2018/10/26 - 2018/11/02
112位(同エリア565件中)
アザゼルさん
「ルクセンブルク?どんな国?何が有名?なんで行ったの?」って聞かれますが、飛行機が激安だったからです。ロンドンから片道2,700円だったんですよ、往復で6,000円位。これは行くでしょ。
何が有名かって別に何も有名じゃないですよ、最近見たアニメの背景にルクセンブルクが出てきましたけど、絶対皆気付いてないと思う(何だったかな、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」か「さよならの朝に約束の花をかざろう」だったかと)。
そんなルクセンブルク、人口の少なさ、税金ちゃんと使われてるな感、そして空港のセキュリティーがガバガバのゆるゆるすぎたのが印象的だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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ということでロンドン・ヒースロー空港から飛行機に乗り込みます。行きはLCC、帰りはBritishAirways。
あっという間につきました。
ルクセンブルクの空港、ついてそうそうすんなり入国。
イギリスでnon-EU citizenゲートに1時間並び、「何しに来た!?どこに住んでいる?」と高圧的に聞かれることに慣れた私には、とっても新鮮に見える…
「え、イギリスって当時はEU圏内でしょ、EU圏から入ればいいじゃん」っていうアナタ、EUという考え方とシェンゲン協定国っていう考え方があるんすよ…イギリスはシェンゲン外なのです…EUじゃない日本人にはメリットがないのよん
まぁそれはいいとして、ルクセンブルク。なんか色々とゆるゆる。帰りの飛行機のセキュリティもゆるゆるだった(口述)。
そんなルクセンブルク、どんな国なのかな~♪
泊まったYouth Hostel Luxemberg Cityはすごく便利でして、すぐに観光地に出ることができます。
ここは歩いてすぐ近くのボック要塞の橋の下。写真は「Schlassbréck」という場所らしいです。読めない。何だろ?Youth Hostel Luxembourg City ホテル
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とりあえず、夜に空港に着いたので、バスでまずは市内中心に向かい、そこで宿方面に走っているバスに乗り換えます。
バスの運ちゃん、フランスから越境して毎日働きに来てるんですって、そう、ルクセンブルクは圧倒的にコミュター(通勤する人)が多い国なんです。
つまり、昼に働きに来て夜に帰っちゃう人達です。フランスやドイツから国境を越えて毎日出勤してくるわけですよ、だから実は人口は少ないの。昼と夜とで人口が違うことに気づくと思います。
また移民も大変多いそうで、ポルトガル系が多いと聞きました。
ということで、バスの運ちゃんとだらだら話しながらユ―スホステル・ルクセンブルクの近くまで連れて行ってもらいます。
ユースホステルは快適、清潔。何も問題なし。
翌日ホステルから観光地へ向かいます。グーグルマップを片手にGO!EU国のSIMカードを持っていると、同じEU圏内ではエクストラチャージなしでインターネットを使えるから便利!(※EUであっても東欧諸国は2018年当時まだ対応していないということでした)
ルクセンブルク、インターネットがすごく速さ!アイルランドやフランス、イギリス、ドイツと比べて圧倒的速さ!超びっくり!!すごい!!
