2019/01/08 - 2019/01/10
20位(同エリア988件中)
procidaさん
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アンダルシアに憧れて
バラをくわえて踊ってる
地下の酒場のカルメンと
今夜メトロでランデブー
うすれていく意識のなか
おれはカルメンと踊った
アンダルシアの青い空
グラナダの歌が聞こえた
THE BLUE HEARTSのマーシーが歌った
「アンダルシアに憧れて」
昔、よく意味も考えず口ずさんでいました。
でもその頃からタイトルのとおりアンダルシアに憧れていました。
いつか行こう・・・ではなく
絶対に行くと決めていた場所でした。
そして今回チャンスが来ました。
実際は5泊しかない短い旅ですが、
ちょっとでも行けるだけラッキーです。
2019年1月7日
厳寒の北海道を抜け出し、
チケットを握りしめアンダルシアを目指しました。
ちょっとずつアップしていきます。^^
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
大好きな雑誌
「FIGARO VOYAGE JAPON」
2009年12月号は「アンダルシアとトスカーナ」
10年も前に発刊されましたが、
発売されすぐに購入したけど、引越を繰り返すうちになくしてしまい・・・
でもどうしても再度読みたくてアマゾンで購入。
アンダルシアの魅力がこれにたっぷりと詰まっていたんです。
今回はこれを読み直し、
大事な部分はカラーコピーして旅ノートに貼って持って行きました。 -
当初2019年1月は休みが取れなさそうなので旅はあきらめていました。
しかし12月になってスケジュールが変わってきました。
これはスペインを目指すしかない!
と思ってまずは千歳ーミラノ間を購入。
札幌からだとキャセパシフィックを使い香港経由でヨーロッパに入るのが、値段的にも時間的にもなかなか便利です。
千歳18:55-香港23:50
香港00:55-ミラノ06:45
乗り継ぎ時間わずか65分
あの広い香港の空港。
自分が間に合っても、荷物が来ないことも考えられる。
ということで今回は荷物を機内持込にしました。
実際に香港に到着したのは予定より30分も早かった。
なぜそんなに早いのか・・・?
空港内で90分のトランジット。
余裕がたっぷりとできた。
写真:夜のセビージャ サンタ・クルス街 -
ミラノからどうするか。
そしてアンダルシアのどこを目指すのか。
魅力ある町が多すぎてちょっと迷ってしまう。
コルドバ
グラナダ
ロンダ
マラガ・・・
そこでFIGAROとにらめっこ。
決まった!アンダルシアの州都「Sevillaだ!」
アンダルシアオンリーも考えられたけど、
どうしてもトレドと、マドリードでゲルニカを見たくて・・・
写真:セビージャ ヌエバ広場横のカフェ
店じまいをする店主 -
ミラノからセビージャに直接入る方法を探してみる。
ちょうどよくライアンエアーがあった。
以前利用したことがあるけど、
なかなか規制も多くて面倒。
しかし安い。これはライアンに決めるしかない。
ライアンエアーのミラノの発着といえば、
ベルガモ空港が本拠地のはずなのに、
なぜかミラノマルペンサからの直行があるのに驚いた。
チケットを取る際に座席指定をかけることにした。
それはアルプスを見たいから。
ロングフライトの時は通路側を取ることが多いけど、
わずか数時間。
フライトレーダー24というアプリを使って、
マルペンサからセビージャまでの航路をチェック。
まずはアルプスに向かって飛び出し、
その後左へ旋回。
ということは右側席だと確実に見えることになる。
この日の天気は最高。
予定通りアルプスも白く輝いて見えた。ザ エミレーツ ラウンジ (ミラノ マルペンサ空港) 空港ラウンジ
-
Milan Maipensa(MPX)12:30-Seville(15:10)
窓の外の景色をひたすら見続けた。
街や海、アルプスもいいけどスペイン上空からの景色は今回とても楽しみにしていた。以前、リスボンからマドリードまで鉄道で移動したときに、窓から見える景色に感動したから。
地平線まで見える大地。
荒涼としているというのがぴったりかもしれない。
原始的ともいえるかなぁ~。
今回はそれを上空から見られるということで、
子どものようにワクワクしていた。 -
