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冒頭の写真は、左がジョージア・トビリシ市内の旧市街にあるタマダ(宴会部長)の像、右上がアゼルバイジャンの海抜マイナス28mのバクーにあるペンギンのようなフレームタワーズ、右下がアルメニアの標高1900mにあるセバン湖畔の教会です。<br /><br />実家がワイン農家で大関(平成31年大阪場所時、令和元年夏場所で復帰)の栃ノ心の母国、ジョージアに興味があって、ジョージアを含むコーカサス3ヶ国周遊で7日間の旅に行ってきました。<br /><br />コーカサスとは黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈とそれを取り囲む低地からなる地域で、山脈の南側にある南カフカース地方に1991年にソビエト連邦から独立したアゼルバイジャン・アルメニア・ジョージアの3ヶ国が含まれます。<br />山間に、様々な言語、文化、宗教などをもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしている、地球上で最も民族的に多様な地域だと言われています。<br /><br />アゼルバイジャンの世界遺産<br />*城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔<br />*コブスタンの岩絵の文化的景観<br />*シャキの歴史地区とハーンの宮殿-(2019年)<br />ジョージアの世界遺産<br />*ムツヘタの歴史的建造物群<br />*上スヴァネティ(ジョージア北西部に位置する歴史的な地域名)<br />*ゲラティ修道院(イメレティ地方の古都クタイシにある郊外にある修道院)<br />アルメニアの世界遺産<br />*エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡<br />*ハフパット修道院とサナイン修道院<br />*ギガルド修道院とアザト川上流域<br /><br /><br />アゼルバイジャン共和国の首都バクーはペルシア語で「風の街」を意味しており、カスピ海西岸のほぼ中央部のアブシェロン半島の南部に位置しバクー湾に面しています。<br />帝政ロシア時代から石油(バクー油田)の生産地として発展し、市街近郊には温泉もあります。<br /> またカスピ海沿いにはきれいな公園があり、バクーの城壁に囲まれた旧市街にはシルヴァン・シャー宮殿・乙女の塔などの世界遺産があります。<br />名前の通り年間を通じて強い風の吹く日が多く特に冬は多く、体感的に寒く感じ、夏の気温は高くなるが日本に比べると湿度が低く比較的過ごしやすく基本的に服装は日本とあまり変わりないようです。<br />旅行のシーズンは4~10月頃が最適、空港からバクーの中心部までは25キロ離れています。<br />ちなみにカスピ海は世界最大の湖(塩湖)と言われているが湖に接する5ヶ国では海か湖かの論争があり、これによって埋蔵されている石油と天然ガス資源の各国の取り分が変わってくるそうです。<br /><br />トビリシ:ジョージア国(グルジア)の首都。内陸部に位置するため夏は暑く冬は比較的寒い。服装は同時期の日本と大体同じでいいが、春・秋頃は天気により、朝・夕の気温が下がるので上着が必要である。夏は熱中症対策が、冬頃(11~3月)は防寒対策が必要である。天気がいい観光ベストシーズンは、春(4~5月)と秋(9~10月)といえる。<br />トビリシの中心の大通り(ルスタヴェリ通り)には市庁舎や国会、オペラハウスなどがある。ムタツミンダ山(727m)に登ると山頂にダビデ寺院があり、街全体を一望できる。山の中腹には巨大な女性像「ジョージアの母の像」があり、この街のシンボルとなっている。また街中にはいたるところにジョージア正教の古い教会があり、正教会の中でも世界最大の一つと言われる至聖三者大聖堂(ツミンダ・サメバ大聖堂・2004年完成)がある。教会見学の際はミニスカートやノースリーブは控え、スカーフ(女性)を用意した方がいい。ジョージアは「ワイン発祥の地」として知られている。<br /><br />エレバン:アルメニア共和国の首都で、現存する世界最古の都市の一つとも言われており、世界初のキリスト教国家でもある。大陸性気候で夏は40度、冬はマイナス15度近くになることもある。冬は積雪も多く、スキーも可能である。年間を通して雨は少なく乾燥している(特に夏)。気温は日本の同季節よりやや低めであるといえる。冬頃(11~3月)はかなり冷え込むので防寒対策は必要である。他の季節でも朝晩寒くなることもあるのでフリースなど羽織るものを用意した方がよい。観光ベストシーズンは比較的天気がいい春(4~6月)と秋(9~10月)といえる。ズヴァルトノッツ国際空港は、エレバンから約10㎞。ちなみに郊外には3つの世界文化遺産がある。またワインやブランデー(アルメニアン・コニャック)の生産でも知られている。アルメニア人虐殺犠牲者(1915年~1922年・オスマントルコ帝国による)に祈りをささげる追悼記念日(4月24日)がある。<br /><br />

