2018/07/17 - 2018/07/19
2960位(同エリア5446件中)
ぐりぐらさん
気温40度の最中、伊勢神宮と名古屋を旅行した記録。最終日の名古屋編です。
ベタに名古屋城とか東山動植物園とかも行きたいけど、暑過ぎて室内じゃないとムリムリ!というわけで、トヨタ産業技術記念館に行ってきました。
トヨタ自動車は紡績の会社から始まりました。この記念館では紡績から自動車まで、機械技術の進歩や創業者の理念など、充実した内容の展示でした。
特に紡績コーナーは係員さんの丁寧な解説付きで、ただ見るだけよりもずっと興味深く見学することができました。
自動車の技術を使ったゲームなどの体験コーナーはちょっとした体験型の科学館。大人も子供も楽しめました!
主に展示内容の紹介です。よかったらお付き合いください~(^^)
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最終日の名古屋観光、この日も40度の猛暑。残念だけど外はムリ!というわけで、室内で涼しく楽しめるトヨタ産業技術記念館に行ってみました!
こちらの記念館は、明治44年にトヨタの創業者の豊田佐吉さんが織機の研究開発のために作った試験工場の場所と建物を利用しています。外観も趣があります。10時頃に到着! -
エントランスに飾られているのは豊田佐吉さんが発明した環状織機。
それまでの常識にとらわれず、環状に布を織るなどの独創的な技術が使われており、館の狙いである「研究と創造の精神」の象徴として飾られているそうです。 -
まずは色々な体験ができるテクノランドへ。とても人気で人数限定の入れ替え制とのことですが、この日は平日で空いていて、すぐに入ることができました(^^)
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まずはコレ、樹氷を作ろうを体験。車のエアコンの原理を利用しています。
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頑張って自転車をこぐと、、、
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樹氷ができた!!すごーい。
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次はこれ、リズムピストン。自動車のエンジンの点火のタイミングをボタン操作で体現し、上手にエンジンを回して走行距離を競います。
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パパが夢中。
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意外と難しいらしい。
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ウォータージェットシュート。
水で糸を飛ばすウォータージェット織機の原理を使っているそうです。
またまたパパが夢中に。この後息子と一緒にやり、本日の最高得点500点を記録。本日といっても朝だからすぐに塗り替えられそうですが。 -
風に向かって立て。
体の向きを変えたりして空気抵抗を体感するものです。と、とばされる~!!!息子は耐えられなくなり途中で端っこに避難。 -
最後はテクノサーキット。120cm以上なので、残念ながら息子は体験できず、パパとママで対決!
床に映ったコースの上を走るのですが、早く走ればいいというものじゃないので意外と難しい!結果はママの勝利♪
他に写真撮っていないのもいくつかありますが、こんな感じで子供も大人も楽しめます!ゲーム感覚で科学の原理も学ぶことができて、難しい科学館より楽しいと思います(^^) -
こちらは蒸気機関の展示。スイスのスルザー社製です。一日3回実演をしており、ちょうど11時の実演で動かしてくれました。パワーを感じます。
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こちらはパートナーロボットの実演です。一日5回実演していて、蒸気機関に引き続き11時10分の回を見学。上海万博の日本館でデビューしたロボットだそうです。なんと、人と同じようにバイオリンを演奏します!
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ちゃんと指で弦を押さえて、綺麗な音色を奏でていました。すごーい!
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続いて繊維機械館へ。トヨタといえば自動車ですが、自動車の会社になる前身は繊維の会社だったのです。
糸紡ぎの実演。綿から繊維を引き出し、撚りをかけて糸を作っていきます。するする伸びていく糸。なんだか不思議~。
繊維機械館では、係員の実演や解説がすごく充実していました! -
綿花の塊から直接糸を紡ぎ出す特別の仕組みのガラ紡機。明治初期の日本の技術だそうです。手回しを体験できます!
