ボーデン湖畔の旅(7)　ブレゲンツ編

2018/09/08 - 2018/09/17

ボーデン湖の東端は、オーストリアのブレゲンツ。1064メートルのプフェンダー山へは、ロープウェイで簡単に登れます。ドイツ、オーストリア、スイスの３か国を一望する湖側と、オーストリアアルプスの山々を望む山側、両方の大パノラマを堪能しました。

エリア ブレゲンツ(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リンダウ駅に停車しているオーストリア国鉄の列車。
行き先が表示されているのかと思ったら、“前方の車両に乗ってください”　と書かれているのでした。

赤色が特徴の、シンプルでモダンな車両。
オーストリア国鉄の列車に乗るのは、何年ぶりかなぁ。

ブレゲンツ・ハーフェン駅に到着。
駅からプフェンダー山へのロープウェイ乗り場までは、徒歩５分。駅からは路面に点々と印があり、迷うことなくたどり着けます。

プフェンダー山へ向かうロープウェイ乗り場

ぐんぐん登っていきます。
６分で標高約1000メートルの山頂駅へ。

眼下にはブレゲンツの町。
奥の方はスイスです。

景色が気になりますが、まずはお昼ご飯。こちらの山の家でいただきます。

自家製ソーセージのザウアークラウト添えとラードラー。

テラス席は大人気。
ドイツ、オーストリア、スイスの３か国を一度に眺めながらの食事です。

食事を終えて、展望台へ。
いいお天気♪

リンダウの町は島にあるのです。

湖の南側。
手前がオーストリアで、山があるあたりから向こうがスイスです。

ライン川が湖に注ぐラインデルタ

スイスの山を撮ろうにも、逆光になるし、ロープウェイ邪魔だし･･･。

湖の反対側は、アルプスの山々が。
240の頂が見渡せるそうです。

山側の眺めもこんなに素晴らしいとは思ってもいませんでした！

ハイキングをするのも気持ちよさそう。実際にたくさんのハイカーを見かけました。

プフェンダー山頂は、さらに5分ほど登ったところにあります。

また違う方向の山々を眺めることができます。

山頂にはオーストリア国旗が立っていました。

で、その山頂からの眺めはというと･･･、レストランのパラソルがちょっと邪魔なのでした。

ボーデン湖のドイツ側の沿岸。
リンダウがある島と、奥の方の入り江になったあたりはフリードリヒスハーフェンですね。

山の家がある広場には、遊具のある遊び場もあります。

湖側の展望台

山側の展望台

ボーデン湖畔には、山の魅力もあったんですね。次の機会にはのんびり山歩きをしたいものです。
そろそろ山を下りることにしましょう。

ロープウェイの麓側の駅を降りたところに、ブレゲンツと周辺地域、ボーデン湖のパンフレットがたくさん置いてありました。
ブレゲンツの観光マップを手に入れて、町歩き開始。
ベルルプト通りを進むと、２本の尖塔を持つ立派な教会が現れました。

ヘルツ・イエス教会です

ちょっとここで休憩しましょう。

側面にはたくさんのステンドグラスがありました。

日差しが強いので、ステンドグラスを通る光がとてもきれいです。

ヘルツ・イエス教会のステンドグラス

ヘルツ・イエス教会のステンドグラス

神秘的な空間でした

ヘルツ・イエス教会の祭壇

ヘルツ・イエス教会。
塔の高さは62メートルあります。

下の市門。
ここをくぐったところが上の町と呼ばれる古くからの地域です。

立派な木組みのこの建物は、旧市庁舎。17世紀から19世紀にかけてブレゲンツの市庁舎でした。

今は住居として使われています。

ブレゲンツ旧市街の通り

マルティンの塔の特徴的な屋根が見えてきました。

マルティンスガッセを進むと、つきあたりにマルティン礼拝堂、右手にマルティンの塔があります。

マルティン礼拝堂

マルティンの塔。
ブレゲンツのシンボルで、中は市の歴史についての展示室になっています。

下の市門から町へ下りる坂道シュタットシュタイクからは、ボーデン湖も見えていました。

町の中心部に下りてきました。ラートハウス通りです。

のっぽなゼーカペレ

ずんぐりのネポムクカペレ

ネポムクカペレの内部は、華麗なロココ様式で見ごたえがありました。

ブレゲンツのツーリストインフォメーション

カイザー通り

ブレゲンツ駅からリンダウに戻ります。
有名な湖上音楽祭が開かれる湖畔のエリアも気になりましたが、今回は山を楽しんだので時間切れ。またの機会があるといいな。