初秋のレッサーパンダ紀行【３】多摩動物公園＆羽村市動物公園 今年生まれの李花ちゃん会いに行くも・・・＠多摩　来年こそはの期待を込めて＠羽村

2018/09/14 - 2018/09/14

秋になり、いよいよ今年生まれのおチビちゃん達の公開のシーズンに突入です。

今年最初に会えるおチビちゃんは誰かな？？
当初は、明日の国際レッサーパンダデーにお披露目となる東北サファリパークの蘭花（ランファ）ちゃんが一番早い告知で、東北行きを画策したのですが、その後、多摩動物公園の李花（リーファ）ちゃんが９月１１日から公開されると知り、急遽、東北サファリの前日に多摩を訪問する事にしました。

多摩の李花ちゃんのお母さんは東北サファリから昨年お嫁入りしてきた桃花ちゃんなので、東北サファリ縁のおチビちゃんに２日連続で会うのも何かいい感じです。

ただ、心配なのは天気予報です。
今日、明日の関東から南東北に掛けては曇りと雨が入り混じる天候・・・まだまだ大人パンダほどには上手く体温調整が出来ないおチビちゃんの公開は厳しいかもしれませんね。
期待もしつつ、会えない覚悟もしつつの遠征となりました。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 日野・昭島(東京)

１４時１５分からの今年生まれの桃花（タォファ）ちゃんの娘の李花（リーファ）ちゃんの公開に合わせて多摩動物公園に１２時３０分頃に到着しました。

多摩動物公園の入園料は大人６００円ですが、多摩モノレールの１日券と入園券付きで１０００円のセット券もモノレールの各駅で販売されています。

予報では雨は正午にはやむとの事でしたが割と強い雨は降り続く中せっせと多摩の丘陵を登り、まずはユキヒョウ舎で一休み。

サブ放飼場でアサヒちゃんが出迎えてくれました。

メイン放飼場の担当はミミちゃんと昨年６月生まれのフク君でしたが、この時間は開放のバックヤードにいたようで会えませんでした。

フク君にはモニター越しでしか会ったことがないので帰りにまた寄りましょう。

ユキヒョウ舎から少し登ったところにレッサーパンダ舎があります。

メイン放飼場にはフランケン君の抜け殻が・・・（苦笑）

ガラスの屋外放飼場にはルンルン君・・・こちらはちゃんと中身が入っているようですね（笑）

そして、ガラス屋内にはブーブー君が丸太の上で寝っ転がっていました・・・ちゃんとここで寝っ転がっているあたりさすがとしか言いようがありません。

花花（ファンファン）さんもブーブー君と一緒に展示となっていましたが、開放のバックヤードにるよう姿を見ることが出来ませんでした。

ブーブー君２１歳、花花さん１９歳のご長寿夫婦。

いつまでも元気でいてくださいね、そして、体調に気を付けて出れる限りは展示に出て来てくださいね。

今日のお目当ての李花ちゃんは６月７日生まれ、東北サファリからお嫁入りしてきた桃花ちゃんの初めての子供です。

名前が一般公募や投票ではなく、しかも、～花（～ファ）と言う命名だった事もあり東北サファリとの約束事でもあるのかとも思いましたが、翌日に訪問した東北サファリでキーパーさんにお聞きしたところ、桃花ちゃん自身が東北サファリではなく愛媛県の砥部動物園の所属なので命名の約束事はないとの事。

