2018/11/13 - 2018/11/16
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ソウルの旅人さん
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意図したわけではないが、今回は「触合い」の旅になった。徴用工の最高裁判決があり、愉快ではない経験もあり得ると思っていたが、まったく関係なく、正反対に心温まる楽しい旅になった。
その2は慶州。ムグンファ号に乗って行き、終日慶州を徒歩で廻った。タイトル写真は龍皇寺址と芬皇寺幢竿支柱、背景は南山。
1日目(13日) 金海
2日目(14日) 慶州
3日目(15日) 高霊
4日目(16日) 釜山
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
2日目11月14日午前6時30分頃の西面東横イン前。快晴。
東横の朝食は7時から。本日は時間の都合で食べられず。
さわやかな朝である。 -
本日は慶州に行く。
昨日は伽耶。今日は新羅である。韓国では今まで一度も汽車に乗ったことがないので、今度は是非汽車に乗りたかった。慶州に汽車で行くには釜田駅(プッチョンヨク)発になるが、その駅に一番近いホテルが東横インであった。歩いて15分見当。 -
釜田駅に向かって歩いていくと、大きな市場があった。釜田市場があることは知っていたが、大都市の中心駅の正面にあることに吃驚した。準備中の市場内を通って行ったが、活気に溢れていた。
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昭和三十年代は日本にも多くあった。スーパーの登場によりほぼ消滅したが、韓国では今でも市場が中心ではないだろうか。日本と韓国の差異の一つか。
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釜田駅正面入口。
釜田市場と正対している。この横断歩道を渡ったところが市場である。 -
汽車は初めてで少し不安があったが、バス切符購入時と同様に手書きカード(ハングルで7時20分発・ムグンファ号・慶州まで2枚と書いてある)を窓口に出すと、中年の女性はカードを見て微笑ましそうに笑みを浮かべ、すぐ発券してくれた。「ごばん・・・・・」と日本語で言った後、韓国語で何かおっしゃった。ごばんは分かったが、その後の韓国語は理解できない。しかし、安寧そうな表情から「良い旅をして下さい」の意味と思われた。笑顔で会釈を返すだけであって、言葉は通じないが、すっかり幸福な気持になってしまった。
-
5番ホームに入線していたムグンファ号。
写真では何度もみたが、実物は初めてである。精悍な表情をしていた。 -
ムグンファ号の連結車両と釜田駅のホーム。
雰囲気は新幹線の走っていない日本の地方主要駅である。ホームは長いが、閑散としている。 -
このムグンファは釜山から清凉里行きである。ソウルだ。到着時間は14時49分になっている。なんとソウルまで7時間29分である。
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平日の早朝ゆえか、乗客はまばらである。清潔な車内であった。
動き出した。重戦車のような豪壮な動き。パワーが有り余っている感じ。日本の列車のような滑らかな動きではない。釜山市内は高架であったが、各駅に止まらず、スピードも緩めず疾走する。日本では体験出来ない乗車感だった。 -
ルートは海雲台を過ぎると東海岸沿いに北上するが、海が見えたのはほんの僅かで、左側に山並を見ながら、おおよそ平地であった。
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佐川駅。フォアチョンと発音するか。
一つ手前の駅名は日光駅。イルグアンと発音するか。
次の駅名は月内駅。ウォルネと発音するか。
日光→佐川→月内と並ベば日本の駅名と変わらない。漢字で表記してあると親近感が増す。 -
太和江駅
蔚山市の駅だが、蔚山駅ではなかった。 -
太和江駅の駅表示板
ムグンファ号の2・3号車乗車口を示しているようだ。 -
太和江川
都市部になると集団住宅が目立つ。 -
国道と平行している箇所が多かった。慶州手前の虎渓辺りの風景と思われる。
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仏国寺駅
靜かな田舎駅にみえるが、周囲は住宅が多い。1990年代発行の「韓国の古代遺跡慶州編」に載っている写真を見ていると、遺跡だけあってその他は何も無く、この東海南部線の線路だけが延びている。激しく変わっているのだろう。 -
慶州に近付いた。朝霧が山の端にうかんでいる。
既視感のある風景である。 -
日本の何処かの景色に似ている。
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慶州到着
ムグンファはソウル清凉里に向かっていった。 -
