2017/08/10 - 2017/08/15
12位(同エリア144件中)
トゥーバーズさん
- トゥーバーズさんTOP
- 旅行記103冊
- クチコミ315件
- Q&A回答13件
- 203,947アクセス
- フォロワー114人
この旅行記のスケジュール
2017/08/13
-
車での移動
Malmö ーーーーーー landskrona 900
-
船での移動
landskrona ーーーーーー Ven(Backviken)
-
ヴェン島
-
venscykeluthyrnin
-
ティコ・ブラーエ博物館
-
Kyrkbacken
-
船での移動
1530Ven(Backviken) ーーーーーー landskrona1645
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
エーレスンド海峡に浮かぶデンマークとスウェーデンの国境にある小さな島。
https://ilovehven.com
そこにあったのは、黄色い自転車と小さなアイスクリームファクトリー。
夫婦にとって4度目のスウェーデン旅行は、隣国デンマークの首都コペンハーゲンと、自転車と風の島、ヴェンアイランドでサイクリングを楽しみます!
PR
-
スコーネ地方の旅、その②になります。
翌朝。マルメを出発して、ヴェン島行きのフェリーが出ているランツクルーナの港まで車を走らせます。
絶好の天気になり、ワクワク感も高まります。
マルメからランツクルーナは30分程で到着します。 -
ヴェン島のことを知ったのは、デンマークのボーンホルム島への観光を考えて色々と調べていた時に、たまたま行き着いたサイトからです。
http://visithven.dk
HVENと綴るのが古い綴りのようで、デンマーク語ではこう綴られています。
元々はデンマーク領でしたが、17世紀にスコーネ地方がスウェーデン領土になると同時にこの島もスウェーデンになっています。
歴史はともかくも、目をひいたのは可愛らしい黄色い自転車の風景と、切り立った岸壁の上に金色に色づく麦畑が広がる美しい景観でした。この美しい島の風景と、アクセスの容易さ、サイクリング。
簡単に言うと、のんびりカワイイ黄色の自転車に乗って2人で島を巡る旅のイメージが想像できてしまったことで、ヴェン島に行ってみたいという気持ちが強くなっていったのでした。 -
ランツクルーナの港の駐車場に車を停めて、フェリー乗り場に向かいます。
-
フェリー乗り場は丸いVENのロゴが目印です。
-
スウェーデン語では綴りはVENなんですね。
-
これから乗るフェリーです。
-
サイトにもありますが、フェリーの運行時刻表です。結構本数があるのが嬉しいですね。今日1日のワンデーツアーの予定です。
-
チケットを購入して、船に乗り込みます。
-
タラップを上がって……
-
キャビンの座席を確保です!
-
程なく船はヴェン島に向けて出発します。
-
キャビンを出て、少し船の中を見て回ります。
-
空青い~!
-
海青い~!
-
30分程進むと、もうヴェン島が見えてきます。
-
草原の島らしく、ひらべったい島です。
-
Backvikenの港が近づいてきます。
-
こちらがフェリーの発着所で、ヴェン島の玄関口になります。
ヴェン島は、島のほとんどが断崖絶壁に囲まれています。海の中に台地ができているような島のつくりです。そのため、Backvikenの他に2か所港がありますが、いずれも、切り立った崖から海辺へ降りてくるような港になっています。 -
ランツクルーナからおよそ1時間。ついにヴェン島までやってきました。
-
接岸の瞬間です。
-
さあ、上陸です。車を降ろす車両甲板をみんなで歩いてゾロゾロ進みます。
-
海も透明感があって綺麗です。
-
ブロックの堤防にカモメがたくさんいます。
-
港のはずれに、登りを立てた小屋が……?
-
ノボリを見ると、Hvens glass fabrik……?
これはもしや、ヴェン島に一軒あるという手作りのアイスクリームファクトリーのお店では! -
早速買っている方も。
私たちも迷いましたが、まだ島に着いたばかり。おやつにしても、もうすこし時間が経った後にしたいところです。 -
あああ、美味しそう……
でもココは我慢です。お店の男の子、店番でしょうか。えらい若いです。 -
Backvikenの港から坂道を登り、島の台地状になっている部分に上がります。
のっけから途中のおうちがとてもかわいいです。 -
このおうちも屋根がかわいいです。スウェーデンのおうちはどこも反則的にカワイイと思うんですよね~
人様のおうちをあまりジロジロ眺めるのも失礼とは思うんですが、つい見てしまいます。 -
坂を登っていくと、道沿いにかわいい黄色い自転車がたくさん!
-
実は上の写真、昨夏のシーズンには、ヴェン島公式サイトにも共有して載せて貰いました。
-
青い空に黄色い自転車が映えます。ひゃ~、かわいいです!
-
ついに坂を登り切りました!
