大西洋~太平洋へ 中米5か国を巡るパナマ運河クルーズ (6) いよいよ Panama 運河通行の日

2017/11/07 - 2017/11/26

ツアーの目玉・全長80kmのパナマ運河を１日かけて通過する日です。
昨日 シアターで予め記録映画を見たので感動はひとしおでした。
驚いたのは単に海峡を整備して通れるようにしたのではなくて、山峡を少しずつ上るように閘門を設け頂きを大きな湖としてそこを通過し反対側を少しずつ下って行くのだということです。周辺の国益が絡み100年に亘る攻防をまとめて着工し75000人が命を懸けて働いた10年の難工事だったことを知りました。
時の大統領はルーズベルト、アメリカの国威を高めることとなった運河の完成は奇しくも第一次世界大戦の開戦日1914.8.15 だったそうです。
その後2016.6.27 に拡幅整備され3倍アップの能力が可能となり年間14000隻が運行するまでになりました。

エリア その他の観光地(パナマ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

6:30 静かに朝がやってきました。
ちょっとワクワクしています。

7:30 朝食を済ませ デッキの右舷から辺りを眺めたり
ほぼ1時間置きに甲板に出て飽きることなく様子を見ていました。

左舷に移動して岸との距離を確認します。
海抜26m のガトゥーン湖に差し掛かっているようです。

ツーリストから貰った資料によると運河の様子が断面で示されていて 小刻みに登り山を越えると又段階的に下って行く仕組みが分かります。
パナマ運河はロックゲート閘門式運河です。

上のデッキから進行方向を見つめます。
後尾のロックドアが閉められchamberに水が注がれて湖面まで上昇 前のドアが開いて湖上を進みます。

近づく小形船がいます。何らかの役割があるようです。

彼方にはゆっくりと進む大型船

方向転換しています

大型船舶の運行を誘導するナビゲーターの小船

皆一定のルールで動いている気配です。

ガトゥーン湖1の美しい景色。

デッキのの人だかりが増してきます。場所取り争奪戦の様相です。
閘門に入ると後ろの鉄扉が閉じられ水が注ぎ込まれます。そのプール(lock chamber)に浮かべた船ごと上昇してゆきます。壁すれすれに船を操る技術に感嘆の声が上がります。チェンバーの大きさは幅33.5m 長さ304.8m 深さ12.8mですから
全長80km の運河を通過できる船は 幅32.3m 長さ 294.3m _深さ12m までとする
制限がありPanamax と言われます。

7:19~8:30 ガトゥーンロック通過

行き違う船のボディにはっきりと記された横文字に目を留めました。

静かにすれ違ったかの船は 後ろの閘門が閉まり水位が下降 前が開いて右手後ろに去って行きました。
そしてプール(ロックチェンバー)は 次の船を迎える体制に入ります。

世界のあちこちから集まった人達が鈴なりです
10:00ガンボア通過開始
ロックチェンバーの長さは304.8m 幅は33.5m
深さ12.8mというギリギリのサイズ。壁を擦らないかとひやひやします。

13:15 ~14:00 ペトロミゲルロック あたりに来ましたが
雨が激しくなってきて皆 船内に駆け込みました。
14::30~15,45 ミラフローレスロック通過
カリブ海から太平洋へと無事通過です！

船内に戻って適時食事など頂きます。

温かいスープでホッと一息つきました。

コロッケやハンバーグ

サラダも

いろいろ

フルーツが新鮮

バーガーにポテトチップスなど軽食も揃っています。

食べ過ぎると夕食に響くのでそこそこにしてデッキを散歩したり談話室でくつろいだり、部屋に戻って寝転んだりとゆっくりした時間を過ごしました。

18:00 ディナータイムはレストランに行きコンダクターやツアーメンバーと顔合わせして会話を楽しみます。

注文を取りにきたボーイ長さん端数ヶ国語に通じる頼もしい存在

ディナーは前菜にエビと

蟹をシェアーして

メインはミートソティーと

タコス風の一皿ををシェアーしました。

デザートはフルーツアイスと紅茶で締めました。

部屋に戻るとタオルアートがお出迎えしてくれています。
神聖な白象です。
崩すのが惜しいくらいなのでそっと枕辺におきました。