2018/10/25 - 2018/10/25
1752位(同エリア6985件中)
エムさん
2017年10月出発のイタリア旅行を計画していましたが、母が体調を崩して8月に入院・・・旅行は中止、そして母は11月に旅立ちました。
一年後の2018年10月、姉を誘って母を偲ぶ追悼旅行を計画しました。
思い起こせば母と同居を始めた頃、母と娘と私で初めて三世代旅行をしたのがイタリアでした。
出発は私がANA深夜便、フランクフルトで乗り継ぎローマには9:20着、姉はアリタリア直行便(AZ785便)19:00到着予定・・・と、いう事でホテルで合流します。
日程はローマ4泊・フィレンツェ2泊・ヴェネツィア2泊・ミラノ2泊。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
1日目 10/25
羽田を深夜に出発(00:10 NH203便)フランクルト5:20着
フランクフルト発7:35 LH230便 ローマ着9:20
初めての深夜便、眠いので食事は覚えていないし、疲れました。
フランクフルトからローマまで2時間弱・・・
フィウミチーノ空港からテルミニ駅までシャトルバス(T.A.M 6ユーロ)を利用。
チケット売り場の向かい側に乗り場があり、テルミニ駅までの所要時間は50分。
http://www.tambus.it/index.php?lang=en -
プリペードSIMカード
ホテルに荷物を預け、身軽になって先ずはテルミニ駅の2階にあるTIMでイタリアSIMカード(4G-20euro)を購入。
TIMはイタリアの大手通信会社だそうで、各都市でよく見かけました。
https://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/roma/tips/13367553/
次に駅のキオスクでローマパス48時間(28euro)とメトロ24時間チケット(7euro)を購入。
姉は空港到着が19時なので、それまで「ナヴォーナ広場→パンテオン→トレヴィの泉」と気ままに散策します。 -
ナヴォーナ広場
テルミニ駅から70番のバスに乗り、senatoで下車。
早速プリペイドSIMカードが大活躍!方向音痴でも迷わないのが嬉しい。 -
ナヴォーナ広場 四大河の噴水
四大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像がオベリスクを囲む噴水は、ベルニーニの最高傑作といわれています。
近寄って来るミサンガ売りを避けながら、次のサン ルイージ デイ フランチェージ教会に行きます。 -
【サン ルイージ デイ フランチェージ教会】ナヴォーナ広場から徒歩5分位。
ここはフランス王聖ルイ9世が祀られ、ローマ在住のフランス人の国民教会。外観は目立たない極々普通の教会ですが、カラヴァッジョが聖マタイの生涯を描いた三枚の作品を見るために立ち寄りました。 -
中に入ると、外観からは想像できない煌びやかな内装です。
-
主祭壇にはフランチェスコ・バッサーノによる『聖母被昇天』
華麗な彫刻が目を引きます。 -
ドメニキーノの天井画
聖セシリアを描いたフレスコ画と、その周りの装飾がが美しい。 -
聖マタイの生涯を描いた三枚【カラヴァッジョ】
この教会の見所、カラヴァッジョの絵が無料で見られるのだから凄い!
但し、この作品はコインを入れると照明が点き、時間が過ぎると暗くなる仕掛けになっています。
聖マタイはイエス・キリストの十二使徒の1人
「聖マタイの召命」 1599~1600年
「聖マタイと天使」1602年
「聖マタイの殉教」1600~1601年 -
google mapを見ながらパンテオンに到着。
パンテオンは紀元前25年に神々の神殿として建造されたが後に焼失。
ローマ皇帝ハドリアヌスにより西暦118~128年にかけて再建された。
広場の中央にあるオベリスクはエジプトのラムセス2世の神殿に立っていたものを持ち帰った。
遠く離れたローマで日本のために毎年祈りを捧げる日があります。
広島・長崎の原爆忌の式典がパンテオン前の広場で開催されます。 -
ドーム天井の高さは43.2m、建物本体は内径43.2mの円筒形に内径43.2mの半球ドームが載った構造になっている。
ミケランジェロが「人間業とは思えない、天使の設計」と賞賛したのも頷けます。 -
天井には採光を取り入れるために直径9mの穴があり、日時計として設計された。下から見上げると9mもあるようには見えない。
ガラスで覆われてないので雨が降ったらどうなるの?と思ったら、床は排水できる小さな穴があり、空気圧の上昇により雨が入りにくい構造らしい。四角形の格間で覆われた天井は軽量化が目的で、ただ美しいだけではありません。
年に一度、聖霊降臨の大祝日にドーム屋根から赤いバラの花びらを降らせる行事があるそうです。
動画を見ると大掛かりで大変そう!
