西インド遺跡巡り　１～２日目・ムンバイ＆アジャンター

2018/12/29 - 2018/12/30

年末年始に二度目のインドへ。
前回は北インドのゴールデントライアングルを周遊しましたが、今回はムンバイ、アウランガバード、アーメダバードで遺跡巡り。
行ってみたいと思っていたアジャンターとエローラに行けてかなり満足。
他にもエレファンタ島とアーメダバードの階段井戸に行きました。
今回は現地ガイド対応のツアーにアレンジを入れ、友人と女４人で参加。賑やかな旅行になりました。

12/29（土）
寒波に巻き込まれ雪が降っている中、空港へ。
電車は普通に走っていたので良かったです。
7:35セントレア発の飛行機で成田へ。
成田到着後、レンタルWi-Fiを受け取り、コーヒーを飲みながら飛行機待ち。
11:15成田発、ANAの直行便でムンバイへ。
ムンバイの空港はめちゃくちゃオシャレ！
写真禁止とかもったいない。
いたるところにアートっぽい展示がしてあって写真撮りたかった～（涙）
入国はe-visaで。まぁまぁ時間かかりました。
空港でガイドさんと合流し、ホテルへ移動です。
ガイドさんはスルさんというおじいちゃん。
前回の東京オリンピックの時に初来日し、大阪で働いていたとのことでテンパると関西弁になる面白い人でした。
空港からホテルまでは大渋滞。
途中、ハッジアリーのライトアップなど眺めつつロングドライブを楽しみます。
車窓から写真を撮ったのですが夜景なのでブレブレでした。残念。

エリア アジャンター(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 航空会社: ANA

ホテル到着前にチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅のライトアップを見学。

駅の隣の建物もライトアップ。

車の中から。
ムンバイは道も綺麗でインドじゃないみたい。

21:00頃、この日のお宿SUNCITY APOLLOに到着。
ホテルは立地良さげだったけど、早朝からの長時間移動でオツカレ、かつ翌日は6:00の列車でアウランガバードへ移動のため、出かけず早々にお休み。
通り沿いでずーっと賑やかでうるさかったけど、疲れていたからか爆睡でした。

12/30（日）
6:00の列車に乗るため、4:30にスルさんがロビーに迎えに来ます。
元々、ムンバイとアウランガバードの移動は行きは飛行機、帰りは列車の予定だったのですが、まさかの飛行機欠航で行程が逆になりました。
前日、ライトアップを見学したチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅へ。
チャイを飲みながら列車待ち。
朝からたくさん人がいます。

絶妙な体勢で寝ているお兄さん。
駅には面白い人がいっぱい。
列車を待っている間、日本人夫婦に遭遇。
このＫ夫妻、行程が私達と似ていて、この後いたるところで再開を果たしました。

始発の駅なのに列車が遅れる。
いきなり30分程遅れです。

列車の中はこんな感じ。
スルさんがいなかったら席、わからなかったなー。
私達は途中のジャルガオンで降りますが、この列車はコルカタの方まで行くそうです。2日がかりだそうな、、、

列車の中でもチャイ。
ティーバック版もあるんですね。

早朝出発だったのでホテルで用意してもらったお弁当（？）を食べます。
パンとゆで卵とバナナ。
パンに塗ってあったジャムがイマイチ、、、

ということで、連れのＳちゃんは朝ごはんを追加で購入。
オムレツみたいなのを一口もらったら唐辛子に当たり激辛！
でもパクチーなど入っていて美味しかった。

せっかく買ったパンを落とすＳちゃん（笑）

隣を走っていた列車。
ドア開いてますけど！

車窓からの景色。
乗車時間は約6時間。
おしゃべりしたり寝たりして過ごしました。
途中、話のネタにトイレも行ってみましたが、床が濡れているのにすっごい揺れて濡れないようにするのに大変でした。

