2019/01/02 - 2019/01/03
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beachさん
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2019年最初の旅行は、デュッセルドルフから1泊2日でツェレ、ヒルデスハイム、ヴェルニゲローデに行ってきました。
今回の最大の目的は「Brocken(ブロッケン山):▲1,142m」。ドイツのハルツ山地の最高峰、年間300日は霧に覆われていると言われています。天気予報とにらめっこし、今しかないと旅立ちました。
---Reiseplan---
■1/2 ツェレ - ヒルデスハイム
□1/3 ヴェルニゲローデ(ブロッケン山)
▼HOTEL
Wernigerode泊「Garni-Hotel Alt Wernigeröder Hof」:EUR 63.00
▼1/2-1/3
German Rail Pass(3days/1month):EUR 200.00
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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■Mittwoch, 2. Januar 2019
ドイツで新年を迎え、2019年最初の旅行はハルツ山地の最高峰の「Brocken(ブロッケン山)」に行くことにしました。
途中、『北ドイツの真珠』と呼ばれるCelle(ツェレ)と、以前から気になっていたHildesheim(ヒルデスハイム)に立ち寄ることにしました。 -
Düsseldorf - Celle:約3時間(ICE/ME)
Celle - Hildesheim:約1時間(ICE/S)
Hildesheim - Wernigerode:約1時間半(ext/RE)
ローカル線を使わないと行けない場所なので、移動距離はさほど遠くないのですが時間がかかります。 -
ツェレに到着!
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Celle Bahnhof(ツェレ駅)
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Bahnhofstr(バーンホーフ通り)
駅から町の中心部までは徒歩15分程度です。 -
Justizvollzugsanstalt Celle.
一見素敵な建物に見えますが、横には刑務所…そしてこちらは更生施設のようです。 -
Schloss Celle(ツェレ城)
17世紀にリューネブルクの領主であったツェレの大公のために建てられたものです。ツェレ城 城・宮殿
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正面からの景観はというと…残念ながら改修中でした。ツェレ城は内部見学も出来ます。今回は時間の都合でパスしました。
ツェレ城 城・宮殿
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天気予報通り雲一つない晴天!しかし今日のブロッケン山の天気予報は吹雪…明日に賭けます!
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旧市街に入った瞬間!「これは凄い!」なんて美しい木組みの家々!!
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素晴らしい景観です。木組みの家というと、ローテンブルク等、南ドイツのパステル調のメルヘンな家を想像しますが、ツェレの木組みの色合いは一味違います。落ち着いた色合いが重厚感と気品を漂わせます。
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ツェレは第2次世界大戦の被害を受けなかったため、古い町並みがよく保存されており、16世紀から18世紀に建てられた伝統的な木組みの家々が500軒近く並んでいます。
各家のファサードには建てられた年号や当時の家主の名前が刻まれていたりします。 -
そんな美しい場所に、何とも場違いな謎の像…んーちょっとお尻丸出しはいかがなものかと…。怖いし。
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Zöllnerstr(ツェルナー通り)
旧市街のメインストリート!ツェルナー通り 散歩・街歩き
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Stadtkirche St. Marien(聖マリエン教会)
市教会 (ツェレ) 寺院・教会
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教会内部に入ると、大きな柱が吊り下げられていました。これまたモダンな芸術家の企画展示のようでした。
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祭壇には細かい彫刻が施されています。よく見ると左側はルネッサンス様式で、右側はバロック様式になっています。
ルネッサンス様式は、謙虚な姿を。そしてバロック様式は、反対に傲慢さを表現してるのだそうです。 -
Barocker Orgelprospekt von 1687.
とても立派なオルガンです。 -
教会内部には前方から後方に向かって聖書の物語が描かれています。当時、文字の読めない人々のための宗教教育に役立てたそうです。
この写真の一番左側の絵は、旧約聖書の「天地創造」です。
新約聖書は全て北側に描かれています。その理由は、日没の太陽光によって少しでも長く見る事ができるようにと計算されたものだそうです。 -
Rathaus(市庁舎)
市庁舎 (ツェレ) 建造物
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「ツェレで最も美しい木組みの家」と言われる家を見に来ました。
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Hoppener Haus(ホッペナーハウス)
「ツェレで最も美しい木組みの家」と言われています。1532年に建造された、切妻壁をもつ7階建ての堂々たる建物で、その重厚感と美しさは目を引きます。
上の階が張り出しているのは、昔は家の税金が1階の面積に依存していたからだそうです。 -
3階部分には、ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公、エルンスト1世の肖像画が飾られています。
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ホッペナーハウスの前にある紋章を掲げたライオン像。
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よく「絵本の中の世界にいるみたい」と表現されていますが、本当でした!
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Am Heiligen Kreuz 26(番地)
こちらは「ツェレの旧市街で最も古い家」として知られています。1526年に建てられた木組みの家です。その古さから、肉眼でも傾きと歪みがはっきりと分かりました。 -
続いて、ヒルデスハイムに移動することにします。(今日も昼食は抜きになりそうな予感…)
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ヒルデスハイムに到着!
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Hildesheim Hauptbahnhof.(ヒルデスハイム中央駅)
町の中心のマルクト広場までは徒歩15分程度です。ヒルデスハイム中央駅 駅
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ここヒルデスハイムには、世界遺産に登録されている聖マリア大聖堂と聖ミヒャエル教会があります。
ここで、後に気が付いたのですが、致命的なミスをしました。その聖マリア大聖堂見忘れました…また、いつか…。 -
道を見ると赤い大きなさやえんどうのようなものが落ちていました。この木は何でしょう…?
