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内蒙古のフフホト(呼和浩特)に行ってきました。もちろん、直行便はなく、北京や上海経由となります。<br />郊外に行って、遊牧民の生活を楽しむのも一興ですが、今回は、十分な時間がなく、市内のブラブラ歩きをしました。<br />ラサに行った時に感じたチベット仏教色、イスラム教徒色、明時代や清時代の名残、そして、今、とても強くなってきている中国色の4色が混じるとても面白い街でした。<br />特に、中国人にとっての「観光地」ではないので、中国人団体旅行者がほとんど皆無なのに好感をもちました。

歩いて廻るフフホト市内~チベット、イスラム、中国が混じる街~

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2018/10/21 - 2018/10/24

22位(同エリア64件中)

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44

駿河大納言

駿河大納言さん

内蒙古のフフホト(呼和浩特)に行ってきました。もちろん、直行便はなく、北京や上海経由となります。
郊外に行って、遊牧民の生活を楽しむのも一興ですが、今回は、十分な時間がなく、市内のブラブラ歩きをしました。
ラサに行った時に感じたチベット仏教色、イスラム教徒色、明時代や清時代の名残、そして、今、とても強くなってきている中国色の4色が混じるとても面白い街でした。
特に、中国人にとっての「観光地」ではないので、中国人団体旅行者がほとんど皆無なのに好感をもちました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
チャイナエアライン
旅行の手配内容
個別手配
  • ホテルは、市内にある青城公園の近く。たまたま私の部屋は、公園側で、良い景色。<br />ただ、比較的新しく作られた公園。<br />園内には、橋や楼閣がいくつか。<br />さて、ここから出発!

    ホテルは、市内にある青城公園の近く。たまたま私の部屋は、公園側で、良い景色。
    ただ、比較的新しく作られた公園。
    園内には、橋や楼閣がいくつか。
    さて、ここから出発!

  • 近くのショッピングエリアの飾り。<br />なんか変だと思ったら、全く同じ形の像に、色で塗り分けているだけ。<br />さすが、中国! 雑!!

    近くのショッピングエリアの飾り。
    なんか変だと思ったら、全く同じ形の像に、色で塗り分けているだけ。
    さすが、中国! 雑!!

  • 白い薬品を塗られたポプラ並木の下には、レンタサイクル。<br />でも、だれも借りていないように思える。

    白い薬品を塗られたポプラ並木の下には、レンタサイクル。
    でも、だれも借りていないように思える。

  • 池に出る!<br />さすが中国! 五星紅旗がはためく。

    池に出る!
    さすが中国! 五星紅旗がはためく。

  • 小山の上には、小さな亭。

    小山の上には、小さな亭。

  • ちょうど、紅葉に時期。<br />しかし、「紅葉」というよりも、「黄葉」と言った方が的確。

    ちょうど、紅葉に時期。
    しかし、「紅葉」というよりも、「黄葉」と言った方が的確。

  • 水に映ると、さらに美しい。

    水に映ると、さらに美しい。

  • 公園には、毛沢東自筆(?)の塔。<br />漢字は、わかるけど、毛沢東は蒙古語は書けたのでしょうか?

    公園には、毛沢東自筆(?)の塔。
    漢字は、わかるけど、毛沢東は蒙古語は書けたのでしょうか?

  • 少しピークを過ぎてしまっているか。。。

    少しピークを過ぎてしまっているか。。。

  • 続いて、北上し、イスラム街。<br />金のタマネギの大群。

    続いて、北上し、イスラム街。
    金のタマネギの大群。

  • 夜は、夜で、ライトアップされきれい。<br />渋滞もすごいけど。<br />「光るタマネギ」!

    夜は、夜で、ライトアップされきれい。
    渋滞もすごいけど。
    「光るタマネギ」!

  • イスラム街の中にある1軒だけの教会!<br />違和感満載!<br />ただ、内部には、入れず!

    イスラム街の中にある1軒だけの教会!
    違和感満載!
    ただ、内部には、入れず!

