2018/11/14 - 2018/11/23
2位(同エリア185件中)
waonさん
3日目
2018年3月にBS「ビッグウェーブサーファー~世界最大の波を求めて~」が放送されました。
2017年11月にもリスボンに一週間ほどアパートを借りてリスボン街歩き一人旅。目的はポルトガルギターを買うこと。良い楽器に満足しています。そして、フランス映画「過去をもつ愛情」の中で「暗いはしけ」を歌ったアマリア・ロドリゲスのファドでも知られるナザレに行きました。
しかし、ナザレの波が世界最大級とは知らず、浜辺のプライア地区とケーブルカーに乗って上のシティオ地区の街歩きを楽しんでリスボンに戻りました。
しからば、その世界最大の波とやらを是非見たくなり今年も再び、ナザレに行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日目の朝、7時30分にアパートを出て10分歩いて「カモンイス広場」に到着しました。この広場のすぐ近くに地下鉄バイシャ・シアード駅があります。
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エスカレーターに乗って下り改札へ向かいます。ちなみにこのエスカレーターは「オーチス・エレベーター」日本製でした。バイシャ・シアード駅から地下鉄の青ライン「AZ」に乗り7駅目のジャルディン・ズージロコ駅で下車。10分です。
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セテ・リオスのバスターミナルを9時に出発。ナザレには10時50分に到着します。天気は上々です。バスの運賃は9ユーロ。インターネットで購入済です。印刷するかスマホの画面を提示して乗車。席もあらかじめ指定できます。
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途中には風力発電用の風車が見えます。
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この坂を下るとナザレのバスターミナルに着きます。ナザレは、リスボンから120キロ。人口15,000人の漁師町です。
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バスターミナルには無料トイレがあります。そして歩くこと4,5分で浜辺に到着します。このレプブリカ通りを北の方へ歩いてケーブルカー乗り場を目指します。
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崖の上は灯台のあるシティオ地区になります。ケーブルカーの線路が見えてきました。健脚の方は歩いても行けますが当然ケーブルカーがお奨めです。
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この案内の標識を右に曲がるとケーブルカーの乗り場になります。
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後ろを振り向けばこの景色です。
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シティオ地区に行くケーブルカー駅に到着。が、しかし。ドアが閉まっています。そして運休の張り紙が貼ってありました。がっかり状態に。戻ってタクシーを頼もうかと海岸通りにでると警察官が交通整理で立っています。尋ねると今日はバスでシティオ地区に行くことになったそうで、ここから50メートルいった所に臨時バス停があるよと親切に教えてくれました。オブリガード。
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バス代は1.5ユーロでした。助手席に座った若者に乗車賃を支払い15分ほどでシティオ地区に到着しました。
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50mも歩くと広場に出てノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会に出ました。
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広場の奥の手すりから下の町、プライア地区やペスカドーレス地区が見えました。
シティオ地区は結構な高さです。 -
レストランを右に左に見ながら、灯台に向かって歩き出します。
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ビッグ・ウェーブ・サーフィン大会の案内ゲートが見えてきました。
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灯台に向かって下り坂の道を歩きます。11月にしては暖かい日です。途中でセーターを脱ぎました。
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ナザレの沖合には世界でも有数の海底峡谷「ナザレ峡谷」があり、深さは5,000メートル、長さは220キロメートルに達するといいます。峡谷の波は速く北側の海の波はややゆっくり。その波がナザレ近くで合流するため高い波が発生するのだそうです。
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ビッグウエーブサーファー。その記録は2011年11月11日にアメリカ人、ギャレット・マクナマラ(50)が打ちたてたのが始まりで波の高さは23.77メートルでした。
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灯台下には多くのギャラリーです。アメリカ、イギリス、ブラジルもちろんポルトガルの選手に声援を送っていました。テレビ中継もしていました。会場には解説者の説明があり大会の雰囲気を盛り上げます。
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後ろにはナザレの灯台が見えます。通常は灯台の屋上に上がることは出来るのですが、今日は開催日の初日なので関係者のみが許可されるとスタッフの女性から言われて断念。「明日来ればOK」と優しく言われました。
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崖の先端で応援する観客。だいぶ度胸が必要とします。私?とってもダメダメ。
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波の形がいろいろと変化します。
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観客の人々はそれぞれの選手の実力を良く知っており、アナウンスより前に選手の名前をコールしていました。双眼鏡があったら良いと思いました。
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灯台の右下の浜辺にはサーファーやスタッフ、それに救急スタッフのエリアになっています。
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ナザレのの波に乗るためには時速60キロメートルが必要です。そのためサーファーはジェットスキーに牽引され水上スキー状態からタイミングを見て波に乗ります。
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6メートルを超えるとビッグウェーブと呼ばれます。モンスター級の波をビッグ・ママと呼びその高さはビルの8階とも9階とも。波を乗り切って成功しても次の波に呑まれると骨折する危険があるのでジェットスキーに乗る仲間がサーファーをその都度に救助するサーフィンです。冒険と危険が隣り合わせのスポーツです。
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結果、7年続いたギネス保持者のマクナマラに代わって、今回の2018年11月ブラジルの選手、ロドリゴ・コウシャが24.38メートルのビッグ・ママの波に乗り、記録を更新。ギネス記録を塗り替えました。ただ今回は望遠カメラを持参すれば良かったと反省しています。
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灯台下から下のナザレの海岸の景色を見ました。灯台に来るときは下り坂でしたので割と楽に来れましたが、帰りは全て上り坂。30分ほどの道を2度ほど休み休み歩きました。余談ですが、うっかりとしていて空港の手荷物検査では水は没収されましたが、街歩きには「水」(アグア)は必携です。個人的にはスーバーマーケットにある「LUSO」がお奨めです。安いのにとても美味しいと思います。
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シティオ地区のメモリア礼拝堂です。1182年のこと。城主ドン・ファス・ロビーニョが鹿狩りのときに崖から落ちそうになった時に聖母マリアに助けられたといいます。城主はこれに感謝して、この礼拝堂を建てたそうです。
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シティオ地区にもレストランやお土産を売る店が並びます。本当に空が澄み切って綺麗ですね。
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ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会の右側を左に曲がると下に降りるバス停があります。1.5ユーロ。
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ナザレの海を堪能した一日でした。上り坂を歩いたあとのご褒美は、レプブリカ通りにあるジェラート屋さんで、ミント(ポルトガルではメント)で一休み。この後10分ほど歩いてナザレ・バスターミナルへ行きます。リスボンには夕方に着きました。当然ですが運賃は来る時と同じ、9ユーロでした。バス代もポルトガルは安価です。
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