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シギリヤロックに行った後、スリランカの中央部に位置する町ダンブッラに戻って、4泊することにしました。<br /><br />シギリヤへの移動の前日に泊まった宿がとても良かったので、そこを拠点に世界遺産を巡ろうと思った次第。<br /><br />ダンブッラは、スリランカの「文化三角地帯」の一角を成しており、日帰りできる範囲に、古都アヌラーダプラと、同じく古都ポロンナルワがあります。どちらも世界遺産です。<br />この三都市を結ぶ三角形が、「文化三角地帯」。<br />この中に、シギリヤロックが位置しています。<br />ダンブッラには、世界遺産「石窟寺院(または黄金寺院、洞窟寺院。全部同じ場所を指す)」があります。<br /><br />というわけで、ダンブッラは世界遺産巡りの拠点にちょうど良いのです。

初スリランカ10日目。ダンブッラの世界遺産「石窟寺院」

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2019/02/18 - 2019/02/18

195位(同エリア222件中)

旅行記グループ 初スリランカ2019

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chrissevenseas さん

シギリヤロックに行った後、スリランカの中央部に位置する町ダンブッラに戻って、4泊することにしました。

シギリヤへの移動の前日に泊まった宿がとても良かったので、そこを拠点に世界遺産を巡ろうと思った次第。

ダンブッラは、スリランカの「文化三角地帯」の一角を成しており、日帰りできる範囲に、古都アヌラーダプラと、同じく古都ポロンナルワがあります。どちらも世界遺産です。
この三都市を結ぶ三角形が、「文化三角地帯」。
この中に、シギリヤロックが位置しています。
ダンブッラには、世界遺産「石窟寺院(または黄金寺院、洞窟寺院。全部同じ場所を指す)」があります。

というわけで、ダンブッラは世界遺産巡りの拠点にちょうど良いのです。

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  • 宿で無料で貸してくれた自転車で、石窟寺院へ。<br />麓のチケット売り場でチケットを購入します。<br />1500ルピー(950円ほど)。<br /><br />石窟寺院へのアクセスには東側の道から、西側の道からの2つのルートがあります。<br />東側の道からは黄金の大仏が見えて、そっちの方がメインルートみたいだけど、私が泊まっていた宿が西側の入り口に近かったので、そちらを利用。<br /><br />ちなみに、キャンディからダンブッラへバスで移動中、この黄金大仏が道から見えました。<br /><br />石窟寺院は、巨岩の中腹の洞窟に紀元前1世紀に作られたお寺。<br />シギリヤロックほどではないけど、また苦行のように、階段を登ります。

    宿で無料で貸してくれた自転車で、石窟寺院へ。
    麓のチケット売り場でチケットを購入します。
    1500ルピー(950円ほど)。

    石窟寺院へのアクセスには東側の道から、西側の道からの2つのルートがあります。
    東側の道からは黄金の大仏が見えて、そっちの方がメインルートみたいだけど、私が泊まっていた宿が西側の入り口に近かったので、そちらを利用。

    ちなみに、キャンディからダンブッラへバスで移動中、この黄金大仏が道から見えました。

    石窟寺院は、巨岩の中腹の洞窟に紀元前1世紀に作られたお寺。
    シギリヤロックほどではないけど、また苦行のように、階段を登ります。

  • けっこうキツい階段。<br /><br />これを高さ150メートル分登ります…。<br />シギリヤ・ロックのように、途中にシギリヤ・レディや獅子の足などの見どころがあるわけではなく、ただだだ登ります…。<br /><br />途中、何度も休憩…。<br />休憩ポイントなんてないから、階段脇の岩の上で息を整えるだけ。<br /><br />いや、だって、ビル何階分よ?<br />10階だって歩いて登るのは辛いよね?<br />なのに、50階分くらいあるんですぜ?

    けっこうキツい階段。

    これを高さ150メートル分登ります…。
    シギリヤ・ロックのように、途中にシギリヤ・レディや獅子の足などの見どころがあるわけではなく、ただだだ登ります…。

    途中、何度も休憩…。
    休憩ポイントなんてないから、階段脇の岩の上で息を整えるだけ。

    いや、だって、ビル何階分よ?
    10階だって歩いて登るのは辛いよね?
    なのに、50階分くらいあるんですぜ?

  • 登りの途中、休んだ時に撮影。<br /><br />周りはジャングル~!

    登りの途中、休んだ時に撮影。

    周りはジャングル~!

