2018/10/28 - 2018/10/28
799位(同エリア1047件中)
ケロさん
10月下旬になってやっと天気が安定し青空になったので、久しぶりの日帰りドライブで、諏訪湖へ行ってきました。山越えの道には色づいた木々も見られ、秋の深まりを感じました。
信州諏訪湖の上諏訪温泉にある、片倉館の千人風呂という日帰り温泉は、あの世界遺産になっている群馬の富岡製糸場を経営していた片倉財閥のシルク王二代目当主が、ヨーロッパを視察した折に、地域住民のための充実した厚生施設があることに感銘を受け、我が国にもぜひそのような地域住民のための施設を提供したいと、上諏訪の地に昭和3年に竣工した建物で、今なお現役の温泉施設です。現存の温泉施設としては、道後温泉や佐賀の武雄温泉と並ぶ、歴史のある三大施設だそうで、重要文化財に指定されています。
レトロな西洋建築の館内にある大理石造りの浴槽は、100人が一度に入浴できる広さで、一日に1000人が利用したので、千人風呂と呼ばれ、深さ1.1mの底には玉砂利が敷き詰められ、立ったまま入る形式のお風呂でした。湯につかって古を偲び、のんびりしたいところですが、この日は諏訪湖マラソンが開催され、ランナーがつめかけて、芋の子を洗うようにごった返した混雑ぶり、サッサと出ました。またいつか、お隣のかたくら諏訪湖ホテルに泊まってゆっくりします。
近くのセイコーグループ関連の「サンリツ服部美術館」では、ちょうど松平不昧展を開催中で、こちらの美術館所蔵の、本阿弥光悦作の国宝茶碗、「不二山」を鑑賞することができました。国産の国宝茶碗は2つしかなく、「卯花墻(うのはながき)」についで、こちらも見ることができて、念願の両方クリアーを達成。常設展示されているわけではないので、ラッキーでした。
養命酒が経営しているレストラン「くらすわ」でランチにしました。メイン料理を注文すると、食べ放題のサラダ&ドリンクバーがつきます。「信州十四豚のグリル」を選びました。「薬用養命酒」に使用された十四種類の生薬残渣(ザンサ)の飼料で育てた健康な豚だそうです。お肉も地元農家の方が栽培した有機野菜も、とても美味しかったです♪
【片倉館 千人風呂】※お風呂館内をグルっと見られます。
http://www.katakurakan.or.jp/natural_hot_spring.html
【サンリツ服部美術館】
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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