2019年1月下旬：初弾丸香港 HX611,610便等乗り物情報

2019/01/24 - 2019/01/26

１月下旬に、初めて香港に２泊３日で観光してきました。神奈川在住　５０代夫婦です。台湾複数回（成田発着、羽田発着、弾丸日帰り含む）、シンガポール１回と東京から近場のアジア定番旅行先は出かけていたのですが、今回初めて香港へ。事前調査した上で、エクスプレスパス等予約したのですがいろいろと勉強になる経験をしたので、行き：HX611（成田発9:05）帰り：HX610(香港発15:50）パターンで初めて香港に出かけられる方の参考になれば。文字多め、写真少なめでごめんなさい。表紙はご存知、ペニンシュラホテルの正面です。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 香港航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

日程を仮決めしてから１２月下旬にHISのツアーを検索しましたが、すでにお手頃なツアーは下町エリアのホテルとの組み合わせは
残っていませんでした。今回、朝の下町散歩（別に旅行記にしています）をしたかった関係で「格安ツアー」は諦めて、「航空券＋ホテル」予約サイトへ。
LCCではないのにLCC並に低価格な「香港航空＋ホテル」パターンで検索、予約を入れました。ホテルはinn hotel hongkong（下町の油麻地駅近、狭いけれど格安！）です。

１月２４日成田発　香港航空HX-611（９：０５発）にて香港へ。
香港航空は、４８時間前からWEBチェックインできるので、出発２日前の夜にｐｃから香港航空の日本語サイトにアクセスしてE-チケットを見ながらチェックインしようとしたのですが、なぜかうまくいかず。英語サイトに切り替えたところ、なんとか成功。座席指定もできました。他の方の旅行記等で「香港航空WEBチェックインサイトは不安定」との記載があったので同様の現象だったのかもしれません。なお、マイル登録も同時にトライして、なんとか成功はしましたが、入会～マイルエントリーまで全部英語で途中挫折しそうになりました。

WEBチェックインした結果のプリントアウト（掲載した画像）では搭乗ゲートではじかれる、との情報もありましたので、念の為チェックインカウンターで発券して
もらい、ついでにマイルエントリーの確認もお願いしました。成田のカウンターの方は皆さん親切で、好印象でした。

成田空港のチェックインカウンターはターミナル１、搭乗ゲートもターミナル１側でそれほど混んでおらずスムーズでした。少し余裕ができたので、プライオリティパスで入れる大韓航空ラウンジへ。平日朝のせいか空いていました。私は飲み物を、家内はオニギリと紅茶で一休みできました。

席は後方エコノミー。液晶モニターがあり、のんびり映画を見てのフライトでした。イヤホンジャック周りは少しくたびれていたかも。入国カードの配布は、フライト後早いタイミングでかなり忙しい感じで（食事が出る前に）行われました。その後は配布がないので、到着前にCAさんに声掛けする必要があります。（私はそうなってしまいました・・）
機内食は値段なりというところでしょうか。食事後のコーヒーのサービスはなかったです。

成田空港第1ターミナル 空港

香港空港に予定より早く到着。でもターミナルビルに近づきません。いわゆる「沖止め」ですね。バス２台に分乗してターミナルビルへ。特に問題もなく入国、空港ロビー、ホールBへ。広いです。ここで現地午後２時すぎだったと思います。＜MTR3日間乗り放題>エアポートエクスプレス・トラベルパス（片道付き）をKKDAYのサイトで予約購入してあったので、バウチャーを持って指定のA13カウンターへ。ロビーの左手の奥にあるので、ホールBから結構歩きました。そこからまた中央部へ戻って、CDで香港ドルを下ろして、すぐ横のセブンイレブンでエクスプレス・パスの「オクトパスカード機能」に１００＄チャージ。（MTRは乗り放題でもバスは違うのでオクトパスカード機能にチャージしておく必要があります）時刻によっては、エアポートエクスプレスの窓口でチケット購入のために結構並ぶ、現金でしか購入できない、とのことだったので日本でクレジットカードで事前購入したほうがラクという判断をしたのですが、実際には窓口はそれほど混んでいませんでした。
今日は夜景観光まで予定がないので、エアポート・エクスプレスの真下にある、プライオリティパスラウンジへ。通常の入場手続き（搭乗券とプライオリティパスカードが必要）に加えて、ここは荷物を別室で預かる仕組みがありました。荷物係がいて安心でした。他のプライオリティパスラウンジと同じく、温かい麺のサービス等あってちょっと遅めのお昼ご飯をのんびりとることができました。

プラザ プレミアムラウンジ (香港国際空港) 空港ラウンジ

お腹もできたので、行きは「エアポートバス」で移動することにしました。ラウンジを出てサインを見ながら左手のA21のバス停まで移動。１本見送って、列の先頭へ。１００香港ドルをチャージしたばかりのトラベルパス（スイカ、パスモと同じ　３３香港ドルが引き落とされます）を使って乗り込みます。乗り込むときだけで、降りる際はカードは使いません。（日本の路線バスと同じく「降車ボタン」を押す必要はあります）

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

バス停はこんな感じでズラッと２階建てバスが並んでいます。壮観です。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