  • ヒイヒイ言いながら、やっと到着!<br /><br />白い建物のところでチケットをチェックされます。<br /><br />が、その前に靴を脱いで預けなければなりません。<br /><br />靴袋を持って行ったので、それに入れようとしたら、見張りのおじさんに身振りで「ダメだ!預けろ!」と言われました。<br /><br />くっ!<br />入場に1500ルピーも払っているのに、まだ取るか!<br />まあ、どこもそうなんだけど。<br /><br />ここの靴預け代は明朗会計で、25ルピーと明示されてました。<br />良かった、安くて…。<br /><br />さて、靴を脱ぐと、石畳の地面は焼けた鉄板のように暑いので、用意してきた靴下を履きます。<br />これ大事!<br /><br />そして、神聖な場所なので、肩や脚は、カーディガンを羽織ったり腰布を巻いたりして隠します。<br /><br />訪れる寺院が一箇所か二箇所なら、これもそう苦痛ではないけど、後に行ったポロンナルワでは、暑い中でいちいち着脱を繰り返すのが非常に面倒くさくて、体力も奪われるので、大変でした。<br /><br />日本のお寺はその点ゆるくて楽ですね。<br />真夏の京都で、清水寺だの南禅寺だの金閣寺だの入る度にあれこれ着込んで、出たら脱ぐ、というのを繰り返すことを考えてみてください。<br /><br />もちろん、ずっと着っぱなしでもいいんだけど…<br />真夏の蒸し暑さの中、やはり肌を隠したまま一日中あちこち巡るのはキツい。<br />汗まみれになります。

    ヒイヒイ言いながら、やっと到着!

    白い建物のところでチケットをチェックされます。

    が、その前に靴を脱いで預けなければなりません。

    靴袋を持って行ったので、それに入れようとしたら、見張りのおじさんに身振りで「ダメだ!預けろ!」と言われました。

    くっ!
    入場に1500ルピーも払っているのに、まだ取るか!
    まあ、どこもそうなんだけど。

    ここの靴預け代は明朗会計で、25ルピーと明示されてました。
    良かった、安くて…。

    さて、靴を脱ぐと、石畳の地面は焼けた鉄板のように暑いので、用意してきた靴下を履きます。
    これ大事!

    そして、神聖な場所なので、肩や脚は、カーディガンを羽織ったり腰布を巻いたりして隠します。

    訪れる寺院が一箇所か二箇所なら、これもそう苦痛ではないけど、後に行ったポロンナルワでは、暑い中でいちいち着脱を繰り返すのが非常に面倒くさくて、体力も奪われるので、大変でした。

    日本のお寺はその点ゆるくて楽ですね。
    真夏の京都で、清水寺だの南禅寺だの金閣寺だの入る度にあれこれ着込んで、出たら脱ぐ、というのを繰り返すことを考えてみてください。

    もちろん、ずっと着っぱなしでもいいんだけど…
    真夏の蒸し暑さの中、やはり肌を隠したまま一日中あちこち巡るのはキツい。
    汗まみれになります。

  • お猿さんは、スリランカのいたるところにいます。<br /><br />親子のお猿を激写!

    お猿さんは、スリランカのいたるところにいます。

    親子のお猿を激写!

  • 石窟寺院は、紀元前1世紀に建立された僧院が徐々に拡張、修復され、今では第1から第5まで、5つの洞窟寺院からなっています。<br /><br />一番手前から順番に、第1窟、第2窟…と並んでます。<br /><br />この白い建物の廊下部分は、明らかに近代以降に増築されたものですね。

    石窟寺院は、紀元前1世紀に建立された僧院が徐々に拡張、修復され、今では第1から第5まで、5つの洞窟寺院からなっています。

    一番手前から順番に、第1窟、第2窟…と並んでます。

    この白い建物の廊下部分は、明らかに近代以降に増築されたものですね。

  • 各洞窟の入り口は、このような造りになっています。

    各洞窟の入り口は、このような造りになっています。

  • 第1窟、つまり一番古い洞窟の涅槃仏。<br /><br />涅槃寂静…<br /><br />あれ、目が開いてる?

    第1窟、つまり一番古い洞窟の涅槃仏。

    涅槃寂静…

    あれ、目が開いてる?