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St.Jakobi(聖ヤコブ教会)
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Marktplatz(マルクト広場)
ここの広場、実は想像以上に素晴らしい景観でした。マルクト広場 (ヒルデスハイム) 広場・公園
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Rathaus(市庁舎)
まずは正面の市庁舎です。 -
そして…この立派な木組みの建物!!ツェレの木組みの家とはまた一味違った雰囲気です。高さがあるので圧倒されます。
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Knochenhauseramtshaus(クノッヒェンハウザーアムツハウス)
もとは1529年に建てられた肉屋のギルドハウスで、ヒルデスハイムで最も有名な木組みの家です。しかしながら、第二次世界大戦で完全に破壊され、現在の建物は戦後再建されたものです。 -
ファサードの装飾もかなり細かいです。
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こちらも外観が素晴らしい建物ですが、内部を知ると意外と身近な感じ。
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Tempelhaus(テンペルハウス)
現在は、ツーリストインフォメーション! -
Wedekindhaus(ヴェデキントハウス)
現在は、ドイツの銀行Sparkasse(シュパーカッセ)! -
四方を豪華な木組みの建物に囲まれたマルクト広場。いやはや…ヒルデスハイム情報不足でした。中世都市として栄えた背景がうかがい知れますね。
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サンタクロースの帽子をかぶった街灯。
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Umgestülpter Zuckerhut.
路地に入るとこんな家を発見!
1階の面積は17平方メートルに対し、2階は29平方メートルあるそうです。こちらのオリジナルも第二次世界大戦で破壊され、2010年に再建されました。
ツェレのおさらいです。昔は家の税金が1階の面積に依存していたから。さぞかし税金逃れを目論んだのでしょう。 -
ヒルデスハイムの歩道に描かれた白いバラは、主な観光名所へと導いてくれます。
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St.Andreaskirche(聖アンドレアス教会)
聖アンドレアス教会 寺院・教会
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教会の内部はシックな造りです。ベッケラードの1965年製のオルガンが立派でした。
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クリスマスの装飾が残っていました。
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Alter Markt(旧マルクト)
美しいルネサンス出窓と、皇室。ヒルデスハイムで最初の石造りの上として1587年に建てられたそうです。 -
St. Michael(聖ミヒャエル教会)
1022年に建てられたロマネスク様式の教会で世界文化遺産に指定されています。
もともとはカトリックの教会として建てられましたが、宗教改革によりヒルデスハイムがプロテスタント化されたため、この教会もプロテスタントに改宗しています。しかし、クリプタ(地下聖堂)は今日までカトリック教会の所有となっています。ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会 寺院・教会
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内部に入っると先ず目に入ってくるのはこの木の天井画!
教会の建物自体は第二次世界大戦後の再建ですが、この板絵は13世紀に描かれたオリジナルです。第二次世界大戦中は、この板絵は外され安全な場所に保管されていたそうです。 -
通路には鏡が設置してありました。首が攣らなくて済みます。でも結局上を見ちゃうんですけどね…。
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この天井画は、キリストの家系図をあらわしているそうです。1300枚の板に描かれた縦27.6m、横8.7mの天井画です。
西側からアダムとイブ、エッサイ、ダビデ王、ソロモン、ヒゼキア、ヨシア、マリア、キリストの八つの主要部分とその周囲に描かれた天使や福音書記者達で構成されています。 -
非常に色鮮やかです。
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11世紀初頭のcrypt(クリプタ・地下聖堂)も戦火を免れました。
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クリスマスの装飾。
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教会ではあるものの、素晴らしい芸術作品を見た気持ちになりました。
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ヴェルニゲローデに到着!すっかり日が暮れていました。
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ヴェルニゲローデの駅を出ると、石炭が燃える独特な匂いが町に漂っていました。そうSLです!明日はこのSLに乗ってブロッケン山を目指す予定です!!
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本日宿泊するホテル「Garni-Hotel Alt Wernigeröder Hof」。
1泊 シングルルーム EUR 63.00(朝食付き)。
駅から徒歩10分、町の中心部の丁度間に位置します。部屋は素泊まりですが、朝食は豪華でした。近くにスーパーが1軒ありますが余り大きくないので買い出しには要注意です。Garni-Hotel Alt-Wernigeroder-Hof ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- maggieさん 2019/02/27 13:52:06
- 行きたーーい♫
- ツェレ、ヒルデスハイム、どちらも素敵な街並みですね。一目惚れしちゃいました♡ツェレの木組みの家は、これぞドイツ!って感じだし、ヒルデスハイムのクノッヒェンハウザーアムツハウスも、とってもメルヘンチックで可愛らしい(╹◡╹)
来年のドイツ旅行は恐らくハンブルクに滞在して、あちこち行こうかと考えていますので、ツェレとヒルデスハイム、どちらへも行ってみたいと思います。
これからもbeachさんの旅行記、楽しみにしています♫
maggie
- beachさん からの返信 2019/02/27 22:34:59
- RE: 行きたーーい?
- maggieさん
こんにちは(*^_^*)
コメントありがとうございます!
どちらも小さな町ですが、観光地化しすぎていない感じがとても魅力的でした。ガイドブックでは余り大きく取り上げられてない町ですが、間違いなく一見の価値ありです!
同じ北ドイツでも、都会で活気のある赤レンガ造りのハンブルクの街並みと、ツェレの歴史的な木組みの家が建ち並ぶ町並み、全く異なる雰囲気を味わうことができると思います☆
今回は一人旅なのでひたすら歩き続けていますが(ほぼ毎回このオチ)、ツェレやヒルデスハイムの落ち着いた街並みの中カフェでゆっくり過ごしてみたかったです(^^♪
beach
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