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ふと思い立ったのは1月19日の夕方だった。そうだ日向に行こう。<br /><br />幸いにして1月20日と1月21日は私にとっては連休で翌1月22日は<br /><br />朝9時に家を出れば仕事に間に合う勤務だった。<br /><br />妻に「日向に行きたいんだけど」と思い切って言うと「気をつけて<br /><br />行ってきてね」と1万円札を手渡してくれた。<br /><br />こうして私の日向路ひとり旅が幕を開けた。<br /><br />朝4時に起床、勝手に目が冷めただけだが・・・。<br /><br />まだ明けきらぬ闇の中、4:50にセルフスタンドで燃料を満タン<br /><br />にして美祢東ジャンクションから高速道路に乗る。<br /><br />生憎の土砂降りの雨だが、そんなことは気にしない。<br /><br />行いの良い私のために、日向は快晴であるはず。<br /><br />そう信じて疑わない。<br /><br />ナビが古いため、福岡ー熊本経由の九州道を案内されるがそれを<br /><br />無視して、北九州ジャンクションから東九州道に乗る。<br /><br />高速道路とはいえ、対面交通が多い細い道はスピードは出せないが<br /><br />距離的にはこちらの方が断然近い。<br /><br />まあ、サービスエリア・パーキングエリアの類が少ないのが<br /><br />玉に瑕だが。やっとのことで別府湾サービスエリアに着いたのが<br /><br />朝の7:45頃。<br /><br />雨は小降りになったものの体温を奪うくらいの氷雨は背中を丸めさせる。<br /><br />もう3時間運転しているが、目的地には150km超えの距離を残している。<br /><br />こんな所でグスグスはしていられない、朝食におあつらえ向きの<br /><br />カレーライスはまたの機会にしてトイレだけを済ませて<br /><br />また走り出す。<br /><br />大分県の佐伯から宮崎入し、延岡を通り日向インターを降りた<br /><br />のが9:40頃、片道5時間の長旅を経てようやく目的地に着いた。<br /><br />前回、日向に来たのは2017年の同じ頃だった。<br /><br />その時、見落としていた観光地があった。<br /><br />願いが叶うクルスの海である。<br /><br />宮崎のパワースポットらしいのだがすぐ近くまで<br /><br />行ったにも拘らず見落としていた。<br /><br />それで今回はもれなく見てきました。<br /><br />眼下の風景を時計回りと反対の向きに90度回すと上側の<br /><br />島の周りが漢字の「口」そして十字の形の海がそのものズバリ<br /><br />「十」で合わせて「叶」の字になるというもの。<br /><br />展望台には、ご親切にも鐘まで用意されていてまあ、間違っても<br /><br />一人で来る所ではないが、何せ私は一人旅。<br /><br />そこは仕方が無いわな~。<br /><br />何を願ったかは秘密。<br /><br />まあ後でどこかで言いますがな。<br /><br />そして、前回も行った馬ヶ背も再訪しました。<br /><br />前回は、早朝で今回は夕方、16:00頃で景色も若干<br /><br />違って見えました。<br /><br />遊歩道を歩いて展望台に向かいます。<br /><br />結構、観光客の方もおられましたが、半分は韓国の方でした。<br /><br />九州はアクセスが良いからなのでしょうか、日南でも韓国や中国の<br /><br />方をよく見かけました。<br /><br />高さ30~70メートルの日本最大級の柱状節理が海に面した崖に<br /><br />見られます。<br /><br />我が萩市にも、畳ヶ淵と言う柱状節理がありますが、馬ヶ背の壮大さ<br /><br />には遠く及びません。<br /><br />そろそろヒアルロン酸が切れかかって老化している<br /><br />我が膝が悲鳴をあげる事態に陥っていますが<br /><br />何とか最後の坂道を登っていきます。<br /><br />何か紙ふうせんが歌った「冬が来る前に」みたいな。<br /><br />「坂の細い道を夏の雨に打たれ言葉探し続けて別れた二人」ってか。<br /><br />もう冬は来ちまってるけどね。<br /><br />そんなこんなで目の前に馬ヶ背の突端が見えてきました。<br /><br />日本海とは違って日向灘は穏やかに凪いでいて船の白波ばかりが<br /><br />波を作っていました。<br /><br />辺りが夕闇に包まれる頃になったので日向市内居に移動します。<br /><br /><br /><br />

日向路男ひとり旅その1

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2019/01/20 - 2019/01/21

59位(同エリア115件中)