  • 足の裏が赤いのが、スリランカのお釈迦様の特徴だそう。<br /><br />なぜ赤いのかは、諸説ある。

    足の裏が赤いのが、スリランカのお釈迦様の特徴だそう。

    なぜ赤いのかは、諸説ある。

  • 壁画や天井画の保存状態が良いのが、世界遺産に認定された理由の一つ。<br /><br />この辺りには洞窟がたくさんあり、仏教伝来以前は、先住民がこれらの洞窟で暮らしていたらしいです。<br /><br />そもそも、スリランカにシンハラ人が住み着いたのは、紀元前5世紀です。<br />インドからやってきたシンハラ人は、先住民をどうしたものか、とにかくスリランカに王国を建国。<br />今は世界遺産となっているアヌラーダプラを王都にしたのです。<br /><br />アヌラーダプラは11世紀初頭まで1500年以上もの間王都でした。<br />が、その間何度も南インドのタミル人国家から攻撃を受けています。<br />短い期間でしたが、シギリヤロックに遷都されたこともありました。<br /><br />そして、スリランカに仏教が伝えられたのは紀元前3世紀。<br />スリランカ各地に寺院や僧院が建立されます。聖遺物も持ち込まれて崇められます。<br /><br />さらに紀元前1世紀。<br />王都アヌラーダプラにいた王様は、南インドから攻撃を受けてダンブッラに逃げ延び、15年暮らした後にアヌラーダプラを奪回。<br />このお礼として、ダンブッラの洞窟を寺院に仕立てました。<br />これが、石窟寺院の始まり。<br />

    壁画や天井画の保存状態が良いのが、世界遺産に認定された理由の一つ。

    この辺りには洞窟がたくさんあり、仏教伝来以前は、先住民がこれらの洞窟で暮らしていたらしいです。

    そもそも、スリランカにシンハラ人が住み着いたのは、紀元前5世紀です。
    インドからやってきたシンハラ人は、先住民をどうしたものか、とにかくスリランカに王国を建国。
    今は世界遺産となっているアヌラーダプラを王都にしたのです。

    アヌラーダプラは11世紀初頭まで1500年以上もの間王都でした。
    が、その間何度も南インドのタミル人国家から攻撃を受けています。
    短い期間でしたが、シギリヤロックに遷都されたこともありました。

    そして、スリランカに仏教が伝えられたのは紀元前3世紀。
    スリランカ各地に寺院や僧院が建立されます。聖遺物も持ち込まれて崇められます。

    さらに紀元前1世紀。
    王都アヌラーダプラにいた王様は、南インドから攻撃を受けてダンブッラに逃げ延び、15年暮らした後にアヌラーダプラを奪回。
    このお礼として、ダンブッラの洞窟を寺院に仕立てました。
    これが、石窟寺院の始まり。

  • 第2窟は、5つの洞窟の中でも一番広く、数多くの仏像が納められています。<br /><br />天井画も圧巻!<br /><br />そういえば、写真撮影が禁止されてないのは不思議…<br />シギリヤレディが撮影禁止になったように、これもいずれ、撮影禁止になるのではないかな?

    第2窟は、5つの洞窟の中でも一番広く、数多くの仏像が納められています。

    天井画も圧巻!

    そういえば、写真撮影が禁止されてないのは不思議…
    シギリヤレディが撮影禁止になったように、これもいずれ、撮影禁止になるのではないかな?

  • 第2窟は広いので、見どころ満載。仏の坐像もあれば、立像もあります。<br /><br />自然のままの形状の洞窟表面に描かれた天井画も、これでもかというほど岩肌を埋め尽くしています。<br /><br />どの仏像が何なのか、どの天井画が何を示しているのか、ガイドさんがいればもっとずっと楽しめそう。<br />何しろ博物館ではなく、現役のお寺なので、なんの説明書きもありません。

    第2窟は広いので、見どころ満載。仏の坐像もあれば、立像もあります。

    自然のままの形状の洞窟表面に描かれた天井画も、これでもかというほど岩肌を埋め尽くしています。

    どの仏像が何なのか、どの天井画が何を示しているのか、ガイドさんがいればもっとずっと楽しめそう。
    何しろ博物館ではなく、現役のお寺なので、なんの説明書きもありません。

  • 第2窟のストゥーパと四方にグルリと配された仏像たち。<br /><br />うち二体は、仏様の頭上をコブラが覆って守っています。

    第2窟のストゥーパと四方にグルリと配された仏像たち。

    うち二体は、仏様の頭上をコブラが覆って守っています。

  • 青色も鮮やかなコブラ。<br />修行中のお釈迦様を日差しや雨から守っている。

    青色も鮮やかなコブラ。
    修行中のお釈迦様を日差しや雨から守っている。

  • 第2窟で特に特別っぽい仏像。<br />皆さんここでお祈りしてました。<br /><br />そういえば、写真が上手く取れなくてここには載せていませんが、第2窟には天井からポタポタと水が滴り落ちる場所があり、水瓶でそれを受け止めてます。<br />近づけないように、金網で仕切りがしてあります。<br /><br />この水は、病を治す効果があると信じられているそう。<br /><br />キリスト教にもありますね。<br />フランスのルルドの水。<br />あれは、少女が聖母マリアを見た場所に泉が湧いた、という話だったけど、この石窟寺院の水には、特にそういったエピソードはないみたい…。

