名古屋で念願のイチビキでうな丼、湯の山温泉、松阪で回転焼肉、伊勢神宮を経て京都城南宮の梅を楽しむ週末フリーパスを使った近鉄沿線二泊三日の旅１ 名古屋編

2019/03/16 - 2019/03/16

同窓会の案内が来ていたのは、昨年末の事。
3月という日程だけ確認して深く考えずに、出席と返答。

3月になって案内をよくよく見ると、場所は湯の山温泉と。
湯の山温泉？どこそれ？

調べると、三重県。四日市の近く。
しかし、温泉は大賛成だがなぜ湯の山？なぜ三重？

詳しくは幹事に会ってから確かめることにして、せっかくなので、
湯の山温泉から登ることができる御在所山に登ってみるか？

どうせ三重に入るなら、ずいぶんご無沙汰している伊勢神宮にも参拝しなきゃ。
ああ、四日市と言えば桑名が近いではないか。
桑名と言えばハマグリ。
そして三重と言えば松阪牛。
津で鰻も悪くない、いや名古屋経由なら名古屋でひつまぶしというテもあるな。

と食べる事中心に企画を練るも、せっかく春に三重まで行って梅を見ずに帰るのも味気ない。桜にゃまだちょっと早い。
いなべ市農業公園の梅林という魅力的な梅林を見つけたが、いかんせん、車が無いと行きづらい。

どうしますかねえ。
あれこれ調べると、ほう、伊勢からは近鉄で京都へ入ることができるらしい。週末フリーパスというお得な切符も発見。

名古屋経由　新幹線よりめちゃくちゃ安い。おまけに時間は変わらないではないか。
ならば、伊勢から京都へ抜けて京都城南宮の梅を見て帰りますかね。
今年の城南宮の梅祭りは、２月１８日から３月２２日まで。
ぎりぎり間に合う。

あとは出たとこ勝負と、新幹線に乗り込みました。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは何時もの通り新横浜駅。

新横浜駅 駅

今回は、名古屋から湯の山温泉、松阪を経て伊勢。
最後に京都と近鉄沿線を移動するので3日間近鉄線乗り放題の週末フリーパスを事前に入手。4100円也。
これ、当日は購入できないので要注意。尚、特急料金は別途。
横浜西口のヨドバシに近畿日本ツーリストがあり、そちらで購入。

https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/weekend_free/

葛城山ロープウェイの割引券も付いてきたが、これは無駄になった。

使えるエリアはこちら。
4100円と言う料金、なかなかいいとこを突いています。

さて、元が取れるやら・・・

あっという間に名古屋駅。

新幹線の中で、考えていたのは、
1）津まで移動して、ランチに鰻を食べて湯の山温泉へ戻る。
2）桑名でハマグリ三昧をして湯の山温泉へ向かう。
3) 久々に名古屋の大須観音に行ってみる。

の3つ。

名古屋駅 駅

名古屋到着。時間は9：30。
名古屋に着くころ思い出したのが、行列必至で10時から整理券を配るイチビキというかねてから一度行ってみたかった鰻屋。


よし決まり。

名古屋駅から15分でイチビキ到着。

以前、良く行列を眺めて一度行ってみたかった鰻屋。
いつしか昼は整理券を配布するようになったようだ。

名古屋駅からは徒歩15分。
土地勘のない場合は20分くらい見たほうが良いですよ。

9時45分に店頭到着。
整理券の配布は10時から。

既に十数人が列を作っている。

イチビキ グルメ・レストラン

普段は並ぶくらいなら、他の店に行くんだけれどまあ、いつもと違うことをするのも旅の醍醐味ということで。

夜の宴会まで時間はたっぷりあるし。

3月とは言え、朝は結構冷える。

並ぶ方は要注意。要防寒。
反対に
夏は暑いと思いますよ。

10時になって整理券が配られはじめ、無事12番の札をGET。

で、問題は集合時間。
この店、一巡目は11：30であり、一巡目に入れない場合、入店は13時頃になってしまう。

名古屋なので、喫茶店のモーニングと行きたいところだが、駅方面へ戻ってマックもとい、マクドで珈琲を飲みながら時間を潰す。

指定の11:30に店に戻って無事入店。
どうやら、一巡目の最後だったようだ。
あぶない、あぶない。

待ち時間が長いので店内を観察。
焼手は一人。
どう考えてもこれじゃあ大量の客は捌けまい。
相席にするなりすればもっと多くの客をこなせるのだろうけれど、どうも無理をしないポリシーの様だ。