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風待人

風待人さん

ふと思い立ったのは1月19日の夕方だった。そうだ日向に行こう。

幸いにして1月20日と1月21日は私にとっては連休で翌1月22日は

朝9時に家を出れば仕事に間に合う勤務だった。

妻に「日向に行きたいんだけど」と思い切って言うと「気をつけて

行ってきてね」と1万円札を手渡してくれた。

こうして私の日向路ひとり旅が幕を開けた。

朝4時に起床、勝手に目が冷めただけだが・・・。

まだ明けきらぬ闇の中、4:50にセルフスタンドで燃料を満タン

にして美祢東ジャンクションから高速道路に乗る。

生憎の土砂降りの雨だが、そんなことは気にしない。

行いの良い私のために、日向は快晴であるはず。

そう信じて疑わない。

ナビが古いため、福岡ー熊本経由の九州道を案内されるがそれを

無視して、北九州ジャンクションから東九州道に乗る。

高速道路とはいえ、対面交通が多い細い道はスピードは出せないが

距離的にはこちらの方が断然近い。

まあ、サービスエリア・パーキングエリアの類が少ないのが

玉に瑕だが。やっとのことで別府湾サービスエリアに着いたのが

朝の7:45頃。

雨は小降りになったものの体温を奪うくらいの氷雨は背中を丸めさせる。

もう3時間運転しているが、目的地には150km超えの距離を残している。

こんな所でグスグスはしていられない、朝食におあつらえ向きの

カレーライスはまたの機会にしてトイレだけを済ませて

また走り出す。

大分県の佐伯から宮崎入し、延岡を通り日向インターを降りた

のが9:40頃、片道5時間の長旅を経てようやく目的地に着いた。

前回、日向に来たのは2017年の同じ頃だった。

その時、見落としていた観光地があった。

願いが叶うクルスの海である。

宮崎のパワースポットらしいのだがすぐ近くまで

行ったにも拘らず見落としていた。

それで今回はもれなく見てきました。

眼下の風景を時計回りと反対の向きに90度回すと上側の

島の周りが漢字の「口」そして十字の形の海がそのものズバリ

「十」で合わせて「叶」の字になるというもの。

展望台には、ご親切にも鐘まで用意されていてまあ、間違っても

一人で来る所ではないが、何せ私は一人旅。

そこは仕方が無いわな~。

何を願ったかは秘密。

まあ後でどこかで言いますがな。

そして、前回も行った馬ヶ背も再訪しました。

前回は、早朝で今回は夕方、16:00頃で景色も若干

違って見えました。

遊歩道を歩いて展望台に向かいます。

結構、観光客の方もおられましたが、半分は韓国の方でした。

九州はアクセスが良いからなのでしょうか、日南でも韓国や中国の

方をよく見かけました。

高さ30~70メートルの日本最大級の柱状節理が海に面した崖に

見られます。

我が萩市にも、畳ヶ淵と言う柱状節理がありますが、馬ヶ背の壮大さ

には遠く及びません。

そろそろヒアルロン酸が切れかかって老化している

我が膝が悲鳴をあげる事態に陥っていますが

何とか最後の坂道を登っていきます。

何か紙ふうせんが歌った「冬が来る前に」みたいな。

「坂の細い道を夏の雨に打たれ言葉探し続けて別れた二人」ってか。

もう冬は来ちまってるけどね。

そんなこんなで目の前に馬ヶ背の突端が見えてきました。

日本海とは違って日向灘は穏やかに凪いでいて船の白波ばかりが

波を作っていました。

辺りが夕闇に包まれる頃になったので日向市内居に移動します。



旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • やっとのことで辿り着いた別府湾サービスエリアで一息。

    やっとのことで辿り着いた別府湾サービスエリアで一息。

  • 別府の山々は氷雨の中、霞んで見えました。

    別府の山々は氷雨の中、霞んで見えました。

  • 太陽の陽が降り注ぐ、願いが叶うクルスの海。さて何をお願いしましょうか。

    太陽の陽が降り注ぐ、願いが叶うクルスの海。さて何をお願いしましょうか。

  • 願いが叶うクルスの海の周辺はちょっとした休憩所になっていて駐車場もあります。<br />こちらは願いが叶う鐘です。恋人達が愛を誓うにはもってこいのマストアイテムですね。

    願いが叶うクルスの海の周辺はちょっとした休憩所になっていて駐車場もあります。
    こちらは願いが叶う鐘です。恋人達が愛を誓うにはもってこいのマストアイテムですね。

  • 馬ヶ背茶屋の駐車場に車を停めていざ馬ヶ背に参りましょうか。

    馬ヶ背茶屋の駐車場に車を停めていざ馬ヶ背に参りましょうか。

  • 遊歩道が整備されていて歩きやすいです。

    遊歩道が整備されていて歩きやすいです。

  • 馬ヶ背は日本一の柱状節理でその痕跡があちこちに見受けられます。

    馬ヶ背は日本一の柱状節理でその痕跡があちこちに見受けられます。

  • 柱状節理が切り立った崖になっています。

    柱状節理が切り立った崖になっています。

  • 柱状節理が海の底まで伸びています。

    柱状節理が海の底まで伸びています。

  • 遊歩道の先に馬ヶ背の最端があります。

    遊歩道の先に馬ヶ背の最端があります。

  • 遊歩道が海の先まで伸びています。

    遊歩道が海の先まで伸びています。

  • 穏やかな日向の海に切り立った崖が伸びています。

    穏やかな日向の海に切り立った崖が伸びています。

  • 凪の海に漁船が走っていきました。

    凪の海に漁船が走っていきました。

  • 日が暮れてきたので日向灘に沿った道を市内へ戻って行きます。

    日が暮れてきたので日向灘に沿った道を市内へ戻って行きます。

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