2018/11/11 - 2018/11/18
717位(同エリア1290件中)
風太郎さん
東京・晴海埠頭の発着でコスタ・ネオロマンチカに乗船して済州島へのクルーズ旅行です。往路に神戸港に入港し市内散策、済州島への航路は紀伊水道から足摺岬を回り豊後水道から関門海峡を通過するコースを辿り済州島に至りました。済州島ではコスタ主催ツアーの中から世界遺産観光ツアーを選び城山日出峰を訪れました。復路は佐世保港に入港し電車でハウステンボスに行き、翌日は鹿児島へ入港し市内を散策して四国から本州南岸を航海し晴海埠頭へ帰着しました。コスタ・ネオロマンチカは2回目の乗船で乗船料の割引があり、一週間の旅行が一人5万円程度で済み、コスパ抜群の旅行でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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晴海埠頭へは錦糸町から循環する都バスで11時頃に到着しました。すでにコスタ・ネオロマンチカは係留されていて乗客を待っていました。事前の案内書には客室のグレード毎に12時頃から乗船開始と記載されていましたが、晴海埠頭ターミナルの入口で整理券を配布していて整理券の番号順の乗船案内のため、今回は12時前の乗船となりました。なお、事前配布されたタグ添付の旅行ケースはターミナル入口で係員に預けると客室まで運搬してくれるので便利なため依頼しました。
晴海埠頭(客船ターミナル) 名所・史跡
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ターミナル2階の待合所から整理券番号で呼び込まれると出国審査があり乗船券とパスポートの提示、さらに体調の申告書などの確認があります。ここを通過するとお決まりの写真撮影(乗船後に写真コーナーで購入することができる)を経てバルコニーに出てネオロマンチカの船体に沿って乗船口へ歩き、船では5階のエントランスに乗船しました。
晴海埠頭(客船ターミナル) 名所・史跡
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ネオロマンチカに乗船しエントランスに入るとツアーデスクがあり、寄港地のオプショナルツアーが申し込めます。済州島のツアーは参加者が多いと予想されるため早速、世界遺産城山日出峰を訪れる済州島散策コース(1人39ドル)を申し込みました。
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今回の客室は7階海側クラシックなのですが、清掃作業が終わっていなくて昼食を先に済ませるように誘導され、8階のレストラン・ボッテチェリに案内されました。レストラン・ボッテチェリはオーダーメニューのスタイルですが、ランチタイムで緊急対応らしく食材は全てバイキングスタイルで提供されていました。なお、今回のプランにはドリンクパッケージが含まれており12ドル以下の飲み物が利用できるのですが、コスタカードは部屋にあり持参していないため飲み物の注文は乗船券を提示して済ませることができました。
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昼食を済ませて部屋に行ってみると清掃は終わり、コスタカードとレストラン利用券と船内ガイドが配布されており、船内新聞・Todayも日本語版が置いてありました。コスタカードは船内会計に全て使用しクレジットカードを登録できるので船内の端末でクレジットカードの連携登録を済ませました。出港は15時の予定ですが全乗客が乗船したところで客船必須の避難訓練が実施され航海の始まる機運が高まりました。
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晴海埠頭ターミナルでは出港セレモニーが行われ、ネオロマンチカは予定通り15時過ぎに離岸しレインボーブリッジを通過して東京湾を南下していきました。船上ではテノール歌手ファビオ・バレンチの歌唱で出航を祝いました。
レインボーブリッジ 名所・史跡
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ネオロマンチカは夕空のなか東京湾を航行して羽田沖を通過し「風の塔」が見えてきました。反対側には「海ほたる」とアクアラインが確認できたのでアクアライントンネルの上を通過したことになります。
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出航初日の夕食は8階レストラン・ボッテチェリを利用しました。乗船時に配布されたレストラン利用カードで利用時間が第1部17時~と指定されているので17時頃に入場しました。前回は座席も指定されていましたが今回は入場順で着席となり日々隣席の方々が交代することになり、様々な乗客の方々と会話を楽しむことになりました。この日に選択したメニューは~スモークサーモンとクリームチーズのオレンジマヨネーズソース仕立、ミックスベジタブルスープ、野菜と豚肉の焼きうどん、ギリシャ風サラダ、ノンシュガーのチョコレートムースとホイップクリーム~という内容でした。イタリア船の料理ですが焼きうどんも日本風の味付けで美味しくいただけました。
