2018/12/31 - 2018/12/31
5957位(同エリア8607件中)
ちゃむさん
熊野で年越し①/③
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羽田から南紀白浜空港までは1時間20分、意外と掛かりますね。
白浜駅前でレンタカーを借りて橋杭岩へ。 -
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駐車場へ戻りつつ海へ目を向けると、遥か沖合で島影と思しきものが海から浮かんでいました。
今年最後の日、思いがけなくもついに見ることができた蜃気楼。
熊野灘大つごもりの磯にあれば 夢の内にも夢を見るかな -
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太地町へ向かう途中、浦神という地区を通りました。
小さな漁船が堤防に沿っていくつも繋がれ、対岸には小高い緑の山を背にした家々がひっそりと立ち並ぶ静かな入り江。
明るく輝く海の色が印象的な町でした。
浦上地区を過ぎると程なく太地町。
住宅街を走り抜けながら、太地湾が現れたり隠れたり。
勇壮な古式捕鯨への憧れもあってか、私の目に太地町の風光は特別眩しく映ります。
小さなトンネルを抜けると間もなく、くじらの博物館に到着。
ショーの開始を待ちながら館内を見学しました。 -
クジラショーの開始を前に、入り江を仕切っただけの広々とした一角で思い思いに過ごしていたクジラたちが、飼育員の前に整列します。 -
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次に訪れた補陀落山寺は補陀落渡海で知られるお寺。
南方の彼方にあるとされる観音菩薩の住む補陀落を目指し、僅かな食料と油を載せて、外から釘が打ちつけられた小さな屋形船で船出をする補陀落渡海とは、海上での死を意味する捨身行でした。 -
歴代の渡海上人の名前が刻まれています。
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渡海船
屋形にはもちろん窓もなく、中は狭くて真暗。
時間的に熊野速玉大社へ行くことは諦めて那智大社へ向かう途中、広い駐車場から出てくる杖を持った参詣者の姿を目にして、そこが熊野古道の大門坂~熊野那智大社コースの出発点であることに気が付きました。
駐車場にいたガイドさんの話では、二時間もあれば那智大社、青岸渡寺、那智の滝を回れるとのことだったので、熊野古道を歩きながら那智大社へ参詣することに。 -
大門坂から出発。
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登り口で迎えてくれるのは、樹齢約800年の夫婦杉
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石畳の両側に巨木が鬱蒼と生い茂る、これぞ熊野古道といった趣のコース。
行けども行けども続く石段。先頃訪れた羽黒山に比べて距離は短いのですが、段差が高くて疲れます。
何度も休憩しつつ歩きました。 -
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陽も傾きかけた頃、那智大社に到着。
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社殿は改修中
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青岸渡寺
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冬場なので勢いのない那智の滝
結局バスの時間には間に合わず、次のバスを一時間近く待つのも寒いので、駐車場までもと来た道を戻ることにしました。 -
夕方四時も近くなり、人気も絶えた戻りの熊野古道。
心細いねと母と笑いながら、薄暗い道を萎えた足で進みます。
次のバスを待つよりはと思ったそのバスが、私たちを追い越して行くのが木の間がくれに見えました。 -
川湯温泉の部屋
大晦日の夜は更けつつ…
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