平湯温泉３世代スキー&高山

2019/02/02 - 2019/02/03

毎年恒例、父75歳の「スキーがしたい！」という望みをかなえるための温泉旅行。

私たち夫婦万全のフォロー体制のもと、なんとか怪我もなく無事に楽しむことが出来ました。

温泉もお料理も大満足。
二日目は高山に立ち寄り、古い街並みを散策しました。

今年は雪が少なくて、それは少し残念でしたが
車一台で道中も含め楽しく過ごしました。

エリア 平湯温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

実家から父・母が到着。
我が家の車に乗り換え、出発です。

メンバーは実家の父・母・夫・娘・私の計５人。
ドライバーは飲まない夫。毎回ありがとうございます。

平湯への3世代旅行は３回目。
今年は初めて、激戦の宿「ひらゆの森」の予約が取れて楽しみです。

途中の道の駅では、新鮮な野菜が沢山。
父は、もう大きな日本酒を購入していました。

実はその前に、中津川の川上屋さんでお饅頭を買ってオヤツに食べています。
車だと、なんだか食べ続けてしまう・・・

雪が見えてきました。
でも、昨年の大雪と比べると、ちょっと物足りません。
平湯まで行けば増えるかな。

間もなく平湯。
あまり雪の量は多くありませんね。

平湯温泉スキー場に到着。
まずは腹ごしらえです。

娘・夫は豚肉の朴葉みそ焼。
父はカレー＆飛騨牛コロッケ（結構食べますね・・・）
母と私は、温かいお蕎麦。

岐阜の朴葉みそは我が家の大好物。
いつも沢山買いだめして、普段の夕食にホットプレートで食べます。

以前は牛肉ばかりでしたが、ここで豚肉を食べて気に入ってしまい
以降は、ほぼ豚肉。（＆肉厚しいたけ、ネギが最高）
豚肉は、お財布にも優しいです。

それにしても、アジア系外国人の方がとても多い。
スキーが大人気と聞いていたけど、本当なんだなぁ。

さぁ、楽しみにしていたスキーです。

母のみスキーをしないので見学。
チェックインの時間になったら、先に宿に向かいます。

父も含め、全員マイスキーで。
父は「運ぶのも全部自分でやらなきゃ、滑る資格はない！」
と真面目なんですが、ここで腰を痛められても困るので
さりげなく夫がフォローして運びます。ありがとうね。

なんていいお天気。

娘が６年ほど前に滑り始めてから、私もスキーを久々に再開し
以降毎年数回スキーに行っています。
おかげで、今が一番上達してるかも・・・

父は歳も歳だし、スピードを出す訳ではないですが
ゆっくり安定して滑ることが出来ます。

ただ、やっぱり心配で目は離せなくて、私と夫がピッタリ張り付きます。

私にも「もうやめたら」と言われ
母にも「迷惑かけるからやめなさい」と言われても
どうしても娘とスキーがしたい父・・・

「じぃちゃんが見本みせてやる！」
と張り切っていたのですが、娘には
「おじいちゃん、待っていられないから、先に行くね～！」と置いて行かれ・・・

お父さん、仕方ないよ。私でも、もう追いつけないんだよ。

平らな短いリフトを滑った後。

なんと父が、こんなことを言い始めました。
「頂上に行ってみたいな・・・」

私は心配だったのですが、母もいないし頑固な父が考えを変えるだろうか・・・
夫に相談したところ、
「１本テストで滑ってから考えましょう」
再度短いコースを滑ってみます。

最終的に「安定しているし、一緒に行けば１本くらいは大丈夫だろう」
と夫が判断し、昨年はチャレンジしなかった頂上へ行くことに。

そして、これが上まで登った景色。
父はここを滑って降りれるのだろうか、とまだ不安な私。

まずは、平らな林間コース。
山の景色も素晴らしく、ずっとこんな感じだと安心だけど・・・

写真が大好きな父。
上まで来たことが嬉しくて、証拠写真を撮影。

娘は「ねぇ、おじいちゃん、まーだー？」
早く滑りたい様子。

外国人の皆さんは、経験が浅いのでしょうか。
一番下のコース以外はガラガラ。
自分たちのペースで、ゆっくり滑りました。

結果、父は無事下山。満足した様子です。
しかし、やはり75歳。
これ以上体力を使うのはムリと判断し、残りは夫・娘・私の３人で滑ります。

その後父と食堂で再会。父がチーズケーキを買って待っていてくれた。
興奮気味に達成感を語る父。チャレンジして、良かったね。

でも、万が一何かあったら取り返しのつかない年齢。
父の希望とはいえ、今回のスキー決行が正しかったのかどうか、私自身も分からない。間違っていたのかも。
75歳という区切の良い年齢だし、来年は引退してもいいんじゃないかな・・・

