2018/11/17 - 2018/11/18
328位(同エリア926件中)
れおんさん
11月の旅行先を話し合ってる時のこと。
妻「白い濁った温泉に入りたい!」
僕「濁った温泉って...」
まあ言い方はともかく、僕も乳白色の温泉は大好き。
と言うことで、今回は2度目の長野県白骨温泉へ決定!しかも帰りに立ち寄った東京の深大寺で、奇跡的な場面に遭遇!
今回も1泊2日なので1編だけの旅行記に収めようと写真を選んでいましたが、だんだんめんどくさくなってしまったので3編にしてしまいました(なげやり)
おなじみ長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
《総走行距離:602.3km》
[こちらは 3-3 です]
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[これより前は 3-2 をご覧ください]
【2日目】
翌日は朝5時半に起床し、宿の大浴場を満喫。
朝方はかなり冷え込み、少し霜が降りてました。白骨温泉 湯元齋藤旅館 宿・ホテル
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もちろん部屋の半露天風呂もたっぷりと堪能。
あーしあわせ... -
朝食は8時から。まだ時間があるので、恒例の朝のお散歩へ。
こちらは昨日立ち寄った「白骨齋藤売店」の隣りにある《煤香庵》。煤香庵 グルメ・レストラン
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日帰り入浴もできる食事処で、宿泊した「湯元齋藤旅館」が経営。
朝早くて閉まってますが、風情のある外観が印象的です。 -
観光案内所前の通りに来ました。朝早いし寒いので、誰もいません。
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観光案内所の裏になんかあるので、上ってみます。
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小さな祠がありました。
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そのすぐそばには《中里介山文学碑》。
読んだことはありませんが、長編時代小説「大菩薩峠」を書いた著者だそうです。中里介山文学碑 名所・史跡
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観光案内所すぐ近くのバス停。
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そのバス停を徒歩で少し下ったところに、《竜神の滝》がありました。
竜神の滝 自然・景勝地
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大きな岩窟の洞穴から、苔の生えた岩肌を這うように流れ落ちる滝。
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写真で見た限りではその良さがわかりませんでしたが、実際にその場で見てみると意外にも迫力があって驚きです。
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この立体的な迫力を平面な写真におさめるのは難しい...
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その竜神の滝から峡谷へ下ることができます。
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先にあるのは《隧通し》。
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橋から見えるそうなので行ってみます。
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おっと!これもすごいやん!
侵食されてできた洞穴のトンネルに、川が流れています。隧通し 冠水渓 自然・景勝地
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その上には、さっきの観光案内所近くのバス停。
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川はそのまま《冠水渓》につながっています。
意外にもこんな見どころがあることに、ちょっと驚きました。 -
朝食は8時から、昨日の食事処「あづみ野」の個室でいただきます。
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サラダバーもついていて、好きなものを好きなだけチョイス。
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米は、白飯と温泉粥から選択。もちろんお代わり自由で、両方ともいただけます。
白飯も美味しかったですが、やはり白骨温泉に来たら温泉粥を食べないと。白飯よりもお米の甘味を感じられて、とても美味しかったです。
こちらの宿、大好きな乳白色の湯と美味しい食事をたっぷりと楽しむことができて、大満足でした。
さて、時刻はもうすぐ9時。そろそろ時間なので、出発します。 -
白骨温泉から車で1時間半、中央道の《諏訪湖SA》に来ました。
何度も立ち寄ってる、おなじみの場所です。諏訪湖サービスエリア 道の駅
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ここには展望台が設置されています。
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天気も良いしちょっと寄ってみるかな。
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ここから眺められるのは、もちろん《諏訪湖》。
妻「やっぱ日本一大きいだけあるね」
それ琵琶湖。諏訪湖(長野県諏訪市) 自然・景勝地
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中へ入ってみました。お土産がまだなので、ここで買うことにします。
そんなに混んでないので、ゆっくり買い物できそうです。 -
店内では、長野県だけでなく近隣の県の土産物も販売。
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妻「やった!せんべい発見!」
昨日の店とは違いますが、こちらも美味しそう!
ここで味噌をベースにしたせんべいを大量に購入。 -
あと右側の五平餅も買って、晩御飯に家族でいただきました。
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こちらはフードコート。
まだ11時前なので空いています。 -
長野が誇る名産のひとつ、おぎのやの「峠の釜めし」。
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外には入浴施設の《ハイウェイ温泉 諏訪湖》も。
ハイウェイ温泉 諏訪湖 温泉
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美味しそう...
いかん!食い物屋の写真撮ってばっかで何やってんだ、俺は。
そろそろ出発しませう。 -
諏訪湖SAから車で2時間、東京都調布市にある名刹《深大寺》に到着。
ところで、ここへ来るまでに実はこんなことがありました...
中央道の府中ICを下り大通りの武蔵境通りを深大寺へ向かっていると、徐々に沿道に人が増えてきて、みんな何かが通り過ぎるのを待ってるかのよう。おまけに警官もいたるところに立っています。
妻「マラソン?」
僕「なんかそれっぽいね」
「まあ、マラソンなら大通りの方だし関係ないや」と思い、細い深大寺通りへ右折すると...深大寺 寺・神社・教会
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げげーっ!!細い深大寺通りの沿道には、さらにびっくりするぐらいの人だかり!
僕「なんじゃこりゃあ!?」
驚きながらも駐車場へ駐車しようとすると入れない!規制されてる!どうなってんの!?
そのまま深大寺を通り過ぎ、5分くらい離れたコンビニで緊急会議。
少し時間を置き、もう1回行ってみようと言うことで深大寺へ戻ってみると...
