春の沖縄・レンタカーで行く世界遺産&名所巡り～2019 ②

2019/02/28 - 2019/02/28

　沖縄といえば、美しい景色と温かい人情、美味しい食べ物、その土地で育まれた独特の琉球文化、そして忘れてはならない過去の悲しい出来事…多面性を併せ持ち、特別な存在感のある場所。

　平成最後となる今のうちに、現在の沖縄をしっかりと見て、風を感じておきたくなりました。
　
　本土をレンタカーでぐるりと廻り、沖縄の様々な表情を見て感じた４日間の旅の記録です。

じゃらんネットにて予約：
「飛行機＋ホテル（朝食付・３泊分）＋レンタカー」

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

この旅行の楽しみの一つであった、朝のビュッフェ！
サラダから始まり、和食から洋食まで見た目にも鮮やか、食欲をそそられるものばかり！
照明や見せ方も上手で、どれも美味しそう。

ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄 宿・ホテル

女性には嬉しい、スムーシーまでありました。

いつものせわしない朝食とは違って、ゆったりとした気分で頂けることも非日常。

レンタカーで、古宇利島を目指して高速で走ります。
途中、伊芸SAにて小休憩。

伊芸サービスエリア (下り) 道の駅

パーキング奥には、開けた広場もあり。

「サミット開催記念広場」
守礼門の二千円札ももう19年も前になるのか…。

立ち寄るのを楽しみにしていた「道の駅許田」

道の駅 許田 道の駅

沖縄ならではの、特産品が所狭しと並んでいました。

南国を感じさせるフルーツの数々。
ここで「もずくの天ぷら」と三矢の「サンダアンダギー」を購入。
さすがにまだお腹は空いていなかったけど、我慢できずその場でいただきました。
ここでなければ食べなかっただろう。美味しかった。

その後、58号線から505号線を走り「古宇利大橋」へ。
雲が多かったけど(´-ω-`)それでも絶景！

古宇利大橋 名所・史跡

海の色はとても綺麗。

少し高台へ上がって見ると…

ここからの景色を暫し楽しむ。
はるばるここまで見に来て良かった！と感じた瞬間。

古宇利島 自然・景勝地

パーキングに戻り、車に乗ろうとすると隣の車（レンタカー）とナンバーが一緒であることに気づきビックリ！！
「501」と「502」の違いだけでした。
また出発するのも同時になり、お互いにビックリして写真を撮り合い「良い旅を！」と挨拶してお別れしました。
男性４人組で会社の仲間らしき方たちでした。これも旅の良い思い出！

古宇利大橋を渡り、上から見渡した光景。
吹き渡る風も心地いい。

続いてやってきたのは、世界遺産「今帰仁城跡」
王国成立前に北部地方を支配した、北山王の拠点だった場所。

今帰仁城跡 名所・史跡

「平郎門」
昭和37年に修復されたものだそうです。

さくらんぼ？のような可愛い蕾が膨らんでいました。

絵になる石段をゆっくりと登ってゆき…。

「寒緋桜」（かんひざくら）
「ソメイヨシノ」より少し濃い、梅のようなピンク。
青い空によく映えて素敵。

主郭と言われる本丸からの光景。
太陽の光も味方し、ここで息をのむほどの美しい光景が待ってくれていました。

どこまでも続く城壁、深い草木の緑…城壁と２層になったマリン～コバルトブルーの美しい海。
それに同化した空とのコントラストが絶景！

今も修復が進められているそう。

日常では味わうことのできない景色を堪能しました。

思っていた以上にスケールが大きい。

存在感のある城壁。
落ち着きを与えてくれる美しい眺め。

「外郭」
隅々まで手入れが行き届いており、気持ちよく見て回ることができました。

「今帰仁城跡」から505号線をぐるりと回った先にある「備瀬のフクギ並木」
海辺の「エメラルドビーチ」側に駐車場があり、そこに車を停めて散策。

備瀬のフクギ並木 自然・景勝地

ここも是非来てみたかった場所。

周辺には、古民家もあり昔からの沖縄の生活が垣間見えるひっそりとした静かな場所でした。

四方にこのような並木が続いており、まるで迷路にはまったような不思議な感覚を覚えます。

途中に見られた、個性的なシーサー達。

何かを訴えかけてくれているような、存在感のあるシーサー。

並木を通り抜けるとビーチに突き当たります。

エメラルドビーチ ビーチ

ここでは色々なブルーを楽しめる。

どこかのリゾート地にありそうな、門戸から見えるビーチもまた素敵。

並木からの帰り道に見えたスーパーでお買い物。
地元にもある馴染みのスーパーが、ここにもあることにちょっとビックリ。

まだ時間があったので少し寄り道。
許田ICから那覇北ICで高速を降り、「平安座島」へ。

「海中道路」を渡り途中にある「道の駅あやはし館」で車を停めて。

海の駅あやはし館 名所・史跡

風の強さでもブルーが変化していくように感じる。

「平安座島」から浜比嘉大橋を渡り「浜比嘉島」へ。
アマミキヨとシネリキヨの伝説が残る神秘的な島。

浜比嘉島 自然・景勝地

浜比嘉島から見た「浜比嘉大橋」

今日の最後の目的地、世界遺産「勝連城跡」
入り口付近は、大規模な工事中でした。

勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡

海外貿易により勝連に繁栄をもたらした、阿麻和利が居城したとして有名な勝連城。

小雨が降ってきた中、舗装された手すりのある階段を10分程登っていくと…

中城湾？太平洋を一望できました。
雲が多くても海はやっぱり綺麗。

こちらは工場地帯？

今通って来た「海中道路」？も見えました。

こちらは今までのものと違って、城壁もヨーロッパの石造りを思わすようなよりしっかりとした感じを受けました。

お天気は残念だったけど。

どの方向からも、見える景色は美しくて。

ここでは360°のパノラマの景色を楽しめる所でもあります。

優雅に落ち着いた佇まいを感じる。

堅固な城壁と防御に徹底して設計された作りから「鉄壁の城塞」と言われているそうです。後で知って、なるほどと納得しました。^ ^
今度は午前中の明るい時間帯に来てみたい。

最後に立ち寄った「イオン具志川」
ナビにはライカムを入力したのに、着いた場所は違ったイオンでした。
食料品を眺めていたら、マグロのお刺身が盛り沢山！
安い！美味しそう！家が近くだったら絶対買うだろうな。

ツナ缶や缶詰類の多さも、さすが沖縄といった感じ。

無事、ホテルに戻り休憩後、また近くをウロウロ。
市場の中にあった「琉球料理　あかさたな」

琉球料理 あかさたな グルメ・レストラン

頼んだのは、豚の角煮とグルクンの唐揚げと沖縄そばのセット。
特に唐揚げとジーマミー豆腐は美味しかった。
この日、グルクンが沖縄の県魚であることを初めて知りました。

店内にあった、綺麗に並べられたカップ達。
周りの常連さんと思われる方達の和やかな会話がBGMとなり、まったりと心地よい時間を過ごしてホテルに戻りました。