夏のブルガリア（成田→Provdiv）

2017/09/08 - 2017/09/10

東ヨーロッパの旅、今回はブルガリアです。　テロも無く、安全でのんびり、料理もおいしそうなので選びました。
予想通り、美食と美しい教会の国でした。
言葉や交通機関などは西ヨーロッパほど便利ではありませんが、親切な人たちなので不自由はなく楽しく旅行ができました。

エリア プロブディフ(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田からパリへは北京経由で中国国際航空を利用しました。
乗務員は全員中国人でしたが、丁寧な接客でした。
英語力については、日系航空会社の乗務員より上だと思います。

機内食、ワインともにおいしくいただきました。
年々、中国の航空会社のサービス向上には目を見張るものがあります。
なぜかワインの抜栓は、乗客の前でおこなわずにギャレーで開けてから注いでいました。

パリの空港で乗り継ぎです。　ラウンジではおいしいワインがそろっていました。
全部フランス産、さすがワインの国です。　まだ午前中です。

パリからソフィアまではエールフランスで移動です。
ワインは小瓶でしたが、濃い口でおいしくいただきました。

ソフィアからプロブディフまで鉄道を利用。　
空港から地下鉄で国鉄の無人駅まで行って乗車したので、車掌から切符を買いました。
３時間くらいで４００円でした。　何が書いてあるか、さっぱりわかりません。

鉄道は東へ東へと広々とした農村風景の中を走ります。
時折、何もない畑の真ん中にある無人駅で停まったりしながら。
前に座ったおじさん、１．５ℓのペットボトルに入ったビールをラッパ飲み中でした。

ホテルナリスの朝食。　農業国の朝ごはんは、世界共通でおいしい。
ヨーグルトは明治の味と全く同じでした。
美味しいきゅうりはブルガリアではサラダに必ず出ました。

Noviz Hotel ホテル

夏のヨーロッパの定番の大きなスイカ。　１個１００円くらいです。

ブルガリアは水が豊富なのか、噴水が各地にありました。
水道の水も冷たく、地方では湧き水もよく見受けられました。

古代劇場の跡です。　ローマ時代からのもので、修復作業をしてました。
プロブディフでの一番のみどころではないでしょうか。

バスで１時間くらいのバチコボ修道院へ。　お天気と空気がきれいなので、とても気分がよいです。
山からの風が心地よい。

おいしい湧き水が修道院前で汲むことができました。　ペットボトルを持参するとよいと思います。

ひんやりとした修道院の中です。　壁画がとても美しく、立派なものでした。

宗教的な意味合いなのか、パンを修道士から頂いていました。
御利益のあるパンなのでしょうか？　日本でいう福豆や餅のようなものなのかもしれません。

これもヨーロッパの農村部の定番、はちみついろいろ。
ラベンダー、栗、リンデン、柑橘系、体によさそうです。

トルコの影響なのか、ケバブ店があちこちにありました。
ヨーグルトソースを使うのが、ブルガリア風みたいです。

ケバブと豆のコロッケ。　イスラムのお店にはアルコールが置いていないので、酒屋でワインを買いました。
濃い口の赤ワインと、よく合っておいしいです。　ワインも３００円くらいで安い。

プロブディフの裏通り。　絵画や古本、アンティーク商品がたくさん。
古いお屋敷や、教会も見ごたえがありました。

石造りの城門と、どなたかの古い邸宅でしょうか。
絵になる構図でしたので、写真に撮ってみました。

丘の上にある教会。聖処女教会。
とても静かな環境のなかにあります。

日曜日の午後でしたので、教会には誰もいませんでした。
ほんと静かです。

ブルガリアのサラダ。　チーズはだいたいギリシャのような風味で、すりおろしたり、角切りにしてサラダと一緒にたべてました。
塩気が強いので、野菜と合います。

トルコ料理のキョフテみたいなお料理が、けっこう多かったです。
粗挽きで美味しくいただきました。

ケバブ店によく置いてあるヨーグルトドリンク。　少し塩が入っているようです。
ワインは３００円～５００円で、濃い口で美味しいです。

バスは便数が少なく、停車していてもなかなか出発しません。