夜行列車で中国半周【プロローグ２】開通したての高速鉄道に1駅だけ乗ってみる

2018/10/28 - 2018/10/28

ANAのマイルで行く、ちょっと（ずいぶん！？）遅めの夏休み。
香港まで行って、中国の中南部を鉄道で半周してくるのですが、
夜行便で香港へあまりにも早く到着しすぎたため、バスでマカオへ往復したあと、
こちらも1ヶ月程前に開通したという高速鉄道に乗って、中国本土へと移動します。
ただし、国境をまたいだ1駅区間だけ。。。

10/28（日）：羽田から夜行便で香港へ、バスでマカオへ往復
　午後から、高速鉄道で深センへ　←ここ
（つづく）

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田からの夜行便で香港に到着し、朝っぱらからバスに乗って
マカオへ「朝食をとり」に往復してきたところまでは、
こちら（https://4travel.jp/travelogue/11421478）。

今朝、マカオに行った時（7時前）とは違い、
戻ってくる頃（11時前）にはかなり混雑していました。
本日2度目の香港入境を終え、今度こそ市街へと向かいます。

マカオ側の路線バスなど交通機関の貧弱さとは違い、
市内各所へ、いろいろな交通手段が用意されています。
・・・鉄道もほしいところですが。

空港が近いということもあって、市街地と空港を結ぶ路線（「A」がはじめに付くのが目安）のいくつかも、こちらに立ち寄るようですね。

鉄道の最寄りでもある駅に行く「B5」乗り場を探すのですが・・・

なんだこりゃ？　すごい行列。

しかも、なぜか、ディズニーラッピング。
と思っていたら、香港ディズニーランド経由の、駅行きでした。

・・・おかげで、遠回り。

朝っぱらからマカオを往復してきたおかげで、
ちょうどお昼時になりました。
旅行前にたまたま雑誌の記事で見かけて気になっていた麺料理屋に行ってみます。

漢字を見てもイメージがわかないので、一番上にあるやつを注文。

・・・美味かったです。
肉もいっぱいあったし、どんぶりが小ぶりなのに、麺がいっぱいあったし。
これで41HKDだったから、また来ちゃうかも。

この周辺は、よく泊まるホテルがいくつかあるエリア。
なので、たびたび来るのですが、ここまで坂を上がってきたことがなく。
海へと下る坂道沿いには、その一つのホテルも見えます。

2階建てトラムに乗って、中環へ。
途中で中国元への両替も済ませ、
スターフェリーで大陸側へ移動。

買い物も済ませながら、地下道などを通り、
できたばかりの国際鉄道駅「香港西九龍駅」へ移動します。

・・・は、いいものの、この区間の切符は用意してなかったんだよね。
ということで、まずは券売機に。
でも、身分証明書であるパスポートでは発券手続きができないようで、
係員さんから「あっちの有人窓口でどうぞ」と。

たくさん並んでいるように見えましたが、
すいすいと流れているような感じ。

乗車前に「出境」「入国」審査があるため、
45分前には改札を締め切るとあり、
せっかくなのでもうちょっと余裕を持って1時間以上先の福田駅止まりのチケットを購入（78HKD）。
現金やクレジットカードも使えますが、
オクトパスカードで買えたので、便利でした。

駅の中も散歩してみたかったですが、思った以上に混雑していたため、
改札を済ませます。
・・・さよなら、ホンコン。
こんな場所から出国する日が来るとは（中港城の近くではあるんですが）。

改札、荷物（危険物）チェックを済ませて、
エスカレーターで下の階へ（もはや、何階にいるのか分からない・・・）。

香港を出て、中国に入って、また荷物チェックがあって（写真は、省略）、
地下3階の待合フロアへ。
あらためて我にかえると、ここは「中国」です。
いろいろと問題はあったようですが、高速鉄道でこのように乗り入れる以上、
ここに入国施設があるのは、ある意味仕方が無いような気もします。

深センや広州といった近距離路線と、
中国本土の遠い所行きの路線とに、大まかに分かれているようです。
それが10分おきぐらいに出発するので、それなりに混雑します。

出発が近づくと（おおむね15分前）、改札が開き、
下の階のプラットフォームにおりられるようになります。
この辺は、中国本土の駅の仕組みと同じですね。

香港側の会社の車両のようですね。
いつも地下鉄などでしか見ないマークがこんな車両に付いているのに、
ちょっぴり違和感。

車内も、高速鉄道（当たり前ですが）。

15分程で、次の駅であり終点の福田駅に到着します。
その間、ずっと地下（あるいは、トンネル）。
スピードは出ているものの、ほぼ「地下鉄」状態。

さて、ここから先、中国本土の切符は、あらかじめオンライン予約していました。
翌日は、乗り換え時間が少ない駅もあり、あらかじめ4枚分発券しておきます。
このときに、問題発生。
翌日の最後のチケット（通算4枚目）に予約エラーが。
どうも、パスポート番号が違った（１ケタ少なかった）ようです。
慌ててスマホで、キャンセルと、新しいチケットの購入を。
・・・事なきを得ました。
というか、よく前日に予約ができたもんだ。

福田駅 駅

16時過ぎには深センに着いてしまいました。
夜行列車が出るまで、あと4時間あります。
まずは、明るいうちに近所の電子街・華強城へ。

「相変わらず、活気があるなぁ」とぶらぶらしているうちにお腹がすいてきたので、
地下の食堂街で、早めの晩飯を。

その後、地下鉄を乗り継いで、深セン北駅へ移動します。

夜の19時前でも、このように賑わっています。

深セン北駅 駅

すでに切符は持っているので、本人確認（外国人の場合は、パスポート）と、
手荷物（危険物）チェックをして、駅構内へ。

近くの広州、香港行きに混じって、
これから乗る上海行き（20：00発）や北京行きの（おそらく）夜行列車も表示されています。

待合フロアは、ただただ広く、飲食店や売店がこの時間も営業していました。
せっかくなので、おやつなどを購入。。。

出発の15分前、改札が開くので、みんな一斉に乗車。
この列車は、始発のここを出たあと、翌朝の杭州、上海まで停まらない（＝客扱いしない）ので、ここから乗車する人数も、半端ないです。

ブログなどで見かけていた、一人一人独立した半個室タイプの車両だと思っていましたが、
4人用個室（しかも、満員）だったため、乗り込んですぐに就寝。
途中何度か運転停車していた記憶はありましたが・・・
（つづく）