２階建てバスに乗るのは初めてだったので、単なる移動でしたが楽しめました。島と島をつなぐ橋からの景色は絶景です。MTRだとトンネルの部分なので、バス選んで良かったです。ただ、時間はMTRよりはかかりますし、市街地では渋滞する事もありそうです。
１時間弱で「油麻地」で下車。ホテルにチェックインし、一息入れました。
ここまでカード予約購入：成功、チャージ：成功、バス乗車：成功と順調でしたが、夜景観光の集合場所までMTRで移動する際に小トラブルが。
夜景観光の集合場所までMTRで移動しようとして、油麻地駅の自動改札にカードをかざしても入場できません。（はじかれかたは日本の自動改札と同じ）エアポートエクスプレスを使ってないのでまだMTRのパスとしてアクティベートできてない？

改札の南側に係員のいるカウンター（日本の駅事務所のような場所）があって、スマホの翻訳機能（中国語）で「カードが使えません」と表示させてカードを
差し出すと、パソコンを操作してくれて、使えるようになりました。（VOCETRA助かったー）。エクスプレス片道セットのパスを買って、買った日にエアポートエクスプレスに乗らない場合は手続きが必要だったのかもしれません。カードに説明書が付いていたものの「文字が小さくてかつ英語で読めない！！」でした。
とはいえこの３日間乗り放題パスはとても便利でした。チャージ残金を気にせずにMTRに乗り降りできるのは土地勘のない観光客にはありがたいです。このパスであちこち移動・観光しました。香港の自動改札は「○」が出てもバーは自動で空きません。自分で押して入る必要があります。片手がふさがってたりするとちょっと通りにくいかもしれません。帰りはエアポートエクスプレスを使って、座って、短時間で空港まで移動できたのも良かったです。最後に払い戻しをしてデポジット分、チャージ残り分も戻ってくるのも良い点だと思います。

帰りのHX-610について：帰国日の前日夜にタブレットからWEBチェックインして座席指定しようとすると、ほとんど席が埋まっていて並び席が確保できません。２列離れた中央の席を１席ずつ確保しました。（週末の日本行きだからでしょうか・・）並び席を確保したいなら、早めにWEBチェックインしたほうが良いかもしれません。
出発が15:30予定なので、午前中ホテル周辺で朝ごはんと街歩きを楽しんでから、チェックアウト。エアポートエクスプレスで空港まで移動。（九龍駅から空港まで３０分、とバスと違って時間が読めるので安心ですよね）空港到着後カードの払い戻しをエアポートエクスプレスチケット販売カウンターでしてから、お昼は到着時に使った同じプライオリティラウンジへ。エアポート・エクスプレスの空港到着フロアが上の階なので到着ロビーに降りて、更に降りる必要があります。（ちょっと面倒）なおこの時点で手元には搭乗券がなく、「WEBチェックイン画面表示」しかなかったので入れないかも！と心配だったのですが、画面を確認して「OK！」とのこと。助かりました。
提供される食事は到着日と同じでしたが、麺が３種類あるので、別のをいただいて十分満足。プライオリティパスを取得してから、空港で食事にお金を使うことが減りました。プライオリティパスを事前に入手しておく必要はありますが、空港内の混んでいるお店で慌ただしく食事するよりも数段ラクだと思います。（もちろんお酒もあります）。デザートとコーヒーを楽しんでいるともう搭乗１時間３０分前です。それほど急がなくても、と思いつつ出発ロビーに上がって香港航空のチェックインカウンターへ（正面右端でした）。WEBチェックイン済みでしたがここでも発券してもらって、出国手続きへ。

この時点で搭乗口が３桁（２００番台）であることに気づきました。香港空港は搭乗ゲートが遠いところがある、構内にシャトルトレインが走っている云々とガイドブックに記載があったなあ、と思い出しました。出国はスムーズでしたが、その後２００番台の出発ゲートまでのルートを表示で見ると「地下に下りてシャトルトレインで２駅先」・・・のんびり買い物する時間はもうないのでは、とこの時点で気づきました。

とはいえ、サインに従って移動。シャトルで２駅移動して搭乗ゲートへ。搭乗時刻４０分前に到着。搭乗が始まる少し前でした。出国ゲートから搭乗口までなんだかんだで２０分以上かかったようです。（なお、係員に付き添われて２００番台の長い通路を必死で走っている　日本人らしき若い女性３人組を目撃しました）

最後に記念の買い物をしようと思っていたのですがこれはパスせざるを得ませんでした。
無事に搭乗、行きと同じく入国カード配布は慌ただしいので、CAさんの動きに注意！でした。

成田空港には定刻通り。沖止めではなかったので助かった感じです。最後に、ガイドブック、WEB等で事前に仕入れた情報以外で参考になりそうな点を列挙します。
１：香港空港のターミナルビルは広い！搭乗までの時間は余裕を見て早めの行動を。行きの便が（例え沖止めでも）ラクだったからと油断すると帰りの便で大変なことになりかねない。履きなれた靴がおすすめ。（結構歩きます）
２：エアポートエクスプレスパス・トラベルパス（片道エクスプレス）は購入日に空港エクスプレスを使わない場合は注意。（駅の窓口で手続きする必要がありました）
３：到着後、搭乗前に使えるエアポートエクスプレスホーム下のプライオリティパスラウンジは、ターミナルビルから遠いが便利で空いていた。（搭乗口にあるほうのラウンジは使っていないのでわかりません）
４：香港航空の４８時間前WEBチェックインは便利だがややハードル高い。便によっては前日でも並び席取れないこともある。
５：香港航空　成田便は、値段なりだと思えばアリ。（フルキャリアだと思うとイマイチ　評判のいいキャセイのほうが・・）
１月下旬という時期で週末にかかる時期という事もあるかと思いますから、訪問時期、曜日によっては事情が違うかもしれません。多少でも参考になれば幸いです。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港