2019/02/26 - 2019/02/27
3196位(同エリア7767件中)
ST&Gさん
今年3度目の沖縄旅。
出発はいつもと同じ富士山静岡空港(FSZ)です。
この旅行記で紹介する3時間街歩きは、主に金城町石畳道と首里城周辺施設。
事前に考えていた街歩きコースではなかったのですが、なかなか面白い発見がありました。
しかし首里城周辺は兎にも角にもアップダウンが多いので、今回紹介するコースは平坦な道ばかり歩いている人にとってはキツイと感じる可能性大。
ルートの確認だけでなく、坂の情報もしっかりチェックしておきましょう。
良かったら『那覇まちまーい』の参考にしてください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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はいた~い!
朝散歩のメインに選んだのは、王家の別邸【識名園】。
出発はゆいレール美栄橋駅ですが、識名園行きのバスが停まるのは県庁のバス停。美栄橋駅から県庁前駅の1区間だけゆいレールを利用するという方法もありますが、モノレールの待ち時間そして県庁前駅からバス停まで歩くことを考えれば、歩いて行くのと時間的には殆ど変わらず。
また自分の足で歩けば色々な発見もありますし、健康のためにも私は後者を選択しました。
最初の寄り道スポットに選んだのは、美栄橋駅近くにある新修美栄橋碑。
昔の那覇は海に浮かぶ島(浮島)でしたから、首里と那覇の行き来は船。
中国から冊封使が来琉する際は、船を並べて橋の代わりにしていたようです。
後に安里崇元寺から伊辺嘉麻(イベガマ/現在の松山付近)まで長虹堤(堤防と橋からなる道路)が築かれましたが、美栄橋(※現在の美栄橋ではない)はその長虹堤のほぼ中央に架けられた橋。
やがて交通量の増加などの理由で架け替え工事が行われることになりましたが、それを記したのがこちらの碑です。
良く見ると弾痕もありますので、美栄橋駅周辺に行かれるのであればご覧になってください。
画像奥にある建物がゆいレールの美栄橋駅で、手前方向(私の背中側)に進むと国際通り。 -
裏道を歩きながら、沖縄県庁に到着しました。
この辺りの様子は過去の旅行記で紹介しましたが、バスが来るまでもう一度散策に出掛けてみましょう。沖縄県庁舎 名所・史跡
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行政棟のシーサー。
この建物を手掛けたのは黒川紀章氏です。 -
シマサルスベリは、屋久島・種子島以南に亜熱帯に生える木。
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琉球政府立法院跡。
そこに植えられているホルトノキは、千葉県より西に生える常緑高木です。 -
そろそろバスが来る時間になりましたので、道を渡り県庁前のバス停に戻ってきました。
今回利用するのは2系統のバス。
県庁周辺には幾つかバス停がありますが、識名園に行く2系統のバスが発着するのはホテルロコアナハの前です。 -
バスに揺られ識名園へ。
今回の街歩きのメインは、琉球王家最大の別邸。
琉球国王が冊封使や外国の来賓と訪れた廻遊式庭園ですが、王家の人々の保養にも使われていた美しい庭園です。 -
開園の10分前に到着しましたが、なんと■休・園・日■。
予定に穴が開いてしまいました。
プラン変更ということで、この界隈にある見どころを頭の中でリストアップ。
ここまで来たのですから、琉球国王や冊封使になった気分で識名園から首里城を目指しましょう。
しかしナビの最短ルートで歩くと、識名園から金城町石畳道までは結構つらい上り坂。
軽い散歩と言うよりは、筋トレに近い感じです。識名園 公園・植物園
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参考までにこちらが識名園。
晴れた日は赤瓦の屋根が青空に良く映えてとても美しいですよ。
識名園はまた別の旅行記で紹介します。 -
識名園の交差点を渡ると、すぐに上り坂が始まりました。
この坂がどこまで続くのかも分からず、ただ只管歩くだけ。
首里エリアはこのような坂が多いので普段は車で移動するのですが、実際に歩くと想像以上にキツイと感じます。
「坂」の苦痛を紛らわすために、沖縄の景色に集中。
昔ながらのお弁当屋さん。 -
更に坂を上ると【いまいパン】。
ここは美味しいイタリアンレストランのシェフから教えてもらったお店で、朝早くから地元車が並んでいます。 -
カンヒザクラは今が見頃。
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気が付けば、このような高台を歩いていました。
「キツイはずだわ」と思いましたが、今度は急な下り坂。
上るよりも下る方が楽ですが、足への負担が大きいのは下り坂。
そして前方を見ると、再び上り坂。
思わず「・・・。」
ただでさえ坂が多い沖縄ですが、特に首里エリアは勾配が大きいと感じます。 -
この時はハッキリ言って景色を楽しむ余裕など殆どなく、坂をクリアすることに必至。
道が整備された今でも相当なアップ&ダウンですから、昔の道ならもっと体力を消耗していたことでしょう。
時間短縮、そして少しでも真珠道の跡を辿りたいと思った結果が、この筋トレウォーキングでした。 -
ようやく金城橋に到着。
坂をクリアしたという安堵感から、「ふ~っ」と大きく息を吐いた私。
時計の針を見るとは識名園を出発した時刻から僅か15分しか経過していませんでしたが、疲労度は通常のウォーキングの数倍。
慣れない道ということもあるのか、凄く長く感じましたよ。金城橋と識名平 名所・史跡
