2018 11月ふっこう割レンタカー付高知愛媛二泊三日の旅、城下町大洲の臥龍山荘とおはなはん通りに行ってみた編

2018/10/30 - 2018/11/01

この回では、２日目に大洲市で大洲城を見た後、お城と共通券になっている臥龍山荘を見学とおはなはん通りをぶらぶらした旅行記です。

●2018　11月　ふっこう割レンタカー付きフリープラン高知愛媛2泊3日に行ってみた。高知編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11421981/
●森林浴をしながら動物が観られる！高知県立のいち動物公園
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11421545/
●2018、11月ふっこう割レンタカー付きフリープラン高知愛媛二泊三日の旅、お城に行ってみました編 高知城 宇和島城 大洲城 松山城
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11428097/
●2018 11月 ふっこう割レンタカー付きフリープラン高知愛媛二泊三日の旅 松山市内散策すると猫に会いました編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11430432/

エリア 伊予・砥部(愛媛)

この旅行の愛媛観光は、ブログ主夫に丸投げのブログ主妻、大洲城だけ見学だと500円、臥龍山荘もセットだと800円、「300円で見れるんならまあ良いわ」何の予備知識もなしに臥龍山荘に行ってみました。ところがどっこいこれがまあ、鄙には稀な(失礼)場所でありました。
大洲城から臥龍山荘に車で行くルートは、道幅の広い所を行くと信号のない場所を渡る事になり、交通量が多くて渡りにくいので道幅は狭いが近道です。と大洲城の職員さんに教えてもらった道は確かに狭かった。

大洲城 名所・史跡

臥龍山荘の前は公園のように開けており、駐車場もあります。

臥龍茶屋 グルメ・レストラン

駐車場に車を停めて少し坂を上がって臥龍山荘 に入ります。
臥龍山荘は山荘の建物と臥龍茶屋の建物が敷地内に隣りあっていまが入り口は別です。

臥龍茶屋 グルメ・レストラン

階段を上がって内部に入ります。
階段、なかなか良い感じ

臥龍山荘庭園 名所・史跡

臥龍山荘は階段上がってすぐある臥龍院
敷地内中程にある知止院と敷地内突き当たりの不老庵の
三つの建物とそれを結ぶ美しい庭が見学コースです。
まずは臥龍院から見学します。
玄関 迎礼の間です。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

玄関から上がって最所の部屋
「霞月(かげつ)の間」

臥龍山荘庭園 名所・史跡

霞月の間 この天井の壁は
計算して漆喰を剥がして侘び寂びを表現しているそうです。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

霞月の間
違い棚京都大徳寺玉林院の霞床席参考。
襖の灰色にこうもりの引手は薄暮を。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

霞月の間
庭につながる廊下

臥龍山荘庭園 名所・史跡

霞月の間
この廊下は一枚板に線を引いて一枚ではないように見せる
やはり、侘び寂び

臥龍山荘庭園 名所・史跡

霞月の間の間廊下から見る壱是の間の廊下

臥龍山荘庭園 名所・史跡

壱是の間 廊下から見る山荘入り口

臥龍山荘庭園 名所・史跡

続く部屋が
「清吹の間」
別名夏の部屋で高天井、欄間の透かしの工夫、書院窓の外側は修学院離宮の
手摺同様の時雨高蘭。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

清吹(せいすい)の間

臥龍山荘庭園 名所・史跡

清吹の間の透かし

臥龍山荘庭園 名所・史跡

清吹の間
この建物の依頼主、豪商河内寅次郎のポートレート

臥龍山荘庭園 名所・史跡

清吹の間から続く
「壱是(いっし)の間」

臥龍山荘庭園 名所・史跡

壱是の間は入ることが出来ないので回り廊下越しに見学します
壱是の間廊下から見る壱是の間と続く清吹の間
格調高い書院座敷。桂離宮の様式を全体に取り入れ、畳下は能舞台とし、音響調和の備前壺が並ぶ。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

壱是の間廊下から見る前庭

臥龍山荘庭園 名所・史跡

臥龍院三部屋見学した後は庭に出てみます。
飛石もその場所に合わせて色々な形が用いられています。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

庭から見える肱川

臥龍山荘庭園 名所・史跡

途中から敷石の場所もあります。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

灯籠が出てきます。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

知止庵
ここはかつては浴室だった建物。
昭和24年茶室に改造したそうです。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

