2017/04/08 - 2017/04/08
3162位(同エリア5559件中)
ナオさん
2017年は2月と4月の2度、八重山諸島の石垣島へ出かけた。沖縄県の最高峰で新日本百名山の於茂登岳525.5mに登るためである。2016年夏、本州最北端の下北半島の新日本百名山・大尽山を登り終えた時点で、私たち夫婦の間で次に登る新百名山として候補に上がったのが於茂登岳だった。
石垣島は亜熱帯だから寒い季節が良いだろうと、登山時期を2月と決め、12月には飛行機のチケットと宿をとった。準備万端整って、出発を待つだけになって、急に夫の持病のリウマチが悪化、キャンセルも考えた。結局2月は下見と観光だけにし、4月にまた登りに行った。
今度は於茂登岳登山の下見もできていたので、余裕を持ってのんびり登ることが出来た。下山後には野底マーペにも登れ大満足したのだった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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4月、2月に続いてこの年2度目の石垣島だ。今回の1番の目的は、 沖縄県の最高峰で新日本百名山の於茂登岳526mに登ること。
2月に来たとき下見も出来ているので、林道も登山口もわかっている。
泊まっていた川平湾が見えるペンションを後に、於茂登岳へと向かう。ここはL87号線の於茂登トンネルの所だ。於茂登トンネル 名所・史跡
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於茂登集落から案内標識にしたがって入り込むと登山道入り口に着く。ここには「於茂登山 登山道 山水会」、「アサヒナキマダラセセリ採集禁止」、「石垣市希少野生動物種保護地区」の標識が立っていた。
ここからはもう少し車で入り込めるが、舗装されていないかなりなダートコースだ。私たちはレンタカーなので底を擦らないようにかなり気を遣った。於茂登岳 自然・景勝地
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2月下見で訪れた時は、殆ど花は見えなかったが、今は4月、於茂登岳では色んな花を見かけた。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳は八重山諸島石垣島にある山なので、山は亜熱帯の植物がいろいろあり、今まで私たちが知っている本州の山とは雰囲気がかなり違っていた。
於茂登岳 自然・景勝地
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車が数台止められる小広場があり、ここが於茂登岳の登山口になっている。AM8時25分登山開始。もう3か月ほどで後期高齢者の仲間入りをするリウマチ症の夫と、喘息持ちの私の老夫婦二人ののんびり登山。
於茂登岳 自然・景勝地
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登山口から5分で祠と石碑をみる。「大御岳ぬ清水」と書かれていた。
於茂登岳 自然・景勝地
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丸太橋を渡り、標識にしたがって登山道をたどる。
於茂登岳 自然・景勝地
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ロープの張られた道だがそれほど危なくはないよく整備された登山道だ。
於茂登岳 自然・景勝地
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樹林帯を抜けると左側が開けてきた。
於茂登岳 自然・景勝地
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ここは3合目だ。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳登山口から20分で滝見道分岐だ。滝へは帰りに寄ることにして先を急ぐ。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳で出会った花に慰められながら、ゆっくりゆっくり歩を進める。
於茂登岳 自然・景勝地
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AM9時24分、最後の給水ポイントだ。
於茂登岳 自然・景勝地
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木々の茂る中を進むと、湿気の多い道にはトカゲがいっぱいいた。
足元に「急坂スリップ注意」の標識があった。息を切らしながらゆっくり登る。 この辺りでは、虫網を持った男性に出会った。於茂登岳 自然・景勝地
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樹林帯を抜け左折すると広場があり、NHKテレビ中継塔があった。居合わせた男性がここは頂上でないと教えてくれた。
於茂登岳 自然・景勝地
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少し戻り、頂上への案内板を見てリュウキュウチクの間の道を先に進む。
於茂登岳 自然・景勝地
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標識に沿って左折すると、見えてきたのは防災行政無線施設だ。そのフェンスに沿って西に進む。
於茂登岳 自然・景勝地
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沖縄の最高峰で新日本百名山でもある於茂登岳の三角点に到達。タッチ!
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳の頂上はリュウキュウチクで覆われていた。リュウキュウチクは場所によっては3~5mにもなると聞くが、於茂登岳頂上部の物は私の腰から背丈ぐらいの高さが多かった。したがって展望は開けており、川平湾がきれいに見えていた。
於茂登岳 自然・景勝地
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AM10時25分、於茂登岳526mの頂上で記念写真を撮る。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳頂上からは防災行政無線施設が見えていた。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳頂上からは野底岳が見えていた。野底岳は尖った姿がとてもかっこいい!野底マーペとも呼ばれる野底岳は、石垣島で地元の人にもっとも人気のある山だそうだ。私たちも於茂登岳から下山後に登りに行く予定だ。
於茂登岳 自然・景勝地
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これは於茂登岳頂上で見かけた花。
於茂登岳 自然・景勝地
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沖縄の山らしい風景に別れを告げ下山に向く。
於茂登岳 自然・景勝地
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給水ポイントの所まで下って来た。
於茂登岳 自然・景勝地
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下りは滝分岐から寄り道し、滝に立ち寄って行く。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳にある滝、これは三段滝だ。
於茂登岳 自然・景勝地
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於茂登岳はシダも樹木も珍しく見ていて飽きない。
於茂登岳 自然・景勝地
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丸木橋を渡れば登山口はもうすぐだ。
於茂登岳 自然・景勝地
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12時30分、登山口の車の所に無事下山。老夫婦、二人そろって沖縄県の最高峰、新日本百名山の於茂登岳に登れたことに大いに満足した。
於茂登岳 自然・景勝地
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これは於茂登岳登山後に、振り返り見た於茂登岳の姿だ。
下山後に向かったのは「か~ら家」。ここで昼食の後、平久保崎を散策、その後、野底岳に向かう。於茂登岳 自然・景勝地
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ここは野底マーペと呼ばれる野底岳の短縮登山道の入り口だ。車を止めてここから歩き出す。
野底岳 自然・景勝地
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ロープの張られた急な登山道を登って行く。穏かな登りが続いた於茂登岳に比べ、距離は短いが急登で変化に富んだ野底マーペは面白い。
野底岳 自然・景勝地
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わずか20分で野底岳頂上へ登れる。野底マーペの三角点にタッチ!
野底岳 自然・景勝地
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野底マーペへの登山記念を見つける。
野底岳 自然・景勝地
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狭い野底マーペの頂上、ちょうど登ってきた人に頼んで二人そろった記念写真を撮ってもらう。
野底岳 自然・景勝地
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私たちがいるときにちょうど登ってきた若い男性。断って後姿を写させてもらう。
野底マーペはご覧の通りの岩山。絶壁がスリル満点。面白い味のある山だ。地元で一番人気のある山だというのもよくわかる。野底岳 自然・景勝地
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夫は後期高齢者に後3か月だが、岩場や高い所にはめっぽう強い。こういう私も、高い所大好き。野底岳はそんな私達にはとても魅力的だ。
私達今では年取ってしまったが、これでもわかいときは二人だけでテント担いで深田久弥氏の日本百名山は登り終えているし、岩崎元郎氏の新百名山も於茂登岳で95山目なのだ。野底岳 自然・景勝地
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下りは15分。簡単登山だったが、野底マーペは期待にたがわず楽しく面白い山だった。
この日は一日で石垣島の於茂登岳と野底マーペの2山に登れて、大満足である。野底岳 自然・景勝地
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