み屋やレストラン空いてないよネ

ゲンゴロウとカエルを足したような代物は？
・・・・・映画館でした

パフォス城
ビザンティン時代に港湾守護の為の砦として造営され、１２２２年の地震で崩壊
その後フランス系キプロス王国により再建されたが、地震や爆発で１５７０年に倒壊・崩壊した
写真は１７８０年にはオスマン帝国の再建となる城塞

お城じゃないです、砦ですからネ
優美さも情緒もあまり感じないのはその所為でしょう

その砦を見つめるアフロディ－テ（嘘です）像

中央やや下に先程の女性像がご覧頂けますか？

砦の上から見たが・・・単なる港です

ネコ

カト・パフォス古代公園
広大な敷地の中に先史時代からの数多くの遺跡があり、主にロ-マ時代ものが多くＡＤ２～５世紀の４つの館の床に敷き詰められたモザイクは本当に素晴らしい

永い間土中に眠っていた甲斐があったと言うものだ、だから綺麗に保存されてたのでしょう

そのモザイクの「ほんの」一部です

余計な説明なし、無言で参ります・・・・・

白い砂はモザイク保護の為に敷いてある・・・だと思うのですが、間違ってないと思いますヨ

オデオン

私はこの裏で後ろ向きに小道を踏み外し、頭を下にしてずり落ちました
赤い腰巻（失礼！）つけてる男性が引き上げて呉れ事なきを得ました（無事でよかったし、恥ずかし！！）

アゴラ（ギリシャ時代都市国家の公共広場）跡

アゴラ跡からオデオンの遠景

サランタ・コロネス

ＡＤ１２００年Ｅａｒｌie(初期？)ビザンチン要塞として建てられ１２２３年（ここの立て看板では１２２２年ではなく）の地震で崩壊、その後再建築されることはなかったと
僅か２０数年しか機能しなかったとは・・・・

翌朝
ホテルから徒歩で近くのバスタ－ミナル→バスで中央（と言うのか？）バスタ－ミナル、そしてタクシ－で民族博物館への予定が・・

アッチこっち色んなところを周って貰うが見つからない、地図で見るとこの辺りと見切りをつけて降車
「足と口」でカフェ、食料品店、事務所、歩行者、観光客に聴いても・・・
尋ねあぐねて最後は「美容院」へ
男性美容師が丁寧に教えてくれた、多分「そこ」だと思うと・・・有難う

とても博物館とは思えない古い中くらいの屋敷
９０歳を超えてそうな強欲老嬢がポツンと椅子に座り「階下（地上）は電気が点かない」が良いか？
なんか胡散臭かったが折角苦労して探し当てたので・・・いくら？

一人１０ユ－ロだと・・・エッ
躊躇すると、なら７ユ－ロ、帰ろうとすると５ユ－ロ
シニアだ～と二人で５ユ－ロにさせた

昔からの生活用具と趣味の範囲を超えない個人的な蒐集品があるだけだった

バアサンの写真撮らなかったのが悔やまれる・・掲載して差し上げましたものを

庭（地上）や崖に「自生するシクラメン」は良かった

では「屋内」からご覧下さい

イコンがいくつか

雑多に土器（？）、陶器、陶器片がチョコット

階下（地上）には

農具

その庭に置かれた

祠

牛馬に曳かせる架車

以上デシタ

古屋敷出てみると見覚えのある教会
タクシ－でグルグル探してる時に見た覚えがある
タクシ－捉まえたバスタ－ミナルが徒歩圏だと分かった、ドライバ－さんは結構一所懸命に探してくれたんですヨ

要はその程度の知名度、内容だだってことです

翌朝ホテルから徒歩でバスターミナル
昨日の二の轍は踏むまいと受付嬢（市の案内係りさんの様だ）に訪問推薦場所を尋ねると・・・そりゃあ「コ－ラルベイ」よ、終点よ、素晴ッらしいから！

終点ではなさそうだがミンナが降りたのでワタスらも

雰囲気は間違いなく「ビーチリゾ－ト」の繁華街だ
でも誰も歩いてナイ

一寸お腹に入れておくか

下って、下って
ヤッパリ、あんまり人は歩いてないナ～

着いたが・・・
Ｃｏｒａｌ　Ｂａｙ？

ビ－チにホテルはあるけど・・・

確かに天気は悪いが、その様だ

一人遊んでるけど・・・

戻ろうか～

コ－ラルベイからの帰路立ち寄った「王族の墓」…広大な敷地だ
バスで僅か１５分、晴れてきた

ＢＣ３世紀～ＡＤ３世紀頃の墳墓
地下には高貴（権力者）な人達が、一般人は崖の横穴に葬られたそうで全部で１００余あり地下墳墓は１１とか

１９６２年、農夫が作業中に偶然見つけたと言う

さしずめ私等はこういった横穴に放り込まれるんだナ

イヤイヤ、ここかな？

これは地下墳墓なんだろうネ

このお墓も・・・

勿論、ここも・・・

墓ばかりでは気も滅入るでしょう・・・・小鳥がいます

横穴墳墓です

最も綺麗な状態で残る巨大地下墳墓

別の地下墳墓です、地下の横穴がお墓

下りてゆくと

ここにも小鳥

雀です・・・パフォス港に戻って

夕暮れに沈みゆくパフォス城

パフォスはネコで締めましょう