冬のレッサーパンダ紀行【１】多摩動物公園 　2ヶ月半ぶりの再訪・・・やっとリーファちゃんに会えました！！ そして、可愛いずん君もはじめまして！！

2018/12/02 - 2018/12/02

２０１８年の生まれの仔レッサーパンダの中で最初に公開が始まったのは６月７日に多摩動物園で生まれのリーファ（李花）ちゃんでした。
僕もリーファちゃんの公開直後の９月１４日に有休を取って勇躍、関西から多摩に乗り込んだのですが・・・残念ながら当日は天候が微妙に悪くリーファちゃんの展示は中止になってしまいました。
あれから約２ヶ月半・・・ついに、やっと再訪の機会が訪れました。

今回の訪問では、前回会えなかったリーファちゃんに会うのはもちろんのこと、前回はまだ非公開だった７月１３日生まれのずん君に会えるのも楽しみです。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 日野・昭島(東京)

明日からの福島出張を前に移動だけの今日は関東で一旦途中下車し多摩動物公園に向かいました。
新幹線を新横浜駅で降り、横浜線、中央線で立川駅へ、立川駅からはモノレールで多摩動物公園に向かいます。

多摩モノレール利用の場合はモノレール１日券に動物公園入園券が付いて１，０００円のセット券利用がお得です。

何はともあれ坂を登ってレッサーパンダ舎へ。

多摩動物公園のレッサーパンダ舎には３つの放飼場がありまして、園路に向かって左側から”屋外ガラス放飼場”、”屋内ガラス展示室”、”メイン放飼場”と勝手に読んでいます・・・正式名称あれば知りたいなぁ、まあ、切実に知りたい訳ではないですけどね。

訪問した時間は屋外ガラス放飼場にはララちゃん。

む～、ちょうど竹の枝の向こう側でお昼寝しててお顔が見にくいですね。

あっ、寝返り打つ時にこちらを見てくれました！！

長野市茶臼山動物園からお嫁入りしてきたララちゃん、ルンルン君との間に現在は東北サファリパークで暮らす息子のライライ（来来）君がいます。

そのライライ君が今年パパになり、ララちゃんはおばあちゃん、ルンルン君はおじいちゃんになりました。
ララちゃんもルンルン君もとても人気のある子なのでその血統を継ぐ存在が誕生したのはとても嬉しいです。

屋内ガラス展示室には今年２１歳のブーブー君と１９歳のファンファン（花花）さんのご長寿ペアが展示ですが・・・、

見えるところにはおらず・・・多分、裏でのんびりお昼寝しているんでしょうね。

でも、まあ、会えなくてもいいのです。
この２匹が展示に出てきてくれていると言う事実だけで・・・。

メイン放飼場にはフランケン君。

一世代前の多摩レッサーの大黒柱がブーブー君なら現在の大黒柱はフランケン君です。

２０１３年に１歳でカナダから来日して以来、アズキちゃんとの間に５匹、桃花（タオファ）ちゃんとの間に１匹の子宝に恵まれています。

多摩レッサーの個体紹介。

現在、１０匹のレッサーパンダが暮らしています。

今年生まれの子も２匹います。

桃花ちゃんとフランケン君との間に６月７日に生まれたリーファ（李花）ちゃん。
実は彼女の公開直後の９月１４日に会いに多摩を訪問したのですが、当日の天候が良くなくリーファちゃんの展示が取りやめになり会えませんでした（旅行記→https://4travel.jp/travelogue/11401100 ）。
今日は会えるのをとても楽しみにしています。