老舗特有の偉ぶった態度も無く、番号札を持っていない飛び込みの客や、システムを理解していない外国人観光客への対応も好感が持てた。

番号札1番の客から順に料理が提供されるので、提供されたのは一巡目の一番最後。
12時15分ごろ。

ビールでも飲みながら待つのがセオリーだけれど、特上を頼んじゃったからねえ。

合計、2.5時間待って登場したうな丼特上3800円也がこちら。

どーん。

ごはん少な目でお願いしたが、まさに鰻の山である。
タレは甘めで、焼き方は蒸さない関西風。

関東は切腹を嫌う武士の街なので背開き、関西は腹開きと言われるが関東が背開きなのは背開きの方が簡単だからと言う説もある。

肝吸い、おしんこも付く。

ご飯の中にも鰻が隠れている。

こちらのお店、奥で丼にご飯を入れ、入口の焼き場で鰻を乗せるシステム。したがってご飯の中に忍ばされた鰻は前もって焼いてあったものだろう。
丼の上の鰻とは、身の暑さも食感も、味も違った。

ともあれ、何とか完食。

昼はできないが、夜は予約ができるので、確実に口にするなら夜に出向かれるのをお勧めする。

もっとも12時過ぎに飛び込みで客が入ってきて13時の札をもらっていたから、運が良ければ昼でも１時間待ちで食べることができる。もっとも特上丼は無くなることもあるらしい。