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食事時間は概ね第1部が17時~、第2部が20時~となっていて同時間帯の船内イベントも各々2回実施されるように計画されているので、配布されている船内新聞で観覧時間を確認しておくことができます。夕食後の20時頃に観覧したのはラテンダンスショーでした。この外にもステージ&スクリーンショーやバンド演奏のパーティーやクラシック演奏などが催されていて、カジノやバーラウンジもあり夜更かしも可能ですが、22時頃には部屋に戻りシャワーを浴びて就寝しました。
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2日目の起床は7時頃で部屋の窓から陸地が見えたので11階の屋上デッキに出てスマホの地図で確認すると紀伊半島らしく潮岬を通過したようでした。前回と同様に、洋上の船の中では携帯の電波が届かないことが多くスマホも使用できないのですが陸地が見えると電波が届きスマホで現在地が確認できました。
潮岬 自然・景勝地
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朝食は8時頃、8階レストラン・ボッテチェリを利用しました。サラダやフルーツ類はバイキングスタイルでメニューからオムレツ料理の皿を注文してみました。前回乗船した時と異なり好きな食材を選択できるので今回の朝食は良い方法だと思いました。
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朝食後は昼まで船内のイベントを楽しみます。その間に部屋の掃除が終わるタイミングのようです。この日は「蝶」のビデオクイズ、「ピザ」の調理デモンストレーション、ビンゴ大会などに参加しました。ビンゴは前回乗船時と同様に1枚3組で20ドルですが2枚購入すると別に2枚交付されるため40ドルで4枚の参加で楽しめます。当選はシングルビンゴと3組全てのフルビンゴの2回で5000ドルのチャンスですが、今回もやはり外れでした。ワクワク感を楽しむための40ドルですね。
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ビンゴの後は昼食ですが10階のブッフェでハンバーガー主体のバイキングで済ませました。ブッフェ会場は船の後方で展望が良く食事中に明石海峡大橋が見えるなど大阪湾を航行している様子が分かりました。14時30分頃に予定より若干早く神戸港中突堤旅客ターミナルへ着岸しました。ターミナルのバルコニーでは入港セレモニーで管弦楽団の演奏がありました。ターミナルのビル上階はオリエンタルホテル、正面にはポートタワーと六甲山の山並みが見えました。
中突堤旅客ターミナル 乗り物
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下船は15時過ぎでしたが、三宮駅バスターミナルで17時のスカイバス(天井がない遊覧バス)を予約していたので、旅客ターミナルから徒歩と地下鉄で三宮駅まで移動し、予定通りスカイバスに乗車しました。夕暮れの神戸港周辺をメリケンパークからポートアイランドの周遊コースで一時間程度の遊覧でした。ちなみに大人料金は1人1800円で、小雨の時間もありましたがポンチョの貸与もあり夜景が楽しめました。
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スカイバスの遊覧後、三宮駅からJRで神戸駅まで移動し徒歩でハーバーランドの街並みの夜景を楽しみつつ観覧車を目指しました。観覧車はアンパンマンこどもミュージアムに隣接していて途中の歩道にはアンパンマンのキャラクターのモニュメントがありました。観覧車は1人800円で約10分で一周します。ゴンドラに乗ると眼下に周囲のシヨッピングモールが広がり、さらにネオロマンチカが停泊している波止場やポートタワーや海洋博物館などが一望できました。
ハーバーランド 名所・史跡
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神戸の散策を終えてネオロマンチカに戻ったのは19時過ぎでした。既にレストランの指定時間を超過していたので夕食は10階ブッフェで楽しみました。ブッフェの利点は好きなものを集めることができることですが、体調管理も重要なので適量の食事に留意しました。夕食後は9階のシアター・キャバレービエンナでイリュージョンショーを観覧し、毎夜22時にチョコレートバーで催されるピアノ&バイオリン演奏を楽しんで部屋に戻りました。
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ここは9階通路の一部に設けられた茶店・チョコレートバーで今回はピアノ&バイオリン演奏が催されています。8階の催事場・グランバーピアッツァイタリア、9階のシアター・キャバレービエンナ、チョコレートバーなどではカフェから各種ノンアルコールカクテルやアルコール類まで多種のドリンクが賞味でき、今回の乗船プランに付属しているドリンクパッケージをフル活用して堪能しました。