  • ここにあるのが、清真大寺。<br />清の康煕帝の時代(1693年)に、建立が始まり、乾隆帝の時代(1789年)に拡張されたという歴史をもつ。<br />ここが入り口。<br />ここから奥へ!

    ここにあるのが、清真大寺。
    清の康煕帝の時代(1693年)に、建立が始まり、乾隆帝の時代(1789年)に拡張されたという歴史をもつ。
    ここが入り口。
    ここから奥へ!

  • 塔の名前は、「望月楼」

    塔の名前は、「望月楼」

  • 正大殿。<br />壁の装飾がきれい!<br />内部は、イスラム寺院の形式。何もなく、ジュータンが敷かれている。

    正大殿。
    壁の装飾がきれい!
    内部は、イスラム寺院の形式。何もなく、ジュータンが敷かれている。

  • こちらは、正大殿よりも広そうな副大殿。

    イチオシ

    こちらは、正大殿よりも広そうな副大殿。

  • 新婚カップルの記念撮影中

    新婚カップルの記念撮影中

  • 少し離れてみた清真大寺。<br />アラジンと魔法のランプ?

    少し離れてみた清真大寺。
    アラジンと魔法のランプ?

  • この地区で、メインの観光地がこの「大召」。<br />「大召寺」という表記もあるが、もともと「召」が、チベット語の「寺」の意味なので、「大召寺」では「寺」がダブってしまう。<br />1579年にモンゴルの土黙特部落の首領アルタイハンにより造営。<br />フフホト最初の寺院。<br />「無量寺」、「銀仏寺」などという名称もあり。<br /><br />写真はその正面に8基のパゴダ。

    イチオシ

    この地区で、メインの観光地がこの「大召」。
    「大召寺」という表記もあるが、もともと「召」が、チベット語の「寺」の意味なので、「大召寺」では「寺」がダブってしまう。
    1579年にモンゴルの土黙特部落の首領アルタイハンにより造営。
    フフホト最初の寺院。
    「無量寺」、「銀仏寺」などという名称もあり。

    写真はその正面に8基のパゴダ。

  • 正面から見たところ。<br />「吉祥八塔」と呼ばれる。<br />しかし、その向こうは、「大召」のメイン部分ではない。

    正面から見たところ。
    「吉祥八塔」と呼ばれる。
    しかし、その向こうは、「大召」のメイン部分ではない。

  • 「大召」の正面。「牌楼」と呼ばれる。<br /><br />沖縄の「守礼の門」を豪華にしたようなもの。<br /><br />遠くに見えるのが、「大召」の正面にあたる「山門」。

    「大召」の正面。「牌楼」と呼ばれる。

    沖縄の「守礼の門」を豪華にしたようなもの。

    遠くに見えるのが、「大召」の正面にあたる「山門」。

    大召 寺院・教会

  • さらに、「大召」前にあるアルタンハンの像。<br />巨大!

    さらに、「大召」前にあるアルタンハンの像。
    巨大!

  • 「山門」の先にある「天王殿」に置かれた「四天王」。<br />新しい!

    「山門」の先にある「天王殿」に置かれた「四天王」。
    新しい!

  • その先にある菩提(しんにゅうに「寸」)殿。

    その先にある菩提(しんにゅうに「寸」)殿。

  • 近寄ってみる。屋根の上のいろいろな飾りがピカピカ。

    近寄ってみる。屋根の上のいろいろな飾りがピカピカ。

  • 本堂?の「大雄宝殿」

    本堂?の「大雄宝殿」

  • 「大雄宝殿」と並んで建つ「玉仏殿」。<br />その名の通り、中には、白い「玉」でできた仏様が!

    「大雄宝殿」と並んで建つ「玉仏殿」。
    その名の通り、中には、白い「玉」でできた仏様が!