すごく旅行しやすいです。ルクセンブルク市 その古い街並みと要塞群 旧市街・古い町並み
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「さっきからこの建物、何?」と思われたことでしょう。
私も前知識一切なしで、完全にグーグルマップに頼ってウロウロしました。
こちらが何だったのか、私もよくわかりません。グーグルマップには「ノイミュンスター修道院文化会館」と書いてありました。近くに日本食店がありました。
なんだかよい雰囲気なので建物の周りをウロウロ。庭園と川、教会と広場があり、周りを自然の要塞に囲まれています。ルクセンブルク市 その古い街並みと要塞群 旧市街・古い町並み
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近くに教会があったので覗いてみました。
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街中、ちょっと雰囲気ありますよね。
わー雰囲気ある~って喜んで歩いていたら、「Amazon EU」という看板が現れました。
あ、これニュースになってた。ルクセンブルクがAmazonを不当に優遇していて、EUから指摘を受けたんじゃなかったっけ。ルクセンブルク市 その古い街並みと要塞群 旧市街・古い町並み
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ルクセンブルクの大公宮につきました。冬季は一般に公開していないそうです。ヨーロッパあるある。
ルクセンブルクの大公宮 建造物
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大公宮の目の前にチェコレートで有名なカフェがあるので休憩していたら、面白いことが起こりました。
天気が良かったので外のテラスに座り、ミルクにコアントロー入りのチョコを入れて混ぜ混ぜ~していたのですが、大公宮の門前に大勢の中国人団体客が現れました。
こちらのお国の方は、ヨーロッパの旅行のために化粧と服に気合を入れている方が多いです。多分昔の日本もそうだったんだろうな。
その環境客たち、ハーイ写真撮りますよ~とバシャバシャ大公宮の写真を撮り始めたのはいいのですが、そのうちの一人の若いお姉さんが突然カフェにやってきました。私の隣のテーブルに欧米系の男性が一人で座っていたのですが、なんと彼女、その人と同じテーブルに着き、目の前に座ったのです!
横目で見ていると、男性も「え???何々???」とビックリ。女性は「ハロー!」と手を振って笑顔。
いや…
ハロー! じゃねぇよ…(;´Д`)
男性はもちろん無視。女性、勝手に男性の写真をバシャバシャ目の前で撮った後、行ってしまいました。
えっえっ 何 これって 逆ナン????逆ナンパ??????
しかも隠し撮りじゃなくて本人の目の前で堂々と写真撮るの!???
すげー!すげー!!!!
私にはたくさん、何十人も中国人の友人がおり、彼らの中に彼女のような人間はひとりもいませんので、決して「中国人ってマナーないなぁ」とは言いません。
ただ、彼女はちょっとヤバすぎた。
男性、彼女が言ってしまった後、スマホを取り出し、「ねぇ、今何があったと思う…?俺の目の前に突然中国人女性が来てさ…」と誰かに電話し始めた。
あ、やっぱり動揺してたんだね。 -
ボック要塞に行きました。
ルクセンブルクって国名でもあり、首都の名前でもあります。
日本の首都が東京じゃなくて日本になってる感じ。
ブルク、という名前がついていると、大体要塞なんすよ。
マリエンベルク、ローテンブルグ、ニュルンベルク…
ルクセンブルクにも、勿論要塞。
ボック要塞、結構見ごたえがあって、面白かったです。
説明が欲しかったな~ -
あ、言い忘れましたがルクセンブルクはルクセンブルク語なんですが、フランス語かドイツ語どちらかを話す人が多いそうです。
英語を放す人もちらほら。移民も多いのでポルトガル語も聞こえてくる。 -
ツアリストインフォメーションに行き、情報をもらいます。
買い物ができるところを教えて欲しいと聞くと、市街地の中か、大きなショッピングセンターが近くにありますよ、と教えて頂きました。
大きなショッピングセンター?いいね。
Shopping Center Auchan Kirchberg。
Auchan(オーシャン)?あ、知ってる、フランスによくあるショッピングセンターだ。
トラムで簡単に行けますよ、ということだったのでトラムに乗ったが、これがすごい。
まず人が少ないせいでガラガラ
なのに超綺麗で清潔
トラムも色んな路線が沢山走っている
えっ税金だよね?どうなんてんの?
