香港★錦田へ行こう　10年ぶりに訪れた水頭村と水尾村　～便母橋・力榮堂書室・廣瑜公祠・長春園・清樂公祠・鎮鋭公祠・天后古廟・樹屋・二帝書院～

2019/02/28 - 2019/02/28

先週、錦田を散歩したばかりですが、
またまた錦田に行ってきました。

今回はちょっと足を延ばして、
10年ぶりに水頭村と水尾村に
行ってきました！

この二つの村と城壁村の吉慶圍は
私が新界の村さんぽにはまる
きっかけとなった場所。
吉慶圍はそのあとも何度か訪れていますが
それより北の水頭村と水尾村は
全く訪れていませんでした。

今回10年ぶりに再訪して、
あの時女ひとりで
紙の地図を持って道に迷い、
犬にほえられながら、
よくあちこち回ったなあと
今更ながら思いました。

10年前の旅行記：https://4travel.jp/travelogue/10411854

この日のお散歩歩数：14,237歩

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、2週続けてやってきました、錦田。MTRの錦上路駅を出て、前回と同じく祠堂村にやってきました。

○　祠堂村

通りすがりに、壁画も見ていきました。

○　錦田壁畫村

こちらはまだ完成していないようです。

さて、先週はここまででしたが、さらに北に行きます。

○　錦田城門新村

ここにも壁絵が。

橋を渡りました。

のどかな風景が広がっていました。

とりあえず、便母橋に行ってみようと思います。

ん？この道を行くのかな？

半信半疑で歩いてきました。歩いていくと、村がありました。

橋を渡って村の方へ。

昼間だったのでいいですが、夜通るのはあまりよくなさそうな道でした。

中国の国旗、五星旗が風になびいていました。

多分道に迷ったからか、当時この村を通った記憶があります。

そしてやってきたのはこちら！！便母橋。

10年前に水頭村と水尾村を訪れたときはまだ携帯で地図を見るなんていう習慣はなく、紙の地図を見ながら、村さんぽをしました。しかもその地図がかなり簡単な地図で何度か道に迷った記憶が…その時は見落としていた便母橋。今回初めて訪れました。

ん？ずいぶん新しい橋だなぁ？

と思ったらこっちに古い橋がありました。新しい橋と古い橋のどちらもわたってみました。娘を抱っこしていたので、古い橋の方はさささっと渡りました。

○　便母橋

敬母橋とも呼ばれる橋で、錦田の孝行息子、鄧俊元が母親が川を渡って自分に会いに来やすいようにと、康熙43年（1710年）に、福建漳州から石匠を呼び寄せて建てました。橋の建設には6年を費やし、康熙49年（1716年）に完成しました。

○　力榮堂書室

印象的な大木と古い建物。

古いおうちがところどころ残っています。

こういうのにドキドキわくわくしながら歩いたのを思い出しました。もちろん今でもワクワクしますけどね。

○　廣瑜鄧公祠

○　侯王宮

○　清樂鄧公祠

清樂鄧公祠はかなり大きくて、

横から見るとこんな感じでした。

修繕工事をしている最中でした。

○　長春園

ここも入れませんでした。

でも、土日や祝日だったら開いているようです。改めて再訪することにしました。

さらに歩いていきます。

10年前に来たよりもずいぶん歩きやすくなっています。

新しいおうちもありますが、古いおうちが多いです。

○　鎮鋭鋗鄧公祠

桃と牡丹。

さらに歩いていきます。

○　天后古廟

10年前は、樹屋を探していたら、天后古廟に辿り着いたので、たぶんこれだと思うのですが、外観が全く新しくなっていて驚きました。しかもだだっ広いところにポツリと廟があったイメージですが、周辺には住宅がたっていました。その時住宅があったのに気が付かなかったのか、それとも10年間の間に建てられたのか謎です。

池がありました。おじさん二人が釣りをしていました。

そしてやってきたのは樹屋。10年前は近づけたのに、今は周りに柵ができて近づけないようになっていました。

○　樹屋

このがじゅまるの木、もともと天后宮がここにあったのですが、清時代初期に主人がいなくなり、数100年以上も放置されていた結果、天后宮とガジュマルの木が一体化してしまったそうです。

建物と木が一体化してます。

夕陽が当たって、神秘的でした。

樹屋周辺には廃墟と化した古い家が残っていました。これは10年前にもあった家で、その時すでに廃墟でした。

でも中には廃墟ではなく人がまだ住んでいる家もありました。

廃墟。

こんな感じの道歩いてました。

ブーゲンビリアと廃墟。

○　泝流園

○　二帝書院

水頭村のアパート！！！10年前にこの家の付近で道に迷って香港人の男性に道を聞いたのでした。相変わらず目がこわい。

川を渡り、

壁には様々な教訓が。

最後に川を渡り、錦上路を通って、錦上路駅に戻って、MTRで荃灣西に戻りました。