千と千尋的な、ノスタルジーを追い求めてたどり着いたのは台温泉の中嶋旅館だった　パート１

2018/10/03 - 2018/10/03

ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」のモデルと言われる場所は台湾の九份や長野の渋温泉、山形の銀山温泉、松山の道後温泉、群馬県の四万温泉、江戸東京たてもの園などがあげられると思いますが、もっと近くにそんな場所はないものかと追い求めていたら、やっとたどり着くことが出来ました。花巻の台温泉の中嶋旅館です。今回の旅は中嶋旅館に泊まることを目的として、あとは足の向くまま気の向くままの旅となりました。

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

まずはいつも通り過ぎるばかりで気になっていた不動の滝から。不動の滝は国道282号線沿いに大きな赤い鳥居があるところを道なりに進んでいきます。

不動の滝 自然・景勝地

最近は下調べもせずに旅に出ることが多くなったので、それが後々に「行くぜ、東北。」の動画やポスターになった場所だったことに気づくのでした。

https://www.youtube.com/watch?v=8Ci9YIJKLNU

いくつかの鳥居の潜り抜けて行くと桜松神社がありました。この神社は縁結びのご利益があるそうで、恋愛成就の願い事が書かれた、たくさんの絵馬がありました。

桜松神社の不動堂から更に奥に進んだところに、勢いよく流れ落ちる不動の滝がありました。水しぶきがミストになって顔に降りかかってきます。

滝の下の巨岩に水が引き裂かれていきます。

滝の麓では、木々の緑と赤い橋と白い水しぶきのコントラストが美しすぎる。マイナスイオンをたっぷりと浴び、リフレッシュできました。ここ、おすすめです。是非行ってみてくださいね。

不動の滝の後は「ふうせつ花」というお店に行きました。こちらも気になりつつも、いつも素通りしていたところでした。

ふうせつ花 グルメ・レストラン

ふうせつ花はお豆腐屋さん。時間も時間だったのでランチでもと思ったけど、ほとんどがお豆腐製品で、おやつ感覚で黒の大豆の寄席豆腐だけ食べてきました。寄席豆腐には出汁しょうゆをかけて食べてきましたが、逆に味がわからず・・(;'∀')

店内には4席ほど椅子がありますし、外にはベンチブランコが並んでいるので、お店に行かれる方はそこで食べてもいいですね。

ふうせつ花のあとは安比高原のレストランでカレーを食べました。こう言っちゃ元も子もないけれど、シーズンオフの観光地は味気ないもので、案の定人影はまばら。でも逆にゆったりと食事をとることが出来ました。

レストラン安比高原 グルメ・レストラン

カレーを食べてからは、その場所で得意技のフリーペーパーで旅の予習をしたわけですが、さほど遠くない場所に金沢湧水群があることを知り、行ってみることにしました。

場所はかつてにぎわいを見せていた八幡平のトラウトガーデンの奥の、マスの養殖場の横にありました。

案内の掲示板通りに進んでいくと、ぼこぼこ湧き出す大きな噴水が目に飛び込んできました。大きなパイプで湧水を引き込んでいます。ものすごい勢いでした。

さらに看板の通り小高い山道を上って行くと、ちょっとした展望台がありました。

展望台から見る湧水は水面が正円を描いていて、水の勢いを伺わせていました。実際に見たほうが絶対すごいと思います。

その湧水の恩恵をうけたトラウトたち。敷地内では養殖トラウトの販売もしているようでした。

さてさて、宿のチェックインは夕方五時。恐ろしいほど時間はうまく回っていて、私は台温泉の中嶋旅館に向かうのでしたが、

基本私は方向音痴なのでナビなしでは運転できません。もしかしたらこういう自分って旅人失格なんじゃないかって思ったりもします。そんな私がナビの言う通り車を運転していたら、岩手に北海道を見ました＾＾；。

しばし牛さんたちを眺める・・・

さて、宿に着きました。花巻の台温泉の中嶋旅館です。昭和なお姿に一目見てノックアウトです。

まだ日は明るかったけれど、玄関の提灯には明かりが灯っていました。その後の話はパート２をお楽しみに。