北陸三県　初夏のやっぱりグルメなバリアフリー母子旅

2018/06/19 - 2018/06/22

障害者の母と飛行機を利用して旅をするのはこれで４回目。
仙台から直行便がある小松空港を利用、石川・福井・富山三県のバリアフリーな宿で北陸グルメを楽しむ旅に出ました。
この旅の後母の動きが悪くなってきて、私一人が付き添って旅をするのは危険になりました。これが最後の大型旅という事になると思います。
今回も航空券は障害者割引運賃は使わず早期予約割引を最大限に利用しました。こんなに安く飛行機に乗って良いのかなと。。。

エリア 羽咋・千里浜・津幡(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台-小松間の飛行スケジュールは、行きは朝早く帰りは夜になります。
３泊４日で北陸の食を楽しみます♪
私にとっては2013年に２回旅をした懐かしの小松空港です。
フラットでコンパクトで分りやすく好きな空港の一つです。

小松空港 (小松飛行場) 空港

何しろ最寄りのレンタカーショップまで車椅子を平押しして行けるんですから。
旅の初日は能登目指して出発！

道中休憩スポットと昼食時間がかみ合わず、やむなくイオンでごく普通のランチとなりました。。。

金沢から、のと里山海道をひた走ります。左側に広がる海！爽快感があります。
有料だった時の名残でICの表示が出ているのが面白いです。
千里浜ICで降りて、道の駅のと千里浜で休憩。

入口に「2015年ジェラートマエストロ優勝」ののぼりを発見。
マルガジェラート？

当然食べていきます！
一口分ワンフレーバーおまけしてくれました。
ここ数年のアイスで一番美味しかったです♪

屋外には足湯とこのおめでたい砂像がある、明るくて開放的な道の駅でした。

旅の１泊目は石川県。やはりバリアフリールームがあるいこいの村能登半島に宿泊します。
この宿は能登のグルメを満喫出来ると踏んで選びましたが、どうでしょう？

志賀の郷温泉　いこいの村　能登半島 宿・ホテル

安定感のある引き戸を開けて客室に来てびっくり。

ベッドルームの反対側にドアがあって、

もう一つベッドルームが！
ゆったりベッド４台。本当に広い部屋です。
私の石川県の感想ですが、以前宿泊した普通の旅館も一般的に部屋が広かったです。和室の前室が普通にありましたし。今回は洋室ですがどうも広さの基準が他県と違うと感じます。

早速バスルームを確認。これなら母を洗ってあげられます。
お湯は温泉ではないのが残念。

夕食は個室食のプランという事で車椅子で入れるのか心配でしたが、スロープが用意されていました。

給仕の仲居さんによると一番良い食事プランとの事で、とにかく豪華。お品書きがなかったので、説明された料理を覚えきれませんでした。

母は最初から食べ尽くす勢いだったせいで、可愛そうに終盤に出てきたカニをほとんど食べられませんでした。
私はしっかりセーブしながら食べていったので、能登牛もカニも満喫しました～♪
３泊中、ここの食事が一番良かったです。

こちらのいこいの村、すべてがゆったりリゾート風。

大浴場は広々とし過ぎていて温泉感がないのが残念でした。
私の友、マッサージチェアもなかったですし。。。
朝食時に見かけたグラウンドゴルフに来ていた老齢の団体様向けの、ゆとり仕様かなと思いました。
食事はとっても良かったので文句は言えないですね。

翌朝宿を出て福井に向かう前、最寄りの由緒ある気多大社に寄りました。
急に強い雨が降ったので、母を車から下ろせず私だけお参りに行きました。
ちょうど改修中でした。

気多大社 寺・神社・教会

２日目も金沢まで、のと里山海道を走ります。
雨天ですし時間に余裕がありましたので、道の駅高松で長めに休憩しました。

道の駅 高松 道の駅

ソフトクリームを食べたり、

かほく市のキャラクターと記念撮影したり。
外に足湯がありましたが、雨ですしね。。。
そして福井へGO！

２泊目はかんぽの宿福井です。
部屋はシックなインテリアでかんぽらしくなく（？）素敵ですが、石川県サイズではなくベッドがギュウギュウでした。
福井のかんぽはバリアフリールームはありますが、母を入浴させる温泉設備はないので、部屋のバスルームを利用する事になります。