ミラノマルペンサ空港の滑走路をアルプスに向かって飛び立った飛行機は、横目に山々を見たあとにいったん地中海へ。そしてバルセロナ付近からスペイン国土上空へ。
森や高い山が少ない。
やはり荒涼とした大地が広がっていた。
原始的な風景がたまらなくいい。
まるで恐竜が飛び出してきそうな・・・ -
何かと話題のライアンエアー
2018年11月から機内持込荷物の規定が変わりました。
追加料金を払い大小それぞれのBag2個を持ち込み。
キャリーバッグは55×40×20
それを少しでも超えると罰金が。
それは払いたくないので細心の注意を払いました。
奥行きが20センチ。
これが問題。ほとんどの航空会社は23~25。
20というのを見つけるのに苦労しました。
ハードタイプではほとんど見つけられず、
ソフトタイプでようやく見つけました。
ミラノマルペンサのチェックイン時には、
私の前の二組ともサイズオーバー。
小さなバッグに積み替えたりいろいろとやっているけどやっぱりダメ。
しかし・・・私みたいな素人目に見てもサイズオーバーしている。
これぐらい大丈夫でしょ・・・という感じで来たんですね。
カウンターのお姉さんは「NO」ばかりを言っていたのが、
後ろで見ていて失礼ながら笑いそうになってしまいました。
そして私の番。
細かく計ろうともせず笑顔で「ペルフェット」(完璧)
肩の力が抜けました。^^; -
赤茶けた大地のなかに風車が・・・
まさにスペインって感じです。
ひたすらこんな景色が続くので、
Sevillaは本当にやってくるのかと思ってしまいます。
そしてやっとSevillaの街並みが見えてきた。
思っていたよりも小さく感じた。
ここでも予定より早く到着。
ライアンエアー名物?
ファンファーレが鳴ります。
乗客も拍手。「ブラボー」と大声で叫ぶ人がいたり指笛が鳴ったり・・・
とうとうアンダルシアに来た~!興奮してきます!
空港に降り立つとそこはまるで初夏。
菜の花が咲き乱れ、気温も高い。
セビージャの空港はとても小さく、
売店やレストランもわずかしかないみたい。
空港内を通り抜けバス乗り場へ。
止まっているバスの運転手に「チェントロに行く?」
と聞いたら「スィ」と言われたので乗り込んだ。
バス内は暑いくらいで汗がとまらない。
バスはどうも中心街に向かわないようが気がしてきた。
と思ったときに路面電車が見えた。
運転手に「ヌエバ広場に行くには路面電車の方がいい?」
と聞いたら「その方がいい」と言ったので「サンセバスチャン」というスペイン広場近くの停留所で降りた。
停留所にあった自動券売機でチケット購入。
1.4ユーロ。
車窓から観光用の馬車が何台も見えた。路面電車は終点のヌエバ広場へ。
そこから徒歩2分がSevillaでの宿。
「Hotel Europa Sevilla」
2泊90ユーロ
歴史ある建物で小ぎれいなホテルでした。
ほとんどの観光名所も徒歩圏内。
スペイン広場までも歩いて行きました。 -
部屋に荷物を置いてすぐ行動開始。
時差ボケなんて言ってられません。
今回のミッションの最大事項
「バルで食べ飲むべし!」
1軒目はホテルを出て右に曲がり2軒目
BAR「EL ATUN」
機内では何一つ飲まずにここまで・・・
それは美味しいセルベサ(ビール)を飲むためでした。^^;
カウンターに着くなり覚えてきたスペイン語で
「Una cerveza,Por favor.」
一気に飲み込みます。
立て続けに「もういっぱいください」
店内のBGMには懐かしいカトリーナ&ザ・ウェイヴスの
「ウォーキング・オン・サンシャイン」が流れていていい感じ。
セルベサ一杯1.2ユーロ。
オリーブの酢漬けはサービス。にんじんも入っていてこれがまた旨い!
マスターはぶっきらぼうな感じだなぁと思っていたら、
8歳くらいの息子が学校から帰ってきてカウンター内に。
それを見つけるなりマスターは抱きしめてKiss。
その後も仏頂面に戻るけど、
店内をうろうろしている息子と目が合う度に目尻が下がってニターッ。
もうメロメロ。かわいくてかわいくてしょうがないといった感じ。
そんな店なので店内は和やかな雰囲気でした。 -
一見目を出て数分歩くと「Cinco Jotas」が・・・
ここは夏への扉さんが紹介してくれた店。
1879年創業の人気店。
夜は入りきれないほどの盛況ぶりだそうですが、
夕方5時くらいだったのですんなりカウンターに座れました。
もちろんイベリコ豚の生ハムを少々と赤ワイン。
とろけるような生ハム。
赤ワインとの相性も最高です!