そして、リーファちゃんの誕生から遅れること約１ヶ月、アズキちゃんとフランケン君との間に７月１３日に生まれたずん君です。

お母さんがお豆姉妹なのでてっきりお豆繋がりで”ずんだ”のずん君かと思っていたのですが両親から一文字ずつもらってずん君なのですね。
今日は彼にも会える予定です。

レッサー舎の様子をざっと掴んだので少し坂を下りユキヒョウ舎へ。

崖の上のミミちゃん。

息子のフク君は地上で何やら下草相手に遊んでいました。

サブ放飼場にはコボ君・・・彼もカナダからやってきました。

レッサーパンダもそうですが、カナダとの動物交換の際に多摩動物公園がゲートウェイになる事例が結構ありますね。

ユキヒョウ舎は偉大なシンギズさん（すでにお星様）のポケストップになっています。

シンギズさん・・・ユキヒョウにあまり明るくない僕でも彼を見ただけで野生出身の彼の凄みは理解できました・・・すごい存在でしたね。
”神”と言う単語はあまり軽々しく使いたくはないのですが、動物園には時として”神”に近い存在が出現します、シンギズさんは間違いなくその１匹だったとおもいます。

ユキヒョウ舎からレッサー舎に戻りました。

そろそろ交代時間です。
ララちゃんの可愛らしい欠伸。

特に明示はされていませんが多摩レッサーの展示交替は１４時に行われることが多いです。
今日は仔パンダ（＋母親）の展示が１４時１５分からなので１４時の交代は間違いなく実施されるでしょう。

バックヤードにキーパーさんが入ったのを察知してララちゃんがそちらを気にしています。

まずはメイン放飼場がフランケン君から娘のかのこちゃんに交代。

交代準備中にキーパーさんが各所にセットしてくれたリンゴを食べていきます。

とっても綺麗な毛並み。

前から思ってたのですがこの子はシセンレッサーなのにニシレッサーの様なお顔立ちですね・・・、

いや、ニシレッサーよりミッキーマウス！？

かのこちゃんのリンゴタイムを見ているうちに屋外ガラス放飼場と屋内ガラス展示室の入れ替えも完了したようで、予定通り１４時１５分から２組の親子パンダの展示です。

今日は日曜と言うこともあり交代観覧となりました。

待つこと１０分ほどで１回目の観覧です。

屋外ガラス放飼場には桃花ちゃんとリーファちゃんの母娘。

そろそろお名前札も作ってあげてくださいね（笑）

約２ヶ月越し・・・やっとあえたよー、リーファちゃん！！

１回の観覧が入れ替え時間を含め５分なのでいい写真を撮れるかかどうかは時の運です。

この観覧回のリーファちゃんのベストショット。

この翌日に桃花ちゃんの生まれ故郷の東北サファリに行った際にキーパーさんに「タオちゃんの娘の名前にも”ファ（花）”がつきましたけど相談あったんですか？」とお聞きしたところ「特になかったですよ、それに、タオちゃんの所有権はうちではなく砥部ですしね」との事でした。

そして、屋内ガラス展示室にはアズキちゃんとずん君の母子が登場。

アズキちゃんの姿は見えませんでしたがずん君にはとりあえず会えました。

ここで１回目の観覧は終了。

２回目の列に並びます、先ほどより列が長いですね。

２回目は２０分ほど待ちました。

リーファーちゃんはアスレチックの上へ。

逆光とガラス面の反射、汚れで上手くは撮れませんでしたがリーファちゃんの可愛らしいお顔をしっかり見れて十分満足・・・そもそも動物園は綺麗な写真を撮るための場所ではないですしね。

フランケン君に引っ張られたのか今のところ東北サファリ顔ではないような感じですが健康そうなお嬢さんでよかったです。

そして、先ほどまともな写真はほとんど撮れなった屋内展示室へ。

キーパーさんを見ているアズキお母さんを見ているずん君の図。

やっぱりこの時期での１ヶ月の月齢の違いは大きくてリーファちゃんと比べるとまだまだ小柄に見えますね。

ママが気になるので基本あちら向き・・・やっと可愛らしい横顔を見せてくれました。

アズキちゃん。

なんでしょうな、この可愛らしい体型は・・・（笑）

ずん君がアスレチックを登り揺り籠に乗ろうかと言うところで２回目の観覧はタイムアップです。

短い時間でしたがリーファちゃんとずん君に会えて大満足の多摩でした。
次はこの２匹がメイン放飼場に出て来る頃に会いにきたいですね、その時はリーファちゃん、ずん君、そして、かのこお姉ちゃんでの同居だったら嬉しいですね。