コーカサス3ヶ国(アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア)駆け足旅

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2019/04/19 - 2019/04/26

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likely_koala

likely_koalaさん

冒頭の写真は、左がジョージア・トビリシ市内の旧市街にあるタマダ(宴会部長)の像、右上がアゼルバイジャンの海抜マイナス28mのバクーにあるペンギンのようなフレームタワーズ、右下がアルメニアの標高1900mにあるセバン湖畔の教会です。

実家がワイン農家で大関(平成31年大阪場所時、令和元年夏場所で復帰)の栃ノ心の母国、ジョージアに興味があって、ジョージアを含むコーカサス3ヶ国周遊で7日間の旅に行ってきました。

コーカサスとは黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈とそれを取り囲む低地からなる地域で、山脈の南側にある南カフカース地方に1991年にソビエト連邦から独立したアゼルバイジャン・アルメニア・ジョージアの3ヶ国が含まれます。
山間に、様々な言語、文化、宗教などをもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしている、地球上で最も民族的に多様な地域だと言われています。

アゼルバイジャンの世界遺産
*城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔
*コブスタンの岩絵の文化的景観
*シャキの歴史地区とハーンの宮殿-(2019年)
ジョージアの世界遺産
*ムツヘタの歴史的建造物群
*上スヴァネティ(ジョージア北西部に位置する歴史的な地域名)
*ゲラティ修道院(イメレティ地方の古都クタイシにある郊外にある修道院)
アルメニアの世界遺産
*エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡
*ハフパット修道院とサナイン修道院
*ギガルド修道院とアザト川上流域


アゼルバイジャン共和国の首都バクーはペルシア語で「風の街」を意味しており、カスピ海西岸のほぼ中央部のアブシェロン半島の南部に位置しバクー湾に面しています。
帝政ロシア時代から石油(バクー油田)の生産地として発展し、市街近郊には温泉もあります。
またカスピ海沿いにはきれいな公園があり、バクーの城壁に囲まれた旧市街にはシルヴァン・シャー宮殿・乙女の塔などの世界遺産があります。
名前の通り年間を通じて強い風の吹く日が多く特に冬は多く、体感的に寒く感じ、夏の気温は高くなるが日本に比べると湿度が低く比較的過ごしやすく基本的に服装は日本とあまり変わりないようです。
旅行のシーズンは4~10月頃が最適、空港からバクーの中心部までは25キロ離れています。
ちなみにカスピ海は世界最大の湖(塩湖)と言われているが湖に接する5ヶ国では海か湖かの論争があり、これによって埋蔵されている石油と天然ガス資源の各国の取り分が変わってくるそうです。

トビリシ:ジョージア国(グルジア)の首都。内陸部に位置するため夏は暑く冬は比較的寒い。服装は同時期の日本と大体同じでいいが、春・秋頃は天気により、朝・夕の気温が下がるので上着が必要である。夏は熱中症対策が、冬頃(11~3月)は防寒対策が必要である。天気がいい観光ベストシーズンは、春(4~5月)と秋(9~10月)といえる。
トビリシの中心の大通り(ルスタヴェリ通り)には市庁舎や国会、オペラハウスなどがある。ムタツミンダ山(727m)に登ると山頂にダビデ寺院があり、街全体を一望できる。山の中腹には巨大な女性像「ジョージアの母の像」があり、この街のシンボルとなっている。また街中にはいたるところにジョージア正教の古い教会があり、正教会の中でも世界最大の一つと言われる至聖三者大聖堂(ツミンダ・サメバ大聖堂・2004年完成)がある。教会見学の際はミニスカートやノースリーブは控え、スカーフ(女性)を用意した方がいい。ジョージアは「ワイン発祥の地」として知られている。

エレバン:アルメニア共和国の首都で、現存する世界最古の都市の一つとも言われており、世界初のキリスト教国家でもある。大陸性気候で夏は40度、冬はマイナス15度近くになることもある。冬は積雪も多く、スキーも可能である。年間を通して雨は少なく乾燥している(特に夏)。気温は日本の同季節よりやや低めであるといえる。冬頃(11~3月)はかなり冷え込むので防寒対策は必要である。他の季節でも朝晩寒くなることもあるのでフリースなど羽織るものを用意した方がよい。観光ベストシーズンは比較的天気がいい春(4~6月)と秋(9~10月)といえる。ズヴァルトノッツ国際空港は、エレバンから約10㎞。ちなみに郊外には3つの世界文化遺産がある。またワインやブランデー(アルメニアン・コニャック)の生産でも知られている。アルメニア人虐殺犠牲者(1915年~1922年・オスマントルコ帝国による)に祈りをささげる追悼記念日(4月24日)がある。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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