2019/01/12 - 2019/01/12
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minaMicazeさん
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千曲川沿いの県道40号線から、岩場を登って「釈尊寺」へ行きました。この日の午前中に、山の中腹から下って「釈尊寺」「観音堂」へ行ったのですが、下から登っても行かれるとのことで、標高差約120mを登ってみました。こちらのルートが、本来の参道の様です。
旅行記作成に際しては、現地の説明板、小諸市と小諸市観光協会のホームページ、その他関連するネット記事、などを参考にしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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長野県小諸市の市街地から、県道40号線を、千曲川に沿って4kmほど走ると、「布引山 釈尊寺」への登り口があります。特に広くはありませんが、県道わきに駐車スペースがあります。
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このスペースは、かつて千曲川沿いに走っていた「佐久電気鉄道」の駅の跡ではないかと言われています。
写真は、広場の中央に立っている「布引観音ご案内図」です。 -
「布引観世音」の説明板です。
信州四大伝説の一つ「牛に引かれて善光寺詣り」の発祥の由来が書かれています。
信心薄い老婆を、布引観世音菩薩が牛に化して、善光寺阿弥陀如来許に導いて教化した、という話です。 -
広場(駐車場)の奥に、山の方へ向かう石段があります。
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さて、「釈尊寺」に向けて石段を上がります。
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少し上がると「布引山観世音」と刻まれた立派な石柱が立っています。その横の高札に「自然の山中の寺です。落下物、滑落、転倒等の不測の事態を予測し、自己の責任にて御入山下さい。」と書かれた紙が貼られています。
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急角度の石段が始まる手前に、杖が用意されています。必要な方は無料で使えます。
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杖は借りずに、急角度の石段を上ります。
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崖に沿って、石段を上がります。一応、ところどころに手すり(柵?)があります。
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傾斜が緩やかなところもあります。この時季、沢山の枯葉が積もっています。
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崖の下の窪みに置かれた木像たちです。
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イチオシ
左の崖の下を見ると、流れ落ちる水が凍っています。いわゆる氷瀑ですね。
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上を見ると、上にも氷瀑があります。
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イチオシ
もう少し石段を上がって、上の氷瀑の近くへ行ってみました。
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上の氷瀑の前に置かれていた板に、何やら文字が書かれています。
後で分かるのですが、これは、ところどころに置かれている説明板の1番目のものです。おそらく「1.布引2段の滝」と、その説明が書かれていたのだと思います。
午前中に上の山道から訪れた「釈尊寺」や「観音堂」に置かれていた、12、13、15番の説明板へと続くものの1番目なんですね。 -
岩にしがみついている木の根です。
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2番目の説明板は「馬岩」です。岩に、馬が駆ける姿が現れているらしいのですが、分かりませんでした。説明板の上の岩には、馬頭観音の石碑があります。
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岩にしがみついている木の根です。
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さらに登ります。手すり(柵?)はありません。
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ところどころに石像があります。
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葉が落ちて、岩肌がよく見えるのは、この時季だからこそ、ですね。
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上ってきた道を振り返ります。空が開けているのも、葉が落ちているから、ですね。
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登山道が凍っています。氷の下には水が流れているようです。
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4番目の説明板は「牛岩」です。
「牛に引かれて善光寺参り」の伝説発祥の地にふさわしく、岩に牛の姿が現れており、この布引渓谷の中でも、迫力ある奇岩である、と書かれているのですが、……… -
どこに牛の姿が現れているのか、わかりませんでした。
写真は、説明板の上方の岩です。 -
その右を見ると、小さな滝が凍っていました。
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更に登ります。電柱の存在が、ちょっと興醒めです。
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5番目の説明板は「善光寺穴」です。
「長野の善光寺まで穴が通じていると云われ、昔、善光寺火災の折に、この穴から煙が出たと伝えられる。」とのことです。 -
この穴が善光寺につながっているんですね。善光寺のどこに繋がっているんでしょうね。「戒壇めぐり」の暗闇の中のどこかでしょうか。
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岩にしがみついている樹です。
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登ってきた道を振り返ります。葉が落ちていないと、これほど見通せないと思います。
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6番目の説明板は「不動滝」です。
岩上に不動尊が安置されていることから不動滝と名付けられている。ここからながめる観音堂もまた趣があり、京都の清水寺を想いだされる、と書かれています。 -
「不動滝」の説明板の「ここからながめる観音堂……」に促されて上を見ると、崖の上に観音堂が見えました。手前の木の葉が繁っていたら、これほどには見えませんね。
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「なんとか岩」とか、名前が付きそうな岩です。
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さらに登ると山門(?)があります。
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山門(?)から奥へは、通行止めです。
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山門(?)の後ろは急な斜面で草が繁っています。その草むらの中に石段のような道らしきものがあります。
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イチオシ
もしかすると、これが観音堂の山門で、ここから崖を登って観音堂へ行くのが本来の参道だったのかもしれません。だすると、相当急な崖を登ることになります。
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山門(?)に祀られている仁王像(?)です。
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こちらは向かって右側に祀られているものです。
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さらに登ると「釈尊寺」が見えてきました。
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振り返ると「観音堂」が見えます。その下に見えるのは、山門(?)の屋根です。
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道端の清水が凍っています。
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「釈尊寺」まで登ってきました。
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地形図で見ると、下の駐車場からここまでの標高差は、約120mです。
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イチオシ
「釈尊寺」まで登ってきたので、これで下ります。
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「不動滝」の説明板(写真下の中央付近)の上の岩壁です。岩壁の縦の縞模様が「滝」なのでしょうか。雨が降れば「滝」になるのかもしれません。
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5番目の説明板を、下る時に見つけました。「見守り地蔵」です。
この参道には、信者が安置した無数の木仏、石仏があり、道行く人々の安全を見守っていてくれますが、この地蔵も、そのうちのひとつです。と書かれています。 -
氷瀑(布引2段の滝)まで下りてきました。
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左下に少しだけ見えるのが、2段の下側の滝です。
今回は曇天で、しかも北側の斜面の渓谷なので、全体が暗い写真になってしまいました。機会があれば、青空の下で再訪したいと思います。
( おしまい )
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「氷風穴」と「布引観音」
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