ルクセンブルクより人口が圧倒的に多い都市の交通機関って、結構汚いものが多いんですけど、このトラムはすげぇや… -
ショッピングセンターで黒いドレスとペチコートを買いました、フランスブランドだったけど。
ルクセンブルク土産ってほぼ存在しないんですよ。小さい国だし、モノづくりの国じゃないんです。
ずっと金融国として生き残ってきた国なので。
ということで、じゃあ銀行博物館に行ってみようか、と思い、行ってみました。
銀行博物館。固く閉じられた扉を自力で開けて、入ります。開けるまで、本当に博物館なのか、本当に開けていいのかドキドキしました。こんなんだから、観光客が少ないんだよね。いや、逆か、観光客が少ないからこんなんなのか。
銀行博物館、自分の国籍と名前をカウンターに伝え、中に入ります。入場無料。色んな時代の色んな国の貨幣やコインがならんでいる。あと昔の銀行で使われていた、様々な機械が展示されている。
あと、金庫の中に入れるというので入ってみました。感動!写真撮影禁止なのが残念!
あ~よく映画に出てくる、でっかい金庫だ~~~~厳重な扉だ~~~
まぁ、そんな感じ。銀行博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルクセンブルクカードというものがありまして、
幾つかの博物館・美術館が無料になり、
更に電車にも使えます。
超安いので、とても格安で色んな所に入場したり、移動したりすることができます。
英語の説明が少ないのが難点ですが、自然史科学館に行ってきました、楽しかったです。
お客さんが自分たちしかいなかったので、スタッフさんが暇そうに全部の部屋についてきました。
アジア人、珍しいから警戒してたのかも。
アノマロカリスの化石がありました。
あと入り口に巨大タンポポがありました自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルクセンブルク市内は1日で十分かと思います。
ルクセンブルクカードを使って、ヴィアンデン Vianden に向かいます。電車は古いけど快適。
ルクセンブルクカードですが、インフォメーションで簡単に買えますし、アプリもあります。
私はアプリを使ってみたのですが、電車がトンネルに入ると(ルクセンブルクは森と山の国)、電波が無くなり、アプリが起動できなくなるトラブルがありました。
まぁ、でも電車の車掌さんもその辺は慣れてるので、適当に対応してくれました。ヴィアンデン城 城・宮殿
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ヴィアンデンでは Auberge du Chateau オーベルジュ・デュ・シャトーに泊まりました。
ここのオーナー、とてもとてもいい人でして、かなり親身に対応してくれました。日本人は私で2人目だそうです。もっとみんなに来て欲しい。
さて、荷物を置いてヴィアンデン城に行くことにしました。
ヴィアンデン城、結構いい感じです!
ヨーロッパの有名な城と比べると、豪華さが足りないところはありますが、これくらいがいい感じ。
タペストリーが壁に飾られ、修復中の部屋もいくつか。ヴィアンデン城 城・宮殿
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うーん、テラスもいい感じ~
ヴィアンデン城 城・宮殿
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うーん、タペストリー、雰囲気ありますね。
英語の説明がありました。
説明があるかないかで、楽しさが全然違います。
タペストリーって「これは何なのか、何故この絵柄なのか、誰が作ったのか、誰が発注したのか、このタペストリーは政治的な意味があったのか」…
などと考えると、とても楽しいのです。 -
ヴィアンデン城を夜に外からみるとこんな感じです。
治安がとてもいいので、暗くても一人でウロウロできます。ヴィアンデン城 城・宮殿
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ヴィアンデンは城下町。
この町の絵ハガキはこの背景が多いです。森から流れる綺麗な川と雰囲気のある橋。
近くにヴィクトール・ユーゴの博物館がありました。 -
旧市街もいい感じですね
ヴィアンデン旧市街 (城下町) 旧市街・古い町並み
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ヴィアンデン城に通じる道に、コスプレ屋っぽいお店がありました。
名前は「Oni's」
ん?般若?Oniって…鬼のこと?
興味がわいて入ってみると…
ビンゴ!
日本のサブカルチャーが大好きな女の子と、そのお母さんが切り盛りする、ソーイングのお店でした!