進んでいきます。
突き当たりにある不老庵に行きます。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

不老庵 上がってみます。

臥龍山荘庭園 名所・史跡

不老庵は臥龍山荘の離れという感じです。

入り口の上がり石の上を見上げると 明り採りの
欄間があって、その上部に古い木が掛けられています。これも侘び寂びでしょうか。

「不老庵」と肱川

下には肱川が流れています。

臥龍山荘のそばを流れる肱川に中洲があり
そこも臥龍山荘の散策コースでお宮もあり
臥龍山荘から渡された橋から渡っていくことが出来たそうですが、
先の台風で橋が決壊され、この時は渡ることが出来なかったです。

対岸の中洲から不老庵を眺めると
こんな感じだそうです。

建築様式は懸造り。船内を見たてた天井の網代張りに川面からの月光をひろう。
縁続きに大徳寺庵風の茶室。

では外に出ます。

肱川と手水鉢の中にさりげなく飾られた野の花

この山荘の名物のひとつに、槙(マキ)の生木を「捨て柱」としている。
上にのびないで横に成長している。

不老庵の捨て柱の槙の生木

石の置物の頭の上に置かれた赤い実と
腕に置かれた小銭の並べ方に
細やかな気遣いが感じられます。

不老庵のをみた後は元の道を帰ります。

途中に氷室があります。

石燈籠

家紋の入った飾り石

飛び石もひとつひとつ趣向が凝らされています。

天然石の石灯籠

臥龍院前にあるつるべ落としのある井戸

井戸と臥龍院壱是の間

つるべ落とし

臥龍院建物の石垣
この石垣も流れを計算して組まれているそうです

私達は閉館ギリギリに見学したので
出た後は門が閉じられました。

臥龍山荘入り口の門から肱川に続く階段

ここに本来太鼓橋のような橋があったらしいですが
先の台風で流されてしまって階段から下は立ち入り禁止です。

臥龍山荘の見学の後は少し車を移動して
道の駅に置き
おはなはん通りを歩きます。

大洲まちの駅あさもや 道の駅

おはなはん通りの入り口にある教会

おはなはん通りには水路があって、錦鯉がたくさん泳いでいます。

おはなはん通りです。

おはなはん通り 名所・史跡

おはなはん通りは、水路に囲まれた古いお屋敷が残った街並みの通りです。

おはなはん通り 名所・史跡

おはなはん通りの水路の説明が書いてあります。

おはなはん通り 名所・史跡

おはなはんの説明
樫山文枝が主人公のNHKの朝ドラです。
ブログ主夫は内容を少し知っていたけど
ブログ主妻は内容を知りません。妻が少し若いのです。えっへん！
この通りは東京ラブストーリーの撮影にも使われたようです。ブログ主妻はこちらは、どハマりしましたが ここで撮ったシーンは覚えていません。
かんちの故郷という設定で、赤名リカが東京から追っかけて来るシーンらしいけど

おはなはん通り 名所・史跡

おはなはん通りにあるおはなはん休憩所

おはなはん通り 名所・史跡

入ってみましたが、本当に休憩所でした
おはなはんのシーンカットの写真と
二階に上がって通りを眺める事ができましたが、あとは天井から吊るされた折り紙のようなものがあっただけでした。

このポストは東京ラブストーリーで赤名リカが
かんちに別れの手紙を入れたポストだそう
赤名リカは帰国子女と言う設定でしたが、あの時代は、帰国子女
もお別れは手紙を書いたんですね！今はメール かラインかな
赤名リカをやった鈴木保奈美もこの時は可愛くて綺麗でした。
一番いい時期を子育てで女優をしなかったのはもったいないです。
かんちは織田雄二でしたね。彼は変わらないですね

そのあと名前につられてお殿様公園にきてみましたが地図で見たらすぐ近くのように思ったですが
歩いてみるとおはなはん通りから結構距離があって
途中でやめようかと思ったけど意地になってやっと探し当てたら閉園した後でした。
あー疲れたのに

大洲城三の丸南隅櫓公園 公園・植物園

疲れきってトボトボと帰る道から見えた大洲城ライトアップ この後松山に移動しました。
大洲編は終わりです。
ありがとうございました。

大洲城 名所・史跡