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カイロからこんにちは!<br /><br />以前ご紹介したこちら<br />【王女の宮殿だった ベイト・ザイナブ・カトゥーン】<br />https://4travel.jp/travelogue/11403427<br /><br />と同じエリアにあり、似てるけど、また違う魅力がある、<br />【ベイト・ワシィーラ】をご紹介します。<br />

想像が膨らむ… ベイト・ワシィーラ

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2018/09/23 - 2018/09/23

1399位(同エリア1682件中)

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スカイバードトラベル(旧:日通ペリカントラベルネット エジプト店)

スカイバードトラベル(旧:日通ペリカントラベルネット エジプト店)さん

カイロからこんにちは!

以前ご紹介したこちら
【王女の宮殿だった ベイト・ザイナブ・カトゥーン】
https://4travel.jp/travelogue/11403427

と同じエリアにあり、似てるけど、また違う魅力がある、
【ベイト・ワシィーラ】をご紹介します。

  • 突然核心に入りますが、<br /><br />以前ご紹介したベイト・ザイナブ・ハトゥーンや、<br />この時期に建てられた他の建物にはない、<br />この、ベイト・ワシィーラだけに残されているのが、この壁の絵!

    突然核心に入りますが、

    以前ご紹介したベイト・ザイナブ・ハトゥーンや、
    この時期に建てられた他の建物にはない、
    この、ベイト・ワシィーラだけに残されているのが、この壁の絵!

  • こんなに壁一面に絵が描かれた、この時代の家は見たことがありません。<br /><br />これは、イスラームの聖地・カーバ神殿があるメッカです。

    こんなに壁一面に絵が描かれた、この時代の家は見たことがありません。

    これは、イスラームの聖地・カーバ神殿があるメッカです。

  • こちらは、おそらく、同じくイスラームの聖地・マディーナと思われます。<br /><br />(いずれも当時の様子。<br />現在は、メッカもマディーナも、高層の建物と、巨大なモスクが建ち、超近代的です)<br /><br />ここに住んでいた女性が、自分が行ってみたい憧れの地を、絵に描かせたのでしょうか。<br /><br />・・・とこんな感じで想像が膨らみます。

    こちらは、おそらく、同じくイスラームの聖地・マディーナと思われます。

    (いずれも当時の様子。
    現在は、メッカもマディーナも、高層の建物と、巨大なモスクが建ち、超近代的です)

    ここに住んでいた女性が、自分が行ってみたい憧れの地を、絵に描かせたのでしょうか。

    ・・・とこんな感じで想像が膨らみます。

  • 装飾的なお花の絵はわかるのですが、

    装飾的なお花の絵はわかるのですが、

  • 時計は、審判の日を連想させて少し怖い気がします。<br /><br />敬虔なムスリム(イスラーム教徒)だったのでしょうかね。

    時計は、審判の日を連想させて少し怖い気がします。

    敬虔なムスリム(イスラーム教徒)だったのでしょうかね。

  • 見所は、壁だけではありません。<br /><br />この精巧で美しい天井!<br /><br />天井と壁の境(梁ですかね)の部分に書かれているアラビア語は、クルアーン(コーラン)です。

    見所は、壁だけではありません。

    この精巧で美しい天井!

    天井と壁の境(梁ですかね)の部分に書かれているアラビア語は、クルアーン(コーラン)です。

  • 色が褪せてしまっても美しいので、現役の頃は、一体どんな美しさだったのか。<br /><br />とりあえず、見上げ過ぎて、首が痛くなります・・・

    色が褪せてしまっても美しいので、現役の頃は、一体どんな美しさだったのか。

    とりあえず、見上げ過ぎて、首が痛くなります・・・

  • この時代の他の建物と同じく、ベイト・ワシィーラにも、たくさんのマシュラベイヤ(格子窓)があります。<br /><br />ちなみに、ベイト・ワシィーラ=ワシィーラの家、なのですが、<br /><br />ワスィーラさんというのは、この家の持ち主ではなく、召使いだった女性の名前だそう。<br /><br />もともと1664年に建築されたようですが、誰が造ったのかも、ワスィーラさんが誰に仕えていたのかも、どうしてワスィーラさんの名前が残っているのかも不明。

