
2018/08/26 - 2018/08/28
548位(同エリア859件中)
jijicatさん
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数年前、急に登山がしたくなり近場の低山などに登っていました。同時に、いつかもっと遠くへ、と思いネットや本でいろいろな山を調べ、思いを馳せていました。
アルプスの中でも初心者でもなんとかなりそうな唐松岳はその時から心にありました。夏と秋に八方池までのハイキングは経験しました。
そして今年の夏、週末の天気がなかなか良くならない。しかし休みを取った。夏山シーズンはすぐに終わる。
どこかないかなあと山の天気予報を一生懸命調べていたところ、唐松岳の天気がちょっとだけ良い方向に変わり。
とりあえず行ってみようとその場で準備をし白馬に向かいました。
無事、唐松岳頂上山頂で一泊して翌日下山できました。
比較的短時間で登れるのにあんなに素晴らしい景色を見ることができるなんて、唐松岳、素晴らしいです。
あまり精神的に余裕がなくたいした写真がありません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京駅から北陸新幹線に乗り込みます。
日曜のお昼頃なので空いていました。
長野に着くまでの間に今晩の宿を予約します。 -
長野駅より白馬行のバスに乗ります。
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1時間ほどで白馬到着です。窓に雨がぽつぽつ。
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山の上の方の天気はどうなのでしょうか。
ヤマレコなどを確認するとこの日唐松岳は天気が悪かったようです。 -
新幹線に乗っている間に予約した前泊のお宿へ。
当日予約にも関わらず2食付で対応いただけました。
みそら野の別荘地にあるペンションです。
徒歩10分くらいの場所にセブンイレブンがありましたので翌日のお昼と、念のためヘッドランプの電池を買っておきます。ペンション ミンティー 宿・ホテル
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夕食をいただきます。
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朝食です。
登山ではありますが、唐松岳はコースタイムが短く3時間ほどで頂上まで行けそうでしたのでゆっくり出発します。 -
八方のゴンドラ乗り場からスタートです。天気が良くなってきました。
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リフトに乗り換えます。
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八方池山荘に到着しました。
万が一途中で撤退して本日中に下山することになった時のためにリフトの終了時刻を記録します。
実は、唐松岳の一般コースが台風で崩落し、尾根コースなるものを通らないと頂上に行けない、という情報を昨晩深夜に知りました。
その尾根コースを見るところそれなりに高度感がありもしかしたら自分のレベルでは厳しいのではないか、と思い出したらなかなか眠れないのでした。ヤマレコ等を見てもなかなか詳しい情報が出てこなかったです。
だから厳しそうだったら途中で引き返すことも考えて来ました。
その場合最終のリフトに間に合うようにここまで戻ってこなければなりません。
この時点でかなり緊張しています。 -
不安な私の気持ちとは裏腹に天気は良くなってきました。
とりあえず八方池まで歩きます。八方池までは過去2回行ったことがあります。 -
八方池が見えてきました。
八方池 自然・景勝地
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不安な気持ちが大きく、精神的余裕がありませんので八方池まで降りません。
そのまま八方池を超え、さらに進みます。 -
ここからは登山となり、初めて足を踏み入れる領域です。
樹林帯で歩きやすい道です。緑に癒されます。 -
先行する登山者が見えます。
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ナナカマド
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扇雪渓まで来ました。
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開けているので少し休憩します。
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扇雪渓から少し登ると丸山ケルンです。
ここは開けていて下界の白馬の景色が良く見えました。
少し雲がかかっているところがまた良い感じです、天気も良く、絶景です。
割と、ここまでは人が人がたくさんいました。 -
広い場所になっているので、みな一息つきます。
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先を目指します。
道は分かりやすく迷うことはありません。
低山だと道が分かりずらく悩むことがありますがメジャーなアルプスだと人も多く心配はないのが大きな違いです。道もとても整備されています。 -
尾根ルートなる箇所に到達しました。
扇雪渓まで歩いた段階でテンションも上がっていて、自分の中で引き返す選択肢はなくなっていました。