これで本当の意味で島に上陸したってところです。登りきったところがこの島の名物のレンタサイクルを貸し出しているお店です。
http://www.venscykeluthyrning.se/index.html -
港から300m。1500台のレンタサイクルが並んでいるvenscykeluthyrningさんです。
自転車の種類も色々取り揃えてあり、それぞれ値段が違います。
中にはスリータンデムなどという、ドロンボー一味のようなけしからん自転車もありますが、普通の自転車はもちろん、キッズサイズも充実しています。
前編のコペンハーゲンの自転車で、日本人にとってはキッズサイズであることがとても重要になることは身に染みましたので、迷わずキッズサイズを選択します。
1日80クローネです。 -
自転車自転車自転車……
-
自転車自転車自転車……
-
かわいい黄色い子ゾーン!
ここから自分の番号の子を探してレンタルします。 -
自転車置き場は高台になっているので眺めも気持ちいいです。
-
港側もこんな感じです。
-
はー、綺麗~
-
一通り自転車もサドルなどもあわせて準備万端。
島の説明板や地図もあるので、それをいただいて、気分は探検隊です。
では、ヴェン島エクスプローラーに行ってきます! -
チリンチリーン!
-
道端のお花です。ポピュラーなお花ですよね。ヨブスファブリックのモチーフにも似たような感じのお花が使われています。
-
島の中央を走る通りを進みます。
見渡す限り平らな畑の風景です。 -
ポカポカでのどかです。
-
しかし、何にもありませんね~
見事に一本道です。 -
おうちが遠くに見えてきました。
-
なかなかステキなおうちです。
-
収穫前の麦畑が広がっています。
-
馬が放し飼いになっています。
-
向こうに十字路があるのでしょう。子ども連れのお母さんがバギー付きの自転車で走っていきます。
レンタサイクルする時に周りを撮影したりしている間に他の人よりだいぶ遅れたのですが、だいぶ追いついてきたみたいです。 -
島のほぼ中央部にやってきました。
16世紀の天文観測家ティコ・ブラーエの博物館やカフェ、彼の建設したウラニボリ天文台やステルネボリ天文台といった史跡が点在しているヴェン島のある意味中心部です。
嫁が歴史に興味がないので、外側だけ見て中は観光せずに、ゆるゆると自転車旅を続けます。 -
天文台を過ぎてしばらくすると、このランズバーゲンと直交する交差点に着きます。
-
交差点をキルクバーゲン側に進むと、坂をザーッと降るとヴェン島第2の港、Kyrkbackenに到着します。
ここはワーフに飲食店があったり、教会前が公園になっていたり、のんびりできる港になっています。 -
たくさんの方が自転車を停めて、思い思いに楽しんでいます。
-
こんなかわいい小舟も。
-
私たちも裏手の芝生の広場で海を見ながら一休みすることにしました。
ふー! -
さすが風の島。結構風が強く、波が出ています。
-
広場側から島を見ると、崖の下に港があるのがよくわかります。
-
また港から登るのも億劫なので、このまましばらく海沿いを歩くことにしました。
-
ずーっと向こうがデンマークでしょうか?
-
しばらく歩いたところからビーチに降りられたので、ちょっと砂浜まで行って水遊びです。
-
ほとんど無くなりそうな道が崖沿いに続いていて、自転車を押しながら上に上がります。
-
崖下からだと空が綺麗です。風も心地よいです。
-
登り切ったらこんな感じ。結構高いです。
-
本当に景色がいいです。崖の上、爽快です。このままKyrkbackenから反対側にある北側の港まで海沿いに進みます。
直径2キロ足らずの小さな島ならではの安心してウロウロできる感覚がいいです。 -
ちょっと止まって記念撮影。黄色い自転車と崖と海を入れてパシャ!
-
海沿いから再び島の内側に道を変えて、広々とした麦畑を2人自転車で進みます。
-
このあたりは見渡す限りの麦畑です。
-
こうみえてヴェン島。小麦とぶとうの良い産地なんだそうです。
周りが海なので山がないぶん小さな島でも見渡す限りの地平線です。 -
小麦じゃないのも混ざってます。カラス麦でしょうか?なんでしょう?
-
あっ?!刈り取った麦畑に鳥がいます。旦那曰くキジだそうですけど。キジかなあ?
