孫らとともに久々の博多！３世代男女各１名ずつの６人の旅。女性３人は、旅の主目的、嵐のコンサートに。男性陣３名は。。？

2018/11/30 - 2018/12/01

久々の博多。嵐のコンサートがヤフオクドームであり、妻、娘、４歳の孫娘の女三人が行くのに、自分と、娘婿、１歳になったばかりの孫(男の子)が同行。
女三人がコンサートに行っている間は、娘婿が下の孫と、そして自分は一人でと、３パターンにわかれて行動。
別行動時間以外は、ゆったりとみんなで過ごし、それなりに楽しい旅となった。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

京都駅７時４３分発、１０時２３分博多着の「のぞみ９７号」で博多に向け出発。
席は２列シートの前後で４席だけ。
下の孫がぐずるので、気の毒に、かなり長時間娘婿が立ったままあやしていた。

嵐ファンの娘が、コンサート情報を入手し、東京公演と博多での公演を申し込み、博多だけが当たったが、その時点でホテル探しをしたので、福岡市内のホテルはどこもかしこも満員で、かろうじて予約が取れたのが、博多駅から相当離れた海ノ中道にあるリゾートホテル、『ザ・ルイガンズ スパ＆リゾート』というホテル。

京都駅 駅

のぞみ号は定刻通り博多駅に着いたが、博多駅からは出ずに、鹿児島本線の北九州方面行きの列車に乗り換えて１０分余り。今度は『香椎』という駅で、ＪＲ香椎線(海の中道線という愛称がある。）に乗り換えのため下車。

香椎駅～海ノ中道駅まで、このＪＲ香椎線で行く。この間、４駅、約１５分。

ＪＲ香椎線は、現在のＪＲの路線で、唯一、起点、終点のいずれの駅でも他の鉄道路線との連絡がない珍しい路線。

海ノ中道駅に向かう途中までは住宅街が広がっているのだが、一つ手前の雁ノ巣駅～海ノ中道駅間（駅間は約４．４キロ）では砂丘の真ん中を線路が貫いているため、線路際に防砂壁が設けられている。

香椎駅 駅

福岡市東区の西戸崎駅方面行の列車に乗る。

この路線は全線単線で、列車はディーゼルの普通列車のみで、基本的には２両連結のワンマンカー。

乗車約１５分後の海ノ中道駅に到着。当然、無人駅。

ＪＲ香椎線は、かなり博多駅から離れてはいるのだが、全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「福岡近郊区間」なので、下車時に精算の必要はない。

我々は新幹線の切符を持っているからいいのだが、ワンマンカーなのに運転手がきっぷの回収に出てくることもない。
こっれでいいのだろうか？

海ノ中道駅 駅

海ノ中道駅から歩くこと数分で、宿泊予定地の『ザ・ルイガンズ スパ＆リゾート』に着く。

ホテルに着いたのは、１１時半少し前。

THE LUIGANS Spa & Resort 宿・ホテル

写真奥がフロント。

リゾートホテルというコンセプトのせいか、従業員はみんなジーンズをはいていた。

フロントに大きな荷物は預けて、ホテル内を探索。
リゾートホテルだけあって、入口の反対側のに出ると、プールやＢＢＱテラスがあり、その向こうにかなり広い芝生広場、そしてその先が海。
ただ、湾内のためあまり水はきれいではなく、海水浴には不適。

芝生広場から見たホテルの外観。

海辺で孫たちと遊んだりしているうちにお昼になったので、ホテルのレストランで昼食をとることにした。

写真はランチメニュー。

どうやらこのレストラン、サラダに力を入れているよう。

注文したのは、『グリーンランチ(2,000円)』。

ハーフサラダ（４種から一品をチョイスする）に、
スパゲッティ、カレー、ビーフシチュー等５品目から一品をチョイス。そそれに、ローズマリーポテト、パン、コーヒーorトロピカルティーと続くセットで、食べてみると美味しいし、量的にも十分に満足するランチだった。