慶州駅のホーム
降車したのは10人程度。
改札は無い。釜田駅にも無かった。車内検札も無かった。 -
慶州駅正面(キョンジュッヨク)
本日は徹底して徒歩で慶州を廻る。どれだけ見ることが出来るだろうか。 -
路東洞・路西洞古墳
駅から歩いて15分。20世紀前半から日本人・スウェーデン人も絡んで、発掘された5~6世紀の古墳群。 -
鳳凰台古墳
この地区では最大。 -
発掘中
この地区はまだまだ古墳が残されている。多数の人々が発掘に携わっていた。 -
説明版
日本語もある。 -
金冠塚
戦前に金冠が出土した。小さな古墳であるが、この発掘が出発点だった。金網が施され近寄れないようになっている。 -
西鳳凰台古墳
ひときわ目立つ。 -
馬塚
新しい古墳。7世紀。同一地区に混在している。 -
大陵苑
金冠塚から道をはさんで南側にある。慶州の古墳の中心。古墳公園になっている。入園料1人2000W。 -
天馬塚
入口を入って右方向に進む。超有名古墳で、多くの人が紹介しているが、重複を厭わず掲載しておく。 -
入口
6世紀と思われる、新羅の王陵である。盗掘されていないので、埋蔵物が当時のまま出土した。 -
実際の古墳の中に、その古墳が作られた時の姿をそのまま再現している。
このように木材で室(木槨)を作り、その中に木棺を納めて埋葬し、室の周りは莫大な量の石を積み上げ、それを粘土で固めている。
「積石木槨墳」と呼ばれている。 -
木槨の内部に安置された木棺。遺体が消滅した後、残された金の装飾品が散らばっている。
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この木棺内にこのような装身具を着けて埋葬されていた事を示す展示。木槨のすぐ横にある。
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枕元に置いてある副葬品収納箱
生前の使用品などか。夥しい金製品である。新羅は高句麗・百済に比べて圧倒的に豪華な副葬品が出土する。5~6世紀段階では新羅は高句麗に比べて遥かに弱小であったにも拘わらず、金だけではなくローマングラスなど西方の文物が多くでる。 -
足元に置いてあった副葬品
土器など生活用品がある。
盗掘が免れたのは木槨を覆った積石のためである。掘っても掘っても石が現れる仕組になっているので、盗掘者は諦めた。 -
展示品
天馬塚の命名のもとになった白樺製の障泥に描かれた天馬。 -
展示品
複製品であるが、多くの所有品が金製である。
本物の古墳内部に、埋葬された6世紀と同じ姿を再現している。実際の姿がよく判って、極めてリアルであった。 -
天馬塚で圧倒された。
外に出ると真っ青な半島の青空にはえて、慶州最大の古墳である皇南大塚が目の前にあった。 -
大陵苑は3~7世紀にわたる新羅の墳墓地帯である。それぞれ発掘されており、膨大な出土品がある。
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昨日の大成洞遺跡とは異なり、大陵苑は美しい公園になっている。円墳の周囲を紅葉したもみじが彩っていた。
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古墳地帯であることを忘れる鮮やかな紅葉だった。
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大陵苑内にある味鄒王陵
新羅は王家が朴氏→昔氏→金氏と交替するが、味鄒王は金氏の初代王である。 -
金氏の説明板。
韓国の金氏は人口の25%程度らしいが、「氏」とはいえ日本の姓名の姓に当たるわけではない。氏族全体の総称である。 -
日本の秋の景色と似ているが、微妙に異なる。
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大陵苑をぬけると、見晴らしのきく公園になる。
慶州鶏林。 -
瞻星台
6~7世紀の天文台とされている。 -
6~7世紀の遺物がそのままに残っているのは韓国では稀有である。
実際に何であったのかは不明だが、存在感のある建造物である。 -
鶏林にある古墳
大陵苑とは分断されているが、この地区全体が新羅の古墳地帯であったのだろう。 -
発掘
現在も近辺の発掘が進められていた。路東洞でも発掘が行われていたが、ここも大々的な発掘現場だった。 -
鶏林から坂道を少し登ると『月城』である。
新羅王宮があった王城の地である。華麗な王宮があったであろうのに、いまは枯葉が舞うばかりである。 -
善徳女王・金春秋・金ユ信が活躍していたその場所である。
月城内には何ら造作を加えていない。何物も新しく作られていなかった。 -
静かに風が吹きすぎるだけだった。
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月城から西にある朝鮮王朝時代の慶州校村マウルに下る。
慶州郷校。 -
郷校は各地に残っているが、どこも扉が閉まっていて、入場出来ない。
