2018/03/25 - 2018/03/31
752位(同エリア1602件中)
napaさん
春休みはどこに行こうか検討していた我が家、人数が多いので飛行機代は行き先を決める重要な要素です。海外に出かけるときは車で3時間以上かかる千歳空港を利用するのがいつもですが、今回は地元の空港発着でアテネまでの航空券が安く手配できたので、以前からいちどは行ってみたかったメテオラを訪れることにしました。
3/24 乗り継ぎついでの浅草観光、羽田集合
3/25 羽田深夜便、ドーハ乗り継ぎ、カタール航空にてアテネへ
3/26 鉄道でカランバカへ、メテオラサンセットツアーに参加
3/27 メテオラハイキングツアー、アテネへ移動
3/28 ミコノス島
3/29 アテネ市内観光
3/30 早朝便で羽田へ、羽田泊
3/31 帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日はギリシアでの最終日、アクロポリス遺跡へ。
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ディオニソス劇場、最下段の大理石の座席は高貴な人が座ったのでしょう。
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舞台の上に座っていた猫。
ディオニソス劇場 劇場・ホール・ショー
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修復されずに散乱する石材。
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廃墟の礎石とひなげしの花が印象的でした。
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ひなげしの向こうに大きな構造物が見えてきました。
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イロド・アティコス音楽堂。大富豪が寄贈したものだそうでその名が冠されています。西暦161年に建造され、今でも催事に利用されているそうです。
イロド アティコス音楽堂 劇場・ホール・ショー
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順路脇の岩壁に開いていた直径20-30cmほどの穴。何のためにあけられたものか不思議に思いました。
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アグリッパの台座。どれだけ大きな像だったのでしょうか。たくさんの観光客の横では修復作業が進められていました。
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前門(プロピライア)。床部分の細かな修復作業が行われているところでは警備員がついて写真を撮らないよう注意をしていました。そんなに特別な作業にも、特別な部分にも見えなかったのですが・・・
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門をくぐりながら見上げるとすごい重量感ですが、
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振り返るとさほど大きさを感じません。それほど遺跡全体のスケールが大きい!
前門横のアテナ・ニケ神殿には勝利の女神ニケがどこにもいかないようにと翼の折れた姿で祀ったそうです。像とはいえ神さまの翼まで奪うとは、人々はどういう心情だったのでしょうか。 -
音楽堂とその向こうに広がる街。
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圧倒的な存在感のパルテノン神殿。紀元前432年に完成したそうです。
・・・そのころの日本はいまだ縄文時代です。 -
重機を使った修復でも長い時間がかかるのに、2000年以上前にわずか15年で建造されたのは驚きです。
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ギリシア国旗と展望台。
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見下ろすと岩山のすぐそばまで家々が迫っています。
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アクロポリスとは丘の上の都市という意味だそうです。
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展望台からのアクロポリス遺跡全景。
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柱の太さ2m、高さ10m、長辺70mにも及ぶ神殿。
パルテノン神殿 史跡・遺跡
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エレクティオン神殿。カリアティデスと呼ばれる6人の少女像が屋根を支えています。
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現在は複製でそのうちの1体は大英博物館に所蔵されているそうです。切り取って運び出すだけでもものすごい労力と技術です。
エレクティオン 史跡・遺跡
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音楽堂の下まで降りてくると子どもたちがサッカーをしていました。
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ちょっと飲み物を買って休憩していると猫も寄って来ました。
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アクロポリスと古代アゴラの間にある岩山から見た遺跡。
アレオパゴスの丘 自然・景勝地
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古代アゴラが隣ですが、昼も近いのでそちらではなくプラカ地区へと向かいます。
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通りがかった民家の庭のオリーブの木に登る猫。ギリシアではしばしば猫に出会いました。
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ローマン・アゴラに出ました。市場の跡だそうです。
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素晴らしい天気、昨日のミコノス島もこんな天気なら。贅沢言ってはいけませんね。
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風の神の塔。八角形の搭上部には八つの方角をそれぞれ司る風の神が刻まれています。
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風見、水時計、日時計を兼ねていたそうで、内部には水時計の機構らしきものが残っていました。
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アゴラの石積みの壁には甕が埋め込まれていた痕跡が。何のためのものだったのでしょうか。
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ハドリアヌスの図書館を横目に見ながらレストランを探します。
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にぎやかなプラカ地区、おみやげ、食べ物さまざまなお店が並んでいます。
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せっかくなのでオープンテラスのあるレストランでと思ったのですが、なかなか空いているところがなくて手近なタベルナに入りました。
肉を串に刺して焼いたスブラキ。屋台でも食べましたが安くておいしい。 -
ひき肉、ナス、ジャガイモを重ねて焼いたムサカ。
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イカのから揚げ、カラマリア。おいしいけれど、量が多くて食べきれません。
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振り返るとにぎわう通りの上にアクロポリスが見えました。
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ハドリアヌス門とアクロポリス。
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ゼウス神殿。入り口に回ってみるとまだ15時にもなっていないのにもう閉まっていました。ほかの観光客が入場できないか掛け合っていましたが、係の人はさっさと片づけをして奥に引っ込んでしまいました。
近年、ギリシアの経済危機が報じられていますが、複雑な気持ちになりました。ゼウス神殿 建造物
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倒れたままの石柱も。
この周囲では物乞い、大道芸人が何人もいました。赤ん坊を抱いた母親が赤ちゃんにミルクをと物乞いしていましたが、本当なのか演技なのか疑問に思いました。 -
車が盛んに行き交う大通りの脇では発掘された公衆浴場跡が見られました。街の下にはまだまだ遺跡が眠っているのでしょう。
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ミトロポレオス大聖堂と小さなミクリ・ミトロポリ聖堂。
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大聖堂の内部。
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歩き回って疲れました。駅に向かいましょう。
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果物売りの屋台。
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看板にサレップとある屋台を試してみました。周囲の人が見向きもしないのでおっかなびっくりでしたが、シナモンがきいた甘くてどろっとした飲み物。調べてみるとグルコマンナンが豊富な植物の根を利用したものだそうです。なかなかおいしいですが、とろみがあるのでいつまでも猛烈に熱い!
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遺跡のすぐ横を走る地下鉄。
実は朝の地下鉄車内ではスリに遭遇しました。混雑した車内で2ないし3人のグループで取り囲み、ポケットを探ったり、鍵のついていたザックは鍵を外してチャックまで開けられました。とくに貴重品は入っていなかったので問題はなかったのですが、抜き取られないようにあちこち押さえておくのに必死で、不愉快な思いをしました。
帰りの車内でもまた別のスリグループに狙われたので、今度はポケットを探ってきた手をこちらからつないでやりました。どうやらオモニア、シンタグマ、モナスティラキを結ぶ区間を中心にいくつものグループが暗躍しているようです。 -
帰路もカタール航空で。ドーハ空港は赤紫のオリックスの飛行機が何十機とならんでいて壮観でした。
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今回はザキントス島には時間がなくて行けませんでしたが、いつかきっと。
願いを込めて、しおりを買って帰りました。
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旅行記グループ
ギリシアへ弾丸家族旅行
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