亀の井ホテル 福井 宿・ホテル

バスルームをチェックし、問題なく使えるのは確認出来ましたが、ちょっとお疲れ気味の私。
この日は母にバスタイムを我慢して貰いました。
ここの大浴場は天然温泉ではないので、私も１度入っただけになりました。

この日の宿泊プランは安い上に、入浴剤とペン型扇風機のおまけが付いていて、

ドリンク１杯サービスと素晴らしいコスパでした。
１泊目が豪華過ぎたので、食事はちょうど良い量でお値段以上の美味しさでした。

やはり福井と言えば恐竜。部屋をはじめ食堂前など、あちこちに控えめに折り紙の恐竜たちをディスプレイ。
今回は旅程と反対方向の恐竜博物館には行きません。

朝食後、なぜ佐々木小次郎なのか分らないままロビーで記念撮影をして宿を出発。
３日目は富山に向かいます。
旅程で言うと福井→石川→富山がノーマルでしょうけれど、飛行機の時間や宿の予約状況で石川→福井→富山になりました。
意外ですがどちらのルートでも走行距離はさほど違いません。

この日はランチもグルメにしたくて尼御前サービスエリアに寄りました。
以前福井に来た時、この下りサービスエリアは地元の方オススメのスポットでした。一般道から徒歩で入れて食事や買い物が出来、尼御前岬の景観も楽しめる所です。

尼御前サービスエリア下り 道の駅

あまり高くないお値段でこの定食。一人に一枚コーヒーかソフトクリームのサービス券も貰えました。

尼御前サービスエリア(下リ)フードコート グルメ・レストラン

一枚はコーヒー、もう一枚はソフトクリームになりました～♪

グルメが目的の旅ですが、せっかくなので尼御前岬で尼御前と記念撮影です。
母も少しだけ越前の海を見る事が出来ました。
ここからはスピードアップで富山へ向かいます。

越前加賀海岸国定公園 自然・景勝地

途中休憩の小矢部川サービスエリアでなぜこうなったのかと言うと、

小矢部川サービスエリア 道の駅

どうして平日に？と思いましたが、富山県警があおり運転防止キャンペーンでこのサービスエリアにキャラ達と一緒にいた訳です。
危うく富山新聞に写真を載せられそうになりましたが、私達の後、子供連れをキャッチしたのでセーフでした。

３泊目はかんぽの宿富山です。

かんぽの宿　富山 宿・ホテル

ここは介護リフトのある家族風呂があるので、母をゆっくり入浴させられました。

夕食は奮発したプランで、のどぐろや

白えびがお目当てだったのですが、胃が疲れていたのか二人ともあまり食べられませんでした。グルメ旅の終盤の悲しさです。

そうは言ってもゆっくり温泉に浸かり、

マッサージチェアをしっかり利用して休養しました。

翌朝の旅の最終日、抜けるような晴天です。宿を出てすぐの婦中ふるさと自然公園から望む立山連峰の美しさが際立っていました。
レンタカーを運転していても、しばらく立山連峰の景観と一緒に移動する感覚でした。

立山 (立山連峰) 自然・景勝地

夕方まで小松空港に着けば良いので、どうやって時間を過ごすか考えあぐねて来た富山県中央植物園。平日にもかかわらず客層も広く人がひっきりなしに来場していました。高齢者は入場料が無料でわかりますが、意外でした。

富山県中央植物園 公園・植物園

天気が良いので園内どこも強い日差し。

屋内に逃れて一枚。
あとどこへ行こう。。。
こんなに良い天気なので、そうだ海に行こう！

という事でお昼にやって来たのが射水港です。
まず新湊きっときっと市場で昼ご飯。

新湊きっときと市場 グルメ・レストラン

ここで１泊目にカニを堪能し損ねた母が、カニリターンマッチを繰り広げたのですが、終盤疲れて食べきれなくなった定食です。

射水港は晴天のおかげもあり、素晴らしい景観。

海王丸パーク 公園・植物園

にっぽん丸

勝手に撮影させてもらいました。
そしてここから遠くない名所と言えば、

高岡大仏でした。
こんな町中にあるの？と思うロケーションに驚きました。
大仏内部を観覧しながら説明してくれるスタッフがいてありがたかったです。
そして能越自動車道へ。

高岡大仏 寺・神社・教会

北陸自動車道をひた走り、小松空港で母を一旦降ろしてレンタカーを返却。徒歩で空港に戻れるのですが、ショップの方が空港まで送ってくれました。
グルメ旅終了です。

小松空港 (小松飛行場) 空港