2019/01/23 - 2019/01/23
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funasanさん
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JALの成田・クアラルンプール(KL)線は1日1本で、朝(11:05)成田を出発したJAL機は同日の夜(22:50)、KLを飛び立って翌朝成田に帰ってくる。よって、帰路は深夜便となる。私は夜の寝つきが悪いので飛行機の深夜便が嫌いである。折角のビジネスクラスなので、帰路も昼間のフライトでじっくりビジネスクラスの座席とサービスを楽しみたい。そのために色々試行錯誤して、遂に素晴らしい方法を見つけた。ここでその紹介をする。結論を先に書けば‥
午後2時頃のマレーシア航空便でKLからシンガポール(SIN)に飛び、SINに入国せずに、トランジットエリア内のラウンジを存分に楽しむ。JALビジネス客であれば、ワンワールド加盟航空会社のラウンジが全て利用できる。例えば、カンタス航空ラウンジ、キャセイ航空ラウンジ、英国航空ラウンジ、その他「Dnateラウンジ」(JAL、フィンエア)「SATS Premierラウンジ」(マレーシア航空、カタール航空)等である。よってラウンジ好きな人は、これらのラウンジに全部潜入して飲食しまくればいい。
そして、夜の11時になったら、(トランジットエリア内にある)アンバサダー・トランジットホテルに移動して6時間だけ個室ベッドで寝る。目覚めたら、さっそく、JAL提携のDnateラウンジで朝食である。そして、朝便のJALビジネスに乗って成田に帰る。これで往路も帰路も昼便、おまけにシンガポール空港のラウンジを使いまくれる。ビジネスクラス・ラウンジ好きな人にお勧めの裏技である。
私の新著出ました。
◎『夢の国際線ビジネスクラスの旅(欧米編第1弾)
何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう!』
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本書出版により今まで4トラで長らくご覧頂いたビジネスクラスの旅(欧米路線)の旅行記を非公開とさせて頂きます。
◎『夢の豪華客船クルーズの旅: 大衆レジャーとなった世界の船旅』
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◎『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法』
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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KLはホテル修行僧の間で人気が高い。安くて豪華なホテルが多数あるからである。特にマリオット・SPGのホテルステイタス狙いの人にとってKLは最高の場所となる。コスパ重視の私はKL初日はマリオット系の「アロフト・クアラルンプール」(写真)に泊まる。
写真:ホテル屋上のプール -
KLセントラル駅直結のホテルなので空港からのアクセス抜群である。しかも、このホテルはマリオットのカテゴリー1(注)なので7500ポイントで1泊無料宿泊できる。ホテル屋上にあるインフィニティ・プール(写真)が素晴らしい。
注:3月からカテゴリーが2にアップ -
プールサイドにはバーもあり軽食・ドリンクのオーダーができる。そしてプールサイドのテーブル席に陣取って軽い夕食をとりながら周りの風景を眺めてみよう。真正面に、堂々としたツインタワーが建っている。左が「ヒルトンKL」、右が「ルメリディアンKL」、さらに1つおいて「セントレジスKL」と続く。
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成田からのJAL便でKLインした場合、夕方のカクテルタイムに間に合わない。よってエグゼクティブラウンジのないアロフトの方がコスパに優れる。翌日から、フル装備のヒルトンKLやマリオット系の高級ホテル巡りをすればいい。これが私の作戦である。
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ヒルトン系でコスパに優れたホテルが「ダブルツリーバイヒルトンKL」である。KLのランドマーク「ツインタワー」の1つ先の駅「アンパンパーク」で下車して5分も歩けばホテルに着く。
写真:アンパンパーク駅の路上 -
私はヒルトンのダイヤモンドメンバーとしてしばしばスイートルームに(無料)アップしてもらっている。ダブルツリーなのでヒルトンに比べれば宿泊代金は安めである。ツインタワーまで徒歩圏内というのもいい。
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私はKLに来る時は必ずこのホテルに泊まる。理由は、ヒルトンのポイント10000で1泊無料宿泊(注)できるからである。ヒルトンは度々キャンペーンを打ってポイントの大盤振る舞いをする。価格の高い日本のヒルトン系ホテルに1泊すると10000ポイントくらいついてくることがある。
注:最近1泊20000ポイントに値上げされてしまった
写真:スイートルームのウエルカム・フルーツ・スナック -
日本で稼いだホテルポイントを日本で使うと全くうまみがない。同じポイントを価格の安いKLで使うと内外価格差だけ得をする。ホテルポイントのアービトラージ(裁定取引)である。ホテルステイタスを世界基準で考えコストの安い国でポイント宿泊(無料)し、宿泊日数を稼ぐ。人件費の安い途上国で車を作るトヨタの世界戦略を見習おう!