ここの女の子、日本の節分のような鬼のコスプレをするのが好きで、毎年ドイツのデュッセルドルフのジャパン・フェスティバルに赴いて、鬼のコスプレをして日本人に怖がられるのが好きなんだそうな。
エー何それー ウケるー
そんな感じで、綺麗なレースをお土産として買いました。「着物に使えるかしら~」「うーん、半襟に着けるのはどう?」と親身に対応してくれました。ルクセンブルクでまさか半襟のデザインの話をできるとは、誰が思ったかねヴィアンデン旧市街 (城下町) 旧市街・古い町並み
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2泊したのですが、思ったより何もなくて、行くところもないのでロープウェーで山の上にまで行ってみました。ちょっと見てすぐ帰りましたけど、結構面白かったです。すぐ真下に民家が!自分の家の上にロープウェーってどんな気持ちなんだろ。嫌でしょ、普通に。
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ヴィアンデン。超かっちょいいモーターバイクに乗ったお兄さんお姉さんが沢山やってきては、川辺で休んだ後北上していきます。
誰だろ~?と思って、ホテルのお兄さんに聞いたら、なんでもヴィアンデンは森と川に挟まれた町でドイツとの国境にあるので、ドイツからモーターバイカーたちの聖地となっているんだとか。
へー
ドイツ国境近いんだ!
あるいて30分くらいだよ、ということだったので歩いて行ってみました。
特に何もありません。
「わー!グーグルでみると現在地が国境ドイツ側になったり、ルクセンブルク側になったりするー」
国境線でわいわい遊んだ後、歩いて戻りました。 -
ドイツ側の国境に観光地と思わしい建物があったのですが、OPENと書いてあったのに玄関の鍵がかかっていました。恐れずインターホンを押してみたものの、誰も出てきませんでした。
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さて、ヴィアンデンで2泊は暇だったことがわかったので、グダグダしたあと、バスでクレルボーClervauxに向かいました。
町は小さいので3,4時間くらいの散策でいいかも。
雰囲気はいいです。
クレルボー城に入りました。クレルヴォー旧市街 (城下町) 旧市街・古い町並み
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クレルボー城はこういう精巧なジオラマが沢山ありました。
なんだ、ジオラマか~
と思われたあなた、なめてはいけませんよ。
絵を描く者にとっては、こういうのは大変参考になります。
今回同行した友人は建築家だったので、彼女もパシャパシャ撮って「超勉強になる~!!」と興奮気味でした。
私は横で「これ…進撃の巨人の背景みたいや…」と思っていました。クレルヴォー城 城・宮殿
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クレルボー城の中には、他にも国連が主催した写真展が行われており、これは大変大変良かったです。
世界中の家族、恋人、子供、お年寄り、結婚式、葬式、革命…
こうした人間と社会を切り取った写真展だったのですが、大変クオリティーが高かったです。
ルクセンブルクと言えば、このクレルボー城の写真展を最初に思い出してしまうくらい、楽しかったです。
ここに一番観光客が集まっていました。クレルヴォー城 城・宮殿
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そんな感じでルクセンブルク市まで電車で戻ります。
写真は鳥なのか虫なのかよくわからない生き物。ハチドリではない。
こうしてルクセンブルク空港からロンドンまで戻ります。
空港は相変わらず清潔できれい。空港とは思えないほど、ピリピリ感がありません。それもそのはず、ほとんど便がないのです。その日の一番遠い便がトルコ便でした。
オランダ人の友達が言うには、皆陸路でルクセンブルクを通り抜けちゃうんだって。
空港の甘々セキュリティーを通り抜けた後、お酒を飲みながら(空港でのアルコールの規制も他の国とは信じられないくらい緩々だった)飛行機を待ちます。
思ったよりいい所だった!
【ルクセンブルクまとめ】
・とても清潔
・ハイテク
・人が少ない、人が親切
・物価はそこまで高くない
・見るものはそんなに多くない、神奈川県と同じくらいの大きさ
・英語もある程度通じるが、フランス語かドイツ語ができると便利
日本の生活に疲れてたらおすすめ!!
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