2.5時間待って、20分で食べ終わって店を出ると体が重かった。
うな丼を二杯食べた気分。

しばらく、鰻は見たくないな。

あまりにお腹が苦しいのでぶらぶら歩いて大須観音まで歩いて行ってみることに。

空腹も辛いが、はち切れそうなくらいお腹いっぱい、というのも辛いな。

あーお腹が苦しい。

白川公園で一休みして大須方面へ。

白川公園 公園・植物園

大須の居酒屋の張り紙。

こういうの、結構好きです。
ところで、べこおいって何？

東京の味の餃子ってどんな味だろう？

とちょっと気になるも食べるわけにはいかない。

何年ぶりだろう、大須観音。

大須観音(寶生院) 寺・神社・教会

以前と変わらない雑多な雰囲気。

あちらこちらで、煙を頭にかけたけれどいまだ効果は認められない。

多くの寺院は鳩の糞害で悩んでいるがこちらは鳩のエサが販売されている。

不思議。

仁王門

こちらは鳩避けの網が張られている。

大須仁王門通

ういろう、って最後に食べたのいつだろう？

外郎と書いてういろう。

いきなりじゃなくて、やっぱりなんだ・・・

名古屋のこういうセンスって結構独特。

あれほど鰻はしばらく見たくないと言ってはみたものの、匂いには反応する。

渋いパン屋がありました。

カトパンは知ってるがカタパンってなんだ？

岩瀬パン グルメ・レストラン

硬パンかな？

名物と言う割には押し出しが弱いな。

大須 招き猫広場

万松寺
寺院がビル化するのはここだけに限ったことではないけれど、ここはまるで商店街の飲食店のようだ。

万松寺(萬松寺) 寺・神社・教会

万松寺の白龍

大須の新名物だそうな。

寺院も時代によって変わるのは重々承知しているけれど、この白龍、煙を吐くそうです。


はぁー
ため息出んな。

アメ横ビルという看板を見つけたので入ってみる。
たしかにアメ横。

第一アメ横 ショッピングモール

立ち入り禁止って、どこから入るというの？


このあたりで大須観音方面へ戻ります。

途中で見つけたお好み焼き店。

なんだ？この値段。
興味津々だけれど、お腹はいっぱい。

あースガキヤ！
名古屋発祥のラーメン店。

最近あまり見ないですねえ。
関東からは撤退したみたいだし。

清寿院の柳下水

尾張名古屋の三名水の一つらしい。

清寿院の柳下水 名所・史跡

富士浅間神社という名前に惹かれて。

名古屋で富士？
名古屋で浅間？

富士浅間神社 寺・神社・教会

大須観音に戻ってさて、どうしよう。

大須をぶらぶら歩いてみたものの、ちぃーっともお腹が減らないので地下鉄で戻るのはやめて、歩いて近鉄名古屋駅を目指すことに。

イチビキの前を通ってみる。

午前中の営業を終えて閉まっていた。

イチビキ グルメ・レストラン

柳橋中央市場

市場好きでここも何度もお邪魔して周辺の飲食店も何軒か攻めてみましたが、あまり印象に残る店はなかったなあ。

柳橋中央市場 市場・商店街

でもまあ、どこかに市場で働く人が通う店が隠れているに違いない。

ここもいつかは築地のように移転するのかもしれないな。

モード学園 スパイラルタワーズ
高さは170ｍ

モード学園 スパイラルタワーズ 名所・史跡

ナナちゃん人形
身長は610ｃｍ、体重は600ｋｇ

渋谷のハチ公的な存在

ナナちゃん人形 名所・史跡

さてと。
では、近鉄線で湯の山温泉へ向かいます。

4100円の週末フリーパスは果たして元が取れるのか？

近鉄名古屋から湯の山温泉は四日市乗り換えで850円

近鉄湯の山線・湯の山温泉行


850円/4100円(週末フリーパス)

今宵の宿はホテルウェルネス鈴鹿路。

湯の山駅から徒歩10ほど。
周囲にはなにもなく、温泉街ぽくはなかったですねえ。

ホテルウェルネス鈴鹿路 宿・ホテル

ところで結構早めに着いたつもりでしたが、みなさんすでに出来上がっており・・・

まずは露天風呂に入って宴会に備えます。

宴会は１８時から。

お腹はまだ減らない。

天ぷらに、刺身、一人鍋。

絵にかいたような宴会料理。

そのうち単なる酔っぱらいの宴となり夜は更ける。

温泉卓球などを楽しみ、あとはぐっちゃぐちゃ。

まあ、しかし旧友ってありがたいな。

ところでなぜ湯の山温泉に集合になったのかと言うと、賢島は予算的に合わなかったからって。
意味わからん。

翌朝。

どこかのビジネスホテルのような朝食を食べて解散。

友よ、また数年後に会いましょう。

本日は、独り松阪牛をたべて伊勢神宮にお参りし京都へ向かいます。

名古屋で念願のイチビキでうな丼、湯の山温泉、松阪で回転焼肉、伊勢神宮を経て京都城南宮の梅を楽しむ週末フリーパスを使った近鉄沿線二泊三日の旅(2) 松阪・伊勢編

に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2019/03/26 12:44:31

  お～～っ、鰻たっぷりですね♪

  こんにちは、ｙ_0236さん
  
  私も前を通りかかるたびに
  イチビキさんの行列に吸い込まれそうになるんだけれど、
  今だ行けてません～～
  お店が狭いから、計画立てて狙っていこうと思っていたら、
  なかなか行けずじまいで。
  でも、関西風の焼き方なんですね～
  私はいったん蒸した関東風のふわふわっとした鰻のほうが好きなので、
  う＝＝ん、どうかな？？？？
  5月に名古屋に泊まるので、ちょっと検討してみます。
  あっ、でもGWだからやめたほうが良いか～(笑)
  
  　　たらよろ

  y_0236さん からの返信 2019/03/26 14:26:04

  RE: お??っ、鰻たっぷりですね♪

  たらよろさん、いつもありがとうございます。
  
  おや、関東風の鰻がお好みですか。
  
  関東の鰻(並ばない店限定)では
  自由ヶ丘の八沢川 が良かったですよ。
  この次、東京にお越しの際にでも是非。
  
  ちなみにマイベスト鰻は、京都某店の蒲焼。
  
  イチビキさん、行くなら夜に予約して行かれた方が良いと思います。
  ビールと蒲焼か白焼きが妥当ですかね。正直、特上丼はかなり手ごわかったですよ。タレは予想以上に甘かったですし。
  
  店内の雰囲気は悪くないし、サービスはとても良いのでお酒を飲みながら夜にゆっくりした方が良いかも、です。
  
  y_0236
  
  
  
  
  
  
  > こんにちは、ｙ_0236さん
  >
  > 私も前を通りかかるたびに
  > イチビキさんの行列に吸い込まれそうになるんだけれど、
  > 今だ行けてません??
  > お店が狭いから、計画立てて狙っていこうと思っていたら、
  > なかなか行けずじまいで。
  > でも、関西風の焼き方なんですね?
  > 私はいったん蒸した関東風のふわふわっとした鰻のほうが好きなので、
  > う＝＝ん、どうかな？？？？
  > 5月に名古屋に泊まるので、ちょっと検討してみます。
  > あっ、でもGWだからやめたほうが良いか?(笑)
  >
  > 　　たらよろ