写真:ベッドルーム -
このホテルはダブルツリーにも関わらず、素晴らしいエグゼクティブラウンジ(写真)がある。しかもホテル最上階に位置しているので眺めは抜群である。ヒルトン・ダイヤとしてアーリーチェックインし、レイトチェックアウトも可能である。部屋に入れなくても、ラウンジが私の書斎となり、仕事がはかどる。
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ここのラウンジの「カプチィーノ」が抜群に美味しい。大きなカップに注がれたマイルドなコーヒーを飲みながら、ダブルツリー世界標準のウエルカム・クッキーを食べれば、もう幸せ感いっぱいである。パソコンを開いて執筆をすると、ますますやる気になってくる。これが10000ポイントで1泊無料だった。つい最近まで‥。しかし、何と最近、突然20000に上がってしまった。トホホ‥。残念、無念、
写真:ラウンジからの眺め
◎ダブルツリーの旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11370205 -
さて、ここからが本題である。シンガポール(SIN)朝8時20分発のJALに乗って帰国するのに、どうやってSIN空港の英国航空ラウンジ(写真)に長時間滞在するのか?まずは、KL発SIN行マレーシア航空のチケット(エコノミー)を早めに購入する。フライト時間は1時間なのでチケット代金は安く、総額で250MYR(マレーシア・リンギット:約7000円)程度である。
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午後1時頃にKL空港に行き、マレーシア航空のビジネスクラス(※)のカウンターでチェックインを申し出る。KLからSINまではエコノミーだが、長蛇の列のエコノミーカウンターを避けて、誰もいないビジネスクラスのカウンターに行く。ここが強気の裏技!※SINから成田まではJALビジネス。
写真:英国航空ラウンジ -
そして、堂々と胸を張って(つたない英語で)申し出る。
「今日、これからJALビジネスクラスで日本に帰る。ただし、SIN経由なので、今夜はSINのトランジットエリア内のホテルに泊まり、明日の早朝、JAL便で日本に帰る。トランジットホテルにチェックインする時に帰国便の搭乗券が必要なので、ここでKUL→SIN(エコノミー)、SIN→NRT(ビジネス)の2枚の搭乗券を発券してもらえないか?」
写真:英国航空ラウンジ -
私は何度もこの方法でチェックインしているので、間違いなく2枚の搭乗券を発券してもらえる。そして重いスーツケースを預けて、手荷物1つでマレーシア出国である。マレーシア航空はJALと同じ航空連合(ワンワールド)傘下なのでスーツケースは成田まで運んでくれる。注:KUL→SINをエアアジア便にすると上記の裏技は使えない。
写真:英国航空ラウンジ -
さて、午後2時25分発のマレーシア航空機は1時間でSIN空港に到着する。時刻は午後3時30分頃、面倒な入国検査もスーツケースのピックアップも何もする必要がない。帰国便のJALビジネスクラスの搭乗券を武器にラウンジ突入である。まずは、カンタス航空のラウンジ(写真)。
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しかし、ここは非常に混んでいて、しかも高級感がない。子供を連れたファミリーも見かけ静かで優雅なビジネスラウンジの雰囲気ではない。そこで、すぐ隣にあるラウンジに移る。
写真:カンタス航空ラウンジ -
海外の巨大国際空港のラウンジを利用する時、お目当てのラウンジの場所と営業時間を事前に確認しておく必要がある。幸い、SIN(チャンギ)空港の場合、JAL便で利用できるラウンジはターミナル1に集中しており移動も簡単である。カンタス航空のラウンジ(写真)の営業時間は14:30ー23:00
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午後4時頃に混雑したカンタス航空のラウンジから、ここ英国航空のラウンジ(写真)に移ってくると、その違いに驚く。一歩、ラウンジ内に足を踏み入れた瞬間、あなたは自分が特別なゲスト(上級客)として歓迎されているような気分になるのでは?