店内もおしゃれでいい感じでした~。
ちなみに生ハム4ユーロ。
赤ワイン2.9ユーロ。メゾン・シンコ・ホタス 地元の料理
-
ホテルからスペイン広場まで2キロ。
路面電車で向かおうと決めていたのだが、
ホテルのフロントで歩いて十分行けますよ、
と言われたのでその通り向かってみた。
この日の日没は6時。
それに合わせバッグにカメラを入れてほろ酔いで歩いた。スペイン広場 広場・公園
-
もちろん初めてセビージャのスペイン広場に行ったのだが、その大きさに驚いた。
また、細部にわたり装飾がされていること。
その繊細さにはビックリした。
写真のように手すり一つにでも手を抜いていない。 -
このスペイン広場は映画のロケ地としても有名。
Wikipediaでは・・・
もう一つは映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でアナキン達が惑星ナブーに着いた直後のシーンである。
と書かれています。
私は今までにたったの一度もスター・ウォーズを観たことがありません。
有名な映画ですが・・・ -
夕方から夜にかけて灯りがついていくスペイン広場は本当にきれいでした。
世界一のスペイン広場とも言われたりしているようです。 -
この広場は半円になっていて直径が200メートルあるそうです。
私のカメラでは収まりきらないほどです。 -
イスラム建築、キリスト建築の融合している広場。
また、1929年セビリアで万博があり、そのために建設された広場だそうです。 -
地元の方にも、
観光客にも愛されている広場なんですね。 -
午後7時
さすがに寒くなってきました。
アンダルシアといえども、
急激に気温が下がってきます。
皆さんコートなど重装備です。 -
それに比べ私は今回軽装で来ています。
少しでも身軽にしたいと思い、
コートなどの厚手のものは持参していません。
Tシャツにパーカー。
そしてMA-1のみ。
下はジーンズ1本です。 -
マドリードの夜もそのままなのですが、
あとで通訳の方にお会いしたときに
「それだけ?」ってビックリされました。 -
広場の中心には噴水が。
ここもライトアップされます。 -
すっかり日も暮れたのでホテル方面に戻ることに。
予約はしていないが有名なタブラオ、
「タブラオ エル アレナル」に寄ってみた。
さすがに混んでいて
「予約しないと入れません、明日来てね」
「予約はHPで」と言われましたが、
ちょっぴり中をのぞかせてくれました。
すごい迫力。
ここでディナーも取れるみたいだし・・・
でも一人で入るのはちょっといいかな・・・^^;
少しだけ見られたからこれでミッション成功にしよう・・・ -
そう思いフラメンコをあきらめかけていたのですが、
その日の夜、4travelerのmistralさんから私の旅行記に書き込みが・・・
「アンダルシアといったらフラメンコ!
本場でのフラメンコも是非ご堪能下さいませ。」
これに奮起しやっぱりここまで来たのだから、
本物を堪能しないと!と思い2日目の夜行ってみました。
「Casa de la Memoria」
街の中心街からも歩いてすぐです。
老舗のフラメンコに比べたら少しコンパクトなショーのようです。
会場は細長く100人ほどで満杯でしょうか。
7:30開演の20分前に到着。
ステージ横の最前列が空いていました。
開始前にカメラは最後だけ。
お知らせするのでそのときだけにしてくださいと言われました。
私の横には小学生低学年とみられる姉妹が、
真剣にステージを観ていました。 -
生まれて初めてのフラメンコ。
それも本場で。
何が起きるのだろうと、興味津々で観ました。
ステージにはダンサーが男性1人、女性1人
ギター1人
歌手1人
哀愁のあるギターの音色
ボーカルの声はハスキーで大音量
声がまさにジプシーキングス -
素晴らしいものだとは思っていたけど、
ここまですごいものだとは思いませんでした。
「すごい!スゴすぎる!何なんだこれは~!」って心の中で叫びました。
真剣な眼差し
靴音の響き渡る音
キレのある踊り
指を鳴らす音
これがフラメンコか!
ここがアンダルシアか!