本日のお宿、ひらゆの森。
素敵な合掌造りで、女湯だけでも9つの露天風呂がある素敵な宿です。
お値段も信じられないリーズナブルな価格。

母は先にチェックインしていました。

歩く歩く。お部屋までは結構な距離です。
父母用、私たち家族用２部屋予約しています。

温泉を堪能した後、夜ご飯！
一般客用の食事処ではなく、宿泊客専用のレストランスペースです。

飛騨牛の陶板焼が、とっても美味しかった。

最初はビール。
続いて、日本酒が飲みたくなります。

日本酒飲み比べセット。
高級なお酒ではないけれど、結構たっぷり入っていますよ。

これでなんと800円。１つ200円。信じられません。

お店の方は、赤字ぎりぎり、とおっしゃっていました。

このお酒を飲み比べています。

翌朝。
朝ごはんに向かいます。

中庭には、雪が。
早朝は静かです。

同じく中庭。
この景色が見える内側の部屋は、畳の広い休憩場所になっています。
マッサージチェアや牛乳の自販機があり、くつろげる空間になっています。

朝ごはん。

朴葉味噌が香ばしくて食欲をそそります。
ご飯をおかわりしてしまいました。

スキーをしたからいいよね、と油断したため
このころ増えた体重がいまだに戻りません。

ひらゆの森をチェックアウトして高山へ。
古い街並み。

買いたい日本酒が沢山あります。

お昼ご飯。食べてばっかりですが・・・

舩坂酒造のお店で、飛騨牛のすき焼きをいただきます。
お父さん、お母さん、ご馳走様♪

ドライバーの夫がいるので、父も昼から飲んでいます。
またまた飲み比べ。

私と父は、高山にお酒を買いに来ているといっても過言ではありません。
この後、当然舩坂酒造さんのお酒を購入。
食事の後なのに、試飲までしてしまいました。
（だって、皆さんすすめてくれるんです）

私が好きなのは、「どろどろ」という濁り酒。

その後、父が大好き、二木酒造さんへ。
氷室など、有名なお酒も沢山ありますね。

お次は平瀬酒造さん。
大好きな久寿玉～。美味しいお酒が沢山あります。

最終的に、父と私で10本くらいは日本酒を買ったと思います。
母と夫は、ちょっと呆れ気味。
旅の後も楽しめるのです、大目に見てください。

後半、お酒に夢中でほとんど写真がありません・・・
が、帰りの道中もあちこち寄り道しながら買い食いしたり、
漬物を探したり（グーちゃんという大根の漬物が気に入ってしまい、あちこち探しました）楽しみながら帰ってきました。

父母も楽しそうだったけど、私たちも、とっても楽しかった！
温泉もお料理も大満足です。

高齢の父は、雪道の運転は無理なので
年に１回くらいは、雪を見に一緒に行こうということで
娘が生まれる前から、冬の旅行が毎年続いています。
（実家はあたたかいところなので）

いつも嫌な顔をせず、付き合ってくれる夫、ありがとう。
まだしばらくは、こんな旅行を毎年計画できたらと思っています。
（スキーをするかは別として）

この旅行記へのコメント （2）

• ねんきん老人さん 2019/03/14 09:38:27

  ７５歳、まだまだです。

  楽しく、内容の濃い、ステキなご旅行でしたね。
  ご尊父は７５歳ということですが、体力も気力も、さらに好奇心も旺盛な立派な方だと感じました。
  そういう方が傍目にもダメな老人になり下がっていくきっかけは、多くの場合、周りから心配され、あれこれ制限されることです。
  実は私も７５歳ですが、幸い誰も心配してくれません。それでも年齢からくる衰えは誰よりも自分が痛感していますから、人に分からぬように自分で気をつけています。
  どうぞ立派なご尊父の自尊心を損なうことのないよう、なるべく色々なチャレンジを見守って下さいませ。それで失敗したら、ご尊父は照れ隠しの笑いを見せながら、ご自身が気をつけるようになることでしょう。
  これからも心優しいご主人と楽しいご旅行をされるようお祈りしております。
  
  

  あんこさん からの返信 2019/03/15 21:31:07

  ありがとうございます

  ねんきん老人さま
  あたたかいコメントをありがとうございます。
  複数の方から(現地の方にまで！)やめた方が良いんじゃない？と言われて悩んでしまったので、父と同世代の方からそのように伺って、間違って無かったのかな？と少し安心するような、うれしい気持ちになりました。スキーが得意な夫が一緒なのも心強いです。
  別の旅行記にもありますが、ハワイではどうしても自分も運転したかった見たいです。
  確かに、最近父は体力作りにすごくこだわっているので、自分の事は自分自身が一番分かっているのかもしれませんね！父の視点でコメントしてくださり、ありがとうございました。
  これからも、安全、安心、かつ好奇心を満たす旅を計画したいと思います。