なぜか私達のお隣の席で車掌さんがお仕事。

結局、1時間30分遅れでジャルガオン駅に到着。
スルさんがいなかったら降りれなかったと思う、、、

このごちゃごちゃした感じ、インドに来た～と実感。

駅からアジャンターへ向かいます。
お腹ペコペコで殺気立ってます（笑）
早くカレー食べた～い！と言いながら移動。

車窓からの景色。

アジアでおなじみ家族でバイク。

たぶん結婚式。
結婚式シーズンらしく、あちこちで結婚式してました。

ノンビリしてます。

牛の群れに巻き込まれる。

日曜日なので市が出ているとのこと。
ピンクの傘が可愛い。

ピンクの寺院？可愛い！
インド人、ピンク好きなのかな？

近づいてきた！

着いた～！
お土産屋さんエリアを抜けてアジャンター石窟寺院に向かいます。

世界遺産の碑。

わんこがいた。

やっとご飯にありついた！
ファーストカレー、うましっ！
左上のキャベツのカレー炒めが美味しかったです。

サルもいた。
しっぽ長い！

石窟群に向かいます。
リスや鳥を追いかけて階段を登ったら、右手に傾斜が緩やかな道がありました。
険しい方をあえて登ってしまう私達、、、

綺麗な声の鳥。

リスもいます。

石窟群が見えてきました。

第1窟の入り口。
靴を脱いで中に入ります。

彫刻も綺麗ですが、天井画も綺麗。
色が残っているのがスゴイです。

壁画も綺麗に残っています。

石像の周りの彫刻も細かい。

蓮華手の守門神。
法隆寺の菩薩像のオリジナルとされていましたが、近年は菩薩ではなく守門神とする説が有力だそうです。By.地球の歩き方
穏やかな顔に癒されます。

団体さんがやってきました。
賑やかです。

壁画。とっても細かい。

第2窟の天井画。
青が綺麗に残っています。
それにしても、靴下って、、、何か面白い。

天井の曼陀羅。

彫刻と天井画。

第4窟。

断層が横切っていたため、途中で作業が中断したそうです。
第1,2窟と比べると彫刻や壁画がないので寂しい感じです。

天井、岩そのまま。

彫刻や壁画はないですが、仏像はあります。

こっちも仏像。

細かい彫刻。

赤ちゃんを抱いたサル。

第6窟の本尊。

壁画。

急な階段を登り二階へ行きます。

逆光ですが、、、石窟群が見えます。

花模様の彫刻が綺麗。

こんなところにも彫刻が。

二階から見たワーグラー川。
乾季なので水少な目。

第7窟。
広間がないので入ってすぐに本尊とご対面。

壁面の彫刻。

第10窟。
まだ仏像表現のない時代の窟なのでストゥーパが祀られています。

右13番柱にアジャンターを発見したジョン・スミスのサインがあります。
現地のガイドさんが懐中電灯で照らしてくれたのですが何せ暗いので写真ではわからず。
「John Smith, 28th Cavalry,28th April 1819」と書いてあるそうです。

柱の壁画と天井画。
赤が綺麗。

スルさん＆現地ガイドさんの案内はここまで。
30分ぐらい時間をもらって自由行動。
が、時間がないので行けるところまで行って戻る作戦。

まずは16窟へ向かいます。
エレファント・ゲート。
人が多くてなかなか進まず。

第17窟の天井画。

とても細かい壁画。

天井の青っぽい色が綺麗です。

壁画も天井も色が綺麗に残っています。

第19窟。
柱の上部の彫刻が綺麗です。

残念ながら時間切れで第26窟に行けず、、、
涅槃仏見たかった～（涙）
列車が遅れなければ、、、見れたのだろうか？
後ろ髪ひかれつつ、出口に向かいます。
途中でヤギに遭遇。

駐車場に戻るバス待ちの大行列。
日曜日だから混んでるもよう。

駐車場に戻るバス。
スルさん曰く電動だそうです。
環境に配慮しているようです。
エアコンありとなしがあるのですが、私達が乗ったバスはエアコンなしで窓全開。

スルさんが「携帯が圏外で運転手さんと連絡取れない～」と言って探しに行ったので待機。
駐車場に停まっていた黄色い三輪トラックが可愛い。

3時間以上爆走して宿に到着。
アウランガバードのHOTEL PEARLSに宿泊。
こぎれいな部屋ですが、2人部屋なのにバスタオルが1枚しかない。
もう一つの部屋はタオルなかったのでまだマシ？
後でフロントに行ってもらってきました。

22:00過ぎ、、、ホテルのお隣からの宅配によりやっと夕ご飯。
このカレー3つともむちゃんこ辛かった！
でも、病みつきになる辛さなんですよね。
真ん中のチーズカレーは今回の旅行の中で私の№1カレーでした！

ホテル内ではお酒禁止。
たくさん歩いたから飲みたかったぜ。残念。

翌日は9:00出発なのでゆっくりできます。
つづく。