そう思ったら、本当に恥ずかしいんだけど
感動で鳥肌が・・・
そして涙が出てきてしまって・・・ -
ダンサーは特に声を出さない。
声を出さないですべてを表現するということは
こういうことなんだろうと感じた。
怒りや悲しみ
喜び・・・
いろんなことを感じた。 -
これだけ感動をもらって19ユーロはとても安く感じた。
機会があればぜひまた観てみたい。 -
バル巡りも手を抜きません。^^
ホテルの隣
「LA FLOR DE TORANZO」
食べるものは店の人のお薦めにすべて任せた。
セルベサはここでも1.40ユーロ。
パンに挟まったフォアグラが最高に美味しかった。
初めは10人ほどの客。
そこに30人ほどの団体が入ってきて、
これには店の人もさすがに困ったみたいで、
私に苦笑いを見せていた。 -
まだまだバル巡りは終わりません。
FIGAROでも紹介されていた
「ERINQUE BECERRA」エリンケ・ベセラ
ホテルの斜め向かい
1850年創業の老舗
1850年って日本では江戸時代後半。
かなり古いですよね。
店内は落ち着いた雰囲気エンリケ ベセラ 地元の料理
-
どのワインを飲もうかメニューを見てたら、
近くで飲んでいた男女のカップルが
「これがうまい!」
っていうものだから
「同じのください!」
そのワインがまた美味しくて、
何杯飲んだのかわからなくなりました。^^;
このエビを焼いて串刺しにしたのがボリュームもあり絶品でした。
(3.80ユーロ)
このあとに「La Barandilla」というバルに行ったのだが、
そこの若い店員に日本語が話せる方がいて話し込んだ。
以前、名古屋にいたこと。
私が暖かい夜だねと言ったら、
「とんでもない。今晩は寒いよ」って言われました。
1泊45ユーロのホテルに泊まっていると言ったら
「高すぎる。ここでは25ユーロぐらいで十分だよ」
セビリアではなくセビージャって言ってね・・・
とも言われました。
最後に日本人の印象は?って聞いたら
「お金持ち!」
「スペイン人はみんなそうみているよ」
って言われました。 -
1月9日
Sevilla2日目
6時にホテルを飛び出し街を歩く。 -
6時半には路面電車も動きだし人の動きも出てきた。
この日は日の出が8:30
7時過ぎても真夜中みたい
ランナーは半袖、短パンで走ってる。
7時になりいくつかのcafeもオープン。
カプチーノだけの朝食でホテルへ。 -
再び街に繰り出し、
この日のスタートはカテドラル。
このカテドラルは世界で3番目の大きさ。
バチカンのサン・ピエトロ
ロンドンのセントポール
それの次に大きいらしい。
10時オープンなので10分前に並び始めた。
すでに100人ほど列を作っている。
20分ほど待って中へ。セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会
-
中へ入るとビックリ。
天井までの高さ。
口を開いてただただ眺めた。 -
塔にも登ってみた。
階段ではなくスロープ形式。
10分ほどでてっぺんに。
Sevillaの町が一望できました。 -
闘牛場も見えました。
-
カテドラルを1時間ほど見学し、
次に向かったのはこれも老舗の人気店
「Bar Europa」
1925年創業
ヌエバ広場から徒歩7分
数年前にはタパスコンテストで最優秀賞を受賞しています。
ここではトルティージャを食べました。
厚焼き卵にポテトが入っています。
よくスペインを紹介するテレビ番組で出てきていたのでもちろん知っていました。
これを食べるのを楽しみにしていました。
これが絶品!