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翌13日は終日航海日で夜中に四国沖を航行し、朝食後の9時頃に確認するとどうやら足摺岬を通過している様子でした。陸地に近づいているため電波も届きスマホで現在地が確認できました。
足摺岬 自然・景勝地
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昼食後の15時頃に豊後水道を通過中、航路左右に陸地が見えてきたのでスマホで位置を確認すると四国側は佐田岬で九州側は佐賀関半島でした。つまり愛媛県と大分県の間を航海しているということでした。
佐田岬 自然・景勝地
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夕食後に船の位置情報を確認すると関門海峡が迫っていることが確認できたので11階屋上デッキに上がり様子を見てみました。丁度、月も出ていて関門橋とのコラボ写真が撮影できました。19時50分頃、ネオロマンチカはゆっくりと関門橋をくぐり多くの乗船客がデッキで観覧していました。
関門橋 名所・史跡
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ネオロマンチカが関門橋を通過している頃、8階・グランバーピアッツァイタリアではテノール歌手ファビオ・バレンチによるコンサートが催されていました。
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14日は6時30分頃に起床し部屋のTV画面で現在地を確認すると、対馬海峡を航行して済州島に近づいている様子でした。日の出時間が迫っていたので6時50分頃に屋上に上がり朝焼けの様子を撮影してみました。船体は西向に航行しているため日の出は船尾方向でした。韓国の位置関係が漠然と日本よりも北側だと思いこんでいるため船尾の日の出は不思議な感覚でしたが、改めて地図を確認して見ると済州島は九州北部とほぼ同緯度であり納得しました。
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朝食後の10時30分からは8階・グランバーピアッツァイタリアでフルーツ&野菜彫刻の実演ショーが催されていました。
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昼食は10階ブッフェで手軽に済ませると、13時入港予定のところ12時30分過ぎに済州港に着岸しました。ターミナルの駐車場にはすでにオプショナルツアー用のバスが多数待機していました。入国審査を通過するとターミナルの広場では歓迎の民族舞踊が開催されていて異国情緒が感じられました。
済州港沿岸旅客ターミナル 船系
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申し込んだオプショナルツアーの済州島散策コースで早速バス観光が始まり済州港から約1時間で世界遺産の城山日出峰を訪れました。航空写真では頂上部分が平らなテーブルマウンテンの様子ですが駐車場から見上げるとこのような姿になります。入場口には観光地を表示するパネルが並んでいますがその中にはユネスコ・世界遺産のプレートも確認できました。なお、山頂部へは往復1時間程度の遊歩道や階段がありますがツアーの集合時間が限られているため断念し周辺を散策してみました。
城山日出峰 山・渓谷
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観光バスは再び済州港に戻り夕空が迫るなかで龍頭岩を訪れました。この岩場は溶岩が固まってできたようですが強い風と波により現在のような龍の形になったようです。
龍頭岩 自然・景勝地
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ツアーは最後に東門市場を訪れ活気ある市場の様子を見学できました。ミカン類の収穫が多い済州島なので柑橘類の並ぶ店先と海産物が並ぶ店先が多数あり、各種の刺身盛り合わせ皿や太刀魚が多数並ぶ店が目立ちました。キムチの種類も多く瓶詰品は土産物で購入しているツアー参加者もいました。為替レートは1ウォンが約0.1円なので価格表示に0が多い印象でした。市場を約1時間見学し船には18時前に戻ることができたので、8階レストラン・ボッテチェに急ぎました。
東門市場 市場
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この日の夕食はオプショナルツアー客が多いため8階レストラン・ボッテチェリの開始時間が1時間遅れの18時でなんとか食事時間に間に合いました。選択したメニューは~ミックスベジタブルスープ、魚介と野菜の焼きうどん、チーズとトマトソース入りナポリ風牛肉のロール マッシュポテト添え、ノンシュガーヨーグルトムースとフレッシュフルーツ~という具合で程々の量で納め、牛肉は残さずいただきました。焼きうどんの味付けも良く美味しく賞味できました。