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マウル(村)の道と塀と壁と瓦。この景色が郷愁を誘う。
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崔氏古宅
映画「名家」のモデルになった崔氏の居宅。 -
朝鮮王朝時代の両班の屋敷
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朝鮮王朝時代の建築物は沢山見てきたが、屋根瓦が新しいので、古風さが減殺される。
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三年前に江陵(カンヌン)で見た半島の青い空が忘れられない。
その青い空を再び見ることも目的であった。今日は青空であるが、三年前には及ばないか。 -
月城の南側を流れている南川。
この川沿いのベンチで昼食のパンを食べていると、「チョギヨ」と声をかけられた。
チョギヨとは「ちょっと」と軽く呼びかける韓国語で、私は道を聞くために頻繁に使用している。その同じ言葉をかけられて、驚いた。韓国語で声をかけられたのは初めての経験である。 -
「イルボンサランエヨ。チャルモルラヨ。」とトラベル韓国語で「日本人です。分りません。」と答える。声をかけた方は吃驚されて、恐縮の態だった。こんなところでパンを食べている日本人はいないのだろう。失礼したといった感じで会釈されるし、同行の奥様も上品に挨拶される。韓国語はまったく話せないので、苦笑いで応えるしかない。用件は分らないが、韓国語ができれば面白い会話ができた人であろうのに、残念である。お互いに敬意を持って接しているようで、気持ちは和んだ。
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新羅時代に南川に架かっていた月精橋を最近復元した。
平城京大極殿の復元と似ているか。 -
月城内は一切細工していないのに、この橋はなんと立派なことか。
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月精橋の楼閣から見た南川と慶州の西山。来年はこの西山方面に行こう。
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同じく楼閣から見た慶州校村マウル。
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橋上から見た南川
左側は月城。ブルーシートが掛かっているのは発掘現場。 -
橋を渡り切った対岸の月精橋
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月城の南川周遊道路。
1980年代に長璋吉氏が慶州の最も慶州らしい場所と紹介されていた。必ず訪れたいと念願していたが、30年後に念願がかなった。 -
左は月城の南側斜面。南川が流れて、コスモスが咲いていた。
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コスモスは咲いていたが、想像していた道ではなかった。車の往来があり、歩道は舗装して縁石があり、平凡な川沿いの道に変わっていた。30年前と同じ景色を望むのが無理である。その当時はこんな車道は無かっただろう。
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国立慶州博物館
南川散策道の終点にある。
入場無料。慶州にて発掘された主要な遺物はだいたいここに展示してある。じっくり見て回ったが、紹介していると膨大過ぎる。極く有名な展示品だけを選って載せる。 -
鉄
新羅も鉄の世界。韓半島南部古代は鉄によって成立していた。日本において鉄生産がその対岸である北九州及び出雲に成立したことは偶然ではない。 -
勾玉
初めてじっくり見たが、すばらしい宝石だった。 -
有名出土品であるが、用途は?
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土偶装飾長頚壺(国宝)
日本に出土する土器とは異質性と同調性が混在している。 -
人面文円瓦当
善徳女王が作った寺院の跡地より出土した瓦の破片。
表情がなんともユニーク。 -
天馬塚出土の金冠。本物。(国宝)
この金冠を展示するだけの独立した建物がある。
写真では何度も見たが、初めて本物を見た。素晴らしかった。特にこの金冠を見に行ったわけではないが、1500年前の輝きは圧倒的だった。冠に付けられた勾玉類も存在感あり。 -
天馬塚出土(国宝)
腰に巻いていた金細工。名称を忘れた。金冠の横に展示してある。 -
石窟庵にある十一面観音の模造。
本尊の石仏(如来座像)の丁度真裏になるので、石窟庵に行っても見ることが出来なかった。石仏よりこの十一面が見たかった。模造であるが、素晴らしさが伝わる。日本国内の主要な十一面観音は殆ど見たが、これは最高レベルである。 -
毘沙門天?