二切れをあっという間に食べてしまいました。
お客さんは、ほとんど地元の方ばかりでした。
店の方が元気な人ばかりで、
雰囲気も良い店でした。バル エウロパ バー
-
次に目指すは市場
途中、メトロポール・パラソルが。
この上を歩くことができるそうです。
この下も市場のようになっていて、
肉屋さんでは、ウサギやキジなどが陳列されてました。
そのままの姿で置いてあるので、
一瞬目が点になりました。メトロポール パラソル 現代・近代建築
-
本日の昼食は「フェリア市場」
ヌエバ広場から1.6キロ。
徒歩20分です。
どの町に行っても市場は欠かさず行っています。
この市場も小規模ではありますが一通りのものは揃ってます。
そして目的はその市場の場外バル「La Cantina」
セビージャで魚介類を食べるならここだと聞いていました。
腰を下ろすと元気でイケメンのお兄さんに名前を聞かれた。
「NAO」だよと答えると
レジ近くの壁にチョークでその名前を書いた。
そこに頼んだものを記していくシステム。
ここでもお薦めのものをお願い。
お兄さんに任せます!と言ったら即4品を決定してくれた。
どれも日本人の口に合うものばかり。
イカのフリット
イワシの塩焼き
イカ焼きにオリーブ
たらこのフリットが絶品でした。
食べ物が出来上がると大声で名前を呼ばれ、
カウンターに取りに行くシステム。
「マオー!マオー!」
って女性が大声で言ってる。
俺のこと?って自分を指さしたら、そうだって言ってる。^^;
それをみていた店のお兄さんが笑いながら「ナオ」だぞって笑ってる。
お姉さんもゴメンと言ってるので
私は「気にしないで」って笑いました。
しかし・・・
次に呼ばれるときも、
その次も「マオー!」
完全に笑わせようとしている。^^;
隣に座っていた女性二人組も私をみて「マオ」って言いながら笑ってる。
食事しているこの女性陣。
私の代わりにワインやビールを取りに行ってくれるから、
もしかして店の人なのかな・・・
と思っていたら地元の人。
やさしくてサービス精神旺盛な人たちでした。
その後もギターを持った年配の方が数曲歌ってくれ、
このバルを盛り上げてくれました。
最後のお会計もチョークを使って壁で計算。
払い終わるとサッと拭いて完了。
レシートなんかはありません。
こういう形式がスペインでは多いらしい。
そのことを後でスペイン在住の日本の方に聞いてみると
「いろいろな意味でその方がいいでしょ。わかるよね」
って言いながら笑っていました。 -
市場でお腹がいっぱいになったのでホテルへ帰ろうとしたが、
何か忘れてる・・・
絶対に行くと決めていた「Las Piletas」に行ってない。
そこで生ハムを食べなければ!
FIGAROより
素朴な伝統料理がしみじみおいしい。
マエストランサ闘牛場の近くという場所柄、闘牛ファンマタドールまでが常連のバルレストラン。店のあるマルケス・デ・パラダス通りは伝統的なバルが集まる地区。30ほどのテーブル席はすぐにいっぱいになってしまう。
量が多めなのでハーフサイズで注文するといい。
ドングリで飼育されたイベリコ豚の生ハムは最高級品。とろけるような食感がやみつきに・・・ラス ピレタス 地元の料理
-
そんなことを知ったら食してみないと気がすまない。
ということで店内に入ってみました。
さっそくJamon Ibericoをハーフサイズで注文。
中途半端な時間なので席に着くことができました。
もうこれが美味しくて美味しくて!
本当にとろけるようでした。
今までで一番、最高に美味しい生ハムでした。
本当にとろけていくようでした。
生ハムハーフサイズ 9ユーロ
赤ワイン 2.50ユーロ -
歴史を感じる店内。
闘牛に関するものや写真が壁いっぱいに飾られていました。 -
セビージャでもトップクラスの人気というのがうなずけました。
-
Bar「5 DE TAPAS」
ここで初めてアイスコーヒーに挑戦しました。
以前NHKのい旅するスペイン語でPepeさんが飲んでいました。
日本と全然違ったので気になっていました。
コーヒーと氷の入ったグラスが別々に出てきます。
それを自分で移します。
美味しかったです。
ちなみにスペイン語で
cafe con hielo(カッフェ コン イェーロ) -
セビージャ最後の夜
たくさん食べたのでカメラ片手に歩き回りました。 -
こんなにバルが多くて共倒れしないのか・・・
と思うくらいものすごい数の店がありました。 -
サンタ・クルス街
昔ながらのたたずまいを残していて、
雰囲気のいいバルが続きます。 -
このサンタ・クルス街は
もともとユダヤ人居住区。
1492年にユダヤ人が追放された後、
貴族など裕福な人々が住みついたそうです。 -
-
お土産屋さん、
服屋さんではフラメンコの衣装も数多く売られていました。 -
黄金の塔
Torre del Oro
グアダルキビル川沿いに建ってます。
正12角形の塔です。
13世紀に川の通行を検問するために造られたそうです。 -
サン・テルモ橋
-
-
-
-
観光用の馬車はSevilla中を走っていました。
-
-
-
-
それにしても今回の旅は天候に恵まれました。
一度も一滴も雨に当たりませんでした。
地中海性気候と言えば、
冬は雲も多く雨も意外と降ると聞いていたので・・・ -
町の中心でフラメンコを踊るご婦人。
しっかりとフラメンコ衣装を着て、
取り憑かれたかのように踊っていました。
全然珍しくないのか、
現地の方々は皆さん素通りです。
いつもの風景なんでしょうね。
わずか二日でしたがSevillaを満喫しました。
これでもかっ!っていうくらい食べ、飲みました。
次の目的地はトレド。
ここもずっと前から行きたいと思っていた地です。
アンダルシア・・・
絶対にまた行きます!