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夕食後は9階のシアター・キャバレービエンナで専属ダンサーによるミュージカルショーを観覧し、この日のドレスコード・ホワイトナイトにちなみ船のスタッフ達とホワイトナイトのパーティーが催されました。船内でショーを観覧しているうちにネオロマンチカは21時頃済州港を出港し、対馬海峡を佐世保に向けて航海をはじめました。
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15日、起床は6時30分頃で日の出時間に間に合いそうなので屋上デッキに上がると天気は晴れで6時50分頃に九十九島沖合の海上から美しい日の出が観覧できました。
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朝食は7時50分頃、8階レストラン・ボッテチェリを利用し、サラダやフルーツ類を好みで集め、メニューからジャーマン風オムレツ料理の皿を注文してみました。朝食にドーナツを食べるのも一興でなかなか美味しくいただきました。
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9時20分、佐世保港国際ターミナルへの着岸が迫りました。佐世保では約6時間の寄港地周遊時間があり自力でハウステンボス観覧を計画しているので、接岸場所とJR佐世保駅の距離なども気になりますが、スマホの地図では至近距離のようで少々安心しました。
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ターミナルの中には歓迎の表示パネルが用意されていたので記念写真が撮影できました。
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ネオロマンチカを下船したのは10時45分頃で、ターミナルを通過し佐世保駅までは徒歩で約5分のため駅には11時頃の到着でした。ハウステンボス行きの電車は11時09分発の長崎行シーサイドライナーなので、良いタイミングで乗車できました。
JR佐世保線 乗り物
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ハウステンボス駅には約30分で到着し、入園口まで徒歩で約5分、入園券を購入してキャラクター・チューリーに出迎えられたのは12時少し前でした。この日は天気も良いのですが平日のため入園者が少なく閑散とした雰囲気でした。メインは夕方からのイルミネーションだと思われます。我々は出航時間が18時のためイルミネーションまで観覧できず残念でした。
ハウステンボス テーマパーク
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園内は徒歩で観覧するのも良いのですが、滞在時間が限られているので周遊ボートに乗船して園内奥のハーバーゲートまで移動して時間を稼ぎました。
ハウステンボス テーマパーク
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高さ105mのランドマーク・ドムトールンは最上階に展望室があり園内や大村湾の景色が楽しめます。我々は既に数回経験しているため今回は外観を眺めるだけにしました。
ハウステンボス テーマパーク
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ハーバーゲート付近には食事処が集まっているので和食処・花の家でランチ・長崎定食をいただきました。久々の和食なので~みそ汁・茶碗蒸し・刺身・天ぷら・豚の角煮・ちらし寿司~などの品々はどれも美味しく日本人で良かったと再認識したところです。
ハウステンボス グルメ・レストラン
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午後はアトラクションタウンでミューズホールの歌劇ショーを観覧し、隣のロボットの館で地球誕生の映像や動くアトムと会話したりと新しい趣向の施設を楽しみました。
ハウステンボス テーマパーク
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園内を散策しているとお菓子の城やカステラの城など土産物店の前を通り、妻は買い物スイッチが入り土産物を物色し始めました。
ハウステンボス グルメ・レストラン
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アートガーデンのエリアはバラ園が有名です。初夏の見事なバラ園には劣りますが、秋バラも結構咲いていました。撮影する角度によっては秋のバラ園とは思えないように咲いている様子が撮影できます。
ハウステンボス テーマパーク
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ハウステンボス駅発16時34分のシーサイドライナーで17時頃に佐世保駅に戻るとネオロマンチカが夕空を背景に待っていました。