https://www.youtube.com/watch?v=5x57o4sVpuI -
パンテオンの後ろ側
サン・ピエトロ大聖堂を凌ぐ巨大なドームを支える壁の厚さは6m。
壁の上部は石材の重量を分散させるためにアーチが埋め込まれているが見える。
ドーム屋根は凝灰岩と軽石で造られ、上にいくほど軽量化して一番上の厚さは1.5m。火山灰・石灰・火山岩に海水を混ぜた耐久性の高いローマン・コンクリートが使用され、2000年前の高い建築技術に驚きです。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世が安置されている。
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こちらは37歳の若さで亡くなったラファエロのお墓
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【サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会】
この教会はエジプトの女神イシスの神殿の上に建てられたが、ミネルウァの神殿と間違えられたのが名前の由来です。
ローマで唯一のゴシック建築だそうですが、イメージが違うような・・・
教会の前にはベルニーニが発案したとされる「ミネルヴァのひよこ」と呼ばれる像があり、オベリスクはエジプトから持ち帰ったもので、世界に現存するオベリスクの半数がローマにあります。 -
ミネルヴァ教会の隣りのホテルは2003年に母と2泊したグランド・ホテル・ミネルヴァ。
当時は、この教会に美術館のような芸術作品があることを知らなくて、目の前にあるのに中に入らず、勿体ないことをしました。
https://www.santamariasopraminerva.it/en/
HPを見るとゴシック建築だと理解できます。 -
イチオシ
フィリッピーノ・リッピの「受胎告知」
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イタリアの守護聖人、シエナのカタリナが祭壇の下に埋葬されている。
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ミケランジェロ作の像「あがないの主イエス・キリスト」
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ベルニーニ作【マリア・ラッジの祈念像】
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入口付近に作品の案内図がありました。
この教会はパンテオンの後ろ側にあり、ついでに立ち寄れるのでお勧めです。 -
googleマップを頼りにトレヴィの泉へ。
海の神(中央)「ネプチューン」、右側の女性像は「健康の女神サルース」、左側は「豊穣の女神ケレース」 -
凄い人混みで近寄れません。
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トレヴィの泉から近いトリトーネ通りにあるデパート【リナシェンテ】
買い物の予定は全くなく、トイレを借りる目的で入りました。
地下1階には基礎工事中に古代ローマの水道の遺構が見つかり、調査、保存のためオープンが2年遅れたとか・・・。
トレヴィの泉へ水を供給しています。
トリトーネ通りにバス停(Tritone/Fontana Trevi)があり、85番のバスでテルミニ駅に戻ります。バス停は12路線あるけれど、肝心の85番が来ない。仕方がないので、足を引きずりながら地下鉄A線バルベリーニ駅まで歩きました。 -
18:20 【コロッセオ】
ホテルで軽く食事をして、アリタリア航空のフライト状況を調べたら、信じられないことに予定より30分早く到着するという。
お迎えのタクシーを手配しておいたけど、運転手が来ないと、姉からラインがきた。30分も早く到着するとは思ってないもの、無理もない。
どうせホテルに着くのは1時間後になると思い、その前にコロッセオのライトアップを写すために急いで地下鉄に乗った。 -
イチオシ
コロッセオはメトロB線Colosseo駅を出ると目の前に見える。
ライトアップが美しい。 -
【コンスタンティヌスの凱旋門】
コロッセオは明日来る予定なので写真を撮ってホテルに戻りました。
姉は19:30頃ホテルに着いて無事合流できました。
翌日はヴァチカン・チェックインが8時45分なので早めに休みました。 -
2日目 10/26 14:10
午前中はヴァチカン美術館へ。
https://4travel.jp/travelogue/11461915
ヴァチカン美術館の見学を終え、地下鉄で移動してコロッセオに到着、ローマパスのおかげで、待ち時間なしで入場できました。
【コロッセオ】古代ローマ帝政期の円形競技場
ローマ市民の娯楽施設として75年に建造が始まり80年から使用された。 -
イチオシ
コロッセオ内部
闘技場の舞台アリーナは板張りの上に砂を敷きつめ、地下に猛獣小屋が造られた。
剣闘士同士を戦わせ、剣闘士は奴隷、捕虜、罪人が選ばれた。キリスト教の迫害が強くなると、信者を猛獣に襲わせるなど残虐な見せ物であった。 -
観客席は身分や性別によって厳しく分けられ、皇帝の座席があった位置には十字架が立っている。贖罪のつもりかしら?
大理石で造った観客席は、競技がなくなった後、建築資材として使うため撤去された。 -
古代ローマの製法は、薄い煉瓦を重ねて石灰岩と火山灰を利用したローマン・コンクリートで接着された。現在のコンクリートの倍以上の強度があり、さらに鉄筋が入っていないので耐用年数が長いそうです。
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無筋コンクリートにも関わらず、2000年近く経っても崩壊しなかったのは、全体が円筒形で安定していたからという。
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コンスタンティヌスの凱旋門
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【フォロ・ロマーノ】
コロッセオの隣、フォロ・ロマーノに行くと長い行列が続いていた。
「ローマパスがあっても並ばなきゃいけないの?」と思ったら、コロッセオとフォロ・ロマーノは共通券で入場でき、皆チケットを持っているので並ぶしかない。
ヴァチカンで、散々歩いて疲れたので「上から眺めて終わりにしよう!」と意見が一致。もちろんパラティーノの丘はパス!
フォロ・ロマーノは紀元前750年に建設された古代ローマの遺跡で政治、経済の中心として900年間機能した。
「賽は投げられた」とユリウス・カエサルが演説をし、歴代皇帝が凱旋した場所です。 -
適当に写した遺跡をガイドブックで調べたら、マクセンティウスのバシリカやロムルス神殿だった。
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イチオシ
知ってるコロッセオが見えると嬉しくなる私。
ホテルに戻ろうと、入場した門へ行くと入場のみで出られない。
出口を探して歩く元気はなく、困り果てていたら、植木を積んだカートが通りかかった。イタリア語で何て言うか分からないので「Excuse me」と呼び止め、「出口が分からない」と、伝えたら方向を指差して教えてもらった。日本語で「さよなら」と笑顔で手を振ってくれ、優しかった。
「出来ればカートで送って欲しかったわね~。」と姉と話しながら元気が出た。 -
【マクセンティウスのバシリカ】
出口に向かう途中で写した遺跡
308年ローマ帝国皇帝マクセンティウスが建設を始め、皇帝コンスタンティヌス1世が312年に完成させた。
847年、1349年の地震で倒壊し、北側の側廊部とヴォールト天井だけが残った。天井は重量を軽くするため、パンテオン同様、内面に八角形の格間が設けられた。
足の痛みに耐えながら、2日目もほぼ予定通り観光できた。感謝!
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