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この旅行記へのコメント (16)
-
- ぴこさん 2021/01/14 20:29:54
- 写真がカッコいい!
- 私もブルーハーツの「アンダルシアに憧れて」に憧れた者です。
いやぁ同じセビージャを旅しましたが、procidaさんの写真がカッコよすぎて、私のサンタ・クルス街やスペイン広場、カテドラルとは違うところみたい(笑)
ステキな写真をありがとうございます!
- procidaさん からの返信 2021/01/15 17:28:26
- RE: 写真がカッコいい!
- ぴこさんへ
プロフィールの写真、よく見るとonちゃんではありませんか?
北海道在中ですか?^^
onちゃんは毎朝家族で見てます。笑
マッチではなく、
ブルハのアンダルシア!
私も本当によく聞きました。
しゃがれたマーシーの声。
いまでもしっかりと思い出せます。
昔も良い曲とは思っていたけど、
今聞くと、また違った良さに気づいたりします。
ぴこさんの、Sevillaの旅行記は何度見ても最高ですね。
先ほども読み返しました。
また、本場のフラメンコが見たいですね〜。
プロチダ
-
- 天野川さん 2019/09/07 10:57:14
- すばらしいですね
- procidaさん、こんにちは。
写真も、体験も、すばらしいですねー。
いつかスペインに行きたいので、また参考にさせていただきます。
これが一人旅ですか。
夜は大丈夫でしたか?
一人旅派の私ですが、スペインではバルを楽しみたいので、どうなのかなぁと思っているところでした。
- procidaさん からの返信 2019/09/07 12:15:08
- Re: すばらしいですね
- 天野川さんへ
こんにちは。
このスペイン旅は一人旅です。
とにかくバルを巡りました。
Sevillaの夜は治安も良かった印象です。
安いしたくさんのバルがあるので、気楽に入れて、ハシゴしやすいです。
正直、一人で店に入るのは躊躇する方ですが、スペインでは全く逆になってしまいます。
再訪したいです。サンセバスチャンでのバル巡り。バレンシアで本物のパエリアを食べたいなあ~。
traveloop見てますよ。
あれを天野川さんが?
とっても楽しいです!
次の旅は冬ですか?^ ^
プロチダ
- 天野川さん からの返信 2019/09/07 18:01:11
- Re: すばらしいですね
- おぉ、プロチダさんにtraveloopを見ていただいてるなんて!
光栄すぎて、死にます!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
次は、お金をためて、ロンドンかなぁ。
春…
卒論でイギリスだったんですよ。それなのに、スルーしてますからね、そろそろ行かないと。
でも、ごはん不味そうじゃないですか。
で、スペインに惹かれるんです。。
-
- ゆーさん 2019/02/20 23:30:25
- ステキな写真!
- プロチダさんのアンダルシア、
本当に素敵すぎです。
写真から人の声や街の音が聞こえてきそうな、、
歴史と生命がにじみ出ています。
うー、うまく言えない!
私も昨年夏、グラナダ中心に行きましたが、
Sevillaは日程的に組めず断念しました。
だから拝見できて嬉しいです。
アンダルシアはいろんなイメージがあるけれど
その土地から放つパワーを
自分の五感でしっかり受け止めると
その奥深さに全身で共鳴できるすごい場所でした。。
フラメンコも体験されたのですね!
ノックアウトされてるプロチダさんが目に浮かびます。という私も放心していまいましたが(^ ^)
時代が変わり街の光景もどんどん変わっていくのかもしれませんが、それでもまだスペインをはじめヨーロッパは、日本と比べてゆっくりな感じがしていいですね。古いものも汚れたものも一掃しないというか。暗さや闇があるから美しい。
次の旅日記もまた楽しみにしてます!