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金城橋を渡ると、いよいよ金城町石畳道。
ゴールに到着したくらいの疲れを感じていますが、首里城まではまだ半分弱の距離が残っています。
ここまで来たのですから、もひと頑張りしましょう。 -
シーサーパワーを貰い、再び街歩きスタート。
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「まぁ何て素敵な石畳道!」と感動する余裕もなく、再び始まる上り坂に再び「は~っ!」。
首里城が遠く感じます。
それにしても、お肌ツルンツルンの石畳道。
晴れた日でも滑り易いのですが、雨の日(特に坂道)は更に恐怖です。
滑りにくい靴でお出掛けください。 -
金城村屋(かなぐしくむらやー)は無料の休憩所であり、住民のふれあいの場。
金村の読み方は「かなぐすく」ではなく、「かなぐしく」。
昔この一帯は広場になっており、国王が識名園へ行く際に村人たちがお茶をふるまっていたようです。金城村屋 名所・史跡
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住民のふれあいの場ですから、イメージは公民館でしょうか。
今も昔も、みんなの休憩処。
思わず私もひと休み。
ここにはトイレもありますよ。 -
趣のある道ですが、石畳+坂ということもありベビーカーを押して歩くのは大変だと思いますので、乳児と一緒あるいは足に不安がある方は、石畳道を歩かなくても入口(金城橋がある所)から写真撮影するのが良いと思います。
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金城大樋川(かなぐすくうふひーじゃー)。
各家庭に水道が引かれる前は、村人たちの共同井戸(村ガー)として使われていました。金城大樋川 名所・史跡
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タイワンレンギョウと書いてありましたが、デュランタのこと。
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仲之川(なーかぬかー)へ行く緑のトンネル。
ほんの一瞬ですが水が滴る音も心地良いので、是非こちらにも行ってみてくださいね。仲之川 自然・景勝地
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仲之川。
西に寒水川樋川(すんがーひーじゃー)、東には金城大樋川(かなぐすくうふひーじゃー)があり、これはその中間にあるので仲之川(なーかぬかー)。 -
紫色の花はソケイノウゼン。
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更にこの様な道を上って行きます。
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赤みを帯びた首里金城の大アカギは、国の天然記念物。
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ここには6本の大アカギがありますが、入り口近くにあるのは比較的細い木。
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細いと言っても国の天然記念物に指定されているくらいですから立派なのですが、奥に進むと樹齢推定200~300年と言われる更に大きな木がありますので、入り口だけで見学を終えないようにしましょう。
こちらが、奥の方にあるアカギ。
先程の木と比べると、幹の太さがかなり違います。 -
更に大きな木には、このように転倒防止策が施されていました。
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内金城御嶽は、大樹を神として崇拝する拝所(うがんじゅ)。
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その傍にあるのがこちらのアカギ。
旧暦6月15日には神さまが降りてきて、ひとつだけ願いを叶えてくれるという言い伝えがありますので、私もそっと木に触れ願い事をしてきました。
しかし旧暦の6月15日ではないので、叶うかどうかは神のみぞ知る(?!)
「考える力を授けてもらえる場所」とも言われていますから、沖縄の自然の力をたくさん貰って帰りましょう。 -
皆さんは、ムーチー(鬼餅)伝説をご存知ですか?
その場所もこちらにありますので、行く前に沖縄市のサイトでムーチー伝説を確認しておくと良いですよ。
ムーチー伝説は、沖縄市役所(ムーチー由来)のホームページで確認できます↓。
https://www.city.okinawa.okinawa.jp/k063/sportsbunka/hakubutsukan/kyoudohakubutsukan/134/1610/1617.html -
前述の案内板のすぐ横にある拝所。
沖縄では、旧暦12月8日になると月桃(げっとう)の葉に包まれたお餅を家の軒下などにぶら下げて、邪気を払う行事が行われます。 -
「やっとここまで来たか…。」という感じでしたが、最後の坂道をクリアすればいよいよ首里城公園。
首里金城町石畳道 名所・史跡
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都会の那覇でもハブはいますので、出来るだけ草むらには近づかないようにしましょう。
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首里城に到着~~~!