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この日の夕食時間は8階レストラン・ボッテチェリが17時30分でドレスコードがフォーマルでした。予定時間に帰着できたので着替えて参加しました。メニューは~蟹カマとトマトと赤玉ねぎとアボカドのサラダ、ビーフコンソメスープ卵とパルメザンチーズ入り、イカと野菜の焼き麺、牛肉の味噌焼、ミックスサラダ、いちじくのムース~という具合で味わいにも慣れてきたので美味しくいただきました。
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夕食後は、8階・グランバーピアッツァイタリアで船長主催のカクテルパーティーが催されました。部屋には船長から招待状が届いており、特製カクテルが参加者全員にふるまわれました。パーティーでは船の運航・運営スタッフの紹介と船長の歓迎挨拶などが披露されました。船長さんは、前回の挨拶よりも日本語が上達していました。
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佐世保港は18時に出航し、翌16日は鹿児島港に入港します。7時に起床し部屋のTV画面で確認するとネオロマンチカはすでに錦江湾へ入り入港目前の様子でした。デッキに上がると日の出直後の光景を見ることができました。
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朝食は8時に済ませ、マリンポートかごしまの「鹿児島クルーズターミナル」に上陸したのは8時45分頃でした。ターミナルの中では「西郷どん」が出迎えてくれました。事前の計画では市内観光バスに乗車するため最寄り駅から鹿児島中央駅へ移動するはずでしたが、肝心のタクシーは台数がなく、結局はタクシーの相乗りで鹿児島中央駅へ移動しましたが市内観光バスの乗車時間に間に合わず、観光案内所の説明で「まち巡りバス」を利用し市内を散策することになりました。
マリンポートかごしま (鹿児島南港) 乗り物
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鹿児島中央駅前のバス停から9時35分発の「まち巡りバス」で散策開始となりました。1日乗車券500円を使用すると何回でも乗り降りできるため便利です。
鹿児島中央駅 駅
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まず西郷銅像前のバス停で降車し「西郷どん」を表敬訪問しました。撮影するためには道路の向かい側にある花壇の位置が撮影ポイントとなります。この場所にはボランティアの方がいてカップルが来ると進んでシャッターを押してくれます。我々もお世話になりました。
西郷隆盛銅像 名所・史跡
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次にバスを乗り継いで訪れたのは城山です。展望台は標高107mですが目前に錦江湾と桜島が鎮座し眺望は抜群です。ネオロマンチカの係留港は市街地から離れていますが城山展望台からも確認できました。天気がだんだん小雨模様となりバス停付近の土産物店で小型のビニル傘を購入しましたが200円と安価の割に品質が良く役に立ちました。
城山展望所 名所・史跡
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小雨でバス車内が混み合いましたが、城山から20分程度で仙巌園に到着しました。ここは桜島を借景にして錦江湾を池に見立てた鹿児島を代表する庭園といわれています。園内は季節柄、菊人形・菊飾りで彩られていました。菊人形には当然ながら島津斉彬や篤姫、西郷隆盛が登場していました。
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仙巌園は磯庭園と言われるように海岸に沿って細長い形です。庭園の中程には茶屋や土産物店があり仙巌園茶寮ではランチ限定15食で鶏飯ランチと湯豆腐ランチが各々1300円で提供されており、時間は11時30分でしたが、早めの昼食としました。小雨模様だったので湯豆腐は体が温まりました。
仙巌園(磯庭園) 公園・植物園
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園内を一巡してくると出口手前に土産物店と両棒餅屋があり鹿児島銘菓が味わえます。一皿醤油味3本みそ味3本とお茶で310円とお手軽のため立ち寄る方が多くいます。この餅は串を二本指して、上から甘い砂糖醤油のトロミたれをかけたもので、みたらし団子の味わいです。なお両棒餅と書きますが「ぢゃんぼもち」と読むそうです。
仙巌園 両棒屋 グルメ・レストラン
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仙巌園の後は、まち巡りバスで鹿児島中央駅に戻りタクシーを予約して、宇宿駅まで電車に乗車し、宇宿駅からタクシーでマリンポートかごしまへ帰り、15時すぎに船内に戻りました。ネオロマンチカは予定通り16時に出航セレモニーに見送られ離岸しました。なお、距離や交通渋滞の影響があるものの、最寄駅の宇宿駅と鹿児島中央駅とでタクシー代は約2200円~2300円と大差がない結果でした。
マリンポートかごしま (鹿児島南港) 乗り物