ゆー
- procidaさん からの返信 2019/02/21 09:40:28
- Re: ステキな写真!
- ゆーさんへ
こんにちは!
アンダルシアのパワー、私もビシビシと感じてきました。
本当に奥が深く、どこに行っても歴史を感じました。
そしてフラメンコ。
何ですか!あれは!
こんなに素晴らしいものだなんて、
今まで誰も教えてくれなかった・・・笑
映像では何度も観たことがあったけど、
特に何も思わなかった。
だけど生で体験したとき、
感動ということばでは終わらせられないくらいの感情が湧いてきました。
やっぱり旅することっていいですね~。
書物や映像では伝わらないものが、
現地ではダイレクトに伝わります。
いいことも悪いことも。
そんなことを考えると、あそこにも行きたい・・・
こっちにも行きたい・・・
いつも地球儀とにらめっこです。
(結局ヨーロッパが多くなりますが・・・)
ゆーさんのグラナダ。ロンダの旅行記いいですね~。
ロンダのパエージャ、エビのアヒージョ。
食欲をそそります。
アンハンブラで結婚式?
スゴいですね。
あの後ろ姿のカップルの写真最高です!
親と一緒にバックパックの旅。
これって最高の旅ですね。
一生忘れないですね。
プロチダ
- ゆーさん からの返信 2019/02/21 19:47:53
- Re: ステキな写真!
- やはり❣️
フラメンコに魅了されましたね!
私達日本人に共鳴しやすいと言われてる訳が何となくわかりますよね(^ ^)
旅行記見ていただいてありがとうございます!親子3人での旅はいろんな思いがまざり、一緒に体感できた喜びでいっぱい、一生忘れない宝物です✨
プロチダさんは今回は久々の一人旅だったのですね!自由な一人の旅もまた捨て難いですね。
プラチダさんの写真、また時々見返して、心の栄養にさせていただきます♪
-
- liberty-libertyさん 2019/02/03 14:33:50
- me too (≧▽≦)!!
- procidaさん、こんにちは!
タイトルでムムッ!?と反応し
表紙のコメントで思わず「一緒だ!」と呟きました(≧▽≦)
アンダルシアに憧れて
バラを加えて踊ってる
地下の酒場のカルメンと
今夜メトロでランデヴー
この一節を聞いた時の興奮は今でもハッキリ覚えています。
この後の展開にハラハラして
最後まで聴いて思わず涙がこぼれた10代の頃。
なっつかしいなぁ(*´∇`*)
私もこの歌でアンダルシアという地名を知り
いつか行ってみたい、と思った一人です。
旅行記完成、楽しみにしてますね(^o^)/
リバ
- procidaさん からの返信 2019/02/03 16:26:38
- Re: me too (≧▽≦)!!
- リバさんへ
こんにちは!
リバさんもでしたか。
嬉しいです。
マーシーの歌うアンダルシアに憧れて。かっこよかったですよねー。
あのハスキーボイスで叫ぶように歌う姿…大好きです。
実は今さっきYouTubeで再び聞いてみました。
最後の部分に
アンダルシアの青い空
グラナダの歌が聞こえた~
とあるのですね。
今回はグラナダを素通りしたしまいましたが、次は絶対に足を踏みいれようと思いました!
アンダルシア…って響きがいいですよね。リバさんならわかるはず。^ ^
- liberty-libertyさん からの返信 2019/02/04 23:14:41
- RE: Re: me too (≧▽≦)!!
- 大好きなネタなんで
追加コメントすみません(^o^;)
> 実は今さっきYouTubeで再び聞いてみました。
> 最後の部分に
> アンダルシアの青い空
> グラナダの歌が聞こえた?
> とあるのですね。
> 今回はグラナダを素通りしたしまいましたが、次は絶対に足を踏みいれようと思いました!
はいソコッ(≧▽≦)!!
