氷と森のカーニバル

2019/02/13 - 2019/02/16

毎年恒例になってきた、冬の北海道旅行。
今回は【川湯温泉】です。

☆行程
2/13　羽田空港⇒釧路空港⇒釧路駅⇒川湯温泉駅⇒川湯温泉
　　　
2/14　川湯温泉駅周辺～温泉街散策～現地ツアー：摩周湖星紀行参加

2/15　現地ツアー：摩周湖霧氷紀行参加
　　　川湯温泉⇒弟子屈えこパスポート利用⇒摩周駅⇒釧路駅
　　　釧路市内散策

2/16　釧路駅⇒釧路空港⇒羽田空港

エリア 川湯温泉(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス タクシー ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

リムジンバスで羽田空港へ。渋滞のため約10分遅れで到着。

丸亀製麺で朝ごはんを食べてから出発ロビーへ。
窓際の席だったので優先レーンで搭乗。

釧路空港到着後、連絡バスで釧路駅まで（￥940）
14：14発の網走行きの電車の出発時間目前！なのに呑気に切符を買ってたら、駅員さんを焦らせてしまった・・・
電車の中は満席。しばらくたちっぱなしになる羽目に。

車窓からはエゾシカやタンチョウヅルが見られました。

川湯温泉駅に到着。あいにく客待ちのタクシーはなかったので、路線バスでホテルへ向かいます。（￥290）

川湯温泉駅 駅

川湯温泉では『きたふくろう』に宿泊。
バス停は『役場支所前』で下車。

従業員が少なくてチェックインに時間がかかった。
部屋は最上階の原生林側。残念ながら動物を見ることはできなかったけど、足跡は発見。

夕食まで時間があるので灯の森へ。

川湯温泉 名湯の森ホテル きたふくろう 宿・ホテル

灯の森の森へ向かう途中。
温泉の湯気がもくもく。

お土産屋さん。
木彫りの小物が売ってました。
帰りに寄ります。

雪社美術館に寄り道。
他に誰もいないので、ほんとに入っていいのか不安・・・

黄昏時もいい感じ。

次に川湯温泉観光案内所の向かい側にあるイベント会場『灯の森』へ。
ダイヤモンドダスト in KAWAYUの企画のうちの一つ。

『雪柱の灯』
平日だったからか、時間が早すぎた（17：00過ぎ）からか、人は2～3人だけ。
その分いろんなところからバシバシ写真を撮れました。

『まちあかり』

中に入れるものもあって、写真撮影も出来ます。

『しずくばし』

風船を使って作った氷の中に、ろうそく型のランプが入っています。

ホテルに戻って夕食。

味は可もなく不可もなく。天ぷらが冷めてたり、お刺身が乾いていたり・・・
正直割高感がありました。
ちなみに、2日目もメニューは違えど同じようにお刺身は乾いていました・・・

夕食後（19：00頃）温泉に行くと、ほぼ貸切状態！これは嬉しい！
川湯温泉の湯は強酸性。余計なものが溶けて（？）肌ツルツル。
ただし、通常のアルカリ性の温泉と違い、湯上りにシャワーで軽く流したほうがいいらしいです。

川湯温泉 名湯の森ホテル きたふくろう 宿・ホテル

2日目。

日の出が6：30だったので、その前に散歩。
気温は-10℃とあまり低くありません。

ダイヤモンドダストを見るために足湯へ。

川湯温泉は町中に温泉の川が流れているので、ダイヤモンドダストはしょっちゅう観れるそうです。
また、湯気が枝にあたり霧氷のようになります。

川湯温泉 温泉

早朝なので、さすがに入っている人はいません。

川湯温泉 温泉

湯の川。

この中にも温泉が流れています。

この日は雲が多く、なかなか日が出ません。
7：00頃ようやく日が差してきました。
嬉しいことにサンピラーも！

ダイヤモンドダストはカメラに映らず。
でも肉眼ではバッチリ！

ホテルに戻って朝風呂へ。
入れ替わり制なので夜とは違う大浴場。そしてこの日も借切状態。
でも洗い場から露天風呂に行くには、一度脱衣所を通らなければならないので、ちょっと寒い。

朝食を済ませてから川湯温泉駅へ向かいます。
前日にホテルに送迎を頼んでいたのに、ほかの団体客が貸し切ったマイクロバスに同乗する形だったよう。こっちにも相手にも説明はなく、お互い困惑。

気を取り直して駅にある『オーチャードグラス』で評判のビーフシチューを頂きます。（￥1,800）
野菜も柔らかく、ボリュームも十分でとても美味しいビーフシチューでした。
通常はライスが付いていますがホテルで朝食を食べたばかりだったので、ライスは付けないでもらいました。

オーチャードグラス グルメ・レストラン

オーチャードグラスを出て、駅前にある『PANAPANA』へ。
ここでは雑貨・服・パンが売っています。
お土産用の雑貨と美味しいらしいメロンパンを購入。ホテルで小腹が空いたときに食べる予定。