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この時間帯はお客が少なく、ラウンジ内は実に静かである。気品に溢れた室内を探検し、お気に入りの席を確保する。空港ラウンジの好きな私は何だか宝ものを見つけたような気がして、とっても嬉しい。ここで今から夜の11時まで自由に過ごせる。何と7時間もの飲食無料のラウンジ滞在である。
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節約トラベラーの私はラウンジ食をめいっぱい楽しむため、今日はお昼抜きでKLからやってきた。よって腹ペコである。いざ、食材カウンターへ!
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何を食べようか?奇麗に並べられた食材カウンター(写真)を色々物色するのは実に楽しい。オードブル類、温かいメイン料理、フルーツ、スイーツ‥
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ここでお酒が飲めれば最高であろう。カウンターにずらりと並んだアルコール類(写真)は私にとっては「猫に小判」、全く無価値だ~~~!(残念、無念、もったいない)ただし、いいこともある。私はアルコール中毒とは無縁で、日々の生活で酒代はいらないので節約になる。
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食材カウンターの前に食事用テーブル(写真)が置かれているので、ここで食事にする。新聞・雑誌コーナーから薄ピンク色の「Financial Times」を持ってきて、食事をしながらマーケット情報や面白そうな記事を読んでみる。
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さあ、食事だ。少量多品種の前菜類を一口づつ食べてみる。まずまずのお味である。パンと温かいカボチャのスープはうまい。そして、メインとしてシンガポールらしくサティを頂く。
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メイン料理の後に、チーズ・クラッカー・ナッツ類、フルーツ盛り合わせ、甘いケーキ類、そして特大のカプチィーノで締める。大変満足のいくランチ兼夕食となった。
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時間はたっぷりある。新聞・雑誌コーナーから旅行雑誌をピックアップしてページを開いてみる。英文記事を読むわけではない。旅行雑誌には美しく夢のような新築コンドミニアムの宣伝広告が載っている。お値段も天井知らずである。海外の不動産価格を見ると、その国の勢いが分かる。
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パソコンを開いて仕事ができるテーブル席は沢山用意されている。持参のパソコンを開いていつもの仕事にとりかかる。仕事と言っても何も制限はない。まずは、世界の株価、ドル・円の為替相場、原油価格等のマーケット情報をチェックする。お次はフェイスブック・ライン等でチャット、最後に4トラの原稿作り、と進む。ここが私のオフィスになる。好きなコーヒーを飲みながら‥
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夕方から夜になってきてお腹が減ってきたら再び食事にし、最後にシャワーを浴びて寝る準備をする。シャワールームへの道(写真)は真っ白で清潔感がある。
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長時間のラウンジ滞在なので汗はかいていないが、頭から熱いシャワーを浴びると実に気持ちがいい。折角なので備え付けのエレミスのシャンプー・ボディソープで自己流エレミス・スパを体験してみる。
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エレミス(写真)は英国で誕生した代表的なスパ&スキンケアブランドで、ロンドン・ヒースロー空港およびニューヨークJFK空港のラウンジに「エレミス・トラベル・スパ」がある。15分間の無料のスパが体験できるという。
◎私の空港ラウンジのスパ体験(バンコク・タイ航空ファーストクラス)
https://4travel.jp/travelogue/11158471
◎私の体験した最高の空港ラウンジ(バンコク・タイ航空ファーストクラス)
https://4travel.jp/travelogue/11159822 -
英国航空のラウンジもカンタス航空のラウンジも夜の11時で営業終了である。よって、私は午後10時45分頃に英国航空のラウンジを出て次なる目的地に向かう。行き先はターミナル2にある「アンバサダー・トランジット・ホテル」である。
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ここはトランジットエリアなのでアンバサダー・トランジット・ホテル(写真)にチェックインをする時、日本への帰国便の搭乗券が必要になる。午後11時から早朝の5時まで、一番値段の安い「バジットルーム」(注)を予約して、ここで6時間の安眠をする。
注:シングルベッド1台、机のみ。トイレ・シャワールームは共用。 -
値段は時間制で最低6時間以上、6時間を超えると1時間ごとに追加代金が発生する。よって、私は6時間のみの予約とし、代金60シンガポール・ドル(約5000円)を支払った。目覚めたら、JAL提携のラウンジで朝食である。
→JALビジネスクラス帰国便に続く
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