そこが私の涙腺決壊のフレーズでした。
薄れる意識の中で
彼はそれを見聴きします。
「アンダルシアの青い空
グラナダの歌が聴こえた」
映画ならば
彼のこの最期に見たであろう景色と
薄暗いメトロのホームで一人佇むカルメンがクロスで映し出されることでしょう。
アンダルシアへの旅は
はみ出し者同士の
ほんのささやかな夢
それさえも叶わない無情
今でもこのフレーズに泣けてしまう私です(ToT)
> アンダルシア…って響きがいいですよね。リバさんならわかるはず。^ ^
ハイ( ̄▽ ̄)♪
この歌でこの地名を知ったけど
当時から何故か
目もくらむような光と乾いた空気と
一抹の切なさを感じておりました。
アンダルシアだけではなく
グラナダ、コルドバ、セビーリャ
スペインの地名の響きが好きです(*´∇`*)
何だろう
「刹那」を感じます。
すみません、思うままにつらつらと(^o^;)
では旅行記完成、楽しみにしてますねーっ!!
リバ
- procidaさん からの返信 2019/02/05 10:40:44
- Re: me too (≧▽≦)!!
- リバさんへ
「刹那」
私も同じくそう感じます。
過去や未来ではなく今を生きる・・・
という感じですよね。
グラナダ、コルドバ、セビーリャ、ロンダ・・・
たしかに響きがいいですね。
先日知り合った方が意外にもロンダにだけ新婚旅行で行ってきたそうなんです。
あとはモロッコ。
なぜロンダに?
どうだった?
奥さんの感想は?
質問攻めしました。
何か「ピーン」ときたらしいんです。
そこからスペイン談義でした。
>目もくらむような光と乾いた空気と
一抹の切なさを感じておりました。
わかります!
目を閉じるとさんさんと降り注ぐ太陽に、
ひまわりが揺れていて、蜃気楼を見ているような・・・
そんな風景が現れます。
アンダルシアに憧れて・・・
それを聴いていると、映画を見ているような錯覚におちいります。
実際に映画はないんだけど、
一曲が私のなかでは映画になっています。
歌にフラメンコ。そして歴史的のもの。
食べ物、飲み物・・・
本当に奥が深い・・・それがアンダルシアなのですね!
プロチダ
-
- maayさん 2019/02/02 11:08:21
- アンダルシア!
- procidaさん
アンダルシア!
どの写真も美しくて、見せていただいてありがとうございます(*^^*)
焼き栗?を売っているおじ様の後ろ姿と
立ち上る煙の絶妙な瞬間が素敵な一枚が特に素敵です。
(もちろんそれ以外の写真も!)
maay
- procidaさん からの返信 2019/02/03 16:18:27
- Re: アンダルシア!
- こんにちは!
maayさんの旅行記楽しみにしてますよ!の声に励まされコツコツ写真整理してます。
セビージャの町を歩いてたら、普通にフラメンコのギター音が聞こえたり、手拍子が聞こえたりしてるのが、すごく異国に来ている感じがして良かったです。
竹富島を歩いてたら三線の音が聞こえるみたいに。
栗売りのおじさんもいい感じでした。ずーっと昔からある風景なんだらうな~と考えてました。
写真にもありますが、街の真ん中で衣装を着てフラメンコを踊る老女には驚かされました。取り憑かれているかのように踊り狂ってました。
それが日常の一部なんですねー。
恐るべしアンダルシア!
- maayさん からの返信 2019/02/04 19:31:43
- Re: アンダルシア!
- procidaさん
私の声に励まされてなんて、心から光栄でございます(*^^*)
見せていただいたお写真、本当に旅情がそそられるというか、とても魅力的です。
街を歩いているとフラメンコギターが聞こえてくるなんて、本当に素敵なセビージャですね。。
年代に関係なくフラメンコを情熱的に踊る姿、TVで見たことがありますが、フラメンコの血が流れているのでしょうね。
スペイン!凄いです。
また、ぼちぼち、写真を見せてくださいませ!楽しみにしています☺
maay
- procidaさん からの返信 2019/02/05 10:26:55
- Re: アンダルシア!
- maayさんへ
フラメンコの血・・・
まさにそうなんでしょうね。
DNAに組み込まれていそうです。
私がフラメンコを観ているときに、
隣に小学校低学年くらいの姉妹が真剣なまなざしで、舞台を見ていました。
あまりにも真剣なので、終わるまで子どもだったとは気づかなかったくらいです。こんなに小さな頃から、目の前でフラメンコを見て育つ・・・。
すごいな~と感心させられました。^^
プロチダ
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