    第2窟で特に特別っぽい仏像。
    皆さんここでお祈りしてました。

    そういえば、写真が上手く取れなくてここには載せていませんが、第2窟には天井からポタポタと水が滴り落ちる場所があり、水瓶でそれを受け止めてます。
    近づけないように、金網で仕切りがしてあります。

    この水は、病を治す効果があると信じられているそう。

    キリスト教にもありますね。
    フランスのルルドの水。
    あれは、少女が聖母マリアを見た場所に泉が湧いた、という話だったけど、この石窟寺院の水には、特にそういったエピソードはないみたい…。

  • 第2窟にあって異色の王様の像。

    第2窟にあって異色の王様の像。

  • 蓮の池。

    蓮の池。

  • 第3窟。

    第3窟。

  • 第3窟。

    第3窟。

  • 第4窟では、修復作業中。<br /><br />とても興味深いので、ずっと見ていたかったけど、集中して仕事しているところを邪魔しては悪いので、早々に退散。<br /><br />修復師の皆さま、色を塗っているようでした。

    第4窟では、修復作業中。

    とても興味深いので、ずっと見ていたかったけど、集中して仕事しているところを邪魔しては悪いので、早々に退散。

    修復師の皆さま、色を塗っているようでした。

  • 第5窟。<br />この石窟寺院では最も新しい洞窟です。

    第5窟。
    この石窟寺院では最も新しい洞窟です。

  • 第5窟。

    第5窟。

  • 第5窟を出て、振り返ってみたところ。

    第5窟を出て、振り返ってみたところ。

  • 後から作られた、各洞窟の入り口を繋ぐ白い回廊。<br />ここが日陰になっているのがありがたい。<br />しばし休憩しました。

    後から作られた、各洞窟の入り口を繋ぐ白い回廊。
    ここが日陰になっているのがありがたい。
    しばし休憩しました。

  • このように花が綺麗に浮かべられた水盤は、スリランカのあちこちで見ました。<br />素敵~!<br /><br />蚊はわかないのかな?

    このように花が綺麗に浮かべられた水盤は、スリランカのあちこちで見ました。
    素敵~!

    蚊はわかないのかな?

  • 石窟寺院の辺りから、シギリヤロックが見えます。<br /><br />写真ではボヤっとしていてわかりづらいけど。

    石窟寺院の辺りから、シギリヤロックが見えます。

    写真ではボヤっとしていてわかりづらいけど。

  • 拡大してみました。<br /><br />並んでいる2つの岩のうち、右側がシギリヤ・ロックです。<br />あの天辺に宮殿があったんだなあ…。<br /><br />左側はピドゥランガラ・ロック。<br /><br />カーシャパ王の時代、既にダンブッラには石窟寺院があったので、視力が良いお坊さんたちなら、王が500人の妻と暮らす宮殿の姿も見えていたのかな。<br />父王を殺して玉座についた罪深い王の建てた天空の城…。<br />お坊さんたちは、どんな気持ちだったのでしょう。

    拡大してみました。

    並んでいる2つの岩のうち、右側がシギリヤ・ロックです。
    あの天辺に宮殿があったんだなあ…。

    左側はピドゥランガラ・ロック。

    カーシャパ王の時代、既にダンブッラには石窟寺院があったので、視力が良いお坊さんたちなら、王が500人の妻と暮らす宮殿の姿も見えていたのかな。
    父王を殺して玉座についた罪深い王の建てた天空の城…。
    お坊さんたちは、どんな気持ちだったのでしょう。

  • 石窟寺院の麓には、同じ境内に黄金の大仏像などがあります。<br /><br />これは上から見たところ。<br />黄金大仏の後ろ頭…。<br /><br />あそこまで降りると、帰るためには、また登ってから下らないといけないので、黄金大仏には行きませんでした。

    石窟寺院の麓には、同じ境内に黄金の大仏像などがあります。

    これは上から見たところ。
    黄金大仏の後ろ頭…。

    あそこまで降りると、帰るためには、また登ってから下らないといけないので、黄金大仏には行きませんでした。

  • 帰りは、シギリヤ・ロックを降りた時のような恐怖感がなく、高所恐怖症の私でも全く問題なし。

    帰りは、シギリヤ・ロックを降りた時のような恐怖感がなく、高所恐怖症の私でも全く問題なし。

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