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半跏思惟像
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屋外に展示してある高仙寺三層石塔(国宝)
これも是非見たかった石塔だった。素晴らしいの一言。
以上は極一部だけである。1日かけても2日かけても全部は見切れない。
善徳女王の墓も見たい、四天王寺跡・五陵・財買井も見たいと行きたい所は沢山ある。しかし、最早時間は3時である。雲が出てきた。ここから歩いて行けるのは1ヶ所だけだろう。 -
博物館の交差点を斜め右にすすむ。見えてくるのは皇龍寺址である。
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説明板
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皇龍寺は新羅最大の寺院。80メートルの九重塔が建っていた。法隆寺の五重塔が40メートルだから倍の高さの木塔であった。
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金堂跡に残る仏像の基壇。
金堂の建屋ではなく、その中に安置していた仏像を立てる礎石である。 -
同じく金堂址。
お寺の本堂にあたる金堂が中金堂・左金堂・右金堂と三つあった。 -
到着した時は、九重の塔址にはサイクリングの一行が上っていた。
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木塔の説明板
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九重の木塔址
13世紀のモンゴル侵攻時に焼落ちた。 -
木塔址
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木塔址の中心礎石
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寺院正門址
後方は南山の山並 -
皇龍寺址から北へ5分ほど歩くと芬皇寺に着く。
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現在も活動している寺なので入場料が一人1300Wだった。150円程度。
6世紀ごろの石塔が残っている。上部は欠けているので何重の塔かはわからない。 -
1500年前の塔が残っている。
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日本にはない塔である。
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芬皇寺の前にこんな説明板がある。
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幢竿支柱
寺院の門前にあった幢を立てる石製の支柱。寺院は消滅してもこの支柱が多く残っている。後ろの畑に植わっている緑色は麦である。 -
皇龍寺跡から芬皇寺に至る道から南山を望む景色が想像していた通りの慶州だった。いつかどこかで見た景色である。
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稜線に降り注ぐ日の光は秋の夕間暮れの飛鳥で見られる。
久しく願っていた景色に巡り会った。 -
この景色が見たかった。
慶州が飛鳥に似ていると1970年頃よく言われた。簡単に韓国に入国できない時である。想像をたくましくしていたその夢の景色が眼前に展開していた。 -
慶州を満喫して帰りはバスと地下鉄を乗り継いで、釜山西面に到着した。
疲れ切っていたが、同行者がカルグックスの店に行きたいというので、西面を探したが見つからない。しかたがないので、目に入った食堂に入った。
「キンパ、テイクアウト」と聞くとメニューを差し出す。指差しで注文すると、分かったと頷く。「アンジェ」と言って、そばの椅子を指さす。アンジェと言われると韓国ドラマに登場した気分になった。 -
そして、レジの机の下からキンパの材料を取りだし海苔巻きを始めた。食堂の入口のレジ台の横でキンパを作っている。お客さんが入ってくるがキンパをまくのにかまって、ほとんど相手をしない。電話がかかってくる。めんどくさそうに透明の手袋を外して電話に出る。注文のようであるが、メモもせず上の空の対応である。日本人が来て、不愉快になったのかと思った。
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キンパが出来上がった。きれいにアルミフォイルに包み、黒いビニール袋に入れてくれた。(韓国のビニール袋は黒色である)お客対応・電話対応と打って変わり、笑顔でどうぞと渡してくれた。そして「だんな・・・・」といって、長い割りばしを私用に入れてくれた。間違っていた。一生懸命、日本人のためにキンパをつくっていてくれたのだった。私も間違いなく嬉しそうな表情で「コマスミダ」と言った。おばさんもありがとうといった感じで笑顔だった。東横インのこの部屋でキンパを食べた。嘘でも面白くするための作り話でもない。心底、美味しかった。ほんとにキンパがこんな素晴らしい味がするのかと驚くほど美味しかった。
今日はよき一日であった。
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この旅行記へのコメント (11)
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- みちるさん 2024/10/18 19:01:14
- 慶州の旅♪
- ソウルの旅人さん、こんばんは
旅行記全部拝見したと思いましたが、まだ残っていて嬉しいです♪
慶州へ、電車で行かれたのですね。
大陵苑、天馬塚。
善徳女王の冠に似たのを見ましたが、彼女のものではないと聞きました。
それでもドラマを思い出して、感無量でした。
瞻星台
空いてますね。
思ったより小さいなという印象でした。
「ソドンヨ」の時代のコスプレした方達がいて、あの衣装もあの場では、よく合ってました。
来月初め、ツアーですが、全州、伽耶、ソウルに行くことになりました。
全州、伽耶は初めてで、楽しみです。
ツアーで、効率よく回れば、体力も温存できるかなと思います。
水原にもですが、過去2回行きました。
ツアーだとダブるのですが、仕方ないですね。
楽しんできます。
- ソウルの旅人さん からの返信 2024/10/20 17:41:46
- Re: 韓国の旅♪
- みちる様 今晩は!!