    この時代の他の建物と同じく、ベイト・ワシィーラにも、たくさんのマシュラベイヤ(格子窓)があります。

    ちなみに、ベイト・ワシィーラ=ワシィーラの家、なのですが、

    ワスィーラさんというのは、この家の持ち主ではなく、召使いだった女性の名前だそう。

    もともと1664年に建築されたようですが、誰が造ったのかも、ワスィーラさんが誰に仕えていたのかも、どうしてワスィーラさんの名前が残っているのかも不明。

  • マシュラベイヤは、外から内部が見えないけど、中からは外が見えて、さらに、風も光も入るという、現代のマジックミラー的な窓。<br /><br />中世の、女性用の部屋に使われていました。

    マシュラベイヤは、外から内部が見えないけど、中からは外が見えて、さらに、風も光も入るという、現代のマジックミラー的な窓。

    中世の、女性用の部屋に使われていました。

  • 外観からは、全体がわからないので、それほど広く見えないのですが、内部は小部屋がたくさんあって、迷路みたいです。<br /><br />家具は残っていないので、ガランとしていますが。

    外観からは、全体がわからないので、それほど広く見えないのですが、内部は小部屋がたくさんあって、迷路みたいです。

    家具は残っていないので、ガランとしていますが。

  • ベイト・ワシィーラで、もうひとつびっくりしたのが、こちら。<br /><br />廊下でたまたまみつけた、にじり口のような小さな入り口。<br /><br />入ってみると・・・

    ベイト・ワシィーラで、もうひとつびっくりしたのが、こちら。

    廊下でたまたまみつけた、にじり口のような小さな入り口。

    入ってみると・・・

  • 中は、なんと、ハンマーム!!(お風呂やサウナなど)

    中は、なんと、ハンマーム!!(お風呂やサウナなど)

  • 以前、ご紹介した<br />【イナールのハンマーム】<br />https://4travel.jp/travelogue/11223730<br /><br />のような、公衆ハンマームならわかりますが、家にハンマームとは!

    以前、ご紹介した
    【イナールのハンマーム】
    https://4travel.jp/travelogue/11223730

    のような、公衆ハンマームならわかりますが、家にハンマームとは!

  • 現代でいえば、自宅にスパがあるような贅沢さですよ!<br /><br />ちなみに、浴槽みたいなものとか、いろいろあるのですが、小スペースに分かれていて、全体の写真が撮れないのと、暗いので、天井の、ステンドグラスの窓ばかり撮りました。<br /><br />これ、色がついたガラスから、太陽光が差し込んでいるんですよ。<br /><br />こんなんが、自宅にあるんです。<br /><br />とにかく贅沢・・・!

    現代でいえば、自宅にスパがあるような贅沢さですよ!

    ちなみに、浴槽みたいなものとか、いろいろあるのですが、小スペースに分かれていて、全体の写真が撮れないのと、暗いので、天井の、ステンドグラスの窓ばかり撮りました。

    これ、色がついたガラスから、太陽光が差し込んでいるんですよ。

    こんなんが、自宅にあるんです。

    とにかく贅沢・・・!

  • ベイト・ザイナブ・カトゥーンのように、高い天窓がある部屋もありますが、これは、ベイト・ザイナブ・カトゥーンの方が断然いいですね。<br /><br />今は、この部屋は、詩を読む会などに使われているようで、イスが並べられていました。

    ベイト・ザイナブ・カトゥーンのように、高い天窓がある部屋もありますが、これは、ベイト・ザイナブ・カトゥーンの方が断然いいですね。

    今は、この部屋は、詩を読む会などに使われているようで、イスが並べられていました。

  • 屋上にも行くことができます。<br /><br />先ほどの天窓は、こうなっています。

    屋上にも行くことができます。

    先ほどの天窓は、こうなっています。

  • 下を見るとこんな感じ。

    下を見るとこんな感じ。

  • 周りは、ごちゃっとしたイスラーム地区。<br /><br />どっちを向いても、ミナレット(モスクの尖塔)があります。

    周りは、ごちゃっとしたイスラーム地区。

    どっちを向いても、ミナレット(モスクの尖塔)があります。

  • 向かいにカラフルなアパートがあります。<br /><br />ごく普通の住宅ですが、<br /><br />ん?????