公開は１４時１５分からの２時間ですが、今日は雨も降っており微妙な感じ・・・。

桃花ちゃんから遅れること１ヶ月ちょっと、アズキちゃんも出産しました。

お父さんは共にフランケン君。
いずれは異母姉弟の同居展示も見れたら嬉しいですね。

１３時３０分頃にキーパーさんがバックヤードに入られました。

それを受けてルンルン君が行動開始。

放飼場を散歩しながら収容の時間を待ちます。

フランケン君の抜け殻にも中の人が入り毛繕いを開始しました。

それにしてもその尻尾どうなってんの？

カナダからやってきたフランケン君、今や多摩パンダのエース的存在に成長してくれました。

１４時になりまずはメイン放飼場からメンバー交代。

フランケン君がバックヤードに戻り、娘のかのこちゃんに登場です。

キーパーさんが放飼場の至る所に置いてくれたリンゴをせっせと食べていきます。

目のあたりはお母さん似なんでしょうけど、まっちろいお顔は誰に似たんだろ？

とっても可愛らしいかのこちゃんです。

ガラスの放飼場はルンルン君から奥さんのララちゃんに交代。

この時間になってやっと母娘展示中止の掲示が（涙）・・・まあ、動物園ではお目当てに会えないなんてしょっちゅうですから慣れっこですけどね・・・。

多摩はいつでも行こうと思えば行けますし、また機会を改めて会いに来たいと思います。

神々しいほどにもっふもふなララちゃん。

どちらかと言うと濃い毛色の多い多摩にあって、薄く綺麗な茶臼ブラウンが映えますね。

明日は東北サファリに行って、ララちゃんとルンルン君の初孫の蘭花（ランファ）ちゃんに会って来るよ！！

メイン放飼場のかのこちゃんは木登り。

双子兄妹のマメタロウ君がズーラシア移動、そして、お母さんのアズキちゃんは絶賛子育て中につき、広い放飼場で１匹展示のかのこちゃん。

来年は今年生まれのおチビちゃん２匹のいい遊び相手になってくれたら嬉しいな。

お目当ての桃花ちゃん＆李花ちゃん母娘には会えないことが確定、そして、今日は福島県の郡山まで移動することもあり、少し早めに多摩を離れることにしました。

帰りにユキヒョウ舎に寄ると、メイン放飼場に母子が出ていました。
こちらお母さんのミミちゃん。

そして、息子のフク君。

崖上でお母さんに甘えるフク君。

ママと遊びたいフク君、ママは知らん顔。

ママにネコパンチ！！

ほんと甘えたさん。

今日は桃花ちゃん＆李花ちゃん親子には会えなくて残念でしたが、ミミちゃん＆フク君親子に会えたからよしとしますか！！

実は昨晩は八王子泊まり。
今朝は多摩動物公園に行く前に羽村市動物公園に行ってきました。

JR青梅線羽村駅から１５分ほど歩いて動物園に到着。
エントランスが建て替えられていました・・・以前の時計台の様な建屋ほのぼのしてて好きだったんですけどね。
羽村市動物公園の入園料は大人３００円ととってもリーズナブル。

入園口も少し西へずらされており、ゲートを入ると目の前がレッサーパンダ舎でした。

４月２９日に剛（ゴウ）君が天国に旅立ち、現在の羽村は玲玲（リンリン）さん、ラテ君、ソラちゃんの３匹のレッサーパンダが暮らしています。

玲玲さんは２００１年６月１９日いしかわ動物園生まれ、
ラテ君は２０１３年６月１１日埼玉県こども動物自然公園生まれ、
ソラちゃんは２０１４年６月１２日鹿児島市平川動物公園生まれです。

９時４０分頃に到着したのですが、その時点では屋内展示室にソラちゃんのみの展示。

こちらが屋内展示室。

ガラスの反射が激しく柵もあるためにとても撮影の難しい展示室・・・ひょっとしたらここが日本で撮影が一番難しいレッサーパンダ舎かもしれませんね。

ソラちゃんはアスレチックを歩き回ったりしていました。

明日は９の第３土曜日・・・そう、知る人ぞ知る国際レッサーパンダデーです。
羽村市動物公園でも特別ガイドがあるようですね。

今年はどうやら日本のレッサーパンダ種別調整園である日本平動物園から各レッサーパンダ飼育園館に”今年は９月１５日が国際レッサーパンダデーである”と言う案内が行ったようで、例年になくイベントを開催する園館が多い様です。

屋外放飼場の扉は閉まったまま・・・。

バックヤードにはのんびり過ごす玲玲さんとラテ君の姿も見ることが出来ました。

写真は玲玲さん。

レッサー舎に動きがないので他の子に会いに行きました。

シベリアオオヤマネコのチップ君。

１４歳のおじいちゃんですが、若いお嫁さんとは仲良く過ごせているようですね。

羽村でチップ君を見る度に、広い放飼場で見て見たかったと思ってしまうのです。
ユキヒョウやサーバル並みの運動能力を見たかった。

こちらドイツからやってきたお嫁さんのポテトちゃん・・・もちろん２匹合わせてポテトチップ。

チップ君とは１０歳違いの若いお嫁さんです。

素晴らしくキリリとした美人さんです。

サバンナ園のキリン＆シマウマファミリー。

１歳の仔キリンのゲンキ君と４カ月の仔シマウマのナナカちゃんがとても可愛いです。

園内を軽く一回りしてレッサー舎に戻るとソラちゃんが朝ごはんを食べていました。

ペレットを完食した後は竹の葉をいただきます。

食欲旺盛でなにより！！

ご飯の後は早くもお昼寝です。

可愛い寝顔。

来年はソラちゃんのママ姿が見たいなぁ。

おっ！！
掲示板が情報更新されてる！！

暫く待つと、ラテ君登場です！！

相変わらずのクルリン尻尾がキュート！！
扉から出て来たラテ君はキーパーさんが入って来るであろう扉の方に向かいましたが・・・、

キーパーさんがこちらに連れて来てくれました。

ありがとうございます！！

リンゴをもらってペロリンコなラテ君。

それにしても器用な持ち方だこと！！

美味いっ！！

満点の表情頂きました、ありがとうラテ君！！

リンゴを食べ終えたラテ君は東屋に準備された竹の葉に勇躍向かうのかと思いきや・・・、

なんと割と細い木に登り徐にお昼寝の体勢（苦笑）

ラテ君とソラちゃんが羽村に来てから、まだ本格的な同居って見れてないんですよね～。
来年の恋の季節は是非仲良い姿見せてくださいね！！