みちる様の「愛知県、花と祭の旅」を楽しく拝見しております。沢山の多様なお祭があることに驚いています。
伽耶・全州・ソウルとバス移動だと、韓国横断の旅ですね。11月初旬の韓国はベストシーズンですから、日本では見られない大陸の澄み切った秋の青空を見る事ができるはずです。GOOD。
伽耶は何処を訪問されるのでしょうか?(金海と高霊には行ったことがあります。)伽耶の田舎を訪問されれば、懐かしい村の風景に出会えるでしょう。みちる様の韓国旅行記を楽しみにしております。
当方、今年は韓国旅行は残念ながら中止です。
ソウルの旅人
- みちるさん からの返信 2024/10/20 18:18:27
- Re: 慶州の旅♪
- ソウルの旅人さん、こんばんは
伽耶ではなく、扶余でした。
失礼しました。
計画表貼り付けました。
どうぞご覧ください。
懐かしいと思います。
https://www.jtb.co.jp/med/kaigai/rweb/kaigai/pages/CourseData.aspx?courseno=S43250
-
- 熟年ドラゴンさん 2018/12/05 05:16:26
- 片言会話。
- 外国へ行って向こうの人と片言でも話が出来るととても親近感が湧きますよね。
私もフィリピンで片言英語が通じたことに感動しました。大学も含め8年間も英語習っても話す機会もなかったので何か感激しました。
「冬ソナ」見て韓ドラにハマり韓国語勉強して話せるようになったおばさん多いと聞きます。ハングルをマスターしたソウルの旅人さんならもっと会話できそうです。
外国旅行の楽しみは現地の人とも触れ合いも大きいですね。次回は積極的に話しかけてみて下さい。もっと旅が楽しくなるかも。
私も釜山でバスに乗ったら「アンジェラ」と言われました。韓ドラで憶えていたのは「アンコラ」「アンケ」「アンジュセヨ」でしたが意味は解りました。
「朝鮮王朝時代の両班の屋敷」は時代劇ドラマでよく見るような気がしました。ロケで頻繁に使われているのかな。
- ソウルの旅人さん からの返信 2018/12/05 16:07:40
- Re: 片言会話も出来ない!!
- 片言会話程度は出来るように勉強するも、まったく駄目だった。ハングルの読み書きは誰でもすぐに出来るようになります。本当です。しかし、韓国語の発音が出来ない。「その3」で書く予定ですが、話すこと・聞くことが不可なので会話は出来ない。読むことは出来るので、地下鉄には不自由なく乗れるのです。積極的に話しかける以前のことなので、残念ながら諦めています。アンジュセヨだけでどうにか意思疎通を図ります。
「その3」で本物の朝鮮王朝時代の両班の屋敷を訪問します。
- 熟年ドラゴンさん からの返信 2018/12/05 16:23:58
- Re: 片言会話。
- きっかけは韓国語の挨拶「アンニョンハセヨ」で、後は英語で試みる手もあるのでは? 若い人は英語わかる人いるかもですよ。韓国人の方が日本人より英語は達者みたいです。
文法とか気にしだすと話せませんが、単語羅列で通じることも。語学力よりやる気が重要。
大阪のおばちゃんは日本語一本やりで何とか伝えたなんて話も聞きます。
そう言えば、私の母も60歳くらいの頃かな一人でロンドンとか行ってました。多分ABCくらいしか知らなかったと思います。ホテルで電灯のスイッチがどれか分からずボタンを全部押していったら非常ベルが鳴ったなんて事件もあったそうです。
-
- ateruiさん 2018/12/04 23:05:18
- いやぁ すばらしい
- キョンズの古墳に副葬品
素晴らしいですね
感動しました
何時か観に行きたいです
aterui
- ソウルの旅人さん からの返信 2018/12/05 15:48:28
- Re: 天馬塚と慶州博物館
- 慶州は近いです。旅費も高くかかりません。天馬塚と博物館はお薦めです。天馬塚は六年前と展示方法が変わっており、今回の改訂版はみごとに6世紀の古墳の実態を再現しています。日本では出来ないことです。ateruiさんのお好きな景色を推測すると、3日目(次回)のケシルマウルだろうと思います。アップしたら時間がありましたら見てください。
- ateruiさん からの返信 2018/12/05 22:06:21
- Re: いやぁ すばらしい
- ありがとうございます
時間をもぎとっていきたいですわ
キョンズ迄ソウルからバスがありましょうかぁ?
aterui
- ソウルの旅人さん からの返信 2018/12/06 14:36:00
- Re: 韓国はバスの国
- ソウルから慶州へのバス便
高速バスターミナル 1日17本 始発6:10 所要時間 3時間45分
東バスターミナル 1日18本 始発7:00 所要時間 4時間
料金は2,500円程度
昼間は1時間1本は発車しているので、不自由はないでしょう。
- ateruiさん からの返信 2018/12/06 21:33:38
- Re: いやぁ すばらしい
- ソウルの旅人さん
ありがとうございます
安心しました
簡単に行けそうですね
ケシルマウル
どんなところか
楽しみです!!
aterui
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