勢いで頂上まで行けそうです。
ガスっていて狭い登山道の両脇が見えないのも幸いでした。
すれ違いの登山者を待ちます。
ガスがかかっていなければそれなりに高度感を感じる場所であったと思います。 -
この尾根コースですが道幅が狭いです。
このような表示がありました。 -
尾根コースが終わると唐松岳頂上山荘の裏手に出ます。なんとかここまで来れました。
唐松岳頂上山荘 宿・ホテル
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唐松岳頂上山荘です。
本館と新館があり、値段が違います。
食事の度にこちらへ移動するのが面倒に感じましたので本館宿泊にしました。唐松岳頂上山荘 宿・ホテル
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とりあえず無事ここまでこれたことにほっとしましたのでコーヒーをいただきます。
雷鳥のカップ。 -
荷物を置いて唐松岳の頂上を目指します。
山荘から20分くらいです。
山荘の下にジグザグに続いている道はテント場への道です。
遠いですよね。山荘のトイレにいくのも大変そうです。 -
美しい緑の、絶景です。
ここまで来れたことに感動しています。
思い切って来てよかった。 -
唐松岳山頂。
曇っています。晴れ間を待ちましたがじっとしていると寒いので戻ることにします。唐松岳 自然・景勝地
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下山中、雷鳥に会えました。
こちらの気配を感じると、逃げるどころかこちらへ近づいてきてくれました。
サービス精神旺盛です。 -
かわいいです。
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しばらくの間眺めます。
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唐松岳山荘の近くにはコマクサがたくさん咲いています。
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山荘から唐松岳を望む。
雲がかかったり、突然晴れたりで、目まぐるしく景色が変化します。
たどり着けた安心感を感じながらのんびりします。 -
荷揚げのヘリが来るとのことで屋内に入るようにとこのと。
ヘリが来たのですが風が強くて荷おろしできなかったようです。
数日荷揚げもできていないとのこと。
そのせいか生ビールがありませんでした。 -
夕暮れ時。
ずっと雲がかかっていますが時々雲の切れ間から景色が見えます。
剱岳とのこと。 -
時間が経つにつれ雲が厚くなって行きました。
夕食時、窓際から歓声が上がったので見てみると雲が切れて立山連峰が綺麗に見えています。
一人で来ていますが、たまたま同じ日に居合わせた方々と感動を分かち合う感覚がなんとも言えないです。 -
光が当たり、本当にきれいです。
ネットで見ていたいつか行きたいと思っていた場所に来れていることを実感し、感動しています。 -
雲の動きが速いです。
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私は見られなかったのですが、ブロッケン現象が見られたとのこと。
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いつか立山にも行ってみたいです。
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夜になり天気が悪くなりました。
夜通しずっと台風のような風の音がしていました。
明日、今日来た道をまた帰ることを考えると不安でまた眠れなくなってしまいました。 -
朝食。
雨が降っています。
周りは、唐松岳~五竜岳の予定で来られている方が多いようでしたが、天候次第でどうするか、といった風でした。部屋で布団がお隣だった方は諦めて下山されるとのことでした。 -
雨ですが、風はありませんでした。一安心です。
尾根コースを通る際は余裕がないので写真はありません。
なんとか扇雪渓まで降りてきました。
少し休憩しますが雨がだんだん強くなってきました。
山登りを始める際に買ったレインウェアをレインウェアとして初めて着ました。 -
八方池を過ぎて、木道まで降りてきました。雨で幻想的な景色になっています。
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墨絵のようで綺麗です。
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3時間ほどかけて10:30くらいに八方池山荘のリフト乗り場にたどり着きました。
白馬の郷の湯で暖まり、白馬駅との中間くらいにあるカフェでランチにします。
カフェまで歩いている間に雨は上がり、空も明るくなりました。 -
カフェのわんちゃん。
この後、バスで長野駅まで向かい新幹線で東京に戻りました。
不安が大きかったですが思い切って行ってみてよかったです。
次回は五竜岳まで行ってみたいです。
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この旅行で行ったホテル
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ペンション ミンティー
3.0 -
唐松岳頂上山荘
3.23
八方尾根・岩岳(長野) の旅行記
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