雪の東北ひとり旅　その１（平泉編）

2018/12/28 - 2018/12/29

２０１８年の旅納め、どこにしよう？
あれこれ考えた結果、雪見露天に入りたい、という結論に至り、東北へ行ってきました。

一週間前に、「仕事納めの２８日はお休みいただきます！」宣言をし、すぐさま宿の予約を入れたものの、直前まで仕事がバタバタで本当にいけるのかどうか不安でしたが、実現して本当に良かった。

１年間頑張った自分へのご褒美旅行！

二日目は大雪に見舞われ、電車が運休したりとハラハラしたものの、充実した二日間でした！

旅程は以下のとおり。

１日目：平泉観光（毛越寺＆中尊寺）→湯田温泉宿泊
２日目：角館観光

エリア 平泉(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝６時０４分東京駅発の新幹線やまびこで一ノ関へ。いつものごとく乗ってすぐ爆睡だったのであっという間でした。一ノ関で東北本線に乗り換えて９時０６分に平泉に到着。

平泉は６年前に訪れて以来。雪の季節は今回が初めてです。

平泉駅 駅

晴れてて良かったけれど、雪積もりすぎ！
除雪が間に合っておらず、足をとられながら徒歩で毛越寺へ。

途中の観自在王院跡。
観自在王院は、二代目基衡の妻が建立した寺院。
一面雪景色です。

観自在王院跡 名所・史跡

徒歩１０分ほどで世界遺産毛越寺へ到着。

毛越寺 寺・神社・教会

さすがにこの季節、観光客はほとんどいませんでした。
拝観中、出会ったのは数名程度。

おそらく檀家さんと思われる大勢の方々が除雪作業をされていました。
このため境内は歩きやすかったです。
ありがたい。

前日から降り続いた雪がどっさり積もってすっかり雪景色。
こういう雰囲気とても好き。

本堂。

本堂にお参りした後で大泉が池をぐるりと周ります。

大泉が池、かちんこちんに凍ってる！
スケートが出来そうなぐらいに完璧に凍ってました。

毛越寺 寺・神社・教会

パンフレットによると、大泉が池を中心とする浄土庭園は、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を伝えている池庭で、背景の塔山とともに自然を象徴する景観をもって仏堂を荘厳し浄らかな仏の世界を作りだしているのだそうです。

池中立石。

築山。海岸に迫る岩山を表現しているのだとか。

雪で重そう。

ため息が出るほど綺麗な雪景色。
寒さに負けず来てよかった。
あまりの寒さで鼻水ずるずるでしたが。

開山堂。藤原三代の画像が安置されているそうです。中を見ることはできません。

雪が積もって、お線香させません。笑

松ぼっくりも雪で重そう。

毛越寺はぐるっと回って４５分ほど。

嘉祥寺跡。
二代目基衡公が着工し、三代目秀衡公が完成させた御堂の跡地。
跡地なのでなんにもありません。

講堂跡。

金堂円隆寺跡。
当時は毛越寺の中心的伽藍のあった場所。今はなんにもありません。

対岸から撮った本堂の側面。

鑓水。

山水を池に取り入れるための水路。
谷川を流れ下りさらに蛇行しながらゆったりと平野を流れる川の姿を表現しているのだそうです。

常行堂。

常行堂側から見た大泉が池。

常行堂を参拝。

水出ません。笑

屋根にも雪がどっさり。

鐘楼。

大泉が池はどこから見ても完全に凍結状態。
こんな姿を見られてラッキーかも。

州浜。
海岸の砂洲を表現していて、やわらかい曲線で入り江を形作っているのだそう。

荒々しい出島と池中立石と対照させた景観なのだそうです。

出島と池中立石。
荒磯の風情を表現していて、飛島には２．５メートルの立石が据えられています。

ここの景色が素晴らしすぎて、しばらく見とれてしまいました。

毛越寺を出ようと思ったら、お正月飾りの準備が進められていました。

毛越寺から循環バス「るんるん」で１０分ほどで中尊寺へ到着。
乗客は私含めて３名だけ。
だんだん、曇ってきて粉雪が舞い始めました。
天気もってくれるといいけれど。

平泉るんるん号 乗り物

お地蔵さん、寒そう。

中尊寺 寺・神社・教会

ここへきて、６年前の記憶が蘇りました。参道がとにかく長いんです。そしてちょっとした山道なのです。
しかも雪道なので滑りやい。
金色堂までは徒歩３０分ほどかかりました。
ホッカイロ４枚体制で臨んで正解でした。

ここ、なんだっけなー。
途中にあった御堂。

弁慶堂。

こんなところも雪が積もってます。

すごい展望台。笑

雪景色に染まった平泉の街。

果てしなく続く山道。

渋柿かな。

雪つもりすぎ！

やっと本堂に到着。
金色堂はまだまだこの先。

本堂では餅つきをやっていました。

こちらのお地蔵さんも寒そう。

２０センチ近く積もってました。

そしてついに金色堂に到着。

中尊寺 寺・神社・教会

奥州藤原氏初代清衡が造営。４代のご遺体が納置されています。

雪景色だと雰囲気が違いますね。
撮影は不可でしたが、金色堂はやはり素晴らしかったです。
細かい螺鈿模様とか、当日の技術力に想いをはせました。

芭蕉の句。

経蔵。

芭蕉像。

こちらは昔の覆い堂です。
今のものを作った後で移築したもの。

白山神社。

能舞台へ。

能舞台。

能舞台。

こちらは讃衡蔵だったと思います。

帰路、本堂にはお正月飾りが飾られていました。

ちょうど東北本線が通過するところを見ることができました。

中尊寺を後にし、バス停へ。

バス停近くに弁慶のお墓がありました。

弁慶のお墓。

中尊寺 寺・神社・教会

お酒のお供え物。笑

平泉駅で、雪の中にぽつんと佇む猫様発見！

全然相手にしてくれないー

全く見向きもしてくれないー

でもかわいいから許す。

お読みいただきありがとうございました！

続きは次の旅行記で！

この旅行記へのコメント （2）

• あかべこさん 2019/01/04 20:54:52

  雪の中尊寺、とっても綺麗！

  旅行記へのコメントどうもありがとうございました(^^)
  まりもまめさんの東北旅行記も拝見しました！雪の中尊寺、お天気もよく写真がとっても綺麗ですね。雪見温泉宿も憧れです(*^^*)なによりやっぱり仕事納めからの旅のワクワク感はたまらないですよね～！

  まりもまめさん からの返信 2019/01/05 07:40:50

  Re: 雪の中尊寺、とっても綺麗！

  あかべこさん、コメントありがとうございます！
  今回の旅行を通してすっかり東北好きになってしまいました(^^)
  これからの季節、東北各地で雪まつりが開催されるようなので、チャンスがあればまた東北旅行をしたいと思っています。のっけ丼も食べたいし！