  • チベット仏教の影響も濃く、経文などが書かれたさまざまな色の布で飾られている。

    チベット仏教の影響も濃く、経文などが書かれたさまざまな色の布で飾られている。

  • 「玉仏殿」の前に建つ、「菩薩殿」。<br />中には、キンピカの菩薩立像。<br />屋根のキンピカの飾りが風に揺れて、良い音を響かせます。

    「玉仏殿」の前に建つ、「菩薩殿」。
    中には、キンピカの菩薩立像。
    屋根のキンピカの飾りが風に揺れて、良い音を響かせます。

  • 「大召」に向かって、左側に入っていく道が「塞上老街」。<br />これは入り口の「牌楼」。

    「大召」に向かって、左側に入っていく道が「塞上老街」。
    これは入り口の「牌楼」。

  • 「塞上老街」には、明や清を彷彿させる建物が並び、そのほとんどはお土産屋さん。<br />骨董品から、動物の皮までいろいろなものを売っています。<br />瓢箪を1つ買いました。

    「塞上老街」には、明や清を彷彿させる建物が並び、そのほとんどはお土産屋さん。
    骨董品から、動物の皮までいろいろなものを売っています。
    瓢箪を1つ買いました。

  • 城門で行き止まり。このあたりが「城内」であったことが分かります。<br />来た道を戻ります。

    城門で行き止まり。このあたりが「城内」であったことが分かります。
    来た道を戻ります。

  • 「大召」の門前町?をぶらつくと、こんな「財神廟」も。<br />蓄財招福に霊験をもつと信じられる神さま。

    「大召」の門前町?をぶらつくと、こんな「財神廟」も。
    蓄財招福に霊験をもつと信じられる神さま。

  • 「大召」の道を挟んだ隣にあるのが「席力(□の中に冬)召」。<br />これはその「牌楼」。

    「大召」の道を挟んだ隣にあるのが「席力(□の中に冬)召」。
    これはその「牌楼」。

  • その入り口にあるキンピカの象。<br />象の上には、猿、その上には、兎、その上には、鳥が乗っている。<br />何かを表しているのだろうと思い、帰ってから調べたら、このモチーフは「トゥンパ・プンシ=親睦四瑞」と呼ばれるらしいことが判明。<br />いずれにせよ、みんなキンピカ。

    その入り口にあるキンピカの象。
    象の上には、猿、その上には、兎、その上には、鳥が乗っている。
    何かを表しているのだろうと思い、帰ってから調べたら、このモチーフは「トゥンパ・プンシ=親睦四瑞」と呼ばれるらしいことが判明。
    いずれにせよ、みんなキンピカ。

  • 菩提(しんにゅうに寸)殿の正面。<br /><br />基本構造は、「大召」と類似。

    菩提(しんにゅうに寸)殿の正面。

    基本構造は、「大召」と類似。

  • 本堂にあたる「大経殿」とその奥の「大仏殿」。<br />中はなかなか荘厳・

    イチオシ

    本堂にあたる「大経殿」とその奥の「大仏殿」。
    中はなかなか荘厳・

  • 「大召」との違いの一つは、このパゴダ。<br /><br />「長寿塔」という名前。<br />

    「大召」との違いの一つは、このパゴダ。

    「長寿塔」という名前。

  • 境内には、大きなマニ車が並ぶ。

    境内には、大きなマニ車が並ぶ。

  • さらに歩くと、「五塔寺」。

    さらに歩くと、「五塔寺」。

  • まさに「五塔」と呼ばれる部分。

    まさに「五塔」と呼ばれる部分。

  • 周りは、紅色の壁で囲まれている。

    周りは、紅色の壁で囲まれている。

  • さすがに、冬は寒いとみえて、すべてのバイクは、こんなカバー付き。

    さすがに、冬は寒いとみえて、すべてのバイクは、こんなカバー付き。

  • 「大召」があれば、「小召」も。。。<br />ただし、この「牌楼」が残るのみ。<br /><br />歩き疲れたので、ここからホテルまでタクシー。<br />1日弱の街歩きでした。<br /><br />チベット、イスラム、中国が入り混じった面白い街歩きでした!

    「大召」があれば、「小召」も。。。
    ただし、この「牌楼」が残るのみ。

    歩き疲れたので、ここからホテルまでタクシー。
    1日弱の街歩きでした。

    チベット、イスラム、中国が入り混じった面白い街歩きでした!

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