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夕食は通常の時間帯に戻り17時から8階レストラン・ボッテチェリに入りました。選択したメニューは~豆腐ワカメサラダ、豚肉と野菜のスープ、トマトバジルスパゲティ、牛の煮込マッシュポテト、ワルドーサラダ、ミックスベリームース~とほぼ種別毎の全品を美味しくいたただきました。
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この日はドレスコードが仮面となっておりテーブルクロスにイタリア色があしらわれ食事後半ではホールスタッフによるダンスや来場者も参加しての会場内を行進するセレモニーが催されイタリア船の陽気さを感じました。
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17日は終日航海日なので朝食は7時40分頃、8階レストラン・ボッテチェリを利用し、サラダやフルーツ類を好みで集め、メニューからベルギー風オムレツ料理の皿を注文してみました。さらにデザートでケーキも食べ満腹でした。
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朝食後は8階・グランバーピアッツァイタリアでクルーズディレクター・のりこ氏による下船説明会があり荷物の回収方法とか船内会計の精算とかの話があり、アンケートへの回答については親会社が米国のため評価基準が日本式の解釈と異なる(普通評価は問題ありと理解されるため普通ならば最良にしてほしい)ことが説明されました。これらの話は前回と同様でした。さらに船内スタッフが順番に紹介され、明日の下船が近づいてきた雰囲気でした。
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11時頃に屋上デッキに上がると陸地が見えたのでスマホの地図で確認すると丁度足摺岬を通過しているところでした。
足摺岬 自然・景勝地
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昼食は12時頃に10階ブッフェで済ませ、15時からティータイムで11階ピッツェリアカプリでカフェとクッキーやケーキを賞味してみました。洋上の午後のひとときをゆったりと過ごす贅沢な時間でした。
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最後の夕食は17時から8階レストラン・ボッテチェリでした。選んだメニューは~サイコロ牛肉の照り焼き、玉子と野菜のチャーハン、ポテトガトー野菜炒め添え、ローマ風ガーデンフレッシュサラダ、ティラミス~という多国籍料理でチャーハンとポテトガトーの味付けには疑問が残りました。最後の晩餐は冒険しすぎのようでした。
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夕食後は9階のシアター・キャバレービエンナで専属ダンサーによるミュージカルショーを観覧し、22時クラシックのピアノとバイオリン演奏を楽しんで航海最後の夜が更けていきました。午前中の下船説明会に従い旅行ケースは就寝前にタグを貼付して廊下に出しておきました。
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18日の朝食は10階ブッフェに6時前から並び一番で入場して早めに済ませました。何しろ下船日の部屋は7時に明け渡す必要があるため忙しいのです。下船は9時予定ですが、それまでは各階層毎に集合場所が割り当てられ、我々は9階のシアター・キャバレービエンナで待機となりました。
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朝食後6時30分頃にデッキを通過すると東京湾の日の出が観覧できました。
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7時20分頃、ネオロマンチカはレインボーブリッジを通過し、7時30分頃に晴海埠頭の目の前に到着しました。ネオロマンチカの見物は、ここで180度自力で回転し船首をレインボーブリッジに向ける技を魅せることです。一応タグボートが同行しているのですが回転時には助けが無用のようです。
晴海埠頭(客船ターミナル) 名所・史跡
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7時45分頃、船内では待ち時間が継続中でカフェ利用も可能だしドリンクパッケージも有効時間中のため最後のカプチーノをいただきました。
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8時50分頃、我々の待機組に下船の放送がありスタッフの誘導で5階エントランスまで階段で移動になりました。5階エントランスからターミナル2階のバルコニーに出て旅行ケースを受け取り入国審査を通過して下船手続きが終わって晴海埠頭に帰着し、今回の神戸・済州島・佐世保・鹿児島のクルーズが終了しました。コスタ・ネオロマンチカと船長・船員・スタッフの皆さんお世話になりました。
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