写真は、４種のサラダの中から自分がチョイスしたコブサラダ。

これがハーフサラダ？
十分にボリューミィーで、美味しい！

秋茄子と牛肉のポロネーゼ スパゲッテーニ。

これも美味しいかった。

ブレッド。
手前はオリーブオイル。

ローズマリーポテト。

ローズマリーの香りがポテトの味を引き立てている。

この後は、アイスコーヒーを頼んだ。

ホテルのランチで、この味、この量で、この値段ならコスパはかなり良い。

孫たちの写真を撮っていたら、レストランのスタッフが写真を撮りましょうかと声をかけてくれた。

食後、ホテルから徒歩数分のところにある「うみなかライン」という高速船乗り場（「海の中道」）に行き、その船でマリゾンというシーサイドももちのウォーターフロント施設（結婚式場や複数のショップが入った施設）のある「ももち」に向かった。

ただ、この高速船、対岸への乗船時間は約２０分と短いのだが、便数が１時間に１本と少なく、乗船料も大人１，０３０円と結構いい値がする。
「海の中道」からは、「博多ふ頭」行きと「ももち」行きが出ているが、便数はいずれも１時間１本程度。

対岸の「ももち」は、『シーサイドももち海浜公園』のほぼ中央にあり、都心から地下鉄で約10分の距離にある海辺で、福岡市民の憩いの場だけではなく、福岡タワーや福岡市博物館、ヤフオクドームも近くにあり、観光客にも人気がある。

うみなかライン (博多湾内航路) 乗り物

「ももち」に近づいてくると、ヤフオクドームやヒルトン福岡シーホークも近くに見えてくる。

「ももち」に着いた後、しばらく『シーサイドももち海浜公園』で散策を楽しんだ後、女性陣は今宵のコンサート会場、ヤフオクドームに向かい、娘婿と1歳になったばかりの孫(男の子)はホテルに戻り、自分は何処か美味しいものが食べられる居酒屋を探しに中洲方面に向かった。

ただ、近くにあったバス停からバスで向かったため、乗るバスを間違え、天神で何とか下車し、地下鉄の駅を探して天神近辺をうろうろするなどしたため、中洲まで１時間近くかかってしまった。

中州について、アイフォンでリーズナブルで美味しそうな居酒屋をネット検索すると、すぐ近くの「博多魚鮮水産」中洲店という店が引っかかり、
某グルメサイトでの☆の数は、３．０４とあまり高くなかったが、活イカの刺身が比較的安価で食べられるという口コミがあったため、この店に行くことにした。

店に着いたのは６時少し前。中に入ると店員から、７時から団体の予約が入っているので、６時５０分頃までで良かったら、カウンターでどうぞと言われた。
新しい店を探すのも面倒間ので、この店で食事することにした。

博多魚鮮水産 中洲店 グルメ・レストラン

お酒を注文し、メニューを見ていると運ばれてきたお通しがこれ。

カンパチのしゃぶしゃぶ。
これで３５０円！
凄い！京都の居酒屋では考えられない。

まず、最初に注文したのがこれ。

活呼子烏賊姿造り(小)。
造りを食べた後、ゲソや剣の部分を、天ぷらか塩焼きか唐揚げか刺身に後造りしてくれる。
剣先を塩焼きに、ゲソを天ぷらにしてもらった。
後造りも込みで９８０円。安い！旨い！感激！

後造りのげそ天と剣の塩焼き。

次に注文したのがこれ。

鉄板餃子(５９０円)。
なかなかボリュームがある。
九州では、餃子はポン酢に、七味やわさびを入れて食べるものなんだろうか？

ゆっくり食べていたら、予約を入れていた会社の社員がだんだん集まってきたので、ちょっとお腹いっぱいには物足りないが店を出ることにした。

この間、冷酒と生中を飲んで〆て３，５４２円(税込）。

烏賊はもちろんのこと、餃子も結構おいしかった。
これで☆３．０４とは、博多は結構厳しい。
きっと博多は美味しいものが多いのだろう。

地下鉄で博多駅に行き、いったん外に出てホテルまでの送迎バス乗り場に向かったが、待ち時間が数十分もあり、ホテル周辺にはコンビニの一つもないので、博多駅前のコンビニで、物足りなかった夕飯のたしにおにぎりを二つ買い、ホテルでの寛ぎ用にビールとつまみも買って、ＪＲで海の中道にあるホテルに向かうことにした。