あれ?沿道の人だかりが消えてる... -
「いったい何だったんだろう??」と疑問を残しつつ有料駐車場に駐車し、徒歩で深大寺へ。
こちらは甘味処の《鬼太郎茶屋》。店名のとおり、ゲゲゲの鬼太郎をテーマにしたお店。
どうでもいい話ですが、僕は目玉おやじの声まねが得意です(ほんとどうでもいいわ)鬼太郎茶屋 グルメ・レストラン
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とにかく腹が減ったので、一目散にこちらの深大寺そば《一休庵》へ。
一休庵 グルメ・レストラン
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入口の水車と狸の置物が目印です。
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店内は満席。待ち客も2組いましたが、並んで10分ほどで着席できました。
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小麦粉1割、そば粉9割の名物「一休そば」をいただこうと思いましたが、売り切れ。がびーん。
なので、僕は八割の冷たい「玉子だれそば」、妻は同じく八割の「かけそば」を注文。 -
メニュー裏面ですが...あかん、どうしても気になる。
僕「調布 マラソン、深大寺 イベント」
さっきの騒動をいろいろスマホで調べますが、何も情報が出てきません。
僕「もしかして...僕を待ってた?」
妻「そんなわけないやろーーーー!」 -
と、くだらない会話を楽しんでいると、妻の「かけそば」が来ました。
シンプルですが、そばとダシの旨さを味わうならこれが一番! -
僕の「玉子だれそば」。温泉玉子につけ汁をたっぷりかけ、それにそばをつけていただきます。
そばはつけ汁に漬け過ぎない方がいいと言いますが、この玉子だれそばに関しては、ぜひどっぷり漬けてください。
玉子でコーティングされた、新しいそばの風味を楽しめます。美味いぞ、これ! -
深大寺そばでランチを楽しんだ後は、《深大寺》を参拝。
深大寺 寺・神社・教会
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お線香の煙を体に浴びせます。
妻「腰痛が治りますように」
どんな格好で浴びてんねん。 -
本堂の横にあるのは五大尊池。
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もうちょっと奥の方にも行ってみます。
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そこには《元三大師堂》がありました。
慈恵大師像を安置している、薬師堂です。深大寺 寺・神社・教会
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ここでも七五三の記念撮影。
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さらに奥まで行くと、外に出ちゃいました。
こちらは《一福茶屋》。坂道の途中にあります。一福茶屋 グルメ・レストラン
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その坂道を下り《青木屋》の前を通ると、
妻「向こうで人だかりができてる」
僕「行ってみよっか」深大寺そば 青木屋 深大寺店 グルメ・レストラン
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と言うことで行ってみると、日本料理店《水神苑》にたくさんの人が。
深大寺 水神苑 グルメ・レストラン
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店の入口には黒い服を着た人たちがいっぱい。
妻「ランナーがランチしてるとか」
ぜったい違う。 -
気がつけばものすごい人。まじヤバい。
そして、店の入口から黒服たちを引き連れて誰かが出て来ましたが... -
妻と僕「小池さんだー!」
なんと、東京都知事の小池百合子さんが出て来ました。
ところが、沿道からは「なんだあ、小池さんかあ...」
ちょっと待って!小池さんですよ!(ついでに僕の先輩ですよ!)
どういうこと!?目当ては小池さんじゃないの?? -
小池さん、帰るのかと思いきや、反転し誰かのお見送り体勢。
そして黒い車が続々と到着。
妻「あれ、なんて車?」
僕「センチュリー...もしかして...」
そのとき黒服のひとりが「お庭から来られますよー」と一言。 -
庭の方を見ると、ぞろぞろと団体さんが。
その中に、ひときわ鮮やかなブルーの服。
まさか... -
妻と僕「ぎょえーーーーーーーーー!!!!!!」
なんと皇太子殿下と雅子さまが!!!!! -
妻「なんで??なんで??」
僕「知らん!!知らん!!」
二人そろって軽くパニック状態。
小池さんは、殿下ご夫婦を見送るために残ってたようです。 -
笑顔でみんなに手を振るお二人。なんか癒されるー。
そして、その場を去られようとしたその時、いったい僕は何を考えてたのか思わず、
僕「雅子さまーーー!!!!」
と、妻もびっくりするほど大声で叫んでしまいました(なに考えてんねんまったく) -
すると、なんとこちらに向かって手を振ってくれるじゃあーりませんか!(by浜村淳)
僕「見た!?見た!?」
妻「はいはい。よーやるわ」
後で調べたところ、お二人は調布市で育樹祭に参加されたあと、こちらで昼食をとられてたようです。 -
思いがけず素敵な時間を過ごした後は、再び門前町を散策。
間違えそうですが、《雀のお宿》は旅館ではなく蕎麦屋です。雀のお宿 グルメ・レストラン
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深大寺の正門にあたる山門の目の前にある《嶋田屋》。
こちらも人気の蕎麦屋です。元祖 嶋田家 グルメ・レストラン
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少し小腹が空いたので、さっき昼食をとった「一休庵」の近くにある《あめや》で、ちょっと買い食いを。
あめや グルメ・レストラン
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軒食べ歩きできるものが色々と軒先で売られていましたが、その中から「高菜のそばパン」をチョイス。
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そば粉を練り込んだフカフカ、アツアツの蒸しパンに、高菜が入っています。
味は「おやき」に似てますが、こっちの方が食感がフワッとして、僕の好みで美味しかったです。 -
二度目の白骨温泉、やっぱ乳白色の温泉は「これぞ温泉!」って感じでやっぱ素晴らしかったです。
おまけに、深大寺では予想だにしない嬉しい奇跡の場面に遭遇し、とってもラッキーでした。
さあてと、中央道が混雑する前にそろそろ帰るとするか。明日からもまた仕事がんばろっと!
長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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旅行記グループ 1泊2日 長野 名湯の白骨温泉と 東京 深大寺の奇跡
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