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ガラガラ音がなるからガラ紡機というそうですよ~!この子たちがガラガラガラガラ言ってます。
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綿の塊から糸を紡ぐ体験!おお~伸びる伸びる!
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これが原綿です。輸入された時はこの状態だそう。これが糸になり布になります。
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いい布を作るには、いい糸を作るのが大事。というわけで、イギリスから輸入されかた高度な紡績技術。
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製造過程でゴミを取り除いたりする技術も。
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ふかふかの綿花がシート状になり、ぐるぐる巻かれてラップされます。
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続いて、梳綿機。先ほどのラップをくしけずり、繊維の方向を揃える工程です。
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続いて数本のスライバ(紐条の繊維の束)を重ねてムラを無くす工程の連条機。
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続いて粗紡機。スライバを引き伸ばし、撚りをかけて糸にします!
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いーとーまきまき。
糸になるまでこんなに工程があるとは! -
続いて織機コーナーへ!最初は手織りから。お姉さんが実演してくれました。
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これは豊田佐吉さんが発明した豊田自動織機の記念すべき第1号、無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織機)です。この1号機は機械遺産に登録されているそう。
世界で初めての技術、自動で杼を交換する無停止自動杼換装置がついています。杼とは糸が巻いてある芯のことで、横糸として左右に行ったり来たりして織り上げていきます。
それまでは糸が無くなるたびに手作業で杼を交換する必要があったけど、自動化したことで生産性が格段にアップ!世界一の生産性と評価されたとのこと。 -
G型自動織機の組立の様子。この時にジャストインタイムのトヨタ生産方式の考え方が生まれたそう。車作りの原点は織機にあり!
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自動化されたことで、一人で沢山の自動織機を担当できるように。
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色々改良を重ねて機械は高度化。
現代のレピア織機。色々な横糸を使った多色織物を高速で織り上げます。 -
生産性を高めるために、横糸を早く入れることが必要。この機械はウォータージェット。水で糸を飛ばしています。
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かなり大型の機械。だんだん出来上がってくる織物は絵画のよう。すごーい!
糸、織物共に、手作業から高度に自動化していく過程がとてもよく分かりました!
機械を調べて糸から織物を作ってみるなんて、子供の夏休みの自由研究にもいいかも~? -
続いて自動車館。織物から自動車への挑戦!
紡織機で培った鋳造技術を元に、エンジンの試作を繰り返します。 -
ボデーの試作。型は木製です。
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トヨタ自動車の生みの親、豊田喜一郎氏の人となりを紹介する、エピソードの森。モノづくりに対する熱意やどーんと構えた経営者の言葉が並んでいます。
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エンジンの展示。他にもトランスミッション、駆動方式とサスペンション技術、ステアリング技術、ブレーキシステム、タイヤなどなど、パーツごとの変遷を紹介しています。
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なんだかかっこいいですね。
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二階から見下ろした一階の展示スペース。ひろーい!
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一階へ降りていきまーす。
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クラシカルカー、素敵!
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自動溶接組付装置。4代目プリウス用のロボットです。
自在に動くアームを見ていると、未来に来たような気分になります。 -
ダイナミックな組み立て!
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義父が昔乗っていた、なつかしのカローラ。一緒に記念撮影しました。
これにて自動車館終了! -
最後はパートナーロボット達と。愛知万博のトヨタ館で展示していたものだそうです。残念ながら動きませんが、記念撮影!
トヨタ産業技術記念館、見所たくさんで大人も子供も楽しめました!
ゆっくり見学したので、時間は13時過ぎ!名古屋駅に向かいまーす! -
新幹線の時間まで、名古屋駅でランチ。おなかペコペコ~!
名古屋名物を食べなければ!というわけで、名駅エスカ地下街にある双葉で味噌カツ&天むすセット!美味しかったです。
ご覧いただきありがとうございました!
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旅行記グループ 2018伊勢神宮、英虞湾、名古屋旅行
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