香椎駅で乗り換えた列車。
中は普通の座席なのだが、外観はなぜかこんなにきれいな列車だった。

８時少し前にホテルに帰着。

チェックインして部屋に入る。
ベッドはセミダブル。

さすがリゾートホテル、結構室内は広かった。

アメニティーも結構良い。

ところで、先にホテルに戻っていると思っていた娘婿は、抱っこバンドで１歳になったばかりの孫(男の子)を連れて、博多駅前で行われていたクリスマスマーケットやその近辺で博多の夜を楽しんでいたようで、ホテルに戻ったときはまだ帰ってきていなかった。娘はコンサートで浮かれているのによく頑張るなぁと頭が下がる思い。

部屋で風呂に入って、ビールとつまみでテレを見ながらゆったりとくつろいでいて、ぼちぼち寝ようかなと思っていた１１時少し前、孫娘が電車の中で寝てしまった、もうじき駅に着くから駅まで迎えに来てと電話がかかってきた。

駅まで迎えに行き、孫娘を抱っこしてホテルに帰った。
４歳ともなると、背の高さや体格は標準というもののかなり重かった。

翌朝は、昨日昼食をとったレストランがビュッフェ会場になっていた。

朝食ビュッフェではこんなの初めて。
ミルクやジュースに交じって、シャンパンも置かれていた。

シャンパンがあったことをのぞけば、その他の料理は非常にオーソドックスなもので、少し期待外れの感もあった。

特に昨夜のコンサート以外に行くところも決めていない旅だったので、ゆっくり食事をとり、荷物の整理や身支度を整えた後、ホテルの近くにあった「マリンワールド海の中道」という水族館に行くことにした。

マリンワールド海の中道 動物園・水族館

「マリンワールド海の中道」へは、福岡の市街地から車でなら約３０分と立地も悪くない。
２０１７年にリニューアルオープンし、施設はきれい。
規模は、大きすぎもせず、小さすぎもしない、ちょうどいいくらいの大きさ。

もちろんお決まりのアシカショーや、

イルカショーはもちろんあるが、その他にも色々と多彩なショーが行われている。

1階の、屋外にはアザラシなどがいる「かいじゅうアイランド」というのがあり、そこでもショーが行われていたし、「ペンギンの丘」というのがあり、暑さに強いケープペンギンたちが、緑の丘を散歩している様子をぐるーっと周りから眺めることができる。
また、パノラマ大水槽では、マンタや大きなサメが泳いでいる中、イワシの餌やり時間には、イワシの群れが餌に群がって大胆に渦巻く「イワシタイフーン」というショーも見られた。
大人も結構楽しめる工夫もなされた水族館であった。

ウミガメの赤ちゃん。
孫娘が結構真剣に見ていた。

お昼は水族館の１階のレストランレイリーで。

食事をしながらイルカの大水槽がみられる。

味も割といけた。

かなりゆっくりと昼食をとり、その後、海の中道に来た時と逆のルートでＪＲで博多駅に戻る。

マリンワールドレストラン レイリー グルメ・レストラン

帰りの新幹線の時刻まで結構時間があったので、昨夜娘婿が来ていたというＪＲ博多駅前広場で開催されていたクリスマスマーケットに行く。

ここでしばらくそれぞれにお土産を買いに行ったり、クリスマスマーケット会場でワインを飲んだりと、各自思い思いの時間を過ごす。

新幹線の時刻が近づいてきたらクリスマスマーケット会場でおち合い、駅構内で駅弁を買って帰路についた。

普段、国内旅行と言えば、結構時間に追われたり、あちこち観光地巡りをしたりと結構せわしない旅が多い我々だが、今回の旅は、コンサートの時間以外は、みんな一緒にゆったり楽しい時間を過ごすことができ、いつもとは違った満足を得られた旅であった。

博多駅 駅