ペアで餌食べてましたが、すぐに走って行ってしまいました。 -
島の北側から、中央部に向かうノールヴォーグバーゲンに入るとほどなく、レストランSpirit of Hvenがあったので、そこで昼食を取り一休みです。
-
ビュッフェタイプのランチプレートです。
お酒も飲めるみたいですが、うちはお酒を飲まないのでオレンジジュースです。
ここまででざっとまとめると、島の東側から中央部を抜けて、南西に岸まで抜けた後、ぐるっと北西側を回り込んで北から中央部に戻ってくる途中です。 -
Spirit of Hvenからまっすぐ進むと、島中央部の集落に戻ってきました。
-
うーん。どのおうちもカワイイです。
みなさんお手入れしっかりされていて、やっぱり観光地だから人に見られることを考えてお手入れされいるんでしょうか?400人くらいしか住人がいない島ですし、もっと廃墟然としたおうちもあっても良さそうなものですが、どこのおうちも綺麗です。 -
15時20分にはフェリーの都合で港に戻らないといけないので、そろそろお尻を考えないといけません。
-
自転車は住宅の間を抜けていきます。
-
古い車がお庭に置いてあります。
個人のお宅なのかレストランとかなのかわかりませんが、カワイイです。ボルボの古いのかなあ? -
おうちの前に置いてあったニルスの水瓶です。
なんか手造り感のあるイラストのニルスの変顔がおかしいです。
そういえば日本の田舎にもこういうのありますね。 -
自転車を停めて、人様のお宅の前で記念撮影。
こんな何気ない光景が絵になるんですよね。 -
スウェーデンハウスの回し者じゃありませんが、おうち集です。
-
青に塗られた屋根の装飾に注目です。かわいいですよね~
-
紫陽花もきれいに咲いています。ステキなお庭です。
まだ時間はあるので、まだ行っていない島の南東部に行ってみます。 -
南東側に向かうと、防風林の中に入ります。
-
そのまま進むと……
-
なだらかな丘に出ます。
-
丘の向こうに海が見えてきました。
-
こちら側はあまり崖の高さがないので、そのまま海まで降りれそうです。
-
岸辺まで降りてきました。
砂利海岸で、海浜植物が結構群生しています。
手前のキャベツみたいなダイコンみたいな草の葉の硬さが、厳しい自然を感じさせます。 -
浜辺の風に耐えてハマギクが可憐に花を咲かせています。
-
風が強いので早々に丘を登り、ネムデマンバーゲン側からBackvikenの港を目指します。
-
途中池があり、池の周りに馬が水を飲みにきていました。
-
おっかなびっくり近づいてみます。流石に野良ではなく、放牧しているみたいです。
-
丘の上に回ると、たくさん馬がいるのがわかります。
-
対岸は馬だらけです。
-
さあ、丘陵地帯も抜けて、快調に飛ばします。
-
帰り道も、かわいいおうちハントです。
-
下り坂の向こうにBackvikenの港が見えてきました。まだフェリーの出発までは結構時間があります!
-
坂道の途中に咲いているオレンジのお花。かわいいお花です。
-
自転車も無事に返却して、港まで戻ってきました。
バッチリ時間より早めです。 -
ちょっと面白かった標識。わかりやすいです。
-
早めに戻ってきたのは、そう!
最初に出てきた島一番の手作りアイスクリームファクトリー、Hvens glass fabrikさんのアイスクリームをいただくためです! -
1スクープ25クローナ、
2スクープ35クローナ、
3スクープ45クローナ。
ざっくり390円、450円、520円ってところでしょうか。 -
旦那と2スクープずつ頼んで、バニラ、アップル、ココナッツ、ミルクの4フレーバーを楽しみます。
自転車で適度にあったまった体に、アイスの甘さがもうたまりません。
ここまで我慢した甲斐がありました!
ナチュラルフレーバーでどれも美味しかったですが、アップルが思いのほかしっかりしていて美味しかったです。 -
島での楽しい時間はあっという間で、名残を惜しみながらも帰りのフェリーに乗り込みます。
思い返せばまるで箱庭のような、小さいゆえに自由に遊べる天然のテーマパークみたいな、美しくも楽しい島でした。 -
程なくランツクルーナの街が見えてきます。何があるわけではないのですが、のんびりとした島旅を満喫することができましたし、アイスも美味しかったのでヴェン島へのショートトリップ、大満足です。
-
だいたい4時半頃にはランツクルーナまで戻ってくることができました。
-
順路に従って駐車場に。
今晩のお宿は120km離れたkivikの方。明るいうちにできればつきたいところです。 -
さようなら!ヴェン島!
期待通り……いえ期待以上に楽しかった! -
そういえば今回の相棒です。白のAUDI~!
珍しくカーナビもいつものポン付けのではなく、純正品が付いています。英語設定にするのに苦しみましたが、なんとかなりました。 -
ゆっくりとドライブで、次の目的地に向かいます。
明日からは、あのリサラーソンも別荘を持っているという、スウェーデンで最も美しいと言われるスコーネ地方の東海岸を回ります。
ヴェン島編はここまでにして、お話はその③に続きます!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
マルメ(スウェーデン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
マルメ(スウェーデン) の人気ホテル
スウェーデンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スウェーデン最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 幸せの黄色い自転車、スコーネ地方とコペンハーゲンの旅
0
112