アップダウンが多かったこともあり、疲れ方が半端ではありません。
短時間散歩としては過去一厳しかったコースですが、時間的には余裕なのでクールダウンを兼ねてゆっくり首里城公園を歩こうと思います。
今回は金城町石畳道側から入場しましたので、西のアザナ方面から見学開始。
時間があれば入口の所(街灯のすぐ横)にトーチカ跡もありますので、そちらも見に行くと良いでしょう。
コンクリートの上には鉄板、側面には金網が取り付けられているため壕の見学はできませんが、弾痕らしきものが残っていますよ。
沖縄戦の時はこの首里城に第32軍司令部が置かれていましたので、今も首里城の下には地下壕がありますが、地上は華やかな琉球王国の世界でも、地下にはヘルメットや小銃、無線機らしきものが転がっています。
※2020年追記: この地下壕は崩落の危険があるため、関係者以外立ち入ることは出来ませんが、沖縄タイムス(公式)が首里城下に眠る地下壕の様子を公開してくれましたので、良かったらそちらをご覧ください。
いつの日かこの地下壕も、首里城の見どころのひとつに加わることを願っています。
https://youtu.be/AR_SmMCWLWA首里城 名所・史跡
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朝早い時間帯ということもあり、団体訪日客も少なく休憩するには最高。
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クロヨナは、熱帯・亜熱帯地方に生育する木。
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手前にあるのはイスノキ(ヒョンノキ)。
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マルバチシャノキ。
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今日は植物園のような所も歩いてみましょう。
ここにもハブ注意の看板有り。 -
オオバギは、中国からマレーシア・オセアニアに分布する木。
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クロツグ。
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月桃。
可愛らしい花はかりゆしウェアのデザインにも使われますが、独特の香りがする葉っぱは殺菌や防虫で使われたり、またお茶やカーサームーチー(餅)などにも利用されます。 -
アコウの木は、ガジュマル同様【絞め殺しの木】という物騒な別名がありますよ。
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前回の首里城散策では歩かなかった場所から、有料区域を覗いてみましょう。
この角度で見ると、何となくアジアンリゾートのようにも見えます。 -
正殿の赤瓦屋根の上にあるのは、名工 平田典通氏の『龍頭棟飾』。
復元されたものですが、大きさは3mにも及ぶとか。 -
今回は有料エリアに行きませんでしたが、無料区域からでもなかなか面白いものが見られます。
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前回訪れた時は、扉が閉まっていた奉神門。
この先が、御庭(うなー)や正殿、南殿・北殿などがある有料区域。
来場者は中央の入り口から出入りしていますが、琉球王朝時代は国王や冊封使がこの中央入り口を使い、それ以外の人たちは左右から出入りしていました。首里城 名所・史跡
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再び首里森御嶽(すいむいうたき)。
こちらの扉も、人間が出入りするために設けられたものではありません。首里城 名所・史跡
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屋根の上に載っている鴟尾(しび)は、胴体が魚で顔はワニに似ています。
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左の鴟尾。
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無料区域にある西のアザナ。
沖縄では、東がアガリで西はイリ。
南はフェーと読み、北がニシになります。 -
西のアザナから、曲線が美しい石垣を撮影。
首里城 名所・史跡
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昼間はアジア系訪日客で混雑している西のアザナ。
この時も、賑やかな外国語が飛び交っていました。 -
久慶門から退場。
首里城 名所・史跡
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そのすぐ前にあるのが、首里城のアカギとアコウ。
この後方には第32軍の無線通信所跡とトーチカ跡がありますが、今回はそのまま芸術大学方面に進みます。 -
円艦地にかかる天女橋と弁財天堂。
この池は、首里城や円覚寺の湧水を貯めるために作られた人口池。首里城 名所・史跡
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画像は、『石彫美術最高傑作』と言われる石橋の彫刻が残る円覚寺跡。
中の様子は過去の旅行記で紹介していますので、そちらをご覧ください。円覚寺跡 名所・史跡
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円覚寺のすぐ前にある沖縄師範学校跡(正門の柱)。
今回は久慶門を出て右方向(東)に進みましたが、反対に行けば園比屋武御嶽石門(世界遺産)や首里城のシンボルとも言える守礼門、更に真っすぐ進むと玉陵(世界遺産)もありますので、時間を見ながら歩くと良いでしょう。沖縄県立芸術大学 名所・史跡
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儀保駅からジャイアンツGOに乗り、一旦ホテルへ。
美栄橋駅を8時に出発して、再び美栄橋駅に戻ってきたのは10時50分。
識名園が休園だったのは誤算でしたが、金城町石畳道も歩きましたし首里城やその周辺の見学も出来て大満足でした。 -
那覇空港に向かう前に、小禄駅で最後の買い物。
駅のすぐ前にイオンがある…というのは本当に便利です。小禄駅 駅
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駅のホームにアンパンマン号がやってきました。
ゆいレールと言えば、那覇空港のすぐ横に沖縄都市モノレールのゆいレール展示館がありますので、乗り物好きのお子さんがいらっしゃるのであれば、そちらに足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。
那覇空港国内線ターミナルの出口から歩いて10分くらいで到着します。 -
那覇空港に到着。
今日は上空からどのような景色が見られるのでしょうか。那覇空港 空港
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北部の奥間エリア。
オクマ プライベートビーチ & リゾート 宿・ホテル
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鳥の嘴のようにツンと尖った所が辺戸岬。
これが沖縄島最北端です。辺戸岬 自然・景勝地
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与論島。
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搭乗すればすぐランチ。
機内食を食べた後は、街歩きの疲れも出て長時間のお昼寝タイム。 -
シートベルトサイン点灯の音で目が覚めました。
そろそろ地元の空港に到着。
次回はもう少し長く滞在できると良いな~。
良かったら那覇街歩きの参考にしてください。
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