そのあと、向かい側にある『森のホール』でカフェタイム。
注文してから席に着くタイプのお店です。
ケーキはどれも美味しそうで、前に並んでいたお客さんもなかなか決められないらしく、お互い「お先にどうぞ」と譲り合う場面も。
ようやく決めたのはいちごのタルト（＋コーヒー）。
日当たりの良い店内で美味しく頂いた後、路線バスで温泉街の方へ戻りました。

お土産屋さん『長井』で白樺の木で作ったバターナイフなどを購入。
このお店の本職は木彫りだそう。

森のホール グルメ・レストラン

3日目。

早朝から『霧氷ツアー』に参加。
実は前日の夜にも『星空ツアー』に参加しましたが、あいにくの曇り＆雪で星は全く見えず。ただ、珍しい摩周湖の結氷が見られたのはラッキーでした。

そしてこの日も摩周湖に到着。明るいので結氷の様子が良く分かります。
ただ、残念ながらここでは霧氷は見れませんでした。というのも、ここで見られるのは稀で、見れたほうがすごいそうです。

摩周湖 自然・景勝地

摩周湖の反対側。

摩周湖 自然・景勝地

ガイドさんオススメの釧路川（美留和橋）へ。
川の水温と気温の差で、『けあらし』が発生していました。
この水蒸気が周りの木々に纏わりつき、霧氷となります。

釧路川 自然・景勝地

うまく映らないけど・・・
霧氷に太陽の光が当たって、クリスマスツリーのようにキラキラしています。

温泉街の足湯に戻ってきました。

日が当たると枝が白く見え、霧氷が良く分かります。

川湯温泉 温泉

川湯温泉 温泉

ところで、寒いせいか積もった雪をよく見てみると、結晶のまま積もっているようです。

ツアー後、ホテルに戻って朝食。
チェックアウト後は『大鵬博物館』前で路線バスに乗ります。

チェックアウト時に買っておいた『弟子屈えこパスポート』
2日券から購入できます。（￥1,500）
これがあれば、川湯線（川湯温泉駅～大鵬博物館前）、屈斜路バス（川湯温泉駅～硫黄山～砂湯～摩周駅）、摩周湖バス（摩周駅～摩周湖）に乗り放題。とってもお得なパスポートです。

最短2日券ですが、1日しか使わなくても損はないと思います。
冬の北海道は運転に自信がない、公共交通機関だけで移動する旅行者にとってはすごく便利で、タクシーを利用しなくても、硫黄山や屈斜路湖などの観光スポットに楽々行けます。

えこパスの『屈斜路バス』の出発は10：40なので、時間までオーチャードグラスでカフェタイム。

バスが来たら乗り込み、まずは大鵬博物館前に行き、それから硫黄山に向かいます。（ちょっと効率が悪いですが、チェックアウトの時間の都合で仕方なくこうなりました。）

硫黄山（アイヌ語でアトサヌプリ：裸山）からの蒸気は迫力満点。
噴気孔ギリギリまで近づけます。
フードコート兼お土産屋さんがあり、ゆで卵が食べられます。

硫黄山 自然・景勝地

再びバスに乗り、今度は『屈斜路湖』の『砂湯』に向かいます。

ちなみにこのバスではガイドさんがガイドさんが道すがら観光案内をしてくれます。（ここがどういう地域だとか、どんな植物が生えているかとか）

『砂湯』に着きました。
ここは掘ると温泉がにじみ出てきます。
そのため、屈斜路湖自体が結氷していても、温泉が出ているここは凍りません。
越冬のために訪れている白鳥がたくさん温まっています。
ここの白鳥は慣れているのか、カメラを向けるとちゃんとキメ顔をしてくれます。

バスは最終目的地の『摩周駅』へ。
ちょうど釧路行きの電車が来るので急いでホームへ。
乗客は多いので、場合によっては座れないことも。

屈斜路湖 砂湯 名所・史跡

釧路駅に着きました。
釧路で泊まるホテルは『ホテルラッソ釧路』。歩きだとやや距離があるのでタクシーで向かいます。（￥550）
フロントで荷物を預けたら、お昼ごはんがまだなのでラーメンを食べに行きます。

前の釧路旅行でも言ったことのある『河むら』へ。
14：00頃に入ったので、時間的にぎりぎり（昼の営業は14：30まで）
あっさりしすぎない醤油ラーメン（￥700）、美味しかったです。

食後は『釧路フィッシャーマンズワーフMOO』でお土産選び。
相変わらず閑散としている・・・その分ゆっくり見られますが。

『仏蘭西茶館喫茶』でカフェタイム。
ほんとはパフェを食べたかったけど、まだお腹にラーメンが残っていたのでアーモンドオレにしました。（￥550）
ここの喫茶店はレトロで薄暗く、とても良い雰囲気です。

夕飯は駅で買った駅弁をホテルで食べます。


次の日（最終日）はホテルでゆっくり朝食。朝食会場のレストランは小綺麗だし、味も良い。デザートにはアイスもありました。

バスで空港に向かう前に、『和商市場』でお土産購入（ほっけと鮭）

空港についたら最後のお土産選び。そしてお昼ごはんでスパかつを食べました。
この後、定刻通り羽田空港へ向かいました。

仏蘭西茶館 グルメ・レストラン