プラサットクラヴァン

2019/01/31 - 2019/01/31

プラサットクラヴァンとはカルダモンの木の遺跡という意味でハサバルマン一世というアンコール王朝の6代目の王様の統治下に921年に建立されたヒンズー教の寺院です。レンガ造りの祠堂が三つ同じ基壇の上に並んで開いている入り口は東だけです。新しく見えるのが一回修復したからです。真ん中の塔は一番高くて、他の塔は未完成みたいに見えます。外はたいしたことがないけど、内側に他の遺跡と違って直接にレンガに彫られたヒンズー教の神々の彫刻が綺麗に残っている。

この遺跡までに来たら、是非内側の彫刻を覗いてみて下さい。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

レンガ造りの壁に直接彫られた門衛さん。両足が外に開いて立ち、手に棒を持っている。でこぼこに見えるのが元々漆喰を塗って、それを簡単に落ちないようにわざとでこぼこした跡です。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

真ん中の祠堂に今ロープが張ってあり入ってはいけません、朝に見ると中に入らなくても十分見られます。太陽はまだ東ですから。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

真ん中の祠堂の内側だけは一番沢山彫刻され、特にヴィシュヌー神と関係の神話が多いです。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

ここはガルーダに乗っているヴィシュヌ神と両側に両手で合掌している女性がいる

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

ヴィシュヌ神の妻であるラシュミー女神です。この時代に彫られた人の足が外に開いて立っている。時代によって足の向きが違うので、それをみていつ造られたか想像できます。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

入り口の部分だけ砂岩で造られて、扉に当時のままの文字が残っている

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