2018/11/26 - 2018/11/29
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teramaさん
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初めての五島列島の旅です。長崎からジェットフェリーで福江港へ。美味しい魚を満喫した次の日は、福江島の教会などを回りました。さらに上五島にフェリーで渡り、ここでも教会群を回り、最後の日は長崎の出島に行って帰阪しました。写真が少ないので、一気に4日間を振り返ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一度は来てみたかった五島列島への旅です。飛行機、バス、ジェットフォイルと乗り継いで、自宅から8時間ほどで福江港に到着。
泊まったゲストハウスのスタッフに勧められて、お寿司屋さん「稲よし」に夕食に訪れました。住宅街にあるこじんまりしたお寿司屋さんですが、地元の常連さんが多いようで、同世代の大将・女将さんと会話を楽しみながら、刺身・寿司・荒だきを味わいました。鷹の爪の青い種をすりつぶして、醤油に少し入れて、刺身を食べるという五島流の食べ方を教えてもらいました。どれも美味しくて、量もたっぷり、五島焼酎がどんどんすすみます。お値段も手頃で、翌日の朝食用に巻きずしと稲荷寿司もお願いしました。福江島に来たら、行ってみて絶対に損のないお店です。
2日目は、レンタカーを借りて、福江島一周。「五島市心のふるさと市民」に登録すると、ホテルやレンタカーの割引があります。同時に、「長崎しまとく通貨」を購入すれば、1万円で1万2千円の買い物ができます。これから行かれる方は、この両方の準備を忘れずに。 -
まず堂崎天主堂へ。海沿いの道を突き当たったところに教会はあります。手前の駐車場でレンタカーを停め、徒歩で教会まで行きます。
入り口で入場料を払い、中に入ると、現在は教会としては使われていなくて、資料が展示されています。少し離れた浜から見ると教会の全景がよくわかります。信者の皆さんは船で各地からミサに訪れたそうです。教会に隣接して、マドレーヌのお店があり、コーヒーのテイクアウトもできました。 -
教会の周りにも、レリーフやマリア像など、かつて福江島での布教活動の中心だったことを物語るものがいくつかあります。
続いて、水ノ浦教会堂から、楠原牢屋跡に行きました。明治に入ってからの「五島崩れ」の際に50名以上の信者さんが狭い民家に閉じ込められた牢屋を移築・再現したものです。ただ残念だったのは、当時の様子を撮った写真展示が持ち去られていたことです。新たな写真を展示する代わりに「2018年9月に持ち去られました」と掲示があり、静かに抗議しているのが印象的でした。 -
水の浦教会です。
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遣唐使ふるさと館から、少し狭い道を北へ足を延ばすと、集落を抜けた先に、北端の岬が公園のようになっていて、そこに辞本涯の碑と空海の像が立っています。
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この近くにある柏崎の港が遣唐使船が日本で最後に寄港する港だったことを記念しています。辞本涯とは、空海の言葉に由来するそうで、「日本の最果ての地を去る」という意味とのこと。ここから海を眺めると、日本の西の果てという寂寥感が伝わってくるようでした。
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遣唐使ふるさと館で遅めの昼食を食べ、荒川温泉足湯で脚の疲れをとってから、大瀬崎断崖へ。灯台は駐車場から下り20分、帰りは上りで40分かかると案内板には書いてありました。私たちは灯台行きは断念して、展望台から断崖を眺望しました。福江島に行けば、必見のスポットです。
福江港近くの真言宗のお寺、明星院本堂(空海が唐から帰国して、このお寺で密教を開いたと言われる古刹)を拝観させていただき、武家屋敷通りへ。 -
福江港近くの武家屋敷ふるさと館で、造形作品の個展があり、のぞいてみました。出展されているご夫妻といろいろ話してみると、驚いたことに、TPPなど自由貿易協定を最先頭で批判している山田正彦元農水大臣のお姉さんでした!夫のYさんは、長崎市で校長だった元教員で、山田さんと同じ五島出身だそうです。
福江でもう一泊して、上五島に渡しました。3日目は、上五島の教会群巡りです。ここでもレンタカーを借りて、回りました。 -
まず世界遺産の頭ケ島天主堂へ。ここへ行くには事前に予約が必要です。レンタカーで行きましたが、直接教会まで行くことはできません。近くの旧上五島空港に車を停め、無料シャトルバスで集落と教会まで急坂を下って行きます。世界遺産の頭ケ島集落には、現在は7世帯14人が暮らしていて、ほとんどが信者とのこと。大浦天主堂での「信徒発見」のあと、上五島では最も早くカトリックの神父が入ってきた地区です。
各所で案内役の係員が配置され、世界遺産にふさわしい整備をめざしているようです。教会近くのふるさと館には、いろいろな資料が展示されていました。 -
教会は石造りで、この島が採石場として利用されてきたように、地元の石を使って積み上げたものだそうです。
五島うどんの里で、五島うどんを食べてから、中通島の北部の教会を回りました。まずは青砂ケ浦天主堂へ。 -
赤煉瓦造りですが、2階部分は木造です。美しいステンドグラスが印象的です。
駐車場に車を停めると、ボランティアの方が「どちらから来られましたか?」と聞いて来られ、教会の中まで案内してくださりました。この教会堂のもとに850人の信者の方がおられるとのことで、修道院や保育所も併設されていました。夕方になると、ステンドグラスを通した夕日が教会内に映し出されるとのことで、次はぜひその時間帯にお邪魔したくなりました。 -
後ろから見ると、和洋折衷の作りが良くわかります。
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津和崎へ通じる県道を走って行くと、白亜の教会があります。それが米山(こめやま)教会です。教会堂の中には、聖書や讃美歌集が長椅子の棚に置かれていて、ここが祈りの場であることを再認識させてくれます。神父さんは常駐されていませんが、近くの仲知(ちゅうち)教会からシスターが巡回して来られて、ミサが行われているようです。
津和崎に通じる県道沿いの少し高いところには仲知教会堂があります。比較的大きな赤煉瓦造りの教会です。修道院も併設されています。
中に入ると、聖書や賛美歌のプリントが置かれていて、ここが祈りの場であることを語りかけてくれます。この小教区の歴史を書いた壁新聞が貼ってあって、子どもの字で「瀬戸脇教会から人がいなくなりました」「野首教会から人がいなくなりました」と近くの野崎島からの集団離島で、教会が日常的な祈りの場でなくなったことが記されていて、辺境の地に逃れて信仰を守ったかつての潜伏キリシタンの生活の厳しさの一端が垣間見えました。
潜伏キリシタンの歴史や教会のことを知るためには、長崎港フェリーターミナルのすぐ近くにある「潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」が最適です。私たちは、帰途に立ち寄ったのですが、できれな五島列島に渡る前にみておいたほうがいいでしょう。
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