    向かいにカラフルなアパートがあります。

    ごく普通の住宅ですが、

    ん?????

  • ズームイン!<br /><br />なんか、ベランダの「壁に」イスがかかってますけど!?<br /><br />なんで、なんのため・・・?????<br /><br />ちなみに、数日前に、別の場所でも、やはりベランダの壁にイスをかけているお宅を見ました。<br /><br />あ、もしかしたら、子供がイスに登って、ベランダから落ちないようにかしら。

    ズームイン!

    なんか、ベランダの「壁に」イスがかかってますけど!?

    なんで、なんのため・・・?????

    ちなみに、数日前に、別の場所でも、やはりベランダの壁にイスをかけているお宅を見ました。

    あ、もしかしたら、子供がイスに登って、ベランダから落ちないようにかしら。

  • 別の建物の屋上には、ワンコがいました・笑<br /><br />野良犬なのか、飼い犬なのか不明ですが、めっちゃ吠えられました。

    別の建物の屋上には、ワンコがいました・笑

    野良犬なのか、飼い犬なのか不明ですが、めっちゃ吠えられました。

  • ベイト・ワシィーラと、ベイト・ザイナブ・カトゥーン。<br /><br />似てるけども、それぞれ違う魅力があるので、できれば両方訪れてもらいたいです。<br /><br />残念ながら、それぞれ入場料がかかるのですが。<br />(しかも、ベイト・ワシィーラの入場券も、ベイト・ザイナブ・カトゥーンで買わないといけないので、共通入場券にすればいいのに!と思うのですが)

    ベイト・ワシィーラと、ベイト・ザイナブ・カトゥーン。

    似てるけども、それぞれ違う魅力があるので、できれば両方訪れてもらいたいです。

    残念ながら、それぞれ入場料がかかるのですが。
    (しかも、ベイト・ワシィーラの入場券も、ベイト・ザイナブ・カトゥーンで買わないといけないので、共通入場券にすればいいのに!と思うのですが)

  • この日は、帰りにオフィス近くの大好きなシリア料理レストランへ。<br /><br />前菜に必ず頼む、タッブーラ。<br /><br />イタリアンパセリを細かく刻み、ブルグル(挽き割り小麦)や、同じく細かく刻んだトマトやたまねぎと混ぜたサラダ。<br /><br />おいしいんです!<br /><br />シリアや、レバノン料理レストランに行ったら必ず頼みますが、このレストランのが絶品。

    この日は、帰りにオフィス近くの大好きなシリア料理レストランへ。

    前菜に必ず頼む、タッブーラ。

    イタリアンパセリを細かく刻み、ブルグル(挽き割り小麦)や、同じく細かく刻んだトマトやたまねぎと混ぜたサラダ。

    おいしいんです!

    シリアや、レバノン料理レストランに行ったら必ず頼みますが、このレストランのが絶品。

  • メインは、こちら、チキングリル。

    メインは、こちら、チキングリル。

  • 上に載ってるパンをどけると、こんな感じ。<br /><br />これで、半kgです。<br /><br />さすがに多いので、同行者に少しおすそわけしましたが、これもこのレストランのが絶品。<br /><br />ちなみに、この後、また同じレストランに行った時は、2人で1kg頼みました・笑<br /><br />日本に住んでたら、2人で1kgチキン頼むとか、ありえない・・・。<br />(大体鶏1羽です)

    上に載ってるパンをどけると、こんな感じ。

    これで、半kgです。

    さすがに多いので、同行者に少しおすそわけしましたが、これもこのレストランのが絶品。

    ちなみに、この後、また同じレストランに行った時は、2人で1kg頼みました・笑

    日本に住んでたら、2人で1kgチキン頼むとか、ありえない・・・。
    (大体鶏1羽です)

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